読書で子どもの成長を応援したい!【100年続く図書館文化を未来へつなぐ】
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 1,540,500円
目標金額:1,200,000円
- 達成率
- 128.3%
- 支援人数
- 39人
- 終了まで
- 受付終了
埼玉県草加市(さいたまけん そうかし)
寄付募集期間:2024年7月1日~2024年9月30日(92日間)
埼玉県草加市

草加市は、こどもたちが健やかで幸せに成長できるような社会を実現するというこども家庭庁の「こどもまんなか宣言」の趣旨に賛同し、「こどもまんなか そうか」を合言葉に、こどもをかけがえのない大切な存在として位置付けると同時に、大人と同じく草加の未来をつくる大切な主人公と考えています。
こどもの意見がかたちとなり、こどもが笑顔になる、その笑顔が大人を笑顔にし、大人の笑顔がこどもたちをまた笑顔にする、そんな笑顔循環の「だれもが幸せなまち 草加」を目指します。
「こどもの笑顔はみんなの幸せ 大人の笑顔でこどもも幸せ」です。
大正13年(1924年)9月に草加町立図書館が創られてから100周年になります。
現在の草加市立中央図書館は、小さな子どもでも楽しめる施設となり、多くの市民に愛されています。
子どもの頃の読書は、こころや感性を豊かにし、コミュニケーション能力を高めるなど、変化の著しい社会を生きていく上で大切な力を育むために大きく役立つといわれています。
図書館は、家庭・地域・学校と連携し、乳幼児期から読書の楽しさを体験してもらえる取り組みをしたり、保護者に対し読書の大切さを伝える取り組みをすることで、子どもと本をつなぐ活動に力を入れています。
これからも読書を通じ、子どもの成長を応援していくためには、子どもたちが、自ら読書をしたいと思える環境の整備が必要です。その中心となるのが図書館です。草加に100年続いた図書館文化を次世代を担う子どもたちの未来へとつなぐ、今回のプロジェクトにぜひご支援ください。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
「本を読むって楽しい」は未来への架け橋!
子どもの多くは心に残る読書体験をしています



インターネットが普及し、子どもや保護者のスマートフォン等の利用が増加する一方で、子どもの読書離れが進んでいます。
令和5年度に草加市が行った調査では、6年前と比べ、読書が好きと答えた子どもは82%から80%に減少、1か月に1冊も本を読まない子どもは、15%から23%に増加していることが明らかとなりました。
しかしながら、「読んでよかった本がある」と答えた子どもは、63%から88%と大幅に増加しており、ほとんどの子どもが「心に残る読書体験」をしています。
このような体験の積み重ねが、子どもの成長につながります。「本を読むって楽しい!」と感じてもらうきっかけを増やし、自身の成長とともに「心に残る本」を増やしていってほしいと願っています。
この願いを実現するためには、まず、図書館等に子どもが読みたいと思っている本や、発達段階に合わせて子どもに読んでもらいたい本をそろえ、図書館の職員が子どもの読書を支援することが必要です。また、幼い子どもやその保護者には、家庭や地域での読み聞かせ等を通じ、「本を読むって楽しい!」と感じてもらうことが必要です。
読書の楽しさを知って育った子どもたちは、子どもたち自身の成長だけでなく、大人になったときには、きっとその子どもたちへ本を読む楽しさを伝えてくれるでしょう。子どもたちの読書の支援に取り組む図書館、100年続く草加の図書館文化を未来につなげていくこと、これが私たちの使命です。
子どもたちの読書を支援します!
図書館は、世界を広げる本との出会いの場所、学習の場所

草加市立中央図書館では、子どもたちの読書や学習のための児童書を収集、分類別やテーマ毎に整理しています。管理している蔵書数約60万冊のうち、約16万冊が児童図書で、図書館のほか、市内の公民館・文化センター、地域開放型図書室等で提供しています。
子どもは本を読むことで物語の世界に入り込み、経験したことのない世界を知ることができます。自分の興味に合わせて本を読むことで知識を深めることもできます。
図書館では、子どもと本の出会いのきっかけづくりや学習を支援するために多くの取組を行っています。
・発達段階に合わせたブックリストの作成・配布
・読書案内や調べ方の支援
・時季に合わせたテーマ本の展示
・読み聞かせ(4階おはなし室で週4日、市民ボランティアと連携)
・0・1歳の赤ちゃんと保護者のための読み聞かせ講習会(年2回程度、市民ボランティアと連携)
・こどもの読書週間や読書週間に合わせたお楽しみ袋の貸出
・市内高校の図書委員による推し本コーナーでの本の展示
また、草加市電子図書館では、朝読書などに活用できる、児童書読み放題パックを充実させています。

0・1歳の赤ちゃんと保護者のための読み聞かせ講習会

お楽しみ袋の貸出

市内高校の図書委員による推し本コーナーの設置

貸出カウンターをのぞく子ども
寄付金の具体的な使い道
【使い道】
・児童書 約500冊の購入
・草加の図書館100周年記念講演会 2回
【合計目標額】
・120万円
【目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い】
目標に達しなかった場合、集まった寄付金を本プロジェクトに活用させていただき、不足分を一般財源から充当します。また、目標額以上の寄付をいただいた場合、追加で児童書を購入させていただきます。
事業スケジュール
【年度末まで完成を目指して】
市民ニーズを捉えて子ども読書環境の整備を進めます。
・2024年10月~2025年3月まで
児童書の選書・購入、貸出、読み聞かせやイベントでの活用
・2024年10月27日
図書館100周年記念講演会(市民向け)
・2024年11月17日
図書館100周年記念及び第二次草加市子ども読書活動推進計画
スタート記念講演会(市民ボランティア向け)
草加市立中央図書館 館長 鈴木智美
100年続く図書館文化を未来へつなげます!

令和5年度にプロジェクト「児童書を充実して子どもたちの読書支援を行いたい!」のクラウドファンディング型ふるさと納税を募集したところ、多くの皆様に共感いただき、目標を上回る158万2千円のご支援をいただきました。皆様に心から感謝申し上げます。
皆様お一人おひとりから寄せられました応援メッセージを全て拝見し、皆様の想いを草加の子どもたちに届け、その未来のためにしっかり使わせていただくことが私たちの使命だと、決意を新たにしております。現在、児童書の選書・購入を順次進めております。後日、購入した図書をご紹介する機会を設けさせていただきます。
今年は、大正13年(1924年)9月に草加町立図書館が創られてから100周年になります。私たちは、これからも草加のまちの未来を担う子どもたちのために図書館の文化を継承していけるように、学校や市民ボランティアなど関係者の皆様にご協力をいただきながら頑張っていきます。
今回は、気持ちを新たに新プロジェクト「読書で子どもの成長を応援したい!~100年続く図書館文化を未来へつなぐ~」のクラウドファンディング型ふるさと納税を募集します。趣旨をご理解いただき、引き続きのご支援をお願い申し上げます。
児童室担当 司書 山中有沙
本はともだち

図書館に勤務して5年、たくさんの子どもたちの笑顔を見てきました。お母さんお父さんとキラキラした眼で絵本を探す子、椅子に座り一人真剣に児童書を読む子、私はこの光景が大好きです。
先日、幼稚園児くらいの女の子と「どれにする?」と一緒に絵本を選んでいると「これすき。読んで。」と一冊の絵本を棚から見つけて手渡してくれました。『ぞうくんのさんぽ』(福音館書店)を読みました。読み終わるとお母さんのところに持って行って、何冊か選んだ絵本と一緒に借りて行ってくれました。きっともう何度も読んでいるはずなのに、この子は「ぞうくん」とともだちなんだなと思い嬉しくなりました。
図書館では子どもの読書活動を推進するため、読み聞かせやおはなし会、親子向けのイベントなど様々な行事を行っていますが、一人でも多くの子どもたちが、あの女の子と同じように本と「ともだち」になってくれたらいいなという思いをもって運営を行っています。これからも、図書館員として子どもと本をつなぐお手伝いが出来たら幸せです。
図書館ボランティア草加 キッズサポート部 2024年度運営班 森川陽子 さん
子どもたちにこそ、ほんものを!

子どもと本について、基礎的で本質的なことをナビゲートしてくれる名著に、脇明子 著 『読む力は生きる力』 岩波書店があります。
そこでは、メディア時代だからこそ、読む力が必要であること、見ることと読むことについての考察、そして、良い物語を読むことで、思考力、想像力、記憶力、自己認識力、自己コントロール力が育っていくことが描き出されています。
また、児童図書館サービスの先駆者 アン・キャロル・ムーアを始め、子どもたちに優れた本を手渡していった先導者たちは、一様に訴えています。
「子どもたちにこそ、ほんものを!」
図書館児童室おはなし室での1回約30分はささやかな活動ですが、実は本当に貴重なひとときで、私は、本当に良いと思った本をお伝えし、手渡してゆきたいと存じます。
(森川さんは、ともだち文庫の会員としても活動されています。)
そうか革職人会 会長 伊藤達雄さん
本とのふれあいを大切に

私たちそうか革職人会は、草加市の地場産業である「皮革」の歴史を伝統、またその多様性と可能性を市内外に幅広くアピールするために活動を続けております。
そして次の世代を担う子どもたちに焦点を当て、子どもたちが直接「皮革」に触れて楽しめるふれあいの場をいろいろと提供しております。
図書館も子どもたちが直接「本」に触れて楽しめるふれあいの場です。私たちはそんな図書館の児童書を充実させるプロジェクトを応援いたします。
はるきくん
ぼくはじどうしゃの本がよみたいです。

としょかんでぼくのすきなじどうしゃの本をさがそうとおもって、「のりもの」のたなをみたら、ひこうきとしんかんせんの本はあったけど、じどうしゃの本は1さつしかみつからなくて、すこしじだいがふるかったことがざんねんでした。
としょかんにはよみたい本があるといいなとおもいます。
森本陽南子さん、凱斗くん
読み聞かせがとても良い体験になっています

0歳の子と、読み聞かせに参加しています。
図書館での読み聞かせは、親とは違った読み方で、とても子どもの刺激になっています。
他の子どもとふれあうきっかけにもなり、いつも楽しく参加させていただいています。
寄付者のみなさまへ
草加市からのメッセージ

読書を通じて草加の未来を担う子どもたちの「生きる力」を育てたい!図書館文化を未来につなげたい!
実現するために、皆様のご支援をよろしくお願いします。
感謝の気持ちと革製の本のしおりをお届けします

草加市は日本の革4大産地のひとつに数えられており、皮革産業は、草加せんべいやゆかた染めとともに、草加を代表する地場産業の一つです。
今回のプロジェクトでは、そうか革職人会様のご協力により、皮革を加工する際に生じた端切れをご提供いただきました。
ご寄付をいただいた皆様には、職員が一つ一つ心を込めて作成した革製の本のしおりを後日郵送させていただきます。
-
2024年10月08日 10:49
プロジェクト「読書で子どもの成長を応援したい!~100年続く図書館文化を未来へつなぐ~」を応援してくださった皆様へ
令和6年7月1日から令和6年9月30日にかけて寄付を募集し、当初の目標金額を大きく上回るご寄付をいただくことができました。多くの皆様のご支援に厚くお礼申し上げます。
寄付金は図書館や公民館・文化センター等の児童書購入費用及び草加の図書館100周年記念講演会の費用に充てさせていただき、子どもと本をつなぐ活動を通じて、100年続いた図書館文化を未来へつないでいきます。
なお、寄付をいただいた皆様には、感謝の気持ちとして草加の地場産業の「皮革」を使用し、職員が一つ一つ心を込めて作成したしおりを順次発送させていただきます。また、購入した児童書は、後日草加市ホームページや草加市立中央図書館ホームページにて紹介させていただきます。
今後とも本市の子どもの読書活動推進にご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
-
2024年09月08日 13:07
目標金額120万円を達成しました!(継続寄付受付中)
募集開始から2カ月が過ぎ、目標金額の120万円を達成することができました!
皆様からのあたたかいご支援、本当にありがとうございます。
9月を迎え、ついに草加に図書館が創立されてから100年が経過しました。
中央図書館では現在、100周年記念講演会の開催に向けた準備や、未来を担う子どもたちと本をつなぐための活動に、職員一同、精一杯取り組んでいます。
目標金額は達成しましたが、寄付金の募集は9月30日まで継続させていただきます。
目標金額を超過した分については、追加で児童書の購入に活用させていただきますので、引き続き応援いただけますと幸いです。もっと見るまだコメントはありません
コメントを投稿するには、 ログインとプロジェクトへの寄付が必要になります。
埼玉県草加市
草加市は、埼玉県の南東部に位置し、市の南側は東京都に接し、都内へのアクセスをはじめ交通の利便性の高いまちです。
また、宿場町が広がっていた草加駅付近を中心に、全国的にも知名度が高い「草加せんべい」の店舗が多くみられ、国指定名勝となった「草加松原」では、俳聖松尾芭蕉による「おくのほそ道」のゆかりも感じることができ、日光街道の宿場町として栄えた歴史や文化を感じることのできるまちです。また、せんべいのほかに皮革製品など特色ある伝統産業も受け継がれ、産業と暮らしが調和したまちとなっています。歴史や文化のかおりを味わいに草加にいらしてください。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。