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【長岡市】DV被害を受けた女性と子どもを支援したい -心の傷を回復する居場所づくりとステップハウスの運営にご支援を!-

カテゴリー:健康・福祉 

main_img 達成

寄付金額 8,874,000

100%

目標金額:8,868,000

達成率
100%
支援人数
355
終了まで
受付終了

新潟県長岡市(にいがたけん ながおかし)

寄付募集期間:2024年10月10日~2025年1月7日(90日間)

新潟県長岡市

プロジェクトオーナー

配偶者等からの暴力(DV)被害を受け、心身ともに深い傷を負った女性と子ども、居場所がなく犯罪・性被害に巻き込まれるリスクのある若年女性などを救う活動です。
回復のためには安心して過ごせる場所と十分な時間が必要です。シェルターでは、専門家のカウンセリングを受けながら心身の回復を図り、生活を立て直すための気力を養います。
また、支援者と一緒に行政手続きや住まい・仕事探し、子どもの通園・通学なども行いながら、安心して生活し、自立した生活を取り戻すため、伴走型でサポートします。

全国のDV相談件数は年間12万件

多くの女性と子どもたちが傷ついています

全国の配偶者暴力相談支援センターにおけるDVに関する相談件数は12万件を超えています(令和4年度。内閣府男女共同参画局)。
DV被害者はパートナーとの支配関係に陥り、繰り返される暴力や暴言などにより身体的・精神的に傷つけられるほか、生活費を渡さないといった経済的な制限などにより、複合的に大きなダメージを負っています。
そのうちに「自分も悪いかもしれない」と考えてしまい、相談したり逃げ出したりすることも容易ではありません。逃げ出したとしても、すぐに生活再建ができる状態ではなくなってしまっているため、まずは落ち着ける場所で、十分に時間をかけた回復支援が必要です。
家族からの虐待等により居場所のない若年女性へのサポートも課題です。居場所がなく、経済的に困窮した結果、犯罪や性被害に巻き込まれるケースもあり、それらの被害を少しでも防ぐため、居場所の提供とメンタルケアにより心と体の回復を図ります。

心の傷を回復するため、安全安心な居場所が必要です

相談から保護、自立までのトータルな支援を提供

心身に受けたダメージを回復できる安全安心な居場所(ステップハウス)をつくります。ステップハウスは、寝具、風呂、トイレ、キッチンなど、生活に必要な設備を備えた居住施設とします。
ここでは、相談から自立までのトータルなケア支援の提供が可能で、ダメージを回復するためのカウンセリング、次のステップへ進む準備としての仕事探しや住まい探し、子どもの通学もでき、支援員のサポートのもとで新たな生活に備えます。
携帯電話の使用や外出もできる比較的自由な環境で、カウンセリングを行いながら、利用者の状態に応じて支援し、自立を目指していきます。
運営する女のスペース・ながおかは、設立から25年の女性支援団体で、長岡市内を中心に女性のための相談・支援活動を行っているNPO法人です。

【寄附金の使い道】

DV被害者、居場所のない若年女性をはじめ、困難な問題を抱える女性に対する支援を行う
ステップハウスの施設運営に必要な費用に使わせていただきます。
着の身着のまま逃げてくる場合も少なくないため、家具や寝具などの生活用品を用意するほか、
設備の維持管理等に当てさせていただきます。
 
※目標金額を上回った場合又は未達成時も、同様に上記の使い道とさせていただきます。                                                                

寄附者の皆様へ

NPO法人女のスペース・ながおか 代表 荻野茂子さん

翼を休められる安全安心な居場所を

写真

私たちが支援する女性たちは、DV・虐待・性暴力・セクシュアルハラスメントなどの暴力被害をはじめとして、様々な困難に遭いながら生き延びてきています。
その女性たち自身が本来持っている立ち上がる力を支援し、応援(エンパワーメント)することで、心身の回復につなげていくことができます。
そのためには、安心・安全な居心地のよい居場所と、当事者同士の情報交換や交流による自己尊重感の回復、そして対人関係スキルの習得を目指した語り合いと学びの場が必要です。
それは、誰かとつながれる場であり、次に旅立つまで翼を休めていられる居場所のことです。
公的な保護所への入所までには至らないケースや、退所した後の自立までのステップとして、気軽に利用できるステップハウスが今求められています。

長岡市長 磯田 達伸

写真

DVは、女性と子どもに対して身体的にも精神的にも深い傷を負わせる人権侵害であり、決して許されるものではありません。
長岡市では、平成24年に配偶者暴力相談支援センターを開設し、被害者からの相談、緊急一時保護、行政手続き等の同行支援に取り組んでいるほか、関係機関や民間団体と連携しながら各種支援を続けています。

今年度、困難な問題を抱える女性への支援に関する法律が施行されました。
DV以外にも女性であることにより直面するさまざまな問題があるとして、その支援について定めています。
特に、家庭環境の悪化などにより居場所を失う若年女性への支援が課題となっており、お金や行く場所がない中で、犯罪や性被害に巻き込まれるケースも増えていると言われています。
長岡市では、さまざまな困難な問題を抱える女性を対象として、支援を受けながら安心して過ごせる場所を提供するため、「ステップハウス」を開設しました。

困難な状況から逃れ、自立して新しい生活へ進んでいくためには、経験豊富なカウンセラーをはじめとする専門家による伴走型の中長期支援が不可欠です。
支援者による見守りを受けながら、安全安心に過ごしていただき、伴走型でのサポートを実現できるのがこのステップハウスの取り組みです。
長岡市は、DV被害を受けた女性と子ども、居場所のない若者たちのほか、困難な問題を抱える女性の未来を応援するため、寄り添い、つながり続ける支援を進めてまいります。
活動の趣旨にご賛同いただき、ご支援くださいますようお願い申し上げます。

長岡市からのメッセージ

長岡市では、DV被害者に対して、配偶者暴力相談支援センターを中心に、市の関係部署や他の関係機関、民間団体とも連携し、被害を受けた女性と子どもを守る取り組みを進めています。
居場所のない若年女性へのサポートも課題で、様々な困難な問題を抱える女性への支援が必要です。
今回、ふるさと納税による寄付を募集し、安心して休める場所で新しい生活へ向けて踏み出すための支援を進めていきます。
心に深い傷を負い、不安の中で生きている女性と子ども、居場所を求める若者を支援するこの取組みにご協力をいただけますようお願いいたします。

お礼の品一覧