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付き添い入院・面会支援拡大へ!入院中の子どもを支えるお母さん・ご家族みんなのために。

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 5,447,000

54.4%

目標金額:10,000,000

達成率
54.4%
支援人数
11
終了まで
24
/ 47

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2023年11月14日~2023年12月31日(47日間)

佐賀県NPO支援 × キープ・ママ・スマイリング

プロジェクトオーナー

2014年に設立されたNPO法人キープ・ママ・スマイリングは、「入院する子どもとその家族を支援する」団体です。誰にでも起こりうる子どもの入院ですが、子に付き添い、病院で寝泊まりする家族の環境は過酷です。付き添い者の約半数が体調を崩すにも関わらず、支援がほぼないのが現状です。
私たちは手づくりのお弁当の提供や支援物資「付き添い生活応援パック」無償配付など、全国規模で物資と心の支えを届ける活動を行っており、佐賀県内でも、飲食店や地域団体と協働し、小児病棟へのお弁当を継続的に無償提供しています。
2022年末には大規模な「付き添い生活実態調査」を行い、その結果は多数報道されました。国にも要望書を提出し、現状の改善に向けて積極的に働きかけています。

子どもの入院を支える家族の窮状に、力を貸してください

誰にでも起こりうる「子どもの入院」
親から笑顔が消えた時、子どもの笑顔も消える

「今すぐ、お子さんを入院させてください」
ある日突然、我が子が病気だと言われたときの絶望的な気持ち、今後への不安…その瞬間から、当たり前だった日常が180度変わります。そして、付き添って病院で寝泊まりする家族の「付き添い入院」生活は過酷で、ときに理不尽です。
子どもの容体とケアに24時間張り詰める心、寝返りも打てない睡眠環境、院内のコンビニで買って慌ただしく済ませる食事…私たちが2023年6月に発表した「付き添い生活実態調査2022」では、その実態が浮き彫りになりました。同時に、付き添いでは禁止されている「看護師や看護補助者の代わりにケアを行う」ことが常態化していることも明らかになりました。

調査の概要を見る

2023年6月1日、厚生労働省記者クラブで記者会見を開き、調査結果の概要を公表しました。また、それに先立ち、こども家庭庁・厚生労働省に、この調査から見えた課題を改善していただくよう要望書を提出しました。

多くのメディアがこの問題を取り上げ、Yahoo!ニュースでは「最底辺の暮らし。親の人権がないも同然」、「子どものために付き添いたいが、心も体もボロボロになる」、「30年前、自分が入院した時と実態が変わっていなくて驚いた」「医療者として心を痛めている」など、当事者や医療関係者を中心に1,000件を超えるコメントが寄せられました。

「一緒にいる親が元気で笑顔でいることは、子どもの病気の早期回復においてとても重要」この考えが私たちの活動のスタート地点です。入院中の子どもたちが早く回復できるよう、親子の笑顔を守れるよう、私たちは日々活動しています。

2024年、面会に通うご家族にも支援の手を届けたい!

厚生労働省の患者調査(令和2年)によると、入院している子ども(0~14歳)の数は年間2万2,400人。私たちが支援を届けられているのは、その一部である子どもの入院に泊まり込みで付き添う“付き添い入院”の家族であり、「付き添い生活応援パック」は応募時点から10日以上泊まり込む予定がある親御さんを対象としています。しかし、病院のルールや家族の事情などから、「面会」に通い続ける家族も多いのです。

面会には、付き添い入院とはまた違った苦しさがあります。
小児がんや心臓病などの重い病気は、質の高い医療を提供するために医療スタッフや設備が整った拠点病院に患児を集めることが行われており、自宅から遠く離れた病院で治療を受けるのが一般的になってきています。そのため、片道2〜3時間かけて面会に通うご家族も存在します。

遠方からの面会で日々かさむ交通費、移動による疲労…。
時には泣いている幼い我が子に後ろ髪を引かれつつ、ひとり寝させなくてはならない心理的な辛さもあります。また、経済的負担から、面会の回数を減らすご家族が存在することも実態調査から見えました。
面会に通い続けなければならない家族にもまた、公的な支援はほぼありません。

これまで私たちは、付き添い入院の家族と同じように長時間病室にいたとしても、日々面会に通うご家族に支援を届けることができずにいました。団体設立10年の節目である2024年、 面会支援をスタートすることを決意しました。

今日もまた、子どもの入院により生活が一変する家族がいます。治療以外の不安や負担を少しでも軽減できるよう、ぜひ皆さまの力を貸していただきたいのです。

「長期面会サポート事業」開始に向けて

ご家族の困りごとに寄り添う支援を行うために
実情に沿った支援を設計します

写真は、「付き添い生活応援パック」の中身の一例です。COVID-19によって、病棟は面会制限が設けられ、付き添い者は孤立状態となりました。そこで2020年、私たちは、食品・衛生用品・生活用品を提供する「付き添い生活応援パック」無償配付事業をスタートしました。
経験者の声から「本当に必要なもの」を考え、スタッフが企業にお声がけをしながら、一つひとつ支援品のご寄付を集めています。多くの病院がチラシの掲示などにご協力くださり、また企業や個人のご寄付を得て、2023年10月時点で累計約6,000名(累計360以上の施設)に配付、満足度アンケートでは、5段階評価で平均4.6-4.7と高く評価いただいています。

面会者へのサポートをスタートするにあたり、何より大事なのは当事者の声に耳を傾けることだと考えています。「付き添い入院」支援で培った知見を活かしながら、「面会」においても実情に沿った支援を行えるように、2024年1月には子どもの入院において面会経験のあるご家族を対象とした調査を実施し、困りごとを把握し、いま最も求められている支援から実行に移していく予定です。
<スケジュール(予定)>
2024年1〜2月 調査
2024年3月 調査結果をもとに支援案を決定
2024年4月以降 リリース予定

届けたいのは「あなたは一人じゃない」というメッセージ

一食・一箱の贈り物が、前を向く力に
支援を受け取った家族の声

入院生活の負担の大きさに対して、私たちが届けられる支援は小さく、たかが一食、たかが一箱に見えるかもしれません。子どもが病気というだけでも辛く、苦しい。そんなご家族に対して私たちが最も伝えたいのは「あなたは決して一人じゃない」というメッセージです。私たちの元には毎日のように、お弁当やパックを受け取った方の声が届き、私たち自身もまた、活動を続けるパワーをいただいています。

寄附金の使用使途

◯支援事業(人件費、諸経費含む) 700万円(内訳)
 支援品に関する費用  @3,000円(*1)*2000人=600万円
 人件費、諸経費等 100万
◯寄附者のみなさまへの返礼品 150万円
◯佐賀県庁の事務経費 150万円(寄付額の15%)
*1)新規事業のため、現事業「付き添い応援パック」の単価を想定して試算しています。


・目標額に達成しなかった場合、既存事業に活用させていただきます。
・目標額以上の金額が集まった場合は、子供の長期入院を支えるご家族たちの支援に関する事業に活用させていただきます。

寄附者のみなさまへ

キープ・ママ・スマイリング理事長 光原ゆきよりメッセージ

この活動の原点は、私自身の付き添い体験です。初めての出産と同時に病児の母となり、いくつもの病院で子どもの長期入院に付き添う中、食事や睡眠を十分にとることができず、倒れた経験がありました。周りを見渡すと自分と同じように心身を疲弊した親が少なくなく、娘が入院して初めて付き添い生活の過酷さを知りました。どのような状況に置かれても、安心して病気の子どもに向き合えるよう、付き添い家族をサポートできる存在となりたい。私たちは、この目標に向かってさまざまな活動に取り組んでいます。

さらに、キープ・ママ・スマイリングの活動を続ける中で、医療機関のルールにより泊まり込みたくても泊まり込めない場合があること(私自身もかつて宿泊を希望しても受け入れてもらえないこともありました)、また、ひとり親で兄弟姉妹がいるなど家族の事情によって日々面会に通っているご家族がいることもわかりました。

 特に、長期間、遠方から日々面会に通うご家族の心身の疲労、経済的な負担は大きく、経済的な事情によって面会の頻度を減らすご家族が存在することも実態調査で見えました。親の付き添い入院も難しい上に、面会で会いたい時にも会えない子どもがいることに胸が痛みます。

私たちが目指す付き添いの世界では、「子どもたちが会いたいときに、いつでも親に会える」ことが大前提と考えています。なぜなら、それは子どもの権利だからです。付き添い入院においては、付き添う親の環境を支援すること、そして、面会においては、安心して親が面会に通えるように支援することに尽力したいと考えました。

現時点では、面会に通うご家族に支援の手が届いてないため、これから支援を広げたいと考えています。しかし、資金確保についてはいつも苦労しており、皆さまのお力添えをいただきたく、今回のGCFプロジェクトを立ち上げました。一人でも多くのご家族の笑顔を支えていくため、皆様のあたたかなご支援を心からお願い申し上げます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄付することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • もし、自分がその立場に立ったら。そう思うと寄り添ってくれる人たちがいることはとても有意義で素晴らしい活動だと思います。

    2023年12月4日 14:35

  • 強制的な付き添い入院がなくなりますように。活動に期待しております。

    2023年11月29日 23:37

  • いつも活動を応援しています!

    2023年11月15日 16:08

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