【第2弾】子どもたちに夢と希望を!家庭環境や経済的事情によらず、特別な体験を届けたい
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 30,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 3%
- 支援人数
- 3人
- 終了まで
-
81日
/ 92日
鳥取県鳥取市(とっとりけん とっとりし)
寄付募集期間:2024年10月1日~2024年12月31日(92日間)
鳥取県鳥取市
鳥取市では、様々な環境や要因で生活に困難を抱える子どもへ家でも学校でもない「第3の居場所」を提供し、子どもたちの健やかな成長に向けた支援を行っています。
学習支援や生活支援に加え、自然体験、文化芸術体験、行事参加など様々な機会を捉えた体験活動により、子どもの自己肯定感や自尊心を向上させることで、未来を担うすべての子どもたちが夢と希望を持って成長できるまちを目指しています。
昨年は目標を上回る金額のご支援をありがとうございました!
今年も引き続き子どもたちへ「より素敵な体験」を届けられるよう、クラウドファンディングに挑戦します。
皆様からの温かいご支援、どうぞよろしくお願いいたします!
子どもたちを取り巻く現状
見えにくい「子どもの貧困」
日本では、依然として総人口減少や少子高齢化が進行しており、その背景には様々な社会的要因が影響していると言われています。また、生活が多様化、複雑化する中で経済的に困難な状態にある子育て世帯の増加をはじめ、ヤングケアラーや生理の貧困といった新たな課題も生じています。
2023年に厚生労働省から発表された「国民生活基礎調査」によると、子どもの10人に1人は貧困状態といわれており、小学校1クラス30人のクラスであれば、3人は貧困状態の子どもがいる可能性があるということになります。
しかし、「子どもの貧困」の現状は見えにくいと言われています。それは、親や子どもに貧困であるという自覚がなかったり、自覚があっても周囲の目を気にして支援を求めなかったり、周囲に頼れる人がいなくて目が届かないことが要因と考えられます。
社会全体で子どもたちを育む
貧困の連鎖を断ち切り、今と未来をより明るいものへ!
生活に困難を抱える子どもや家庭の多くは、当たり前の生活環境や教育の機会が得られず、夢や希望を持つことが難しくなるケースがあります。そのため、学ぶ意欲が湧かず進学を諦め、社会に出るときには将来の選択肢が狭められることで、貧困から抜け出すことが難しくなる場合もあります。
そんな子どもたちの今と未来をより明るいものとするために…
貧困の連鎖を食い止めるために…
子どもたちは、未来の希望であり宝です。次代を担うすべての子どもたちの将来が、その生まれ育った環境により左右されることがないよう、前向きな気持ちで夢や希望を持つことのできる社会にしていくことが求められます。
鳥取市では、苦しい状況にある子どもや家庭が適切な支援に繋がるよう、学校・家庭・地域・関係機関の連携を強化し、社会全体で子どもたちを見守る取組を進めています。
その支援の一つに「第3の居場所」事業があります。この事業では、専門のコーディネーターと専属のスタッフが、児童相談所やスクールソーシャルワーカー等と連携、協力して子どもの「支援計画」を作成し、個々の状況に応じた適切な支援に繋げています。
様々な困難を抱えて「第3の居場所」で過ごす子どもたち
「第3の居場所」で受け入れる子どもたちの状況は、
■十分な食事を与えられていない
■毎日同じ服を着ている
■入浴ができていない
■遅くまで子どもだけで過ごしている
このような状況であることが多く、専属スタッフが宿題や読み聞かせの支援をすることで学習習慣の定着や、食事や風呂などを提供して生活習慣の定着を目指して「居場所」で支援を行っています。
子どもたちの個性に応じた支援計画により、ひとつひとつ出来ること、頑張ること、楽しむこと等の目標に取り組むことで達成感の醸成、また、自己肯定感や自尊心の向上に繋げています。
2023年度の実績
開所日数 241日
平日 13:00~20:00
長期休業日 8:00~20:00
体験活動を通じて人や地域との関係、「豊かな心」の育成を!
「第3の居場所」で過ごす子どもたちは、学校外の社会的体験活動の経験がほとんどなく、見たり触れたり、感動するといった「豊かな心」を育む機会が少ない傾向があります。
家庭環境や経済状況によって、子どもらしい様々な経験が制限されてしまう状況も「子どもの貧困」と捉えています。
シーカヤックやスキーなどの季節行事、乗馬体験や動物たちとの触れ合いなどの自然体験、農業体験、職場体験、美術館などへの文化芸術体験、地域の催しの参加や地域食堂などの文化活動、クリスマス会やお茶会などの行事参加。
体験活動は、楽しい思い出をつくるだけでなく、考える力や価値観、道徳心、協調性といった感性の形成、豊かな人間性の醸成など学力以外の「生きる力」に大きく影響すると考えています。
昨年は皆様からのご支援を、子どもたちの希望を叶えるために活用させていただきました。
特別な体験活動については、子どもたちと毎月の「こども会議」にて計画中です。
今、子どもたちは「飛行機や新幹線に乗ってみたい」「また水族館に行きたい」「ミュージカルを見てみたい」「東京に行ってみたい」など、キラキラした目で「今年行きたい・体験したいこと」をいっぱい話し合っています。
自分たちで計画することで、「やってみたい」を叶えるだけではなく、仲間との協力や目標の達成感も味わってもらえるよう、この先もいろいろなことを体験してもらいたいです。
子どもたちの「豊かな心」を育んでいくため、関わる大人も全力で支援をしていきます!
■日常にない特別な体験をした子どもたちの感想(一部抜粋)
■「大山森の国」の感想
がんばったことは、あきらめずに大山コースをしました。おもしろかったことは、グリーンスライダーです。のぼるのが大変だったけど楽しかったです。たくさん動けました。こわかったりもしたけど、できてうれしかったです。行くときに、みんなでバスでもりあがりたくさん笑いました。たくさんの思い出が作れました。(6年生)
今日、たのしかったのは三つあって1つ目は、グリーンスライダーです。わけは、そりですべって水が出てくるからです。2つ目は、いろいろなアスレチックがあってこわかったし、あきらめずにできてよかったです。3つ目は、マリオのアスレチックの中にはしごでおりて、上にあがったり下がったりして楽しかったです。またいきたいです。(4年生)
■「姫路セントラルパーク」の感想
いいきもちでした。それよりおもしろかったのはおばけやしきがたのしかった。(1年生)
私がセントラルパークで楽しかったことは、ジェットコースターです。今回、ジェットコースターに4つも乗りました。ジェットコースターにたくさん乗れて、とても楽しかったです。遊園地では犬のショーも見ました。いっぱい出てきて、みんなかわいかったです。あと、ドライブスルーサファリで見た動物たちも、みんなかわいくて、特に、トラがめっちゃかっこよくて、めっちゃかわいかったです。(6年生)
■「大江の郷 バウムクーヘンづくり」の感想
私が今回のバウムクーヘン作りで感じたことは、販売されているバウムクーヘンって作るの大変なんだなってことです。生地をぬるのとか、くるくる回して生地を均等にのばすのとか高速回転で焼くのとか、ほぼ全てが難関って感じで、なのにめっちゃきれいだからすごいなーって思いました。私は、まあまあの出来映えでした。でも、一回も休けいせずに作れたので、とても満足です。(6年生)
■事業に携わる方の思い
「第3の居場所」 専属スタッフ
☆子どもたちの「やりたい!」を実現する
私たちの運営する「子ども第3の居場所」では、毎月1回「こども会議」と題して、子ども同士が自由に話し合う機会をつくっています。どんな遊びをしてみたいのか。どんな本を読んでみたいのか。どんな経験をしてみたいのか。子どもたちがどんなことを考えて生活しているのか、素直な想いを聞くことができるため、スタッフにとっても重要な機会となっています。
すべてを実現させることはまだできませんが、昨年度、クラウドファンディングでのご支援をいただいたことで、確実に活動の幅が広がりました。活動の幅が広がったことで、子どもたちの中に「こんなこともできるんだ!」という気持ちが芽生え、次の会議ではどんなことを提案しようか、楽しみにしてくれています。
「自分のことが認められている」とか、「自分が大切にされている」と感じることが、子どもたちを大きく成長させているのだと実感しています。
いま、一人ひとりができること
子どもたちの将来を寄附で応援する!
「子どもたちに自然・文化・社会に触れる豊かな体験をしてほしい!」
「学校の勉強だけでなく日常にない特別な体験活動も子どもたちには必要、届けたい!」
このような思いをお持ちの皆さま。
私たちと一緒に鳥取の子どもたちに特別な体験を届けませんか?
■寄附金の使いみち
皆様からご寄附いただいたお金は、「鳥取市子どもの第3の居場所事業」を利用する子どもたちへ、日常では経験できない特別な体験を贈るための資金として活用させていただきます。
※目標金額に達しなかった場合でも、子どもたちへ特別な体験を贈るための資金として活用させていただきます。
※目標金額以上のご寄付をいただいた場合は、「鳥取市子どもの第3の居場所事業」の財源として活用させていただきます。
■お礼について
本プロジェクトへのご寄附には、お礼の品はございません。
特別な体験を通してキラキラ輝く子どもたちの姿をもって、お礼に代えさせていただきます。
鳥取市長からメッセージ
昨年度は皆様より郵便振替も含め1,153,000円のご寄附をいただきました。
目標額を超えるご寄附、また心温まる応援メッセージをいただき心より感謝申し上げます。
今年も子どもたちへ素敵な体験を届けるべく、クラウドファンディングに取り組むこととしました。
子どものころの経験というものは、「自分らしく生きる」ことを考える際に大きな影響を与えます。その中でも、忘れられないような特別な経験は、時に自身の将来の夢や目標へとつながっていきます。
この事業は、「本市で育つ子どもたちに、自身を取り巻く環境や事情に関わらず、自分らしく豊かで幸せな生き方を見つけてほしい」という願いが込められたものです。
未来を担う子どもたちが、将来にわたって生き生きと活躍できる社会の実現に向けて、皆様の温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
令和6年10月1日
鳥取市長 深 澤 義 彦
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
現在進捗情報はありません。
鳥取県鳥取市
鳥取市(とっとりし)は、南北2.4km、東西16kmに広がる日本最大級の「鳥取砂丘」を代表とする美しい景観と、その豊富な「砂」を素材にした彫刻作品である「砂像」に代表されるまちです。自然豊かな観光都市であり、市街地に温泉が湧くほどの湯どころです。
また、松葉ガニや白イカ、岩ガキといった日本海の味覚に加え、特産品の二十世紀梨や砂丘らっきょうなど魅力的な食の宝庫で、四季を通じて多くの観光客で賑わいます。
さらには、2020年版住みたい田舎ベストランキング「子育て世代が住みたい田舎部門」で1位を受賞しており、子育て世代を中心に高い人気を得ています。
今後も「いつまでも暮らしたい、誰もが暮らしたくなる、自慢と誇り・夢と希望に満ちた鳥取市」の実現に向け、取り組んでまいります。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
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反映まで数日かかることがあります。