住む場所のない猫と人が共に暮らせるシェルターを作りたい!

カテゴリー:動物 

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寄付金額 132,000

1.8%

目標金額:7,000,000

達成率
1.8%
支援人数
10
終了まで
54
/ 90

岐阜県岐阜市(ぎふけん ぎふし)

寄付募集期間:2024年11月1日~2025年1月29日(90日間)

岐阜県岐阜市 & 特定非営利活動法人 人と動物の共生センター

プロジェクトオーナー

多頭飼育崩壊であふれる動物たち。その多くが、飼い主側に精神・知的・発達障害や社会的孤立等の生きづらさの問題があります。大家に転居を迫られるものの、多数の動物と共に引っ越せる場所はありません。
様々な生きづらさを抱えた飼い主から動物を取り上げることは、なんの解決にもなりません。そうではなく、譲渡で数を減らしながら、適切な飼育を援助することが必要です。この課題を解決するため、私たちは、行き場を失った人と動物が共に適切に生活できるシェルター(生活拠点)を作ります。


社会の片隅で、困難を抱えた動物と人がいる。

当団体が設置する、動物相談ホットラインには、日々多くの電話がかかってきます。中でも深刻な相談は多頭飼育崩壊。動物たちは不衛生な環境下、感染症が蔓延した状況で生きざるを得ません。そして、環境の悪化から、飼い主と共に転居を迫られている場合が少なくありません。

飼い主の転居の際、動物たちはどうなるのか。保護団体はどこもいっぱいの動物を抱え、状態の悪い動物を多数引き受ける余力のある団体はほとんどありません。結果的には、保健所しか選択肢がないのです。

多頭飼育崩壊現場の猫



多頭飼育崩壊の背景には、発達障害や精神疾患があります。他者とのコミュニケーションに困難があり、生きづらさを抱えている方も少なくありません。心のよりどころとして迎えた動物たち。適切な飼育が出来ず、過剰繁殖や不衛生な飼育環境が生じてしまう事があります。

社会福祉の支援者からも、動物が絡む支援については、衛生面の観点や、ペットの飼育費による経済的な困窮の悪化により、ペットの行き場がないといった問題があり、支援が難しいと相談に来られる事が多くあります。

社会の片隅で、困難を抱え、支援の届かない人たち。生活困窮ペット飼育者の問題があります。

ゴミ屋敷と化した多頭飼育崩壊現場



日本初のペット飼育者に特化した居住支援法人

住む場所を失った人と動物の問題。生活困窮する飼い主からペットを引き離せば問題が解決するわけではありません。

支援の中で感じるのは、適切な飼育が出来ていなかったとしても、決して愛情がないということではなく、生きる支えとしてペットを飼育しているという事です。そして、仮に取り上げたとしても、また迎えてしまうだろうことは予測に難くありません。

不幸な動物も、不幸な人も生み出さない為の方法。それは、人と動物が安心して共に住める場所を提供することではないか、と当団体は考えています。住む場所、環境面の整備、予防医療の提供、対人支援機関への接続等、飼い主と動物に対する同時支援こそが、問題を本質的に解決する答えです。

当団体は、こうした支援を実現するため、2024年、日本初の、ペット飼育者に特化した居住支援法人(岐阜県指定)として指定を受け、活動を実施しています。

居住支援活動の様子/環境整備を行っている



共住シェルターの必要性


居住支援法人の活動の中で直面している課題が、複数のペットと飼い主が一緒に住める安価賃貸物件があまりにもないという事です。

それでも、大家さんと交渉し、なんとか住宅を工面している状況ではありますが、『明日には出なければならない』といった状況では、なかなか対応出来ていないのが現状です。

そこで必要となるのが、本事業内容でもある、人とペットが共住できるシェルターです。いざという時に、飼い主が複数のペットとともに避難でき、住むことができる場所を整備することで、多数の生活困窮ペット飼育者の課題の解決が可能になると考えています。

適切な清掃が出来ないことで、人も猫も住めなくなってしまう



事業内容

1. 購入物件の調査

人と動物が共住できる住宅を購入・改修し、住まいを失った人と動物が身を寄せることのできる場所を作るため、当団体が自己資金にて購入する物件を探すための、物件調査を実施する。特に、交通の便が良い市街地で、空き家となっている物件の大家に対してアプローチして、購入の折衝を行う。

2. 物件の購入(自己資金で実施)

物件調査に基づき、自己資金もしくは銀行からの融資にて、物件を購入する。

3. 人と動物が共住できる住宅の改修(リフォーム)

購入した物件に関してリフォームを行い、人と動物が共に暮らせる環境を作る。必要に応じて耐震補強など、人が安全に暮らせるようなリフォームを実施する。リフォーム費用は、本クラウドファンディングの予算を充てる。



スケジュール


寄附金は人とペットが共住できるシェルター設立のための資金といたします。


一般的なふるさと納税と異なり、返礼品のご用意はありません。

【内訳】
物件調査費/登記申請等委託費 100万円
リフォーム費用        500万円


【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取り扱い】
目標金額に達しなかった場合、全体の事業規模を縮小して実施いたします。

【目標金額以上に寄附金が集まった場合】
目標金額を超えて寄附金をいただけた場合、開発物件の規模を大きくします。

岐阜市のNPO支援

岐阜市 市民協働推進部 市民活動交流センター


岐阜市では、「協働のまちづくり」を推進しており、共に地域社会の課題解決を目指すNPO等の事業を応援しています。この事業を皆様にも応援していただくために、ふるさと納税を活用しています。
この事業によって、市民の皆様が誇りを持てる個性豊かな地域社会の実現を目指します。


特定非営利活動法人 人と動物の共生センター 理事長 獣医行動診療科認定医 奥田 順之

写真

ペットは家族と言われて久しいですが、飼い主にとっては家族でも、社会的にはまだまだ「物」として扱われています。

社会福祉の中で、ペットを飼っている生活困窮者への支援は、行政の計画や方針のどこにも記載はありません。ペットの存在を包括した福祉制度でなければ、ペットは家族の一員でも、ペットが社会の一員ではないと感じます。

ペットが社会の一員になれるよう、ペットの存在を包括した支援を実現していきたいと考えています。ご協力よろしくお願いいたします。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

岐阜県岐阜市

ガタン、ゴトンと、名古屋から電車で約20分揺られた先に、岐阜市はあります。

岐阜県の県庁所在地である岐阜市には、魅力が満載。
玄関口であるJR岐阜駅周辺に並ぶ高層ビル。
昭和の面影を残しながら新たな活気がみなぎる柳ケ瀬商店街。
1,300年以上の歴史を持つ鵜飼が行われる清流長良川。
そして、岐阜城を冠する自然豊かな金華山があり、斎藤道三公・織田信長公・明智光秀公をはじめとする戦国武将ゆかりのまち。

そんな、まちと自然がバランスよく共存する岐阜市には、暮らしやすさと豊かさがあります。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 私も猫と住んでいますが、将来に不安を抱いている方は多くいると思います。このような施設が増えると猫も人も末永く安心して暮らせると思いますので実現をお願いします。そして全国に広がってくれればうれしいです。

    2024年11月14日 13:01

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