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ドナルド・キーン賞、奥の細道文学賞を草加から全国に!!!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 210,000

21%

目標金額:1,000,000

達成率
21%
支援人数
15
終了まで
受付終了

埼玉県草加市(さいたまけん そうかし)

寄付募集期間:2024年8月27日~2024年11月24日(90日間)

タグ:

埼玉県草加市

プロジェクトオーナー

草加市では、松尾芭蕉が草加市を通った縁を大事にし、奥の細道事業としてドナルド・キーン賞と奥の細道文学賞を実施しています。

ドナルド・キーン賞は、ドナルド・キーン氏に敬意を称し、奥の細道や芭蕉、その他近世の俳人・作品に関する評論という専門的なものを募集している文学賞です。
ドナルド・キーン氏が草加で講演をしてくださった縁で、ご本人から許可を得て、2012年に賞を制定しました。
ドナルド・キーン賞という名称を使用させてもらっているのは全国でも当市のみであり、今後ますます認知度向上と賞への応募者数の確保を目指し、更なる権威ある賞への発展と文化芸術の振興・向上を目指していきます。

奥の細道文学賞では、誰もが取り組みやすいように全国の方々に旅をテーマにエッセイや紀行文等を募集しております。

ドナルド・キーン氏の名を称したドナルド・キーン賞、松尾芭蕉が通った縁から始まった奥の細道文学賞を皆さんにより知っていただき、ますます盛り上げていけたらと思っています。

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結果:-

日本文学の魅力を世界に広めた第一人者 ドナルド・キーン氏

ドナルド・キーン賞のドナルド・キーン氏とは

ドナルド・キーン氏

1922年(大正11年)6月18日、アメリカのニューヨーク市ブルックリン生まれ、コロンビア大学名誉教授。日本文学と日本文化研究の第一人者として、欧米へ日本文化を数多く広めらました。
18歳の時、「源氏物語」の英訳本と出会い、次第に日本文化への関心を深められ、谷崎潤一郎や川端康成、三島由紀夫など、名だたる日本の作家たちと親交を結ばれていました。
「奥の細道」をはじめとする古典文学を英訳し、日本文学の魅力を世界に広められました。この業績は高く評価され、62年に菊池寛賞を始め、様々な賞を受賞、08年には文化勲章を受章。

2011年の東日本大震災を機に「今こそ私は日本人になりたい」と日本国籍を取得し、日本人を勇気づけてくださりました。

2つの賞の由来

おくのほそ道からつながる縁

おくのほそ道からつながる縁

草加市は、俳聖松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅の冒頭に訪れ、「其の日漸う草加といふ宿にたどり着きにけり」という言葉を残した、奥州・日光街道第二の宿場です。本市はこれまでも、その旅の第一歩をしるしたまちとして、『おくのほそ道』のゆかりを大切に受け継ぎ、「奥の細道文学賞」をはじめ、様々な文化事業に長年にわたり取り組んでまいりました。

キーン氏とは、1988年に開催した奥の細道国際シンポジウムの基調講演にご登壇いただいたことを縁に、講演や「奥の細道文学賞」の最終選考委員を15年以上勤めていただき、長年にわたり、草加の文化芸術の振興に多大なご貢献を賜りました。

加えて、2011年3月11日の東日本大震災を機に日本国籍を取得され被災地を励ますとともに多くの日本人に困難に立ち向かう勇気を与えていただいたことから、2012年には、キーン氏のお名前を冠した世界で唯一の「ドナルド・キーン賞」を創設いたしました。

草加市とドナルド・キーン先生の歩み

1988年
草加市制30周年記念行事・第1回奥の細道国際シンポジウムで基調講演(演題:奥の細道の世界)
草加松原の百代橋のたもとに萩を記念植樹

1992年
草加市主催『奥の細道文学賞』大岡信氏、尾形仂氏とともに最終選考委員就任。

1993年
第1回奥の細道文学賞授賞式、同時開催第5回奥の細道サミットで記念講演(演題:外国から見た奥の細道)

1998年
第4回奥の細道文学賞受賞式で記念講演(演題:奥の細道の新発見)

2012年
奥の細道文学賞最終選考委員を辞任。ドナルド・キーン賞創設について承諾。
早稲田大学校友会草加稲門会創立30周年記念式典にて友人の鳥越文蔵氏(国文学者)と対談
日本国籍取得

2013年
第7回奥の細道文学賞、第1回ドナルド・キーン賞作品募集開始

2014年
第7回奥の細道文学賞、第1回ドナルド・キーン賞授賞式にて、友人の黒田杏子氏(俳人)と対談
第8回奥の細道文学賞、第2回ドナルド・キーン賞作品募集

2017年
第8回奥の細道文学賞、第2回ドナルド・キーン賞授賞式にて、黒田杏子氏、鳥越文蔵氏、養子のキーン誠己氏と記念座談会
第9回奥の細道文学賞、第3回ドナルド・キーン賞作品募集

2018年
草加市制60周年記念事業 古浄瑠璃『越後國柏崎 弘知法印御伝記』草加公演にて、黒田杏子氏、鳥越文蔵氏、養子のキーン誠己氏と記念座談会

2019年
東京都の病院でご逝去(享年96歳)
第3回ドナルド・キーン賞における初の大賞として『芭蕉』(栗田勇)が受賞

寄附金の具体的な使い道

受賞作品を刊行本に掲載し、販売

受賞作品を刊行本に掲載し、販売

現在、最終選考委員に俳人長谷川櫂先生、早稲田大学名誉教授である国文学者である堀切実先生を迎え、第11回奥の細道文学賞・第5回ドナルド・キーン賞を作品募集を昨年度より開始しました。今回の応募はすでに終了しており、受賞作品の選考中です。今後の選考状況については随時掲載を予定し、計3回の選考会を重ね、受賞作品の選定を行い、草加らしい文化文芸振興と醸成を図ります。

受賞作品の作者には、授賞式典に招待いたします。今年の授賞式は令和7年2月1日を開催予定としています。
また、受賞作品を掲載した刊行本を市が作成し、市内・市外の方々にもお手に取って読んでいただけるよう、刊行本の販売も行います。
今回のご支援については、刊行本編纂費に充てさせていただきます。

■受賞作品選定
[内容]長谷川櫂先生、堀切実先生による受賞作品の選定

■授賞式
[内容]受賞者の表彰、芭蕉やドナルド・キーンに因むイベント
[会場]アコスホール

■刊行本の販売
[内容]受賞作品を刊行本に掲載し、販売する
[販売先]市内の書店、本市の庁舎内、公民館・文化センター等

寄附金の使い道

刊行本編纂費用
【内訳】
・受賞作品郵送費:30万円
・受賞作品作成業務委託費:70万円

【目標未達成の場合の取り扱い】
草加市の文化振興を図るうえで重要でかつ実施したい事業であるため、目標未達成であっても、一般財源を充当し、事業を達成します。  

ドナルド・キーン賞、奥の細道文学賞授賞式を開催

授賞式キーン賞特別賞授与

2025年2月1日(日) アコスホールにて授賞式を実施いたします。
ドナルド・キーン氏の息子であるキーン 誠己氏も登壇を予定しております。

草加市の思い

ドナルド・キーン賞をより多くの人に知ってもらいたい

ドナルド・キーン賞は、専門性もあり、応募する方が限られてしまう文学賞ですが、偉大なるドナルド・キーン氏の名を称した賞として、応募する方のみならず、より多くの方にも知っていただきたいと思っています。
ドナルド・キーン氏は草加市の文学文芸振興に寄与された日本文学者であり、これまでの同文学賞へご尽力くださり、同市への功績も多々あるため、同氏をより多くの方々に知っていただきたいと思っております。

また、草加市の事業でも歴史がある、奥の細道文学賞も今回から日本の旅からすべての旅を対象とし、全国各地から作品の応募があり、前回から倍以上の応募がありました。そのおかげもあり、選考委員の方からも今回は前回にも増してレベルの高い作品が集まっているとのことです。レベルの高い作品の中から3回選考を通り、激戦を通過した洗練された作品が刊行されている本をぜひ多くの方々に手に取っていただきたいです。

ドナルド・キーン氏の名を称する賞及び奥の細道文学賞の更なる発展を図るため、ご協力いただければ幸いです。

寄附者のみなさまへ

草加市からのメッセージ

ドナルド・キーン賞を盛り上げるために、ご支援をいただき、心より御礼申し上げます。
みなさまの支援により、ドナルド・キーン賞をより広い方々に周知し、盛り上げていきます。

寄附を頂いた皆様に感謝を込めて

①ドナルド・キーン先生の息子であるキーン 誠己 さんも登壇する授賞式にご招待致します。
②第11回奥の細道文学賞・第5回ドナルド・キーン賞の刊行本に寄附者として名前を掲載させて頂きます。(掲載不可の場合は寄附お申込み時に掲載不可をご選択ください)

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結果:-

  • 2024年11月14日 13:57

    最終選考会議が行われました!!

    令和6年9月27日(金)に東京都内のホテルにて最終選考会議が行われました。最終選考委員の堀切 實先生と長谷川 櫂先生による厳正な選考が行われました。
    選考の結果、以下の8作品が入賞しました。

    ◯第11回奥の細道文学賞
    【大 賞】 
    作品名:点描韓国~正体不明の焼きものを追って~
    作者名:大野 保夫
    【優秀賞】 
    作品名:旅を綴る旅
    作者名:中村 大輔
    【優秀賞】 
    作品名:非人情気取る里山ウォーク
    作者名:小原 友紀(本名:佐伯 友子)
    【佳 作】 
    作品名:イギリス・ウェールズ横断騎馬旅行
    作者名:菱川 町子
    【佳 作】 
    作品名:おくのほそ道 加賀の古都散策
    作者名:宮越 常記
    【佳 作】 
    作品名:「地下への旅 音楽に乗って」
    作者名:永田 祐子
    【佳 作】 
    作品名:螺旋ノムコウ
    作者名:高橋 広樹

    ◯第5回ドナルド・キーン賞
    【優秀賞】 
    著書名:楽しい孤独 小林一茶はなぜ辞世の句を詠まなかったのか(株式会社中央公論新社)
    著者名:大谷 弘至

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  • 2024年11月14日 13:56

    入賞作品発表記者会見を開催しました!!

    草加市が誇る2つの文学賞…奥の細道文学賞とドナルド・キーン賞。両賞を多くの方に知っていただくため、令和6年10月21日(月)にドナルド・キーン先生に命名していただいた漸草庵 百代の過客(草加市文化会館内)にて、入賞作品発表記者会見を開催しました。各新聞社をはじめ報道関係者の方々がいらっしゃいました。ご参加、ありがとうございました。
    来年令和7年2月1日には、授賞式も開催予定です。参加無料ですので、ぜひご参加ください。(申し込み方法や詳細等は12月以降の草加HPにてお伝えいたします)

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埼玉県草加市

草加市は、埼玉県の南東部に位置し、市の南側は東京都に接し、都内へのアクセスをはじめ交通の利便性の高いまちです。

また、宿場町が広がっていた草加駅付近を中心に、全国的にも知名度が高い「草加せんべい」の店舗が多くみられ、国指定名勝となった「草加松原」では、俳聖松尾芭蕉による「おくのほそ道」のゆかりも感じることができ、日光街道の宿場町として栄えた歴史や文化も感じることのできるまちです。歴史やせんべいを味わいに草加にいらしてください。