国産唐辛子を栽培し「ユザスコ」開発プロジェクト【チリ好き農家がつくる新特産品】
カテゴリー:新産業・地域創生
寄付金額 1,090,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 109%
- 支援人数
- 16人
- 終了まで
- 受付終了
新潟県湯沢町(にいがたけん ゆざわまち)
寄付募集期間:2025年6月15日~2025年9月12日(90日間)
新潟県湯沢町×起業型地域おこし協力隊

農業は、人の食料を生み出すだけでなく、人の心も豊かにします。この事業が広がることで、福祉との連携や、湯沢町でのセカンドライフの提案につなげていきたいと考えております。
現状、農家を継ぐ人が多くない中で生まれてしまう耕作放棄地も、すこしでも活用していきたいと考えております。
その為には、多くの人から愛される商品開発が必要です。毎日必ず食べるほど大好きな唐辛子の魅力を「ユザスコ」という形に変えて皆さんにお届けしたいと考えています。
激辛商品などの唐辛子市場は伸びており、湯沢町から全国へ、世界へ飛び出していけるような商品に育てていきたいと思っております。
なぜ「ユザスコ」なのか

皆さん、唐辛子と聞くと「辛い」という印象が強いのではないでしょうか?
実はその“辛さ”の奥には、驚くほど深い甘みと旨味が隠れているんです。
その事実に気がついたのは、東京で生活していた頃、激辛ラーメンで有名な「蒙古タンメン中本」に通い詰めていたときのこと。ある日、北極ラーメンの辛さが物足りなくて、一味唐辛子をレンゲ一杯すくってそのまま口に入れてみました。すると――「甘い!?」。驚きながらもう一杯…やっぱり甘い!
調べてみると、唐辛子はトマトと同じくらいの糖度と旨味成分を持っていることを知り、完全に魅了されました。
その出会いをきっかけに、私は毎日唐辛子を食べるほどの“チリホリック”に。
そして今、新潟県湯沢町で「唐辛子本来の美味しさを届けたい」という思いで唐辛子栽培と商品開発に取り組んでいます。
ユザスコは、収穫した唐辛子をすぐに塩漬けし、乳酸発酵させることで、旨味と甘味を最大限に引き出したホットソースです。辛さは控えめなので、どんな料理にも合い、日々の食卓に新しい味わいをもたらしてくれます。
実は日本で流通している唐辛子の約3分の2は輸入品。農林水産省の2022年度のデータでは、輸入量が404t、出荷量が220tで、その多くが大分・京都・千葉など温暖な地域で栽培されています。
しかし、ここ南魚沼は雪国。寒暖差と雪解け水の恩恵を受けて、低温に耐え抜いた唐辛子は力強く、他にない旨味を持っています。
湯沢町で育てた唐辛子を新たな“地域の特産品”に育てたい――そんな思いから「ユザスコ」の開発に挑戦しました。
「ユザスコ」の畑と試食会の反響

唐辛子を栽培す畑を南魚沼地区で借り、栽培期間中農薬不使用、無肥料というより自然に近い栽培方法で唐辛子を育て、湯沢町内で加工しています。
加工の際は、発酵のプロセスを取り入れ、唐辛子のうまみをさらに引き出せるように工夫したことで、唐辛子好きチリホリックとして納得のいく味に仕上がってきました。
先日試食会では、
「爽やかな辛味と酸味で子供達もどんどん使っています。辛すぎないので、シンプルな料理や素材と合わさるとより唐辛子の旨味を感じられる」
「辛さの中にしっかりとした旨味があって美味しい!」
というお声を頂きました。
唐辛子の薬効成分も多くの人に理解していただくことができましたので、自信を持って多くの方にお届けしたいと思います。
湯沢町だからこそ美味しい「ユザスコ」

新潟県湯沢町は新潟県内の山間にあり、冬季は厳しい寒さに見舞われます。夏でも夜間は冷え込みますが、その寒暖の差が新潟県内でもトップブランドの「南魚沼コシヒカリ」の有数の産地としての地位を確立しています。
また一方、そうした山間地域においては古くから香辛料を活かした食品の保存や調味料が発達するという歴史を持っております。
例えば、新潟の特産である「かんずり」は、厳しい寒さの中で仕込まれます(一説には、上杉謙信が京都から唐辛子を持ち込み、上越地方に普及させたともいわれています)。そして、厳しい寒さで冷え切った体を温めるために食されてきました。

そんな湯沢町の歴史を活かし、この湯沢町であらたな香辛料開発にチャレンジをするために、ふるさと納税を通じた寄附受付を開始させていただきました。
湯沢町の地域おこし協力隊として、地元の方々と交流を重ねながら、食文化の魅力を発信してきました。
唐辛子の可能性をもっと多くの人に知ってもらいたい。そして、湯沢の自然とともに育まれた「ユザスコ」で、誰もが笑顔になるような新しい食の楽しみを提案していきたいと思っています。
このプロジェクトの成功には、皆さんの応援が必要です。
どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします!
寄附金の使い道
いただいた寄附金は、稲作農家の生産や流通改善に関するチャレンジを強力に推進するため、新規で機器を購入したり、新しい商品開発を行ったり、湯沢産商品のブランディング・販路開拓を行う、町内振興事業の財源として活用させていただきます。
この度、湯沢町でホットソースづくりにチャレンジされる土田さんの商品開発が支援案件として認定されました。耕作放棄地を活用し、南魚沼エリアの豊かな自然を活かした商品開発を支援いたします。
なお、目標金額以上のご寄附を頂いた場合及び目標金額に達しなかった場合においても同事業の財源として活用させていただきます。目標金額に達しなかった場合でもホットソース開発は継続して行われます。目標以上に寄附を頂いた場合、町内事業者のさらなるチャレンジに対しての補助に活用させていただきます。
ホットソース開発までのスケジュール
ふるさと納税の返礼品として2025年6月~7月頃に登録する予定です。公開後にこのプロジェクトにも追加します。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品一覧
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2025年09月01日 11:32
目標金額を達成しました!
プロジェクトを支援していただき、心より感謝申し上げます。
皆様の温かいご支援のおかげで、目標を達成することができました。
いただいた寄附金は、稲作農家の生産や流通改善に関するチャレンジを強力に推進するため、新規で機器を購入したり、新しい商品開発を行ったり、湯沢産商品のブランディング・販路開拓を行う、町内振興事業の財源として活用させていただきます。
今回開発した「ユザスコ」は、ふるさと納税の返礼品としても現在掲載中です。ぜひご覧ください。もっと見るまだコメントはありません
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新潟県湯沢町
湯沢町は、新潟県の南端に位置し、日本百名山の谷川岳や苗場山などに囲まれた自然豊かな山あいの町です。冬には3m近い雪に覆われる豪雪地帯で、川端康成の小説「雪国」の舞台となりました。「雪国」の冒頭に描かれる雪の情景は、湯沢町の原風景と重なります。
スキーリゾート、温泉、水、お米、お酒、山菜、キノコ、野菜…
雪がもたらす恵みが豊かで、四季折々の魅力がいっぱい。
そんな湯沢町をみなさまのふるさととして愛していただけたらうれしいです。
山あいの町ですが、関越自動車道の「湯沢IC」と上越新幹線の「越後湯沢駅」があるのでお出かけいただくにはとても便利な環境にあります。
東京駅から越後湯沢駅まで新幹線で最短66分!都内への通勤も可能です。
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