故郷の祭りで新旧住民・地域をひとつに! 子どもたちに非日常を 大人たちに心躍る感覚を 【まつばらだんち祭・日山盆踊り】
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 1,108,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 110.8%
- 支援人数
- 79人
- 終了まで
- 受付終了
埼玉県草加市(さいたまけん そうかし)
寄付募集期間:2024年7月10日~2024年8月24日(46日間)
まつばらだんち祭・日山盆踊り実行委員会

60年前、草加市松原に東洋一のマンモス団地として誕生した松原団地。そんな松原団地は現在、再開発と共に新たなステージを迎えています。
街並みを一新し暮らしやすくなったことで、様々な年代の新しい住民が移住。賑わいを取り戻している一方で、元々の住民組織と新規住民の交流が課題のひとつとなっています。
そこで私たちが目指すのが、『祭』を通した地域交流です。
その昔、松原団地に移住してきた人々が『祭』と共に歩んできたように。子どもたちが非日常を楽しむ姿に大人たちもつられて心躍る感覚を、住民同士の交流のきっかけにしたいと、いまも準備を進めている私たちに、どうかご支援よろしくお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
まつばらだんち祭・日山盆踊りで地域をひとつに
”見知らぬ”住民同士を受け継いできた祭りで繋ぎたい

60年前、草加の地に生まれた松原団地。当時としては最新のコンクリート造りの住居が建ち並ぶ東洋一のマンモス団地でした。
1965年に発行されたパンフレットによると、入居した世帯のうち、36.9%が2人世帯、34.1%が3人世帯と7割が核家族。
田んぼに囲まれた土地に意図的につくられた新しい”街”への入居希望者は多く、初回の入居募集は倍率13.75倍だったというデータもあります。
短い期間に5000世帯もの住民が増えたこの地域では、”松原団地とそこに移り住んだ住民たちは、独自の文化を築き、草加に新しい風を吹き込んだ”という見方もあるほど。当時は団地への憧れや注目度が高かったことが伺えます。
そんな松原団地(現 獨協大学前駅西口エリア)は2003年から再開発が進みついに全貌が明らかになってきています。
老朽化による団地の解体・建て替えで、元々団地だった60ヘクタールの土地は、賃貸マンション、分譲マンション、戸建て、商業施設や公園と区分けされ”草加松原”として新たな街が形成されました。

大規模再開発で、草加松原には新しい住民が多数移住。かつてこの街の新規住民たちだった世代の高齢化が進んでいたこの街に子どもたちの声や多世代の活気が戻りました。
一方で、何十年もの月日を同じ伝統に触れながら慣れ親しんで過ごしてきた人たちと、新たに暮らし始めた人たちが入り混じっている状態でもあります。
そんなこの地域でいま必要なのはコミュニケーションだと感じています。
どこの地域にもあるであろう、住民の入れ替わりに伴う課題です。
しかし時代は違えど、再開発によってこの地に集まった住民同士です。 草加松原に” 松原団地” 初期から受け継がれている、 まつばらだんち祭と日山盆踊り (旧C地区商店街大盆踊り大会) なら、 再びこの地域の交流を活性化して安心な街をつくっていく、 その機会とすることができると思いました。
祭りには、人同士を結びつける、言葉にはできない不思議な力があります。以前から住んでいる住⺠と新たに越してきた住⺠、さらには支援してくださる皆さんが参加してくだされば、必ずやそこに幸せな賑わいや交流が生まれると信じて。
皆さまからのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
まつばらだんち祭と日山盆踊りってどんな祭?
写真で振り返る祭りの軌跡
かつての祭りの様子


現在の祭りの様子


櫓(やぐら)の復活で祭りをさらに盛り上げる!
櫓の復活を再出発する祭りの狼煙に
昨年はコロナ禍を耐え忍び、4年ぶりの2日間開催。
昨年の再出発から1年を経て、今年はさらに祭りを盛り上げたいと考えています。
さらに、ここ数年で街の住民数は着々と再開発前へ届く勢いで増え続けています。
かつて東京ドーム12個分の敷地を誇るマンモス団地の住民たちが夏の夜に櫓を囲んで踊っていたように、これからはこの祭りを、この地に住み続ける住民たちとこの地を選んで移り住んできた住民たちの共通の思い出として語り継いでいけるものにしたいと考えています。
だからこそ、もう何十年も資金不足で立てられなかった櫓を今年は建てたいと願っています。
櫓の上の太鼓を見上げて喜ぶ子どもたちを見ながら、住む場所や年齢に関係なく、大人たちが微笑み合い言葉を交わすことができるように。そして、子どもたちが大人になった時、
「やっぱり夏は地元の祭りだよね」
「うちの地域のお祭り楽しいから来てみない?」
なんて、自分の育った街を好きでいるきっかけの1つにしてもらえるように。
このプロジェクトが成功した暁には、ぜひ皆さんのご支援のおかげで堂々と人の輪の中心に立つ櫓を、そしてこの街を見にいらしてください。

今年のまつばらだんち祭・日山盆踊りスケジュール
日程:8月24日(土)・25日(日)
場所:獨協大学前<草加松原>駅西口地域
<8月24日(土)、25日(日)両日>
@松原団地西口公園
12:00〜 屋台や縁日の出店
18:00〜 日山盆踊り
@緑のプロムナード
12:00〜 屋台や縁日の出店
子ども山車の展示と、曳山の実施。
他、スイカ割りやわなげなど、子ども向けの催しをスタンプラリー形式で多数。
<8月24日(土)のみ>
@栄小学校
19:30〜 仕掛け花火・ナイアガラ花火の実施
<8月25日(日)のみ>
@松原団地西口公園
19:00~ ビンゴ大会の開催
事業実施スケジュール
6月下旬
・ボランティアの募集開始
・第1回チャリティ落語会
7月上旬
・クラウドファンディング開始
・第2回チャリティ落語会
・パンフレット作成
・会場レイアウト決め
・盆踊りの提灯発注
7月中旬
・こども山車の修理
・花火打ち合わせ
8月上旬
・パンフレット配布
8月中旬
・市内各所にポスター掲示
・イベント周知看板の設置
8月下旬
・櫓の組み立て・会場設営
・リハーサル
寄付金の具体的な使い道

今回のご支援は、草加松原地区のさらなる交流促進と、子どもたちに祭りや盆踊りなどの特別な楽しみを体験してもらうための取り組みに活用させていただきます。
寄付金額を下記費用の一部に使わせていただきます。
【内訳】
①日山盆踊りにおける櫓組立・解体費用(60万)
②仕掛け花火の実施費用(80万)
③子ども山車の修理費用(10万)
④「スイカ割り」「わなげ」など、子ども向け出し物の出店費用(10万)
⑤まつばらだんち祭・日山盆踊りのイベント、出店情報等を掲載する印刷物の作成費用(40万)
【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合、櫓や花火の規模を縮小して開催します。
【目標金額を超えた場合の寄附金の取扱い】
目標金額を超えた場合は、祭りの継続に関する必要経費(子ども山車等備品の高耐久補修や、人件費等)に使用させていただきます。
昔ながらの祭の風景を子どもたちに届けたい
子どもたちの将来を想う気持ちが昭和から令和までを繋ぐ

60年近く受け継がれる、まつばらだんち祭・日山盆踊りですが、再開発やコロナ禍の影響、運営人員の高齢化を受け規模を縮小しての開催が続いていました。
今年は祭を当時の規模で復活させるため、旧来からの住民と新たに移り住んだ住民が共に実行委員会を立ち上げました。
世代もバックグラウンドも違う私たちがいまひとつになって祭りの準備を進められている理由のひとつに、 「子どもたちに古き良き祭りの風景を残したい」という共通の想いがあります。
非日常の楽しさや、どこか懐かしさを感じる祭り独特の雰囲気は、きっと子どもたちが大人になる過程でも大切な思い出として残っていくことでしょう。
祭は、昭和の時代にあった人と人との触れ合いの場として現代に受け継がれているもののひとつでもあります。
将来、この祭りが、子どもたちが安心して帰ってこられる故郷の居場所のひとつになることができるように。
自分たちが育った街に誇りと愛着を持ってもらえるように。
心を込めて準備を進めてまいります。
プロジェクト関係者の想い
草加市 都市計画課 課長 馬場啓介さん

子どもたちがいつまでも思い出に残る故郷を
夏の思い出ってどんなものを思い浮かべますか。
親や友だちと一緒に出掛けた祭りを私は思い出しますが、このように夏祭りを思い出す人はたくさんいるのではないでしょうか。町会や地域の方が模擬店を並べ、そこでラムネや焼きそば、綿あめなどを買い、食べながら、みんなで花火を見て夜を過ごしました。打ち上げ花火のような大きな花火ではありませんでしたが、地面に置いた筒から吹き上げる小さな花火でもいまだに印象に残っています。
楽しく過ごせたことが思い出として強く残っているのではないかと思います。
”まつばらだんち祭”の歴史は古く、1962年に入居が始まった団地は翌年に自治会ができ、1964年に第1回の”だんち祭”が開催されました。また、日山盆踊りも、長く旧商店街の祭りとして、開催していました。当時は、5926戸と東洋一の団地住民が多く集まり大変活況だったと聞きます。しかし、時が流れ、団地は老朽化し、建て替えられ、新しく3050戸の賃貸住宅と2744戸の分譲住宅と生まれ変わります。分譲住宅はまだ半分ほどしか完成しておらず、今後も新しい方がこの地域に移り住んできます。ただ、住まいは生まれ変わったものの、当時活況だった祭りを盛り上げてくれた方々は高齢となり、新しく住み始めた方は祭りを知りません。さらに、コロナ過によりコミュニティが希薄し、今、難しい時期を迎えています。
そういった中、新しく引っ越してきた住民と長く住む住民が手を取り合い、さらに”だんち祭”と”日山盆踊り”を一緒に開催しようと活動が始まりました。
「子どもたちに盆踊りの楽しみを」また、「祭りをつなげる機会に」、さらに「多くの人が対話できる場としよう」と。
最近ではあまり見ない”スイカ割り”のほか、壊れている山車を修理して回る”子ども山車”など地域が一体となって企画を練っています。
ただ、新しい取り組みはなかなか最初からうまくいくわけではありません。安定して走り出すまで、皆さんの伴走があるとさらに良くなります。多くの場所で祭りなどの担い手が減る中、新しい取り組みを皆さんの支援でさらに広げてもらえれば、子どもたちにとってかけがえのない場所になるのではないかと思います。
子どもたちがいつまでも思い出に残る故郷を。
ぜひ協力をお願いします。
松原団地自治会 事務局長 小林光雄さん

先代から繋いできたこの祭りを子どもたちに
地元横須賀の幼少期の夏といえば海。さらには花火に祭。当時はどこでも花火が見られたし、祭りだって盛んにありました。
私の幼少期の思い出として今も色濃く残っているのは、毎年担いだ、竹でできた地元の子ども御輿。真夏に汗だくで担ぎ練り歩くと、近所の人がバケツで水をぶっかけて身体を冷やしてくれた。神酒所では、キンキンに冷えたスイカとサイダーを用意して待っていてくれたものです。
成人になってからは、都内神谷町の職場近くの神輿を毎年担ぎました。国道を堂々と神輿で練り歩くのは爽快でした。当時からあの近辺には外国の方が多くいましたが、神輿や神酒所を通じて、子どもから大人まで、国や年齢の境を超えてコミュニケーションがとれていました。
祭りは、言葉のいらないコミュニケーションです。
いまは各所のお祭りもだいぶ規模が小さくなってきましたが、神輿ひとつとっても、担ぎ手だけじゃできない。先導してくれる人がいて、横から大きな団扇で仰いでくれる人がいて、さらには声援を贈ってくれる人がいて。たくさんの人が関わって、あの特別な熱気と心に刻まれる雰囲気を作り上げることができるんです。
私の人生、祭りから学んだことも、祭りの思い出に支えられたこともたくさんありました。
こうした、忘れられない思い出を、松原の子どもたちにも残してあげたい。それが私の想いです。
そして、先代から繋いできたこの祭りを子どもたちに受け継いでいくことで、年に一度、懐かしくあたたかい故郷を実感し、それを糧に安心して夢をもって生きていってほしい。
祭りを愛した爺のささやかな願いです。
続けていくためには、悲しいかな美談だけでなく資金が必要です。
皆さん、どうかよろしくお願いいたします。
惣菜・肉の日山 田中さん親子

気づけば友達と手伝っていた、夏の想い出(店長 田中悠さん)

自分のふるさとの祭りは「旧C地区商店街大盆踊り大会」。
物心がついた頃から何か楽しみだった祭り。 老若男女がみんな楽しそうに集っている姿が1番好きでした。
当時から実家は肉の日山として街の方に親しんでいただいていたので、小学校高学年の頃からは模擬店の手伝いをするようになったりもして、参加して楽しむ祭りから運営する側のまた違った楽しみも感じるようになっていきました。
気づけば友達と一緒に毎年お手伝いするようになっていました。
団地の建て替えとともに、近隣の住民の方が減っていきましたが、ほんとに祭りの日だけはどこからともなく人が集まり、祭り常連の方々が敷物を敷いて陣地を確保し楽しんでいたのも懐かしい光景です。
自分が主体となって運営に携わるようになったのは、旧C商店街で行った最後の盆踊りの翌年からです。
ただ今も思い出されますが、思い出の詰まった盆踊りを存続したい一心で場所を移しての開催を決定してしまいましたが、実はその時すでに盆踊り当日は約2ヶ月に迫っていたんです。店の仕事をしながら慣れない準備を進めるには時間も資金も無く途方に暮れて過ごしていました。
そんな時、困っている自分を応援して手を差し伸べてくれたのが三遊亭圓雀師匠(当時は三遊亭春馬師匠)でした。
チャリティー落語会を開催して、その収益を全て盆踊りの資金にしてくださいました。師匠にはその年から毎年、今も引き続きご支援いただいております。
ただその後も主な資金源は、師匠の落語会と祭りで吊るす提灯の協賛を募る事。
なんとか盆踊りの開催を続けてはいますが、予算不足のため移転後の盆踊りはやぐらの無い盆踊りです。
踊り子さんや携わってくれる方の熱い想いは他の祭りに負けないくらいあります。
日常の仕事をしながらの運営で至らないところは多々あったように思います。
街の再開発に伴い、 獨協大学前駅西口エリアが大きく変わり、元々の住民に加えて新しい住民の方々が増える中、変わらずとても素晴らしい地域の協力者に支えられながら、このような形を迎えられております事に心から感謝しております。
また、父の代から続くお祭りの運営側になり、更には自分の子供たちも進んで手伝いたいと言ってもらえている事にも幸せを感じます。
日山盆踊りでは、非日常のワクワクや楽しみを何より大事にしています。
幅広い年代が絡みあって関わることの楽しさは特別なもの。それを更に次世代にも繋いでいけるよう、地域のお祭りとして継続していきたいと思いますので、皆様のご支援よろしくお願い申し上げます。
♪ワァーイ ワァーイ お祭りダァ♪(大将 田中照男さん)
ワァーイ ワァーイ 日山お祭り やってくる
親と子の ほのぼの時間が やってくる
まあるい輪 踊りと唄が やってくる
うまいモノ 食べてブラブラ… やってくる
久しぶり~~ 元気に会える日 やってくる
いつもより おいしいビールが やってくる
うたも良し ズンパの踊りも やってくる
♪ドドンがドン チャカチャッチャッ ドドンがドン♪

三遊亭圓雀師匠

地元愛!?子ども達に『故郷の思い出』を!
一商店会のご亭主が「子ども達に故郷の思い出が残るお祭りを」「家族で楽しめるお祭りを」「地域住民が楽しめるお祭りを」という地域住民を思い、毎年資金集めなどから奮闘し開催している日山盆踊り。
そんな話を聞いたのは10数年以上前だったかと。地元・松原団地で生まれ育ち、いま現在も住んでいる生粋の団地っ子からしたら「ありがとう」という感謝の気持ちと「申し訳ない」という気持ちが湧くばかり。「なにかお手伝いする事は無いか!?」と、毎年『日山盆踊り落語会』として年数回開催させて頂き、全額寄付させて頂いております。しかしお祭りを開催するには電気代にもならないかも。
いまの時代、地域に対して地元愛があるか!?なんてぇのは人それぞれ、考えも違うだろうが『子ども達に故郷の思い出』を残してあげたい!という気持ちを持たれる方は大勢居るのではないでしょうか!?
もし応援してやろう〜と思う方がいらっしゃいましたら、どんな形でも良いので私と一緒に「日山盆踊り」を応援しませんか!?
私は年に一度の日山盆踊りを楽しみにしております。そしていつまでも地域の子ども達のために頑張って開催して頂きたいものです。
盆踊りの常連 清水さん

毎年踊りに参加している思い出の祭り
日山盆踊り(旧C地区商店街大盆踊り大会)は、私にとって子どもの頃から毎年踊りに参加している思い出の祭り。ずっと大切にしていきたい街の居場所のひとつになっています。
その年その年で忘れられない出会いもあって、 例えば、車椅子で踊りの輪に入っていた100歳のご老人や威勢の良いお兄ちゃん、この日の為の浴衣をビシッと着た紳士や御婦人などなど。名前も知らない関係でも、この時だけはぐっと心を通わせて友人のようになれてしまうのが祭りの良さでもあると感じています。
引越しで見かけなくなった方も多いけれど
「今日だけ帰って来たよ!」 の声を聞くと嬉しくなりますね。
建替えで越してきた住民の方からは
「震災で越してきた。盆踊りで地元を思い出して、寂しい思いに元気貰えたよ。」
という声をいただいたこともあります。
松原団地から今の賃貸マンションに建て替える頃、住居の出入口にはベニヤ板が貼られた中での開催だったんです。 建て替えのために、人工的にゴーストタウン化した松原団地。人の手で文化が消える。そんなふうに感じました。 でも、その年のお祭りがものすごく盛り上がったんです。肩がぶつかるほどの人が当時の商店街に集まって、盆踊りの輪は二重三重に増えていって。
だから、残したいと思いました。
街の人が、盆踊りを、祭りを求めているんだなと。
最近の祭りでは、若い世代は少しビックリした顔で盆踊りを見ている気がしますね。けれど、声をかけるとみんな輪に入ってきてくれる。
お客さんと演者が別れているなんて、そんなの祭りじゃないじゃないですか。だから、私はどんどん声をかけて招きいれちゃう。 そうすると皆さん結構楽しんでくれるんですよ。
「見に来ただけなのに、汗だく!ビールが美味しい(笑)」
と言ってくださるご夫婦がいたり、 踊りのたびに我が子に持ち上げてとせがまれ
「腰痛い。明日が怖いよ」とお父さんお母さんが笑っていたり。
いろんな時代があったけど、輪の中を歩く無邪気な子どもたちや自前の椅子を持ってきて数時間も踊りを見てくれる年配の方、目当ての踊子の後ろで一生懸命振り付けを覚えて踊る子の姿は昔からずっと変わらない。
炎天夏でも雨が降っても踊りの輪は途切れないし、汗だくの子供は目と鼻の先で鳴る締めの太鼓に目をまん丸くさせ
「また来年来るね!」
と帰っていく。
今も昔も変わっているようで、こうして変わらないこともたくさんあるんですよね。
祭りは、知らない人と話せる時間。言えないことを伝えられる時間。
年に一度でも、核家族や独り身の人たちも孤独を感じない地域を目指して。
そして、かつて住んでいた人には昔話が全ておとぎ話にならないように、この地域に受け継がれる祭りと盆踊りの文化を残していきたいと思っています。
近隣マンション理事長 中脇 勇太郎さん

「新規住民」にとってもなぜか懐かしい!?
外から来た草加に地縁もない「新規住民」である私ですが、この再開発された広々とした街並み、整然とした建築物に緑あふれる公園、獨協大学も隣接し老若男女が交錯する草加松原の街が気に入っていました。なにより、子どもを育てる場所として覚悟を決めて家も買ったわけですから、何かこの街のために出来ることがあればなあと常々感じていました。
だから昨年、知り合いの実行委員からお祭り当日のお手伝いを頼まれたとき、よし!いい機会がきたっ!と思いました。でもその時は、団地のお祭りだから知ってる子どもたちは来ないかな、小さな店構えの日山さん主催の盆踊りがどれほど盛り上がるのかな、などと訝しんだ覚えがあります(笑)
しかし、いざお祭りが始まってみれば、普段は穏やかな草加松原にじわじわと皆さん集まって、夕暮れ時にはお出かけ帰りで顔見知りの親子連れが皆立ち寄って、芋洗い状態になりながらの大盛り上がり!せっかくだからと一度帰って、浴衣に着替えて出てくる子も。
真夏の夜のお祭りですから大人たちも汗をかき、通りがかりの獨協大生も巻き込んで、一緒に盆踊りを楽しみます。小学校の校庭の、目の前で繰り広げられる仕掛け花火は音と光が大迫力で、思わずオオッと声が出る。終わりを告げるナイアガラ花火は、対照的にノスタルジックな雰囲気で、帰路で感じるセンチメンタル。。。
実に不思議なことに、私は昨年初めてまつばらだんち祭に参加したにも関わらず、とても強い懐かしさを感じました。おそらく、その昔松原団地に移り住んだ人々が込めた、子どもたちに喜んでもらいたい! という一途な思いが、今も引き継がれているからこそなのでしょう。
再開発された街並みは整いすぎて近寄り難い方もいるかも知れませんが、住む人々の熱い思い、昭和から令和まで一続きのコミュニティの魅力が詰まった祭りがここにはあります。子どもたちにも、この先さらに進化を続ける草加松原の街で、不思議な懐かしさを味わってもらいたい。その貴重な経験を糧として育ってもらいたいと願っています。
寄付者のみなさまへ
まつばらだんち祭・日山盆踊り実行委員会よりメッセージ

古き良きこの祭りを未来へつなぐには、松原団地、草加松原に縁ある皆様からのご支援が欠かせません。
是非、まつばらだんち祭・日山盆踊りにご支援・ご寄付のほど、よろしくお願いします!
そして、8/24,25に開催するまつばらだんち祭・日山盆踊りにお越しいただき、新しい街を見て、懐かしい空気を感じ、屋台や踊りを楽しんでいってください!家族みんなでご一緒に!浴衣にうちわの粋なお姿で!
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
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2024年11月18日 12:15
まつばらだんち祭・日山盆踊り2024のご報告&次年度への意気込み
まつばらだんち祭・日山盆踊りにご支援いただいた皆様
ご報告が遅くなり申し訳ありません。
皆様のおかげで本GCFプロジェクトは目標を達成し、他店頭での寄付等もいただくことで、30年ぶりの櫓の設営を行うことが出来ました。ありがとうございました。
当日は2日間で1万人を超える方々にご来場いただきました。(もしかすると2万人近かったかも?!)
昼の浮足立った雰囲気から夜の賑わいまで、松原の街が見せてくれた光景はとても楽しく感動的なものばかりでした、、
当日の写真をご覧ください。
なお、今回は櫓の他にも花火の規模拡大、山車の修理等、当初目的通り使用させていただきましたが、実は昨今のインフレによりかなりギリギリの会計調整を行っておりました。
もし目標未達だったとすると、恐ろしいことです!
次年度は本年の成功要素と反省を踏まえ、より多くの世代に魅力を感じてもらえるよう、さらに知恵と工夫を凝らすこと、より早期に動き出すことを実行委員一同決意しました。
ということで、すでに動き出しています。
・(肉の日山と別に)日山盆踊りInstagram開設、ホームページ開設と運営方法検討
・次年度盆踊りちょうちんの掲示方法・目標個数の検討
・他、実行委員会会則のアップデートなども、、、
本GCFページは、来年の初め頃まで利用する予定ですので、
是非日山インスタ、日山盆踊りインスタや、ホームページと併せて追いかけてもらえればと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
※繰り返しの案内となりますが、本年の寄付者名は、実行委員は把握できない状況です。寄付いただいた方は是非、実行委員の知人や、日山店長にお声掛けください。もっと見るまだコメントはありません
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2024年08月21日 10:00
本日、今回ご寄付いただいた皆様へお礼状と祭りパンフレットを送付しました!
みなさま、こんにちは!
「まつばらだんち祭・日山盆踊り」の開催まで、いよいよあと3日となりました!
本日、8/21(水)に今回ご寄付いただいた皆様へお礼状と祭りパンフレットを送付しました。
お手元に届きましたらぜひご一読いただき、祭当日お持ちになってお越しください。
なお、大変恐縮ではございますが、21日以降の寄付者様については、当日までにパンフレットを送付出来ない可能性があります。
何卒ご容赦ください。
また、現在までに寄付いただいた皆様からたくさんの温かいメッセージをいただき、実行委員一同感激しております。
下記URLからご確認いただけますので、皆様にも是非ご覧いただき、この感動を共感できればと思います。
みなさまのご支援に支えられ、ここまで来ることができました。本当にありがとうございます。
しかし、櫓も何もかも近年の価格高騰の例に漏れず。。
予算には余裕が全くありません。
「目標達成」となるご寄付、さらにその先へと向かうためのご寄付を待ち望んでおります。
引き続き力強いご支援をお願いいたします!関連リンク
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2024年08月08日 20:08
パンフレット・チラシが完成!
ついに、まつばらだんち祭・日山盆踊りのパンフレットとチラシが完成しました!
これもひとえに地元のお店や企業の皆様のご協賛のおかげです。心から感謝申し上げます。
今回のパンフレットとチラシは、協賛いただいた方々や近隣住民の皆様に配布する予定です。
祭の開催まで、あと2週間ちょっと。当日を最高に盛り上げるため、スタッフ一同ラストまで駆け抜けていきます!皆さんの笑顔とともに、素晴らしい祭りの一日を創り上げていきます!
どうぞお楽しみに!もっと見るまだコメントはありません
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2024年07月31日 10:03
ちょうちん協賛 目標個数達成!のご報告
本年の盆踊り会場を華やかに照らすため、日山店頭ではちょうちん協賛の新規募集を行っておりましたのでご報告です。
本年は新規40個の募集を掛けていたのですが、、、
なんと、締切前日に目標達成しました!!(最終日、応募受付出来ない方が何人も出てしまいました。すみません。。)
これは日山盆踊りとしてはかなりチャレンジングな個数でしたが、想定を上回る応募がもらえて嬉しい限りです。
これまで小規模に年数個ずつ増やしていたところ、本年は櫓に合わせて多くのちょうちんを、と。筆入れを行う職人さんのスケジュールも見ながら決めていきました。
縦60cmとしっかりした大きさがありますので、お店や法人だけでなく、個人の「推し活」や「子どもへのメッセージ」を希望される方も多く、それらを眺めるだけでも楽しめます!
メッセージの入ったちょうちんはお祭り前日から会場に飾られ、8/24, 25の2日間、盆踊り会場を柔らかく照らします。
当日の盆踊り会場では是非、個性豊かなちょうちんにもご注目ください!!もっと見るまだコメントはありません
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2024年07月21日 13:59
昭和50年頃ビンゴ大会で大盛り上がりの様子(旧松原団地駅前)
まつばらだんち祭・日山盆踊りの行われる、獨協大学前〈草加松原〉西口エリアについて、日経新聞に特集記事が掲載されています!
実行委員の田中、中脇がインタビューを受けており、当エリアの変遷、再開発後のコミュニティの再生についてギュッとまとめられています。
昔住まわれていた方にとっても、これから住んでみようかと興味を持たれている方にとっても、草加松原の今を知っていただける記事となっていますので、是非御覧ください。
「東洋一」の埼玉マンモス団地、画一から多様性のまちへ:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC118IX0R10C24A6000000/
※無料会員でも閲覧可能です。もっと見るまだコメントはありません
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2024年07月14日 10:52
寄附募集開始!早速のご寄付誠にありがとうございます!
いよいよこちらのクラファンページが公開となりました!
早速大きな金額の寄付をいただいた方もいらっしゃるようで、誠にありがとうございます!
30年ぶりの櫓設営に向けて大きな一歩を踏み出し、実行委員一同、期待に旨を膨らませております。
さて、当実行委員会では祭・盆踊りの準備に加え、
様々な協賛依頼活動を行っておりますので、随時進捗状況をご報告させていただきます。
6月30日(日)第1回、三遊亭圓雀師匠チャリティ落語会を開催しました!
およそ50人の皆さんにお越しいただき大盛況で幕を閉じることができました。ありがとうございます。
今年は近隣の小学生を招待したこともあり、毎年のお馴染みさんに加えて初めて落語に触れる方もいらっしゃいました。
子どもから大人まで初めてでも楽しめる三遊亭圓雀師匠落語会!
次回は7月15日(月・祝)14時30分スタートです♪
お祭りに向けたひとつ目の大きなイベントが終わり、ここからどんどん準備を進めてまいります!
こちらの進捗状況も随時更新しますので、合わせてお楽しみいただれば嬉しいです!もっと見るまだコメントはありません
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埼玉県草加市
草加市は、埼玉県の南東部に位置し、市の南側は東京都に接し、都内へのアクセスをはじめ交通の利便性の高いまちです。
また、宿場町が広がっていた草加駅付近を中心に、全国的にも知名度が高い「草加せんべい」の店舗が多くみられ、国指定名勝となった「草加松原」では、俳聖松尾芭蕉による「おくのほそ道」のゆかりも感じることができ、日光街道の宿場町として栄えた歴史や文化も感じることのできるまちです。歴史やせんべいを味わいに草加にいらしてください。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。