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ネクストゴール200万円に挑戦中!!【伝統工芸品の織物×写真×アート】で地元の伝統工芸品を楽しく広めよう!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 2,377,000

237.7%

目標金額:1,000,000

達成率
237.7%
支援人数
61
終了まで
受付終了

兵庫県加西市(ひょうごけん かさいし)

寄付募集期間:2023年12月1日~2023年12月31日(31日間)

兵庫県加西市

プロジェクトオーナー

地元の伝統工芸品である播州織、さをり織で出来上がった洋服等を、地元の方をはじめ、様々な方に着ていただき、撮影会を実施し、その写真の展示会を開催します。
この取り組みを通じて、これまで播州織・さをり織を知らなかった方にも、知っていただくきっかけになればと感じています。また、手工芸品である伝統的な工芸品の作品や身に纏う衣服の可能性を信じて未来へと継承したいです。
より多くの方へ広めるためにもワタシが行える写真という技術、アート制作という自由な発想から、【伝統工芸品の織物×写真×アート】で世の中に広めていきたいと考えております。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合、芸術・文化の振興に関する事業に活用させていただきます。

写真

初めまして、私はこのプロジェクトに取り組む「渡辺あさ美」と申します。現在、日本を中心に写真家やアート制作を行っており、主にジェンダーやマイノリティーという社会問題を軸に作品制作を行っています。現在は東京に住んでいますが、加西市との縁は2023年5月に火祭アートフェスでアーティストとして参加し訪れたことがきっかけでした。加西市の住民との会話や交流を通じて、皆さんが感じる加西市という地域の魅力や、それぞれの人が抱く未来への思いが心に響きました。そして、繋がりの強いコミュニティの存在に触れ、加西市の地元の力強さを感じました。

同じ時に、加西市で伝統的な工芸品を制作する工房の方々と出会いました。加西市に住み、地元の伝統工芸品を制作している工房の方々の作品を見たときに、日本独特の形(なり)というのでしょうか、風格、製作者の方の個性が作品に表されていると感じました。
作品を通じて製作者の思いを感じ取りながら、「工房の方々と一緒に何か作りたい」「この作品をもっと多くの人に知ってもらいたい」と思うようになりました。

現代社会では、大量生産と大量消費が主流となり、使い捨ての商品が私たちの生活を満たしています。全て同じ完成度の高い製品は安定感がありますが、一方で人間味が薄れていると感じることもあります。クラフトワーク(手工芸)よる一つ一つが異なる作品は、私たちの生活や社会で忘れてしまった「何か」を取り戻すきっかけになるのではないでしょうか。

加西市地元の工芸品を今後の未来にも継承したい!

伝統的な工芸品を伝承するために・・・

人の手で作られる加西市の伝統工芸品をより多くの方に知っていただきたいという思いがあります。
隣接する西脇市は播州織の中心地だと言えますが、播州一帯でも播州織の機織り工場が盛んです。
手織り工房ちか子では、先染めの色糸を主に使用し、作品を作成しています。材料としては、新聞紙や包装紙、布などを細く裂いて横糸に使用するため、機織りに使用できるものは何でも使うことができます。手織り機なので、出来る事が多いのが特徴となります。

しかしながら、我々の一番解決したい課題は、こうした作品があること自体がなかなか認知されていないことや、流通が困難であるということです。また、手織り作品は企業や会社ではなく、個人が製作しているため、作品が急速に売れる場合でも、制作が追いつかないことがあります。在庫がすぐ売れ尽くし、新しい作品が順次製作される状況が理想的です。職人の生活や事業上のキャッシュフローを考慮すると、作品が市場に滑らかに届く仕組みが必要不可欠であると考えます。

色々な方々と知り合い、楽しみながら多くのアイディアを取り入れ、作品を探ることで、これらの伝統的な技術を未来にも継承していきたいという願いがあります。

地元の伝統工芸品を【伝統工芸品の織物×写真×アート】で楽しく広め未来へ継承

伝統工芸品を継承するために・・

今回のご支援は、加西市にお住まいの方が制作をしている工芸品の衣服の作品をより多くの方に知っていただくための活動の一部の経費として利用させていただきます。

具体的な活動としては、加西市の工芸品で作られた洋服等を地元の方々に着ていただき、撮影を実施します。様々な年齢層や性別の方々にモデルとして参加いただき、ヘア、メイクも施す予定です。

加西市の方々に参加していただくことにより、加西市で制作された作品をアピールするだけでなく、その作品が生まれた場所についても知っていただくことにつながると考えています。

また、私が2023年5月に加西市で行われた火祭アートフェスにアーティストとして参加した際に、自然豊かな場所で素晴らしいと感銘を受けた場所である「農家レストラン土一七日屋台」と、その付近で撮影を行います。織物の糸は自然との相性が良く、着心地が素晴らしいという特性を活かして、工芸品と現代のコラボレーションを行い、その魅力を写真という形で伝えたいと考えています。撮影した写真と写真集は、作品とともに写真展で展示します。その際には、ご支援くださった方限定で「特別販売」も行いたいと考えております。展示会は、「農家レストラン土一七日屋台」を想定しています。

寄附金の使い道

・写真制作費用
・写真展にかかる費用
・運送費
・特別イベント開催に向けての費用
・工房のかたがかかった制作に当たる費用
・ヘアメイクや雑費購入費用

※目標金額に達しなかった場合においても本事業に活用させていただきます。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合、芸術・文化の振興に関する事業に活用させていただきます。

大量生産、大量消費の時代だからこそ、ひとつずつ手作業で作る個性ある作品を日常へ

現在ある資源で生産をしよう

手工芸品は購入できますが、体験を行うことってなかなか機会が少ないですよね?
そこで、今回は「織りの体験イベント」を開催するとともに「限定特別販売」も実施いたします。
実際に、ご自身で工芸品を織ってみると、手工芸の温もりを実感できることと思います
場所は、「農家レストラン土一七日屋台」で行う予定です。この場所は、火祭アートフェスでも使用させて頂いた場所でもあり、工房の方々ともここで出会いました。「農家レストラン土一七日屋台」は原始人会という方々が経営をしており、地元の方々で経営を行なっています。
この場所で体験イベントを行うことにより、地元の工芸品を地元の方が頑張って切り盛りをしている場所で行え地域の発展、宣伝にもつながると考えています。

イベントでは、さをり織の工房の方にも来ていただきたいと考えています。
さをり織は主にさをりの糸を使用しており、さをり織には、感力という言葉があり、自分の感性で自由に感じたまま織ることに魅力があります。さをり織の温もりを感じていただくためにも、ぜひ一度体験して、身につけてみてください。(さをり織/工房 福田孝美さん)

【お写真は播州織を行なっている工房ちか子さん】
加西市の伝統工芸品である播州織で作品を制作しています。播州織は、お隣の西脇市を中心に、播州一帯で活躍している機織り工場でも生産されてます。
手織り工房ちか子では、先染めの(色糸)糸を主に使って作品を織り上げています。
材料は、ほかに、機織りに、横糸として使用できるものは、何でもつかえます。
たとえば、新聞紙や、包装紙、布などを、細く裂き、横糸に、使用します。手織り機なので、出来る事とおもいます。
私の使用している機織り機は、西脇市で作られた機織り機と、さをりの機織り機を、使っています。いろんな布を、一から織り上げるのは、ウキウキ、ワクワクします。
夢中になる事があり幸せです。(工房ちか子)

手工芸品の織体験

実際にご自身で織ってみることによってわかることがありますよ!

事業実施のスケジュールは以下の通りです。

2024年(春〜夏)寄附者向け限定ワークショップ実施
※具体的な日付はまだ未定です。開催日時が決まり次第、寄付者の方には後日別途ご連絡させていただきます。

2024年(春〜秋)撮影を行う
2025年(夏〜秋)写真展実施

福田孝美さん(工房ひらり)

さをり織の工芸品も同じく

加西市に住んでおり、さをり織という工芸品を制作しています。
さをり織は大阪を拠点に全国的に広まった工芸品で、その名を知られている方も多いです。
主に、作品の展示や、展示販売を行なっていますが、手工芸品ということもあり、洋服も一点もので一万円以上することもあり販売しにくい価格となっています。
イベントに出展を行うとバザーのようになってしまうので、さをり織を行なっている事業所ではバザーの販売をしないようにしていきましょうという取り組みもあります。
さをり織に興味を持ち始めた方も多くいらっしゃいますが、技術を教えてくれる後継者の方が少なくなっているのが現状です。
作品展は定期的に行なっておりますが、さをり織をどのように広めていくのかが、今後の課題となっています。

加西市からのメッセージ

若者・女性に選ばれる加西市を目指して

写真

コロナを契機に地方(ふるさと)の仕事のありようは大きく変容しました。
また、リモートワークの普及でどこでもしごとができるようになったことで、「都会でしかできなかったしごと」が地方でもできるようになりました。
加西市は元々、製造業も盛んであるほか、穏やかな気候と豊かな土壌から農業も盛んな地域です。一方で、20 歳代の継続的な市外流出が課題となっています。
特に、近年は20~30歳代女性の市外流出が増加している状況です。
このプロジェクトを通じて、若い世代が活躍できる場を作り出していき、地域の活性化につなげていきたいと考えております。
みなさまの共感と寄付に、心より御礼申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

お礼の品の紹介

※お礼品のラインナップは、変更・追加される場合があります。

  • 2024年01月19日 18:00

    【目標達成のお礼】ご支援いただき、本当にありがとうございました。

    令和5年12月31日にプロジェクトの寄付受付を終了し、みなさまのご支援のお陰で、無事目標を達成することができました。
    温かいメッセージと共に、応援いただき本当にありがとうございました。

    いただいた寄附金は、本プロジェクトの活動に、大切に活用させていただきます。
    事業が完了しましたら、改めてこちらでご報告させていただきます。
    ぜひ引き続き見守っていただけますと幸いです。
    この度は、誠にありがとうございました。

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兵庫県加西市

加西市は、兵庫県の南部、播州平野のほぼ中央に位置します。年間を通じて温暖な気候と広大で肥沃な土壌に恵まれ、水稲や果物等の農産物、それらを用いた加工品が特産物です。

また、日本最古の地誌「播磨国風土記」にも登場する自然と歴史が融合したまちで赤穂義士のゆかりの地でもあります。
市内には古法華自然公園やフラワーセンター、五百羅漢、玉丘古墳群などの観光名所が多数あり、田園地帯の中を北条鉄道も走っています。さらに、11月~5月には全国から多くの気球チームが訪れ、市内上空に気球を眺めることができます。

加西市は豊かな農地や里山など地域資源に恵まれ、若者から高齢者までが安心して暮らすことができる全国に誇れるまちづくりを目指しています。