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継続受付中【信州木曽:御嶽山の安全対策プロジェクト】〜災害を風化させずに、安全な登山を続けるために〜

カテゴリー:自然・環境 

main_img 達成

寄付金額 5,859,000

585.9%

目標金額:1,000,000

達成率
585.9%
支援人数
71
終了まで
受付終了

長野県木曽町(ながのけん きそまち)

寄付募集期間:2024年10月25日~2025年1月22日(90日間)

長野県木曽町 × YAMAP

プロジェクトオーナー

 独立峰として、日本で2番目に高い山を知っていますか?長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん)は、標高3,067メートルの高山でありながら、7合目まではロープウェイが通っており、日帰り登山もできる登山入門者にも人気の“お山”でした。
 しかし、2014年9月27日午前11時52分、突如として山頂南西の地獄谷付近で水蒸気爆発による噴火が発生。秋の紅葉シーズン・快晴のお昼時の噴火により、死者58名、行方不明者5名という大災害となりました。

 この噴火以降、関係市町村が独自に行っていた安全対策を共有し合い、今後の対応に一丸となって安全対策を行ってきました。木曽町としては、御嶽山ビジターセンター「さとテラス三岳」の建設や、県が認定する御嶽山火山マイスターの活動支援などで噴火を風化させない取り組みに合わせて、山頂付近に避難用のシェルター設置・山小屋への登山指導所の開所により、安全な登山への取り組みを進めてきました。

 2014年の御嶽山噴火から、今年で10年が経過しました。
 今回はこの【災害を風化させずに、安全な登山を続けるために】皆さまの支援をいただきたく、プロジェクトを立ち上げました。
 皆さまの温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。

歴史と文化の伝承施設運営

木曽町御嶽山ビジターセンター

 木曽町御嶽山ビジターセンター「さとテラス三岳」は、長野県王滝(おうたき)村にある県立御嶽山ビジターセンターやまテラス王滝とともに、2022年に開館しました。さとテラス三岳は、登山者が登山するために必要な情報を発信し、御嶽山噴火災害や歴史、山岳信仰などの文化を後世に伝えるための「歴史と文化の伝承館」です。
 現在は、施設の指定管理者として一般社団法人木曽おんたけ観光局が中心となり、施設内に設置されている名古屋大学の御嶽山火山研究施設や、この施設を拠点として活動している御嶽山火山マイスターと連携し運営しています。入館料は無料のため、運営は町の予算から支出しています。

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御嶽山火山マイスターの活動

火山防災学習の様子

 2014年の噴火災害からの経験や、御嶽山が作り出す自然と火山のつながり、御嶽山と木曽地域の文化など、様々な場面で皆さまに「火山との共生を考えるきっかけ」を提供し、火山防災のために熱く活動する、それが我々、御嶽山火山マイスターです。(木曽御嶽山安全対策情報HPより)
 御嶽山ビジターセンターさとテラス三岳では、御嶽山火山マイスターの皆さん等が講師となり、噴火のメカニズムを知ったり、御嶽山の文化や歴史を知るワークショップを開催しています。

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登山シーズンの安全対策

 御嶽山への登山は、現在でも山頂付近の登山道が規制されているため、規制緩和期間のみ山頂まで行くことができます。しかし、規制緩和期間でも絶対の安全とは言い切れません。木曽町では、独自に山小屋関係者や御嶽山で活動している強力(ごうりき※)の皆さんに委託をし、「御嶽山登山指導所」を開所しています。この指導所は山小屋内に開所しており、御嶽山安全パトロール隊や御嶽山火山マイスターの皆さんと協力し、登ってきた登山者の装備や行程指導などをしています。

※強力(ごうりき)…交通機関やヘリコプターなどの荷揚げができない場合、人力で荷揚げを行う専門家のこと

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寄附金の使い道

 御嶽山の登山道は、木曽町に現在2か所(黒沢登山口・開田登山口)があります。今回ご寄附いただいた場合は、「心につながるふるさと木曽町温ぬくもり基金」に積立し、令和7年度予算が成立後に「御嶽山の安全対策」に関連のある予算に配分されます。
◯関連事業
*御嶽山登山指導所委託
*ビジターセンター指定管理委託
*火山マイスター運営補助
*安全啓発看板作成 など
※目標額を上回った場合、下回った場合も関連事業に活用させていただきます。

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ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2025年01月27日 09:00

    【御礼】目標金額達成!プロジェクトの受付を終了しました

    2024年10月25日から始めた本クラウドファンディングは、2025年1月22日に募集終了となりました。
    目標金額100万円のところ、71名の皆さまから585万9,000円のご支援をいただきました。
    改めてご支援いただいた皆さまにお礼申し上げます。
    目標を上回った額についても、これからの御嶽山の安全対策関連事業に大切に活用します。

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  • 2024年12月24日 19:00

    募集期間残り30日で目標を達成しました!

    終了まで残り30日となりました。
    2024年12月24日17時現在、54名の方からご支援いただき、目標額100万円を大きく上回る566万円が集まりました。
    いただいた寄付金は、令和7年度の御嶽山の安全対策関連事業に大切に活用させていただく予定です。
    なお、目標金額は達成しましたが、2025年1月22日までクラウドファンディングは継続させていただきます。
    引き続き応援いただけますと幸いです。

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  • 2024年12月10日 19:00

    募集日数折り返しで50%を超えました!

    応援いただいた44名の方のお陰で、54%を超えました。
    御嶽山への想いや思い出を応援メッセージとしていただいています。
    本当にありがとうございます。

    木曽町では、11月30日に御嶽山噴火10年シンポジウムが開催されました。
    シンポジウムの会場でこのプロジェクトのチラシを配布させていただいたところ、木曽町御嶽山ビジターセンターさとテラス三岳へ訪問したことがあるとお声をかけてくださる方が多くいらっしゃいました。
    木曽町御嶽山ビジターセンターさとテラス三岳は、入館料無料で運営しています。
    小さな施設ではありますが、御嶽山の地質や自然環境、噴火で被災した建物の一部等の展示があります。
    今年は12月27日まで開館していますので、ぜひ皆さまお越しいただければと思います。

    プロジェクトの募集期間90日のところ、残り44日となりました。
    皆さまのSNSで、このプロジェクトをシェアいただけるとうれしいです。

    ※御嶽山噴火10年シンポジウムは御嶽山噴火10年シンポジウム実行委員会主催で開催されました。

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長野県木曽町

 木曽町は長野県の南西部に位置し、総面積の90%以上を山林が占める緑豊かな山間の町です。 西に御嶽山、東には中央アルプス木曽駒ケ岳がそびえています。町の中央には木曽川が流れ、その流域に沿って国道19号とJR中央本線(中央西線)が走っています。
 御嶽山は木曽節で歌われているように全国的に知られた山であり、古くからの山岳信仰文化があります。そしてその裾野には、多くの動植物が生息し、大自然が広がっています。御嶽山が生み出す恵みをいただきながら、御嶽山と共にある暮らしが木曽町にはあります。御嶽山の麓にひろがる風景や中山道沿いに残る宿場風景や文化を認められ、「日本で最も美しい村」の一つとして知られています。