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みんなで作る「リリボン」で血縁のない世帯が過ごす居場所を継続させたい

カテゴリー:まちづくり 

main_img 達成

寄付金額 2,501,000

100%

目標金額:2,500,000

達成率
100%
支援人数
113
終了まで
受付終了

福岡県久留米市(ふくおかけん くるめし)

寄付募集期間:2024年10月1日~2024年12月31日(92日間)

福岡県久留米市×一般社団法人umau.

プロジェクトオーナー

私たちは、母子家庭の当事者団体としての6年間の活動を経て、「じじっか」という拠点を立ち上げました。実家のように頼れる、家族のように甘えられる人がいる地域の居場所として展開しています。
久留米市では、子どもの約4人に1人が生活困窮という厳しい状況におかれています。そのような中、古着を再利用して作る「リリボン」を使って、物品と交換できる仕組みを考えました。
寄付された食材や洋服、文房具などとリリボンを交換し、集まったリリボンを商品化・販売することで、子どもたちを中心とした多様な世代の方々のお腹と心を満たす活動の運営費にします。また、地方にあるたくさんの居場所の継続モデルとして発展させていきたいと思います。

◆久留米市外にお住まいの方はもちろん、久留米市民の皆様もご寄付いただけます。
※本事業に返礼品はありません。あらかじめご了承ください。

じじっかの活動内容
―血縁なくても家族になれるー

じじっかは、毎週金土日曜日に開放しています。朝晩の親子食堂、食事や食材の配達、午前中の親子企画、車がない人達の送迎、多様な相談、塾や習い事、緊急時の宿泊など、ひとりひとりの「今」に焦点を当て対応していけるような活動を行っています。
挨拶は「ただいま」「おかえり」「いってらっしゃい」「いってきます」が今や当たり前になりました。

現在約300世帯が所属し、"ひとり親ふたり親ではなく7人親へ"とキャッチコピーを掲げ、ひとりの子どもに対し7人ぐらいの血縁関係ない大人が愛情を持って関わってくれる地域子育てを目指して活動しています。

久留米市の事業にも関わっています。
2020年に、必要な世帯を個別訪問し食事の提供や学習・生活支援等を行う「こども見守り強化事業」を開始しました。また、2023年には、必要な世帯に家事援助(調理、洗濯、住居等の掃除、生活必需品の買い物等)を行う「養育環境改善家事援助および相談支援事業」を開始しました。

わたし達が考える課題
―何があってもお腹を満たせる社会を目指して―

わたしたちの活動に参画してくれる多くの親子は、様々な環境下で頑張って生きています。
財布の中身が100円に満たず、食材の買い物に行けない家族。
親が仕事を頑張っていて、生活バランスが崩れ学校にも行けない小学生。
家計は困ってないけど毎日ひとりでご飯を食べる中学生。
わたしたちは、そんな様々な「今」を生きる親子と共に、一緒に食卓を囲む、お腹をいっぱいに満たせる、家族がいっぱいいるから寂しくない!と思う、心のど真ん中から安心してもらえるような環境をつくりたいと思っています。

リリボンとは
ーお金を使わなくても豊かさを繋げる方法ー

「ファブリックロープ」と言われているものを、わたしたちは独自に「リリボン」と呼んでいます。
様々な方からの協力により、じじっかには古着や着物、ハギレやカーテンなどたくさんの生地が集まります。
その生地を2センチほどの幅に裂いた2本の紐を編み込んでいくことにより、カラフルなリリボンが完成します。

試行段階の中で、4歳児から90代の方々までが自力で作成することができました。
誰でも出来る、どこでも出来る、無料で出来るリリボンは、私たちの活動への意欲を更に向上させるツールとなっています。

リリボンの循環
―プロセスに含まれる価値―

今まで取り組んできた居場所づくりや、親子食堂などの活動をこれからも継続していくとともに、居場所を活用してくれる多世代の方々が、今まで以上に"じじっかと出逢えて良かった"と思うような「リリボンの循環」を作りたいと考えています。そして、地方都市における地域づくりの小さなモデルケースになることを目指します。
「子ども達の成長」「親子の会話」「心の安心」などリリボンの循環の中で生まれるプロセスこそが、親子・家族・個人の豊かさに繋がります。

リリボンマーケットOPEN
―小さな努力で獲得する自立と成長―

じじっかが始まって丸4年が経ちました。
たくさんの方々のご協力で食材や洋服、文房具やおもちゃなどが集まり、それを無料で配布していましたが、日に日に感じてきたことは「決して無料で渡す事がその人の為になっている訳ではない」という事でした。
たくさんの想いで集まってくる寄付品をもっと人の為に活用するには、"無料だけど、みんなで取り組める"何か"が必要だと考え始めました。
【リリボンを作成して、物品と交換する】事ができる、スーパーのような、古着屋さんのような場所を展開し、小さな努力をプラスして欲しいものを獲得する過程が、自立や成長に向けての糧になるはずだと思い、2024年7月に倉庫を改装しリリボンマーケットをオープンしました。

リリボン活用しているママの声
―大家族の一員として―

2024年7月にオープンしたリリボンマーケットを活用してくれる親子がたくさんいます。
そのママを代表してお声をいただきました。

じじっかの血縁のない大家族として、本当の実家に帰るように、安心する居場所が出来ました。娘がじじっかで、ダンスを始めたり勉強教えてもらったり、わたし自身も色んなご縁をもらって充実した生活になりました。リリボンマーケットが始まって、とても助かってます!
じじっかと出会って幸せです!

寄付金の使い道

・リリボン商品開発に係る人件費、備品購入費
・ネットショップ制作費
・広告宣伝費
・店舗改装に係る備品購入費
・消耗品費

※目標金額を上回った場合、下回った場合も、本事業に活用させていただきます。
※万が一、本事業が中止になった場合は、久留米市の市民活動を支援する事業に活用させていただきます。あらかじめご了承いただきますようお願いします。

運営者の声
―自分達サイズで出来ること探しー

『じじっかのおかん』
「親の責任」という言葉がありますが、そうではなく、わたし達は「血縁関係なく子育てをする」という考え方で進んできました。みんなで責任も持ち、みんなで育てる。 こんな考え方が常識になれば、きっと家庭内で起こる事件などは減ると思います。小さな力も合わされば、大きな幸せになっていくと思っています。

『じじっかのカビゴン』
リリボンという発想がじじっかに生まれてから、じじっかに来てくれる人たちが「利用者」から「実践者」になったような感覚があります。みんなで知恵を出し合い試行錯誤しながら、みんなでつくっていくぞ!という動きそのものが、運営者も含めみんなの力になっていると思います。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年10月15日 11:48

    NHK「#てれふく」(30分)にて放送されました!

    2024年10月12日(土)朝7:35から、NHK「#てれふく」にて6ヶ月間の密着取材の放送がありました。

    約半年間密着をしてもらい、じじっかが目指している「血縁のない大家族」の物語を描いていただきました。

    NHKさんが真剣に関わってくれて、「貧困」や「母子家庭」という表現だけではない、わたし達の活動への想いやミッションを汲み取り編集していただけたお陰で、「じじっかに行きたいです」「相談したいです」などのご連絡もいただいています。

    ガバメントクラウドファンディングが開始して、今日で15日が経ちました。多くの皆さんが寄付をしていただいている現状が、改めて、じじっかという場所を見守ってくれているんだなと実感しています。

    じじっかを引き続きよろしくお願いいたします。


    ※取材時の様子

    もっと見る

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福岡県久留米市

福岡県久留米市は福岡県の南部に位置し、九州一の大河「筑後川」に抱かれています。古くから筑後川がもたらした肥沃な大地と豊富な水を活かして農業都市として栄えてきました。
また、明治以降は県南地域の商業の中心地となり、国産のシューズメーカーとして有名な「アサヒシューズ」「ムーンスター」、世界的タイヤメーカーの「ブリヂストン」を中心としたゴム産業のまちとして発展してきました。
その発展の過程で形成された独自の食文化は当時の労働者の胃袋を支えるとともに、久留米のグルメとして現在に誇る逸品となっております。
「九州有数の農業都市」「とんこつラーメンの発祥の地」や「焼き鳥のまち」であり、「日本有数の酒処」さらには「ゴムのまち」として、久留米の先人が創り上げた数々の美味と逸品をぜひ一度堪能してみてください。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • じじっか突っ走れー!

    2024年10月28日 20:20

  • 未来につながる素晴らしい取り組みと思うので、頑張って下さい。

    2024年10月28日 20:04

  • じじっかには一度見学に行かせていただきました。とてもあたたかな、ホッとできる場所で、その雰囲気を皆さんで作っておられることに、感動しました。離れていても、じじっかが継続していることが、励みになっています。”ふるさと”を、どうぞよろしくお願いします。心よりエールを送ります!!

    2024年10月28日 15:15

  • じじっかさんの活動を応援しています!
    たくさんの人にこの活動が知られ、心や生活を少しでも楽しく過ごせる人達が増えることを希望してます!

    2024年10月27日 0:24

  • ふるさと納税制度の趣旨にあったプログラムを作っていただき市役所の皆様に感謝します。

    2024年10月24日 10:02

  • 微力ですが応援させていただきます

    2024年10月21日 8:48

  • ストップ!貧困の連鎖
    頑張ってください、応援しています

    2024年10月20日 20:30

  • じじっかサイコーですね!微力ですが応援してます!

    2024年10月16日 21:06

  • じじっかの取り組み、いつも拝見しています。応援しています!

    2024年10月16日 16:32

  • 久留米市 じじっかの 活動に
    使っていただけると嬉しいです。
    応援しています。
    HAIR spica

    2024年10月15日 21:18

  • じじっか応援してまーす 

    2024年10月13日 14:54

  • NHKのテレビでじじっかの活動の様子を拝見しました。
    行政の支援が行き届かない隙間の課題解決に向けて、この活動が持続可能なモデルケースになっていき、地域の子供たち、パパ、ママの笑顔がたくさん増えますように。

    2024年10月13日 10:22

  • 久留米市で優しい輪が拡がりますように

    2024年10月10日 22:08

  • これからも応援しています

    2024年10月10日 15:40

  • 独身で子どももいませんが、じじっかで子どもたちとたくさんお話しする中で、子どもたちの発想の豊かさや考えの深さに驚くことばかりで、私が子どもたちに成長させてもらっていると感じます。ありがとうございます。

    2024年10月10日 10:22

  • 応援しています!
    じじっか頑張れ!!!

    2024年10月10日 8:45

  • じじっかの活動は久留米市の希望です。少しですがお手伝いさせてください!

    2024年10月9日 22:12

  • 以前、名古屋でじじっかさんの取り組みをお聞きする機会がございました。応援しています!

    2024年10月8日 7:03

  • これからも、応援しています!未来の子どもたちが明るく希望をもって進める社会になりますように。

    2024年10月6日 7:20

  • 温かい久留米家族をこれからも拡げてください。応援しています。

    2024年10月5日 8:25

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