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猫を救いたい! あたたかい家族をみつけ 目の前の命と向き合う優しい社会へ

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 11,102,000

229.3%

目標金額:4,840,000

達成率
229.3%
支援人数
19
終了まで
受付終了

岐阜県岐阜市(ぎふけん ぎふし)

寄付募集期間:2024年10月18日~2025年1月15日(90日間)

岐阜県岐阜市 & 特定非営利活動法人 Wellbeing

プロジェクトオーナー

一人でも多くの方が目の前の猫を救える環境を整えたい。
1匹でも多く猫を救い「人と動物が共生する社会」の実現をめざして、新しい飼い主探しなど飼い主としての責任の徹底を図り、殺処分ゼロにするため、環境保全の推進を目的とする。繁殖抑制と里親探しによって野良猫を減らすことで更に殺処分ゼロをめざす。手術を施された猫が穏やかに、健康に一代の生を全うし、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりを推進していく。

まずは増やさない

猫の繁殖能力は高く、年に2回~4回も妊娠が可能と言われています。
環境省によると1匹の繁殖可能なメス猫がいると3年後には2000匹にも増えると言われています。猫の増加は、鳴き声や糞尿などのトラブルへとつながります。
また、産まれた赤ちゃん猫たちは、カラスや蛇、たぬきなどの天敵に襲われたりします。
生き残っても、ロードキルや猫白血病などの感染症が蔓延することもあります。
その負の連鎖をとめるには、一匹でも多くの猫をTNRすることしか無いのです。

※TNRとは
Trap(猫を捕獲する)、Neuter(猫に不妊去勢手術を行う)、Return(猫を捕獲した場所に帰す)の頭文字をとって名付けられた飼い主がいない猫へのボランティア活動のことです。

 

TNRの現実…

昨今盛んになってきたTNR活動ですが、知識がない為に保護や捕獲ができない方も多く、猫を救いたいという気持ちはあるがどうしていいかわからず躊躇する方もいます。保護しても猫を抱えていかなければという不安、捕獲の仕方、病院への手続き等やり方が分からないことにより行動ができない方も多いのです。
また、怪我や病気で治療が必要な猫・人に慣れている猫・糞尿問題や猫嫌いなどで地域から排除された猫など Return できない猫を抱えていくといった現状があります。猫たちは、望んで野良猫として産まれてきたのではなく、ただここに産まれただけ…しかしながらリターンの選択はできないのです。TNR活動の厳しい現実です。
保護活動やTNR活動には費用も労力もかかり、個人ボランティア・愛護団体の活動にも限界があります。

①断脚といわれたボス男

2024年5月上旬、足を怪我をしている子がいるとご相談がありました。すでに足が固まってるようで痛々しい姿。この辺りのボス猫じゃないかと。
『まずは保護しないと状態がわからない。捕獲器設置できますか?』『本当に凶暴な子でこの辺りのボス猫です。捕獲するのも怖いし、足がどうなっているのか直視できない』
でも捕まえないとこの子はずっとこの足の痛みと戦わなきゃいけない。一緒に保護しよう。

そしてやってきた『ボス男』は足首からポキリと折れ、粉砕骨折した指は粉々。岐阜の病院を何件も周り『断脚』の選択しかないと。ボス男は攻撃性もあり、術後管理も至難の業。
しかし、他県で整復手術を行ってくれる病院が見つかり、術後から1ヵ月、4本足で歩けるようになりました。その後歯肉炎から抜歯を行いました。あとは環境、人なれ修行です。

①断脚といわれたボス男

  

②fip(猫伝染病腹膜炎)になった福丸

『血の涙を流した子が家の前でないている』
とご相談がありました。
『病院に連れて行けますか?』『飼い猫じゃないからそれはできない』『費用はだせない』
すぐに、現場に向かいこちらに向かってニャーニャーとずっと泣き続けている福丸を見つけました。体重は2.4kg。人が大好き、猫が大好き。飼い主さんからもらえるごはんを待って、いろんな玄関を叩きました。誰も答えてくれませんでした。便には虫の頭や木クズがキラキラ光っていました。免疫の低下した身体は風邪が治らず、目が焼けてただれ、『血の涙』となっていました。シャンプーして、ピカピカ、検査も異常なし。ご飯は2.3杯おかわり。まるまるふくふく育って第二の猫生を歩んでくれるようにつけた名前は「福丸」。福丸は潜在精巣でしたが、精巣が鼠蹊部にあったため開腹なしで、無事に手術を終えました。しかしfip(伝染病腹膜炎)を発症。未承認薬、高額医療。『今ある命を大切に』治療を開始しました。今は完治し、素敵な里親様の元で幸せに暮らしております。

②fip(猫伝染病腹膜炎)になった福丸

 

③飼えなくなったメイ

メイは、飼い主の身勝手な育児放棄。飼い主さんは3匹飼っていましたが、親族の方々からも猫は飼えないと言われました。

保護猫の経緯は様々です。
迷子、遺棄、外で生まれた子、悪質なブリーダーによる飼育放棄、ペットショップの売れ残り。メイはショップで購入した子だそうです。お店は年齢など関係なく販売します。高齢者が施設に入り、飼えなくなったケースも増えています。
猫は20年程生きる動物です。先を考えて家族に迎えないといけません。

メイはあたたかいずっとの家族をみつけ、誰にでもかわいいと言われる愛され猫ちゃんになりました。

③飼えなくなったメイ

 

保護猫活動についてはこちらをご覧ください。(毎日更新中)

今回のプロジェクトでは、「猫を助けたい、動物に優しい地域にしたい」という想いをサポートし、アドバイスできる機会を作ります。

 

動物介在教育

1人が1匹を救える。命に優しい社会をつくるため

小さな命を守ることのできる社会を作るため、保護猫についてのセミナーを開催します。

『目の前の命を助けたいけどどうすればいいかわからない』
『一人では不安』
『猫を保護したら自分がかかえなくてはいけない』
『どうやって捕まえればいいかわからない』…etc

<保護猫についてのセミナー実施>
今後のスケジュール予定
・2025年 5月
・2025年11月

誰もが最初は初めてです。まずは、自分で行動。
目の前にいる命は見ている自分がすぐに行動すれば、救えます。方法を知り、一緒にいる仲間がいれば1歩を踏み出せます。
みんなで少しずつ優しさを出し合って小さな命を守れる社会を作っていきたいです。

 

保護猫譲渡会

新しい家族に出会えるよう、保護猫譲渡会を開催します。

<2024年4月21日に行われた保護猫譲渡会>

 約30名のメンバーで主に活動しています。
子供たちが保護猫の支援に作ってくれたラインスタンプ

 

今後のスケジュール

・2025年3月1日~11月30日
 飼い主がいない猫の避妊去勢保護、譲渡
・2025年11月24日
 里親探しと動物愛護の啓発を兼ねたイベントを実施



どんな命にも優しい社会になるよう

NPO法人Wellbeing は2022年4月22日に設立しました。
個人での保護活動には限界があります。同じ目標を持つ仲間と共に、一人一人ができる事を精一杯に活動しております。
毎月1回の保護猫譲渡会、年に1回の啓発活動チャリティーマーケットを兼ねた保護猫譲渡会を開催しています。
チャリティーマーケットを兼ねた譲渡会は200名以上の方にご来場いただけました。
現在では年間200頭以上の猫ちゃん(成猫、子猫)の譲渡をさせていただいています。

猫を助けたい、もっとより良い地域にしたい。その想いをサポートし、アドバイスしたいと思っています。専門的なリソースを効率よく多く活用することで、より効果的に猫活動が進んで行くでしょう。
NPO法人Wellbeing は、命の大切さを啓発し、弱い立場の命を優しく見守り、どんな命にも優しい社会になるようメンバー一丸となり行動で示していきます。ぜひ応援よろしくお願いいたします。

 
 

岐阜市のNPO支援

岐阜市 市民協働推進部 市民活動交流センター

岐阜市では、「協働のまちづくり」を推進しており、共に地域社会の課題解決を目指すNPO等の事業を応援しています。この事業を皆様にも応援していただくために、ふるさと納税を活用しています。
この事業によって、市民の皆様が誇りを持てる個性豊かな地域社会の実現を目指します。

 

応援メッセージ

食品会社代表取締役 小林宏規

人間の都合で動物が殺処分されることは、あり得ない大きな課題と胸を痛めております。
命の選別をされることなく 、それぞれの命を全うできるよう、保護活動を行っていらっしゃる事は本当に素晴らしい事であると思います。保護活動を行っておられる皆様が 、小さなかけがえの無い命を守ってくださっていらっしゃることに感謝致します。
これからも皆様の取り組みを、陰ながら応援させて頂きたいと思っております。

メイちゃん里親様(小学校5年生)

メイがお家に来て保護猫についてもっと知りたくなりました。夏休みの自由研究で調べることにしました。たくさんの猫が大切に保護されていることがわかりました。TNRについては、社会問題を解決する方法をパソコンやスマホで調べました。そこで、①地域による保護活動 ②NPO団体による保護活動 ③個人による保護活動があることを知りました。
1人では解決できなくても、助けたいという声をだせば、協力してもらえる場所があって、猫の命が助かる可能性が高くなることを知りました。友達にももっと、保護猫について知ってもらえたら嬉しいと思います。たくさんの保護猫を救うにはお金もかかるし、大変な苦労もたくさんあると思います。そして、多くの命を助けたいという情熱も感じました。これからも活動を頑張ってください。

メイちゃん里親様(小学校5年生)

Wellbeing応援者 野田寿子

我が家も20年前から保護猫と一緒に暮らしているのですが、庭にやってくる猫たちがとても気になっていました。そんな時に相談に乗ってもらい捕獲器をお借りしてオス猫の去勢をすることができました。
捕まえると可哀想、今まで来てくれたのにもう来なくなったらどうしようという今までの不安は払拭されました。今でもちゃんと庭に来てくれます!これから外で生きていく上でも無用の戦いや不幸かもしれない子猫の誕生を回避できることができてホッとしています。
ちょっと踏み出せば、小さい命に対しての後ろめたさが安心と喜びに変わるような気がします。今尾さんたちの活動のおかげです!ありがとうございます!

Wellbeing応援者 野田寿子

NPO法人ねこけん 理事長 溝上奈緒子

NPO法人Wellbeingの今尾代表は、突然連絡して来て、「猫の事教えて下さい!」と。その、すごい行動力に「この人は本当にやる奴だ」と直感でわかりました(笑)
私は、ねこけんのメンバーにも常日頃から「言葉よりも行動」と伝えていますが、今尾代表はまさに「行動の人」。今回、「動物に優しい社会作り」を掲げ、クラウドファンディングをし、より多くの猫が救えるように、たくさんの方々に応援して欲しいという話を聞いて、是非応援させて頂きたいと思いました!地域猫、TNR、動物は物ではなく命であること、大切な地球で共に生きる為、人間だけではなく、猫と人間が共存できるように!という当たり前の事が、まだまだ当たり前にはなっていない。NPO法人Wellbeingさんならやってくれる!ねこけんも応援します!是非皆様も応援よろしくお願いします!

NPO法人ねこけん 理事長 溝上奈緒子

NPO法人愛Cat 木村 由佳梨

物事を変えるためには、先駆けて行動を起こす人が必要です。今尾代表は、まだ理解の少ないこの活動に明るい光を差し込むべく、世間一般への呼びかけや過剰繁殖問題への取り組み、TNR活動に全力を注いでいます。また、愛媛県の猫たちを幸せにつなげる活動もされており、その情熱は幾度となく多くの命を救っています。
愛媛県は、野良猫の問題や殺処分の現実が依然として厳しい状況です。そんな中で、今尾代表のような強い味方がいることは、私たちにとって心強い支えです。
私たちもWellbeingの活動を応援し、小さな命を大切にできる社会を殺処分ゼロの実現に向けて力を合わせてがんばります。どうぞ応援よろしくお願いいたします。

NPO法人愛Cat 木村 由佳梨

焼き芋専門店 代表 青木恵

外猫の里親探しを環境保険課の方に相談にのってもらった際に、保健所へ自分の猫の殺処分に来た人を見ました。公園に捨てられていたという麻袋の中いっぱいの子猫達も見ました。とても衝撃を受けました。
人間の身勝手さを目の当たりにしたあの時から、自分には何ができるだろう。と考えながら数年かけ、保護猫を3頭家族に迎え入れました。
また保護猫活動において、避妊去勢費、怪我や病気による医療費など様々な莫大なる費用が発生している事もわかり、店舗では募金箱を設置し、お客様からお預かりした募金を保護猫団体へお渡しする。そこから始まったWellbeingとの出会いでした。自分の目で見て感じた今やる、すぐやる、全部やる。その行動力やかける想いに感銘を受けています。人の暮らしにも、猫の暮らしにももっと笑顔を。そんな地域にしていけるようWellbeingを応援宜しくお願いいたします。

焼き芋専門店 代表 青木恵


ご賛同いただける皆様へ

NPO法人代表理事 今尾香織

人と動物が共生することは、ただ単に生活空間を共有するだけでなく、相手の命や存在に対する敬意を持つことが重要です。それぞれの地域によって環境や状況が異なりますが、その中で最適な方法を見つけなくてはいけません。特に、「自分のことではなく、誰かのために動くこと」これは何倍ものパワーがいります。その思いやりの心が、周りの人々をも動かし、一緒に行動する力となるでしょう。未来の子供達により良い暮らしを残すために、今私達ができることを真剣に考え、どんな命も大切にできる優しい社会を目指して言葉より行動で示していきます。

NPO法人代表理事 今尾香織

NPO法人理事 伊藤香織

近年、テレビやメディアで注目されている「保護猫」。多くの人々の関心を呼ぶ一方で、「保護猫」となる猫たちはまだまだ限られた存在であることも忘れてはなりません。
特に、やせ細りながらも子猫を守り育てる母猫の姿は、私たちにとっても非常に感慨深いものです。彼女らの強い生きざま、無償の愛情は、私たち人間の母親の姿と比べても何ら遜色はありません。しかし、猫の妊娠期間は約2ヶ月。外で暮らす猫たちは、過酷な環境の中で不幸な死を迎えることも少なくありません。
そこで、「TNR(Trap-Neuter-Return)」が重要になってきます。これは、地域の猫を捕獲し、避妊去勢手術を施した後、元の場所に戻す取り組みです。不幸な命を産まないために、そして彼らの命を見守るための重要な方法です。
お外で過酷に生きる猫に出会ったとき、その命を救いたいと思う方もいるでしょう。一方で様々な葛藤や不安も伴います。行動するための勇気も必要です。しかし、どんな命も大切であることを私たち一人ひとりが認識することが大切です。多くの人が目の前にいる命に手を差し伸べられるような社会を目指していきたいです。
「人も猫も幸せに、そんな未来を信じて。」これが私たちのWellbeingの信念です。今年も多くの方に支えられながら活動を続けることができました。代表を中心に、一丸となって来年度も邁進していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

NPO法人理事 伊藤香織

寄附金の使い道

目標金額 484万円

一般的なふるさと納税と異なり、返礼品のご用意はありません。
皆さまからのご寄附は、以下の費用に充てさせていただきます。

怪我や病気で治療が必要な猫の医療費
療養中の猫やReturn できない猫の飼育費
セミナーや保護猫譲渡会の開催費
TNR活動などに関するボランティア謝金

※目標金額に満たない場合は、保護数を減らして実施します。
※目標金額を超える場合は、より積極的な広報活動を行い、広く社会への啓発活動を行っていきます。

目標金額 484万円

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年01月17日 19:13

    【目標達成のお礼!】ご支援いただき、ありがとうございました。

    1月15日を以ってプロジェクトの寄附受付を終了しました。
    みなさまのご支援のお陰で、無事目標達成を達成することができました。
    温かいメッセージと共に、応援いただき本当にありがとうございました。

    いただいた寄附金は、「猫を救いたい! あたたかい家族をみつけ 目の前の命と向き合う優しい社会へ」の活動に、大切に活用させていただきます。

    事業が完了しましたら、改めてこちらでご報告させていただきます。
    ぜひ引き続き見守っていただけますと幸いです。

    この度は、誠にありがとうございました。

    岐阜市 市民協働推進部 市民活動交流センター

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岐阜県岐阜市

ガタン、ゴトンと、名古屋から電車で約20分揺られた先に、岐阜市はあります。

岐阜県の県庁所在地である岐阜市には、魅力が満載。
玄関口であるJR岐阜駅周辺に並ぶ高層ビル。
昭和の面影を残しながら新たな活気がみなぎる柳ケ瀬商店街。
1,300年以上の歴史を持つ鵜飼が行われる清流長良川。
そして、岐阜城を冠する自然豊かな金華山があり、斎藤道三公・織田信長公・明智光秀公をはじめとする戦国武将ゆかりのまち。

そんな、まちと自然がバランスよく共存する岐阜市には、暮らしやすさと豊かさがあります。