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【能登半島地震】モバイル建築を被災地に届け、広域避難や二次避難が困難な方を支えたい

カテゴリー:災害 

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寄付金額 408,400

4%

目標金額:10,000,000

達成率
4%
支援人数
55
終了まで
受付終了

愛知県常滑市(あいちけん とこなめし)

寄付募集期間:2024年2月8日~2024年3月20日(42日間)

愛知県常滑市

プロジェクトオーナー

2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により甚大な被害が報告されています。
被災した方々の中には、地元の復旧作業に従事する方々や、農林水産業などの生業のため被災地を離れられない方々など、広域避難や2次避難が困難な方々います。家族と離れて単身で被災地に残り復旧作業に従事する被災者の方々が共同生活する宿舎が求められています。
また、上下水道を始めとしたインフラの復旧や応急仮設住宅の整備等に従事する方の滞在場所が被災地から離れていることによる復旧作業の長期化も深刻な問題となっています。
そこで本市では、包括連携協定を締結している一般社団法人日本モバイル建築協会からの提案を受けて、同協会が実施する木造モバイル建築(※)を活用した共同宿舎等を被災地に届ける活動を支援するため、クラウドファンディングによる寄附の受付を始めました。
みなさまのご支援をお願い申し上げます。

(※)モバイル建築とは、工場で製造し完成した建築ユニットをユニット単位でトラック等に積載・輸送し、迅速に建設・移築することを繰り返し行うことができる建築物の総称です。

プロジェクトの背景

ライフライン被害により救援・復旧活動が難航しています

今回発生した地震では、土砂災害や地盤災害による道路の閉塞、上下水道の断絶を始めとしたライフラインの被害などにより、被災地での救援は難航しています。
ライフラインの完全な復旧には長期間を要することが見込まれており、体育館や学校などに避難している方は、広域避難として被災地外のホテル・旅館等への二次避難が推進されています。
一方で、被災者の中には、地元の復旧作業に従事する方や、農林水産業などの生業のため被災地を離れられない方など、広域避難や二次避難が困難な方もおり、こうした方々が地元で継続して活動するための環境整備が不可欠な状況にあります。
加えて、住居を失い避難所生活を余儀なくされている被災者が安心して日常生活を営むことができるよう、今後、速やかな仮設住宅の整備が求められています。
しかし、復旧作業に従事する方や仮設住宅の工事に従事する方の滞在拠点は、現在、被災地から遠く離れた場所に設けられているため、移動に何時間も要してしまうことから、作業に遅れが生じることが懸念されます。

プロジェクトの目的

広域避難や二次避難が困難な方を支援したい

家族と離れて単身で被災地に残り、地元の復旧作業に従事する被災者や農林水産業などの生業のため被災地を離れられない方など広域避難や二次避難が困難な方々の活動や生活を支えるため、木造モバイル建築を活用して、被災者の方々等が共同生活する宿舎を整備します。
また、広域避難や二次避難のため、被災地外へ避難されている方々が一刻も早く再び住み慣れた土地に戻って来られるよう、迅速な仮設住宅の整備が進められるようにするため、復旧作業に従事される方々の宿舎等も併せて整備します。

モバイル建築とは

モバイル建築とは工場で製造し完成した建築ユニットをユニット単位でトラック等に積載・輸送し、迅速に建設・移築することを繰り返し行うことができる建築物の総称です。
ユニットが規格化されているため、複数のユニットを連結・積層することで様々な間取りや規模、用途、階数の建築物が構成できます。
モバイル建築の品質は本設の恒久仕様を基本としており、一般住宅と同等以上の安全性、耐久性、断熱性、遮音性、環境性能を有しています。
現在、住宅・非住宅問わず、人が滞在をすることを想定したモバイル建築の施設については、木造で建築することを基本としており、ここで設計・実装されている建築物は、耐震等級3(コンクリート基礎に緊結した場合)以上、断熱性能5(北海道 ZEH 基準)以上等の性能を備えています。
この性能は、震度6強〜7の大地震が起きても、軽い補修程度で住み続けられることができ、北海道等の寒冷地でも高い断熱性を有するものであり、高い安全性と省エネ性を実現しています(2025 年 4 月からの省エネ基準義務化もクリアしています)。
建設後も、建物を解体せずにユニット単位で基礎から分離し輸送し何度でも再利用することが可能なため、環境負荷の軽減が期待されるとともに高い経済性を有します。

一般社団法人日本モバイル建築協会との包括連携協定

愛知県常滑市と一般社団法人日本モバイル建築協会は、令和4年12月20日付で「地方創生並びに地域防災力の向上に関する包括連携協定」を締結しました。
本市は、一般社団法人日本モバイル建築協会からの提案を受け、同協会が実施するモバイル建築を活用した宿舎の整備等の取組みを支援します。

一般社団法人日本モバイル建築協会との包括連携協定

寄附金の使い道

皆様からいただいたご寄附は、令和6年能登半島地震の被災地支援に活用させていただきます。
詳細は追って「進捗情報」欄にてご報告いたします。

・ 恒久仕様の木造モバイル建築(約 40 ㎡~50 ㎡のタイプのユニットを 3~4 棟)の製造と被災地への輸送及び現地での設置工事費

・ その他被災地のニーズに応じた支援活動等

・ 共同宿舎としての役割を終えた後は、被災自治体の希望により、本設の災害復興公営住宅等として活用します。

なお、指定寄附のうち 5%を一般社団法人日本モバイル建築協会の事務局運営費(本プロジェクトの直接費に該当する費目に限る)に活用させていただきます。

※一般社団法人日本モバイル建築協会には、寄附額からふるさとチョイスへの手数料等(12%)を差し引いて拠出します。

目標金額に達しなかった場合は、集まった寄附金の範囲内で活動を行います。また目標金額以上の寄附をいただいた場合は、次の災害に備えたモバイル建築の備蓄(社会的備蓄)や体制整備等に充てさせていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年03月08日 12:00

    復旧作業に従事する被災者や支援者が宿泊する施設を整備しました

    石川県内19市町の被災家屋は約7万5千棟にものぼると報告されていますが、奥能登地方の4市町には民間の賃貸住宅が少なく、空き家・空き室を借り上げて無償で提供する「みなし仮設住宅」が不足しています。そのため、被災地の近くに応急仮設住宅を建設して欲しいという被災者のニーズが高いものの、用地不足や建設作業者の宿舎不足などにより仮設住宅の建設が大幅に遅れています。
    石川県は、これまでに仮設住宅約3,400戸の建設を着工しましたが、2月末までに完成した仮設住宅は約300戸にとどまります。

    このような状況を踏まえ、一般社団法人日本モバイル建築協会では、石川県からの要請を受け、被災者のための応急仮設住宅の供給に加えて、支援者のための仮宿舎の供給に取り組んでいます。
    そうした中で、被災した自営業者など地元の復旧活動に従事するために被災地を離れられない方の生活の場の整備などの問題を解決するため、同協会は、茨城県境町の協力を得て、境町が保有していたコンテナホテルを能登町に無償貸与し、地元で復旧作業に従事する被災者や支援者が宿泊する施設として提供しました。

    また、同協会は、復旧を支える方々の仮の宿舎のニーズを支えるため、会員企業の協力を得て、支援者向け施設として利用するモバイル建築の製造にも着手しています。
    これらの取組みに並行して、医療的ケアが必要な方々が復旧した被災地に戻り安心して暮らせるために、災害時に医療用の電源が確保できる福祉避難ユニットを製造し被災地に送る準備をしています。

    被災者のための応急仮設住宅の供給をはじめとした支援活動を加速させたいと思いますので、引き続きご支援いただけますよう、よろしくお願いします。

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  • 2024年03月07日 12:20

    被災地支援のため常滑市から職員を派遣します

    常滑市では、地震が発生した1月1日以降、消防職員(宿営資機材の搬送、ヘリコプターによる傷病者搬送の補助など)や水道職員(避難者への給水車による給水活動)等を派遣し、被災地を支援してきました。
    発災から2ヶ月が経過してもなお、輪島市をはじめとする多くの地域では断水が続いています。
    本市としても、応急給水活動の支援を引き続き行っていくとともに、罹災証明書交付のための住家の被害状況調査の支援を行うため、引き続き職員派遣を実施してまいります。

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愛知県常滑市

愛知県知多半島の西海岸に位置し、北に知多市、東に阿久比町、半田市、武豊町、南に美浜町に隣接しています。
気候は年間を通じて温暖で適度の雨量があり、海、山の幸に恵まれています。
平安時代末期ころからの「古常滑」と呼ばれる焼き物の産地として知られ、瀬戸、信楽、越前、丹波、備前と並び、日本六古窯のひとつとされ、中でも最も古く最大の規模とされています。
窯業は現在も主産業になっています。窯業のほかには繊維、工業、機械金属工業、醸造業などがあります。
農業は大規模な耕地整備が進められ、野菜、果物などの栽培が盛んです。魚の宝庫といわれる伊勢湾から多種類の魚が獲れ、のり養殖も行われるなど漁業も盛んな地域です。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 少しでもお役に立てたらと寄付します。

    2024年2月19日 12:04

  •  この度の能登半島地震への早急な対応に活用されることを期待している。また、今後の災害に備え、全国の各地にも普及されることを期待している。
     貴市職員をはじめ、関係各位において、お身体に留意され、御活躍されることをお祈りしています。

    2024年2月18日 17:23

  • 素晴らしいプロジェクトを有り難うございます。
    ささやかですが参加させてください。

    2024年2月10日 15:33

  • こちらの取り組みで、復旧作業が早く進むことを期待します!

    2024年2月8日 11:03

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