会津駒ケ岳のハイカーと湿原を守るため、安全な”木道”を取り戻したい!
カテゴリー:自然・環境
寄付金額 1,369,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 136.9%
- 支援人数
- 102人
- 終了まで
- 受付終了
福島県檜枝岐村(ふくしまけん ひのえまたむら)
寄付募集期間:2018年6月1日~2018年8月29日(90日間)
福島県檜枝岐村

日本百名山のひとつで「天上の楽園」とも言われる会津駒ケ岳は、山頂周辺に群生する貴重な高山植物や、色鮮やかな紅葉を目的に、毎年多くのハイカーが訪れています。しかしながら、厳しい自然条件に対して維持管理が追い付かず、ハイカーが使用する「木道」が老朽化し、湿原への踏み込みや怪我につながっています。会津駒ケ岳をより多くの人達に安全に楽しんでいただくため、この度、クラウドファンディングを実施します。集めた寄附金額は、老朽化した木道の整備と、より、会津駒ケ岳をゆっくりと楽しんでいただくための、休憩用デッキを設置するために活用させていただきます。
温かいご支援誠にありがとうございます!
引き続きよろしくお願いいたします!
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【8/9】目標達成のご報告
この度、皆様の温かいご支援のおかげで、目標金額を達成すること皆様からお預かりさせていただきました寄附金は、会津駒ケ岳の木
標高2000mを超える場所での事業となるため、工事期間が限ら
これからも檜枝岐村や会津駒ケ岳の美しい景観を守り続けるよう取

【注意事項】
当事業における桧枝岐村負担費用は全体で約3千万円となります。クラウドファンディングの目標金額は達成しましたが、期間内は引き続き寄附を募集させていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
日本百名山「会津駒ケ岳」
美しい四季折々の姿
会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ)は、福島県檜枝岐村にある標高2,133mの日本百名山の一つです。冬は2mほどの高さまで雪が積もり、9月は見事な紅葉で訪れた方を魅了します。
登山しやすい時期は6月~9月、今年は6月30日に山開きが行われ、登山シーズンとなりました。

雄大な“湿原”
この山の大きな特徴は、山頂に広がる雄大な“湿原”。特に会津駒ヶ岳から中門岳にかけての稜線は、山の上とは思えないほどの広大な湿原が広がり、※池塘(ちとう)とお花畑が点在する山上の楽園となっています。
山頂一帯の湿原、点在する池塘(ちとう)、高山植物の美しさ、山頂からの尾瀬一帯の風景は多くのハイカーや、登山者を魅了してきました。

※池塘(ちとう)とは
高層湿原(周囲から流入する水が届かない高さまで泥炭表面が発達した湿原)が作られる過程において、堆積した泥炭層の隙間が水で涵養(かんよう)された部分のこと。周囲とは隔絶された環境であるため、独特の生物相ができる。池塘と池塘の間は地上、地下の水路でつながり、時に泥炭層の一部が浮島として浮遊することもある。
山仲間たちが集う「駒の小屋」
会津駒ケ岳にあるのは、美しい自然だけではありあません。「会津駒ケ岳駒の小屋」は山頂直下のところにあります。
素泊まりのみの小屋で、電気も通っていません。しかし、小屋でお世話してくれる温かい主夫婦と、ランプの灯火のなかで過ごすゆっくりとした美しい時間は、何にも代えがたいものです。

老朽化した“木道”を取り戻したい!
40年以上「ハイカー」と「自然」を守ってきた
檜枝岐村では、美しい湿原が踏み荒らされることを防ごうと、1970年代から、”木道”の整備に着手してきました。この木道のおかげで駒ケ岳の湿原は守られ、ハイカー達も安心して駒ケ岳を楽しむことができていました。

木道の老朽化は「湿原の破壊」「事故」に
しかし、雄大な自然の中で、ハイカーと自然を守り続けた現在の木道は老朽化して傷みが目立ち、傾いて滑りやすい場所も出てきてしまっています。敷設された木道の維持管理は困難な状況です。
美しい湿原への踏み込みだけではなく、ハイカーの怪我にもつながっており、自然保護とハイカーの安全性・利便性向上のために、木道の整備が早急に望まれています。

”木道”を蘇らせます!
いただいた寄附の使い道と事業計画
檜枝岐村では今回のクラウドファンディングで集めた寄附金額を活用し、老朽化した木道の整備を行います。この事業費の村からの費用は約3千万円となっており、今回のクラウドファンディングではその内の一部の100万円を目標とします。
現在の会津駒ケ岳はまだ雪に覆われており、山開きは6月30日になる予定です。夏山シーズンが終わる9月ごろにから木道整備の工事に入ります。1年目は「駒の小屋」から山頂までの木道を更新し、また、会津駒ケ岳をより楽しんでいただくためにデッキも新設し、ビュースポットで快適な休憩時間を提供したいと考えています。
美しい自然を守りながら、会津駒ケ岳をより多くの人達に安全に楽しんでいただけるようになるため。皆様のご協力をお願い致します。

限られた時間で人力での作業
標高2000m以上ある山頂付近の工事となるため、ヘリコプターで材料を運搬しながら木道の敷設を行います。雪が多い時期は工事ができないため、1年のうち工事期間は3か月程度であり、天候によっては予定通りヘリコプターが運行しないこともあります。そのためこの事業は5年程度の期間をかけての事業となる予定です。

このクラウドファンディングは『ふるさと納税』対象事業です!
ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことです。個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
ふるさと納税をもっと知る
私はふるさと納税をいくらできる?(寄附金控除額のめやす)
ふるさとチョイスのガバメントクラウドファンディングについて
プロジェクト関係者から
会津駒ケ岳を守るためにご協力ください
■檜枝岐村長 星 光祥

高山植物の宝庫であり、日本百名山にも含まれる「会津駒ケ岳」は、昭和40年代に木道敷設、平成5年に湿原裸地化回復工事、平成14年に公衆トイレ設置・・・と、環境保全に取り組んでまいりました。しかし、厳しい自然環境にさらされた木道は老朽化が進み、湿原への踏み込みや登山中の怪我が増加しております。
木道補修と休憩ポイントとなるテラスの補修・新設により、自然保護と登山で訪れた方の安全性や利便性の向上につながることが期待されます。本来、国立公園は国の管理となりますが、村としても早急な対応が必要です。事業実施には莫大な費用が掛かりますので、寄附を募りながら財源を確保していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
寄附者の方へ
「事故」と「自然破壊」を無くすために
■会津駒ケ岳木道整備に向けて

会津駒ケ岳の入山者数は、年間8000~10000人に上ります。しかし、どんなに山が好きな方でも、怪我をすればつらい思い出の方が強く残ってしまいますので、木道を整備することで怪我のリスクを少なくしていきたいのが檜枝岐村の願いです。
補助金だけに頼っていては、木道整備が完了することは難しく、多くの方に賛同いただき、継続的に木道の整備を進めていきたいと考えています。

お礼の品をご紹介
会津駒ケ岳の木道整備事業にオリジナルTシャツ
会津駒ケ岳の木道整備事業に1万円以上のご寄附をいただきました方には、お礼の品としてオリジナルTシャツを差し上げます!サイズは【S・M・L】からご指定いただけます。

協力いただいた方の名札掲示
ご寄附をいただいた方のお名前(希望された方)を、オリジナルの名札に記名し、「会津駒ケ岳駒の小屋」および「尾瀬・檜枝岐山旅案内所」の2か所に記念として掲示させていただきます。
檜枝岐村に遊びにいらした際には、是非、掲示されたオリジナルの名札をご覧になってください!

「会津駒ケ岳駒の小屋」

「尾瀬・檜枝岐山旅案内所」
お礼の品はこちらから
現在進捗情報はありません。
福島県檜枝岐村
檜枝岐村は福島県の西南端に位置し、面積の約98%を林野が占める自然豊かな村です。尾瀬国立公園や日本百名山の燧ケ岳や会津駒ケ岳へのアクセス拠点となっており、毎年多くのハイカーが訪れます。また、江戸時代から270余年にわたって継承されてきた檜枝岐歌舞伎、高冷地でコメが収穫できないためにそば粉を使った独自の食文化、宿泊施設を含む全家庭へ配湯されている温泉など、多くの観光資源がある村です。
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