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多様性の時代を生きる若者のためのプレコンセプションケア【ポケット保健室】をみんなで作りたい!

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 730,000

48.6%

目標金額:1,500,000

達成率
48.6%
支援人数
5
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2023年11月24日~2024年2月16日(85日間)

佐賀県NPO支援 × 一般社団法人ヘルスサポーターズイノベーション

プロジェクトオーナー

このプロジェクトでは、学生やまだ社会人になったばかりの若者をはじめとした、全ての世代の人が、スマホで手軽に健康やライフデザイン(働き方・出産・結婚・お金等)に関する信頼できる情報に手軽にアクセスできるポータルサイト【ポケット保健室 CHILWEL】を実現します。そこには、学校では教えてもらえない、でも多くの人が知りたいことを短くまとめた動画を多数掲載します。他にも、悩んだ時に専門家にチャットで相談できるサービスも実装します。みなさまからの寄付を活用して、観たい!役に立った!面白い!と感じていただける多彩な動画を制作したいと考えていますので、応援をよろしくお願い致します。

「もっと早く知りたかった…」を減らしたい

情報を武器に答えのない道を進んでいこう

私たちはこれまで働く大人向けに”健康”や”ライフデザイン”をオンラインサービスでサポートする『CHILWEL(チルウェル)』を運営してきました。今回、学生など若い世代にも対象を広げプレコンセプションケアのための『ポケット保健室』へと機能を拡充し、年代・性別を超えた全ての人のWell-Beingをサポートできるサービスを実現します。

月経の不調や痩せすぎ、性感染症の増加、予期せぬ妊娠など、若者たちは様々な健康上の課題に直面しています。その課題は”今”だけでなく”将来”にも深刻な影を落とすリスクがあるにも関わらず、そのことを知らない、また知っていてもどこに相談すればいいか分からないために放置されてしまっているケースも多く見受けられます。
若い時からライフ(人生)と生殖・健康などのつながりを意識する機会や、当事者のニーズに合致した信頼できる情報を得ることが出来たり、悩んだ時に気軽に専門家に相談できる仕組みが必要です。『ポケット保健室』では匿名で利用できるチャット相談サービスも提供します。

プレコンセプションケアってなあに?

若い男女が将来のライフプランを考えて日々の生活や健康と向き合うこと。早い段階から正しい知識を得て健康的な生活を送ることで、将来の健やかな妊娠や出産につながり、未来の子どもの健康の可能性を広げます。いまは妊娠や結婚を考えていなくても、プレコンセプションケアを実施することでいまの自分がもっと健康になって、人生100年時代の満ち足りた自分(well-being)の実現につながります。

<国立成育医療研究センター「プレコンノート」から抜粋>

保健委員を大募集中

共創をこれからの時代のスタンダードに

このプロジェクトは助産師やキャリアコンサルタントなどの健康やキャリアの専門家と、地域づくりに取り組む人やライター、SE、そして現役大学生を含む12名です。経験も年齢も専門分野も異なるメンバーがチームを組むことで、固定概念に縛られない新しい発想を大切にしていきます。
そして、私たちは一人でも多くの当事者(若者)の声を聞かせていただき、サービスの開発に反映させたいと考え、開発に協力してくださる全ての人を「保健委員」と呼ぶことにしました。
ほしいサービスは自らの手で創る。それがこれからの時代のスターンダードになると信じています。 あなたも「ポケット保健室」の保健委員になりませんか?

寄付金の使い道

・ポケット保健室動画コンテンツ シナリオ作成:30万円
・ポケット保健室動画コンテンツ 編集:20万円
・運営スタッフ人件費:50万円
・返礼品発送費用 50万円

目標金額に達しない場合は、制作する動画の本数や制作ペースの調整を行い、並行して寄付や助成金など別の財源の獲得に努めます。
目標金額以上に寄付をいただいた場合、モニターからの声をサービスに反映させるために活用させていただきます。

人生という航海に必要な羅針盤を手に入れる

リテラシーが高まると見える世界が変わる

この取り組みにより、近い未来の目標としては、ヘルスリテラシーや金融リテラシーを高めた若者達が自らプランニングした人生をイキイキと歩み、子どもを授かりたいと思うならば、その時に男女ともに授かりやすい身体状態であること、そして「もっと早く知りたかった…」と不妊に悩む人を減らすことを実現します。

長期的な視点では、月経、更年期の不調など女性特有の健康問題に正しい知識を持ち対処できる男女の増加、社会資源や医療の適切な活用と健康寿命の延伸、そして誰もが心豊かに暮らせる社会の実現などに寄与して参ります。


これまでオンラインサービス「CHILWEL」を運営する中で、ユーザーのITリテラシーやオンラインで学ぶこと、相談することへの敷居の高低については個人差がかなり大きいと感じています。学生や就職したばかりのうちから、ITを上手に活用して健康やライフデザインに役立つ情報を収集し、それを丸のみにせず自分の中で消化し、必要な要素を自分の暮らしに取り入れていくスキルを身に付けることは、生涯のWell-Beingを叶えるうえで、大海原の航海で羅針盤を手に入れることと同じくらい大きな糧となるでしょう。

行政や企業、大学とも手を取り合って

誰もが安心して使えるサービスの実現を

2023年11月・12月 
課題の洗い出し(テーマを分けてワークショップを開催)

2024年1月~3月 
課題をもとに動画コンテンツを制作
CHILWElシステム改修
  
2024年4月・5月 
モニター利用開始→フィードバックをサービスに反映

2024年7月    
システム本稼働

長崎で若者会議などを企画する「つくるのわデザイン」の森恭佑さん、岩本論さん、瓜生信汰朗さんをファシリテーターにお迎えして11月25日と12月10日に計3回、若者の声を聞くワークショップを開催しました
正解のない問いの答えを探して、みんなでたくさん話をしました

このような経験が、人生の岐路に立った時に役に立つと実感し、今後このワークショップを学校や企業の若者向けの学びの機会として活用していくのも良いのではないかとの声があがっていました

軽やかに、しなやかに人生を歩もう

(一社)ヘルスサポーターズイノベーション代表理事 寺野幸子

心と身体は密接につながっていて、どちらか一方に不調が出ると、もう片方もバランスを崩してしまいます。現代のストレス社会の中では、年代や性別を問わずみんなが日々「ゆらぎ」とともに生きています。「ちゃんとしなければ」「人に迷惑をかけてはいけない」と、困った時や悩んだ時もインターネットを頼りに一人で解決しようとしてしまいがちではないでしょうか。身体や性、メンタルなどに関するデリケートなことは、特にこの日本では人に話しにくい風潮もあります。現在の大人達は必要な健康教育を受ける機会が少なかったこともあり、子どもや若者にどのように健康や性のことを伝えればいいのか分からないという人も多いです。

そこで、大人も若者も一緒に使える「ポケット保健室」というサービスを通じて、もっとオープンに、もっと温かく、もっと多様性を持ってこれらのテーマに向き合っていく社会を作りたいと考えました。未来を変える大きなうねりとなることを願って、この小さな一歩を踏み出します。

みなさまのご協力を賜れれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

健康で豊かな人生を送るために必要な知識・スキルを身に着けて

佐賀大学名誉教授(元佐賀大学医学部看護学科教授)・助産師   佐藤珠美

日本人は平均寿命は長いけれど、健康寿命が10歳ほど短いことが知られています。それは、ヘルスリテラシー(健康につながる情報を入手し、理解し、評価して、適切に活用する力)が低いからです。これは、若者にも当てはまります。

私は病院で働く助産師として、大学教員として多くの若者を見てきました。性教育は健康教育の一部なのに、タブー視(それを見たり,それに触れたりすることを禁止すること)され、情報化時代においても正しく学ぶ機会が少ないようです。自分の心や体のことなのに、付き合い方をよく知らず、何度も不調を起こしたり、病気になったりと損をしている人が少なくありません。

近年、若者の健康力(筋力や骨密度等)が低下し、不健康な老人予備軍が増えています。若いからと自分の健康を過信していると、生活習慣病やがんの芽が育っているかもしれません。もし低栄養(痩せ)で妊娠した場合、子ども、孫、ひ孫までが高血圧や糖尿病などになりやすくなります。

プレコンセプションケアは、急激な少子化対策ではと反発する人もいるかもしれませんが、子どもを持つか持たないに関わらず、すべての若者が豊かな人生を送るための道具なのです。

しかしその重大さを知ってもらいたいと思っても、若者にうまく届けることができていません。将来どんな人生を生きたいか、そのためにも健康は重要です。この機会にプレコンセプションケアに参加して、健康・性と生殖・ライフプランニングについて一緒に考えませんか。

前田朱里さん(右)  田尻咲良さん(左)

広がれ「ポケット保健室」

同世代の人と自分の悩みや不安を共有できるという機会はあまり多くは無いと思います。ポケット保健室を通して自分の悩みを話して少し楽になったり、人の話を聞くことで共感やそんな意見もあるんだと知ることができるようになればいいなと思います。

また、各専門家に気軽に相談できて様々な情報や意見を取り入れることは、日々の安心につながると思うので、この活動を応援してくださる人が増え、サービスが広がっていくことを願っています。

寄付者のみなさまへ

人生100年のWell-Beingをサポートし続けます

プレコンセプションケアの取り組みは全国でまだ始まったばかりです。オンラインサービス「ポケット保健室」によって、多くの若者の意識と行動を変え、それが未来を変えてゆくことにつながるこのプロジェクトへのご支援に、心より御礼申し上げます。

お礼の品紹介

天然の色素ならではの柔らかさ【鍋島焼】【虎仙窯】青磁のマグカップ

気品ある青磁が美しいマグカップ。
佐賀県伊万里市にある虎仙窯で作られる鍋島焼は、かつて将軍や大名が愛用し、一般に出回ることがなかったという歴史のある磁器。大川内山でしか採ることのできない青磁原石を使った独自配合の釉薬が、透明感のある色を生み出します。柔らかい口当たりと手のひらに馴染む線彫が特徴のマグカップです。リラックスタイムを一層豊かにしてくれます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄付することができます。
お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。