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「歴史と愛のつまった地元の味を残したい!」銘店の味をアーカイブするプロジェクト

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

main_img 達成

寄付金額 1,149,000

114.9%

目標金額:1,000,000

達成率
114.9%
支援人数
31
終了まで
受付終了

佐賀県(さがけん)

寄付募集期間:2023年12月25日~2024年3月24日(91日間)

佐賀県×株式会社ボイス

プロジェクトオーナー

私たち株式会社ボイスは、冷凍食品のプラットフォーム【FoodStock(フードストック)】を運営しております。 冷凍食品は何と言っても長期保存が出来るという大きなメリットがあり、近年の冷凍技術の発達によって、出来立ての美味しい味をそのまま保存(アーカイブ)させることが出来るようになりました。
一方、全国では高齢化が進み、大好きだった地元のお店(飲食店)の閉店が相次ぐなど、慣れ親しんだ味が食べられなくなるということも数多く発生しており、今後も増え続けていくと言われています。

本プロジェクトは、「地元に昔からある大好きなお店の味を残したい!」という想いから、“地域の銘店の味を冷凍食品として残していく”ことを目的として、今回ガバメントクラウドファンディングに挑戦いたします。

この取組を機に佐賀発のモデルとして広げ、全国の同じような状況にある飲食店が抱える問題解決に取り組んで参ります。

【注意事項】

※お礼の品(返礼品)の配送は佐賀県外在住の方に限ります。
 佐賀県内に住民票がある方には返礼品を送付できませんのでご了承ください。

地元に愛される銘店の味を、後世に残し続ける

長年にわたり愛され続ける味をこれからも先へ紡ぐために

―地元で歴史のある老舗の銘店の危機―

例年にないほどの数の飲食店が、「高齢化問題」「後継者不在」「健康上の理由」「人材不足」「コロナ禍による影響」「材料費の高騰」といった様々な問題によって、閉店の危機にさらされている現状があります。

佐賀県内だけでも、2021年には廃業した飲食店の数は「22件」と、廃業事業者全体の9.2%を占めており、過去4年間で一番多い数字となっています。また、2022年にも30年以上営業を続けられた「花たろう」さんの閉店、2023年には半世紀以上続いた「春駒」さんの閉店、創業100年の老舗「津田屋」さんの閉店と、次々に銘店と呼ばれるお店の閉店が続いています。そのような問題で閉店を決められるお店は今後も増えていくことが予測されていますが、このようなお店の味・レシピは、一朝一夕で出来上がるものではなく、作り手の想いと歴史・経験が詰まっています。そういったお店には多くのファンがいるため、継続を求める声も少なくありません。

昨今、冷凍食品の製造技術は飛躍的に進歩し、素材自体や料理の味が出来立てに近い状態で再現できるようになりました。つまり冷凍食品の可能性は、惜しまれつつも閉店せざるを得ない歴史と愛の詰まった銘店の味を新しいカタチで残す(アーカイブする)ことが可能になります。そのお店の外観、店内の雰囲気や、メニューなどを後世に残すことで、新しい食の形を構築し、ファンに対して継続的なサービスの提供を可能にする価値あるサービスだと確信しております。

「閉店せざるを得なかった地域の銘店の想い」「ずっと通い続けたいファンの想い」双方を形にするためにも、この事業を多くの方に知ってもらい、一店でも多くの銘店の味を後世に残す取組を広く認知させていきたいと考えております。

銘店の味アーカイブプロジェクト第一弾

地元で行列のできる店の味をアーカイブする

私たち株式会社ボイスは、冷凍食品関連事業を手掛ける企業です。「冷凍だからこそ可能にする価値を再定義する」という使命のもと、【FoodStock(フードストック)】というサービス名で活動を行っています。

今回ご支援いただける皆様に対し、実際にこのプロジェクトを進めるにあたって、地元佐賀にある大人気の飲食店である「丸徳」さんと交渉を進めており、”地元の残したい味”として、「丸徳」さんと共同でこのアーカイブプロジェクトを実施致します。
「丸徳」さんは佐賀で46年間営業を続けられているお店です。

商品化するポイントとしては、「地元で長年営業されているお店であること」「名物商品があること」「多くの地元の人に愛されているお店であること」「地産地消であること」「後世に残したい味であること」などを選定基準としました。
今後の展開イメージとしては、「地元スーパーなどで販売」「冷凍自動販売機にて販売」「人が集まる駅や空港などでお土産品として販売」「他県に住む方などへ定期購入できる仕組みづくり」「ふるさと納税への出品」などを計画しています。

地域食文化で、三方よしのシステム構築を

思い出の味は、私たちを幸せにする力がある

どなたにも、昔よく食べていたのに、現在は食べられなくなってしまったものはあると思います。
もし、その味が今でも味わえるとしたら、喜んで食べたい気持ちになりませんか?

そのお店の雰囲気・食べ物の見た目・味。
想像しただけで、その当時の思い出が鮮明に蘇ります。
私たち人間は、過去の体験によって今があり、これからもその思い出と一緒に生き続けていきます。
懐かしいあの頃の思い出は、今となっても心をポジティブにするパワーがあると信じています。

私達が目指すサービスは、「(消費者)地元の飲食店のファン」「(提供店)飲食店経営者」 「(世間)地域文化継承」の三方よしの社会システムづくりを理想と掲げております。

実際にそれぞれにもたらされる影響としては、

「(消費者)地元の飲食店ファン」・・・これからも継続して大好きなお店の味を食べることができ、またその土地を離れた人でも、思い出の味を取り寄せることで、記憶の追想体験ができるようになります。例えば、半世紀にわたって営業されているお店は祖父母・両親・自分と親子3代にわたり親しまれた味で、これから先の自分の子ども・孫の代までも食を通じて世代間の交流ができます。

「(提供店)飲食店経営者」・・・やむを得ず閉店するお店ののれん(店名)を残すことができ、 長年愛情をかけて作ってきた味を残すことができます。また引退した後も商品化されることにより販売に至った際には売上からもたらされる収益を得ることが出来ます。更にはお店が無くなってしまうことで長年取引のあった仕入先との関係も商品製造を行うため継続が可能となります。

「(世間)地域文化継承」・・・地元の思い出の味を残すことで、地域食文化も1つの”無形文化財”として、価値を創出できるのではないかと考えております。コロナ禍がほぼ収束を迎えつつある中、 これから観光がますます盛んになると考えられます。「この町にはこんなに美味しいものがあるんだぞ!」とPRとしての役割も担えます。実店舗が存在する場合、商品を食べたことにより実際に足を運んでみたいと思えるような循環も生まれる期待が持てます。

みんなが喜ぶサービスを創りたい。私たちは、「思い出」と「食品」をかけあわせたワクワクするサービスを構築し、一人でも多くの人達に喜ばれるサービスの提供ができると信じています。

事業の実施スケジュール

① (着手中)製品開発、プロカメラマンによるイメージ撮影、動画撮影
② 2023年 12月 PRサイト
③ 2024年 1月  商品化のためのパッケージデザイン
④ 2024年 3月  冷凍自販機の設置
⑤ 2024年 3月〜 広告活動
⑥ 2024年 6月〜 販売先開拓(駅や空港、小売店など)への営業活動など

寄附金の具体的な使い道

プロジェクト第1弾として、佐賀のかつ丼・ちゃんぽんで大人気のお店「丸徳」さんの冷凍食品商品化に着手する費用及び、本プロジェクトをできるだけ多くの方に知ってもうための販促費として使用致します。

【目標金額:第1段階】ーーーーーーーーーー(達成:100万円)
プロジェクト初動費用及びテスト販売
(内訳) 100万円
① プロカメラマンによるイメージ撮影、動画撮影費 20万円
② PRサイト構築費 50万円
③ 冷凍自販機の設置費用(※冷凍自販機本体は弊社負担) 30万円


【目標金額:第2段階】ーーーーーーーーーー(達成:185万円)
プロジェクトの認知拡大及び県内での販売強化
(内訳) 85万円
④ 商品化のためのパッケージデザイン費 15万円
⑤ 広告活動費(ネット広告、プレス、店頭用POP等) 50万円
⑥ 販売先開拓(駅や空港、小売店など)への営業活動経費 20万円


【目標金額:第3段階】ーーーーーーーーーー(達成:330万円)
プロジェクト第2弾商品の着手及び販売
(内訳) 145万円
⑦ 第2弾商品の企画運営費(交渉・商談・移動費)30万円
⑧ 冷凍食品商品化開発費 50万円
⑨ 商品化のためのパッケージデザイン費 15万円
⑩ 広告活動費(ネット広告、プレス、店頭用POP等) 50万円


~目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い~
目標金額に到達しなかった場合も、寄附金は本プロジェクトに活用させていただきます。また、目標金額以上の寄附を頂いた場合、上記で示した通り、第2段階・第3段階の用途でプロジェクトに活用させていただきます。

プロジェクトに携わる方の思い

佐賀県 産業労働部長:井手宣拓

野中さんは福岡で会社を立ち上げた後、この夏に故郷である佐賀に本社を移転された起業家です。2020年に世界的な規模で流行した新型コロナウイルス感染症が日本の飲食業界に大きな影響を及ぼす中、新しい販売チャネルとして注目された冷凍食品にヒントを得て、FoodStockというプラットフォームを立ち上げられました。
このプラットフォームでは、「冷凍食品の製造者」と「冷凍自販機のオーナー」とが直接、つながることができます。そのことをもって、野中さんは当初、コロナ禍に苦しむ中小飲食店に対し、新たな販路や顧客を切り拓くことを目指しました。
ただ、この事業に取り組む中で、冷凍食品には、そのことに留まらない様々なアドバンテージがあることに気づきます。例えば「冷凍技術の向上により長期保存が可能」であること、冷凍自動販売機は「24時間無人販売ができる」こと、「設置場所を選ばず、移動もできる」ことなど。コロナ禍がある程度、落ち着いた今となっても、むしろ今後ますますの市場拡大の可能性があることを見込み、さらなるビジネスの拡大を模索され、佐賀への移転を決意されました。
野中さんが今、描いているのは地域の銘店の味を冷凍食品といういわば「アーカイブ」として残すこと。地元を離れて暮らしていると味わうことができない故郷の味や、多くの方々に愛されながらも後継者などの問題で廃業してしまったお店の味などを、このプラットフォームを用いることで「距離や時間の壁」を乗り越え、残していけるのでは…そんな今回のアイディア、きっと多くの人々の共感を呼ぶのではないでしょうか。
野中さんは、誰よりも早くこのプラットフォームを作り上げた構想力・実行力と、冷凍食品市場の大きな将来性が評価され、佐賀県と佐賀県産業イノベーションセンターが開催した2023年度の「さがラボ・チャレンジカップ(ビジネスプランコンテスト)」で優秀賞に選定されました。皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。

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株式会社丸徳 代表取締役:田中徳晃

ここ数年、新型コロナウイルスの猛威により、飲食店は軒並み苦境に立たされ、我が社も例外ではありませんでした。我が社はなんとか皆様に支えられ存続することができましたが、そうではない同業者の仲間も中にはありました。

また、ロシアとウクライナの戦争の影響もあり、コロナ後のインフレによる仕入れ材料の高騰や高齢化問題など経営していく中で課題は山積みです。
今まで人気店であったお店も例外ではなく、新しい戦略を立てていかないと生き残るのが難しい時代になりました。
私も経営者としてお店の存続を考えた時、多角的視点を身につけ実践していかなければならないと感じておりました。

そんな中、FoodStock(フードストック)さんから今回のプロジェクトについてお話を頂き、非常に共感する部分が多く、同じ佐賀県の仲間としても、このプロジェクトが多くの飲食店にとって、これからの新しい飲食店の未来を創生していく道筋になればと思い、この活動を全面的にバックアップさせて頂きたいという思いを込めて応援のメッセージを送らせていただきます。

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寄附(応援)をしていただける皆様へ

日本の食を守り、拡げていくために

株式会社ボイス 代表取締役:野中一矢

私たちが【FoodStock(フードストック)】を創るキッカケとなったのは、2020年の新型コロナウイルスにおける廃業の危機からでした。 当時、食品製造関係の製品を販売していた私たちは、飲食店を主に製品をご提案することで事業を継続しておりました。が、新型コロナウイルスの影響で、多くの飲食店は廃業に追い込まれ、私たちも相当な影響を受け売上がほぼ無くなり、本気で廃業を考えました。
そのような絶望の中でも飲食店の方々は、コロナウイルスに負けまいと様々なことにチャレンジされているのを目の当たりにし、それに大きな勇気をいただき、冷凍食品事業に参入する決意をいたしました。
数年経った今、やっとのことでコロナ禍は落ち着き、飲食店にも活気が戻ろうとしていますが、今度は少子高齢化により廃業に追い込まれる飲食店の問題が表面化しようとしています。さらにこの流れは今後何十年と止まることはありません。当時、私たちが勇気をもらったからこそ今があるように、今度は私たちがその問題をどうにかしたいという気持ちから、今回の「銘店の味をアーカイブプロジェクト」が生まれました。

これからも日本の人口減の流れは止まりませんし、廃業に追い込まれる事業者も年々増えていくと言われており、まさに日本の食の深刻な危機だと捉えています。
日本人のみならず、世界中の多くの人からも、日本の食は世界一と言われており、私たちもその通りだと確信しています。日本の宝と言っても過言ではない、日本の銘店の味を新しい形でずっと残し続けていくことで、 私たち日本人はもちろんのこと、ゆくゆくは世界中へこの味を発信できていくと信じています。まだまだ生まれたばかりのプロジェクトですが、これから一人でも多くの人に共感を得て、大きな輪を作って、日本中の銘店の味のデータベースを構築していきたいと考えています。

皆様の応援が必要です。 是非、応援をよろしくお願いいたします!

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【注意事項】

※お礼の品(返礼品)の配送は佐賀県外在住の方に限ります。
 佐賀県内に住民票がある方には返礼品を送付できませんのでご了承ください。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年01月23日 11:59

    第1目標の100万円を達成しました!

    この度、【目標金額:第1段階】の1,000,000円を達成しました!
    ご寄附いただいた皆様、誠にありがとうございました!

    次は【目標金額:第2段階】の1,850,000円を目指しております。
    第2段階の資金用途としては、本事業で製造した商品の販売強化及び本プロジェクトの認知拡大の費用として使用させていただきます。

    ぜひ、引き続きご支援と応援のほどよろしくお願いいたします。

    2024年1月23日 株式会社ボイス

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佐賀県

佐賀県は、北は玄界灘、南は有明海に挟まれ、中央には佐賀平野が広がります。自然豊かで食材に恵まれ、本物の”ごちそう”があります。
透き通るほど新鮮な「呼子のイカ」、美しいサシが魅力の「佐賀牛」、日本三大美肌の湯として有名な嬉野温泉でつくるまろやかな「温泉湯豆腐」、潮の香とクリーミーな旨味が口いっぱいに広がる「カキ」、日本有数の生産量を誇る「佐賀海苔」など…。
また、発祥400年の歴史を誇る世界のうつわ「有田焼」が料理を引き立てます。
五感を刺激する”ごちそう”を味わいに佐賀へお越しください。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 銘店の味をアーカイブ!素敵な取り組みですね!第2弾、第3弾も期待してます♪

    2023年12月29日 8:38

  • 一つでも多くの銘店の味を残してみんなを幸せにできるサービスを作り上げてください。応援しています!

    2023年12月27日 22:09

  • 株式会社ボイスの銘店の味アーカイブプロジェクトを応援しています!がんばれ!!

    2023年12月27日 21:59

  • 思考は現実化する!ですね。熱い想いに微力ながら参加させて頂きました。
    益々の発展を祈願しています。

    2023年12月27日 0:38

  • 丸徳のかつ丼、逸品だと思います。ぜひあの味を全国、そして世界、さらに未来へ!

    2023年12月25日 18:14

  • 自宅でもあの味を堪能できるんですね。
    楽しみです。

    2023年12月25日 12:41

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