福岡県指定無形民俗文化財「花火動乱蜂」存続の危機!367年続く伝統を子どもたちに引き継ぎたい
カテゴリー:伝統・文化・歴史
寄付金額 505,000円
目標金額:1,300,000円
- 達成率
- 38.8%
- 支援人数
- 28人
- 終了まで
- 受付終了
福岡県久留米市(ふくおかけん くるめし)
寄付募集期間:2024年10月1日~2024年12月31日(92日間)
福岡県久留米市×花火動乱蜂保存会

「花火動乱蜂(はなびどうらんばち)」は、昭和31年に福岡県の無形民俗文化財に指定された由緒ある伝統行事です。地元である山川町本村の団結力を育むとともに、当該地域の活性化にも寄与してきました。
近年、来場者が増加傾向にあるものの、花火会場までが暗い山道で、通路の照明が仮施設であるため危険が多く、観覧者(約2,500名)の危険回避が必要となっています。
また、永年に亘り動乱蜂を守ってきた同保存会ですが、会員の高齢化や担い手不足により、その存続が危ぶまれています。
受け継がれてきた伝統の継承とそのための工夫を施すことにより、地域の一体感と郷土愛の一層の醸成を図り、延いては地域の活性化を図ることが急務となっています。
※本事業に返礼品はありません。あらかじめご了承ください。
小さな村の花火奉納を地域とともに継承し続けたい
久留米有馬藩の砲術指南役であった古川安太夫元純が、五穀豊穣の祈りを込めて手製の爆薬をさく裂させていた山川地区の住民に、簡単な仕掛花火の製法を教えたのが始まりとされています。その後、古川家7代目の辰之進が現在の“蜂の巣やぐら”の製法を考えて伝授したと伝えられています。
この花火は、導火の妙趣と、震天動地の雷鳴を伴って炸裂する瞬間火花となり、暗黒の空に千変万化飛び散る様は、怒り狂った親蜂・子蜂の乱舞を連想させ、連発する大小の爆音は山骨湖底に反響し、その色彩と轟音は観衆の耳目を奪うものがあり、まさしく「動乱蜂」です。
来場者の安全対策
福岡県指定無形民俗文化財である「花火動乱蜂」は、376年の歴史を有し(毎年9月15日)久留米市山川町本村の王子若宮八幡宮にて悪疫退散・五穀豊穣を祈願し仕掛花火を豪快に打ち上げる民俗行事です。
毎年約2,500名~3,000名の来場者が王子八幡宮の鳥居前をくぐり、山道を抜けますが、会場までは裸電球を下げ照明にしているだけで暗く、安全面に課題があります。固定式外灯を設置することで明るさを確保することができます。合わせて、老朽化した提灯等の資材を新調し、会場の雰囲気を高めたいと考えます。



会員の高齢化
「花火動乱蜂」の継承は地元保存会会員(23名)で行っていますが、保存会会員の高齢化が進んでいます。近くの山より孟宗竹の切り出し伝承技法で組上げる「蜂の巣やぐら」の作成が困難になってきています。




現在組み上げ作業は、足場がないため非常に危険で、熟練者でなければ出来ない状況です。その対策として、「鉄骨足場の導入」を考えています。
寄付金の使い道
寄付金は、花火動乱蜂の安全な設営、来場者の安全対策のために、活用させて頂きます。
・足場鉄骨部材 約75万円
・弓張九寸提灯 約5万円
・紅白ビニール丸長 約5万円
・紅白幕 約11万円
・幟旗 約5万円
・街灯用単管部品 約6万円
・街灯設置 約3万円
・諸費 約20万円
※目標金額を上回った場合、下回った場合も、本事業に活用させていただきます。
※万が一、本事業が中止になった場合は、久留米市の市民活動を支援する事業に活用させていただきます。あらかじめご了承いただきますようお願いします。
寄付してくださった皆様へ
同意いただいた場合、令和7年度の花火動乱蜂開催時に、境内の掲示板および花火打ち上げ前のアナウンスで、寄付者様のお名前を紹介させていただきます。
【注意事項】
「ふるさと納税で応援する」ボタンからお進みいただき、申込手続きで出てくるアンケートにて、ご紹介の可否をご回答ください。

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現在進捗情報はありません。
福岡県久留米市
久留米市について
福岡県久留米市は福岡県の南部に位置し、九州一の大河「筑後川」に抱かれています。古くから筑後川がもたらした肥沃な大地と豊富な水を活かして農業都市として栄えてきました。
また、明治以降は県南地域の商業の中心地となり、国産のシューズメーカーとして有名な「アサヒシューズ」「ムーンスター」、世界的タイヤメーカーの「ブリヂストン」を中心としたゴム産業のまちとして発展してきました。
その発展の過程で形成された独自の食文化は当時の労働者の胃袋を支えるとともに、久留米のグルメとして現在に誇る逸品となっております。
「九州有数の農業都市」「とんこつラーメンの発祥の地」や「焼き鳥のまち」であり、「日本有数の酒処」さらには「ゴムのまち」として、久留米の先人が創り上げた数々の美味と逸品をぜひ一度堪能してみてください。
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