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野良猫との共生を目指す、動物に優しい地域を広げよう!

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 2,046,000

102.2%

目標金額:2,000,000

達成率
102.2%
支援人数
32
終了まで
受付終了

愛知県長久手市(あいちけん ながくてし)

寄付募集期間:2023年10月3日~2023年12月31日(90日間)

長久手市×にゃんこサポート長久手

プロジェクトオーナー

【野良猫との共生を目指す、動物に優しい地域を広げよう!】
愛知県長久手市には、「近所で猫が増えて困っている」、「夜中に鳴き声がうるさい」、「敷地内でフン尿をされて困っている」など、飼い主のいない猫への苦情・相談がたくさん寄せられています。「にゃんこサポート長久手」は、飼い主のいない猫への避妊去勢手術・適正管理を通じて、望まれない繁殖で生まれる不幸な猫を減らし、一代限りとなった命が地域で見守られるよう、住民と猫が共生する地域社会を目指します。そのための飼い主のいない猫の手術・治療等の医療費、フード・衛生用品の費用、譲渡会開催などの啓発活動費を募集します。

飼い主のいない猫(野良猫)達を、温かい目で見守る社会を目指して…

にゃんこサポート長久手の活動

愛知県長久手市には、飼い主のいない猫達(野良猫)による糞尿被害や、餌やりへの苦情や、子猫達の保護依頼などの相談が度々寄せられます。
日々、地域住民の方々から寄せられるご相談の中には…自宅の庭で生まれた子猫をどうにかして欲しい、可哀想で餌やりしていたら、お腹が大きくなり、いつの間にか増えてしまったがどうしたら良いか…など様々です。
私達は、飼い主のいない可哀想な猫達を減らしたいと言う思いで、2019年5月、にゃんこサポート長久手と言うボランティア団体を立ち上げ、飼い主のいない猫(野良猫)の繁殖を防ぐ事を目的として活動してきました。

にゃんこサポート長久手はTNR活動をしています

TNR活動とは…

T(トラップ)   ・・・捕獲して
N(ニューター)  ・・・不妊手術して
R(リターン)   ・・・元の場所へ戻す

2019年から2022年の4年間の活動の中で498匹のTNRを実施しました。

TNR活動を実施する事で、飼い主のいない猫達の繁殖を制限し、一代限りとなった生命を見守る事で、少しずつでも不幸な猫や猫に困っている地域の人がいなくなることを目指しています。
飼い主のいない猫達は、不妊手術済みである印として、獣医さんには耳にV字カットを入れて頂き、一目見て、術済みの猫だと判る様になります。同じ猫を2回捕獲しない為にも必要な目印になります。
野良猫の平均寿命は3年~5年といわれています。一代限りとなった命、どうか温かく見守って下さい。

あっという間に増える猫

市内のある地域で2匹の飼い主のいない猫がいるとの相談を受け、現地に向かったところ成猫が6匹、子猫が14匹も見つかりました。
また他の地域では、庭に猫が子供を産んだという相談を受け、お宅に伺ったところ、春に生まれた子猫5匹に加えて、前年の秋に同じ親から生まれたきょうだい猫5匹が見つかりました。
猫は繁殖力がとても強く、手術を行わないとあっという間に増えてしまいます。

TNR活動は…

現場の餌やりさんからの情報収集に始まり、捕獲できるまで何度も何度も足を運びながら、動物病院の予約、搬入から引き取り、自宅での療養期間、そして元の場所へのリターン…

一匹の猫をTNRするだけで費用は勿論の事、人手とかなりの時間を必要とします。

TNRの証、耳を一部カットした猫

自宅での保護猫達のお世話

飼い主のいない猫を新たな家族の元へ

保護した猫たちに新たな家族を見つけるため、長久手市の施設をお借りして定期的に譲渡会を開催しています。
子猫の場合は1週間から10日、成猫の場合は1ヶ月程のトライアルで相性を確認した後、里親様にお譲りしています。
里親様が見つかるまでに、ワクチン接種を始め、ノミダニ駆除、便検査、血液検査、爪切りなど、多額の費用や、食事や排泄を含む毎日のお世話が必要となります。
私達は日々、それぞれの自宅を使用して猫達のお世話をしています。特別に大きな家に住んでいるわけでもなく、普通の一軒家です。いくつかの部屋を猫専用にして、エアコンも常に猫が過ごしやすい温度に調節するなど、保護した猫たちが健康に過ごせるように工夫しています。
リターンする予定だった術後の猫でも、急遽リターンを取り止め、保護に切り替える事もあります。術中に病気が発見され、元の場所にリターンしても自力では生きていけない事が容易に想像出来る場合です。
もちろん、その子に関しては、里親探しはせずに、私達の所での終生飼育となります。こういった猫たちは特別なお世話が必要になるため、他の猫とは別の部屋でお世話をしています。

譲渡会の様子

上顎におおきな腫瘍が見つかった猫 「どんちゃん」

自宅でお世話している「どんちゃん」。TNRの予定で獣医さんに連れて行きましたが、術中に上顎に大きな腫瘍がある事が判り、このままリターンしたら死んでしまうだろうと、リターンから保護に切り替えました。
本来なら、猫は縦の運動ですが、脳にも問題がある様で、ヨロヨロしている為、横に連結したケージを使用しています。

どんちゃん、現在も頑張ってご飯を食べています。

先天的なものではなく、外生活をしている間に、尻尾の付け根の部分の骨に、何らかの原因(事故?何処からか落下?)で骨が変形し、便の出口付近が狭くなってしまった事で、便秘がクセになってしまったホワイト君

便の溜まり具合を触診で確認。(必要に応じて、浣腸処置をして頂きます)
浣腸前にエリザベスカラー装着
処置後、自宅に戻り疲れ切っています

成猫より大変な子猫のお世話

手術ができない月齢の場合は、手術が可能になり、里親様が見つかるまで保護することがあります。子猫たちは、成猫より更にお世話の時間が必要になります。
また子猫達の体調は不安定な為、日々体調管理には最も神経を使います。一日に3~5時間おきに便をチェックしながら、ミルクやお湯でふやかしたフードを与え、子猫は体温調節が難しい為に、室内温度にも気を配らなくてはなりません。現在は、在宅での仕事に切り替えて対応しています。

寄附金の使い道

にゃんこサポート長久手への活動支援

いただいたご支援をにゃんこサポート長久手への補助金として、
(1)TNRにかかる不妊去勢の手術費や医療費
(2)保護猫にかかるミルク・フード・衛生用品・ワクチン等の費用
(3)TNR活動や譲渡会開催、保護猫活動に対する理解を深めるための啓発活動費
などに活用させていただきます。

(目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い)
目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへの補助として活用させていただきます。
目標金額以上の寄附があった場合は、来年度以降の活動に活用させていただきます。

昨年の実績

昨年初めてプロジェクトを立ち上げ、ご支援を募らせていただきました。
目標を大きく上回るご支援をいただき誠にありがとうございました。
いただいた寄付を活用して、2022年は114匹、2023年8月現在では74匹の猫に手術を行うことができました。
また、譲渡会などを通じて35匹の猫に新たな家族を見つけることができました。

飼い主のいない猫のご相談をされる方が、実際に掛かる費用の全てを負担して下さる事は、残念ながらほとんどありません。市からは、手術費用の約半額が助成されますが、残りの半額は私たちが負担しなくてはなりません。
また、保護した猫に里親様が見つかるまでの間の餌代、ミルク代、ペットシーツ、猫砂などの消耗品、体調が悪くなった場合の受診代などの費用は全て私達ボランティアの負担となります。前述の通り、手術の為の病院搬送や、体調が悪くなった場合などの病院への搬送は車を使用しますが、最近は特にガソリン代が値上がりした為に、さらに負担が大きくなりました。
先ほどの「どんちゃん」に関してお伝えすると、一日の餌代が約500円、この子だけでひと月15,000円餌代がかかります。エアコンは一年のうち、350日は稼働している為、電気代もばかになりません。
私達は日々活動をすればする程、その負担額が大きくなっています。

ご支援くださる皆様へ

長久手市から寄付者の皆さまへ

近年、住宅地での飼い主のいない猫の繁殖による環境衛生問題やご近所トラブルが地域課題となっており、長久手市でも、発情期の鳴き声やフン尿被害などの相談がたくさん寄せられます。これを受けて、本市では飼い主のいない猫への避妊去勢手術補助金や、捕獲器の貸し出しを行い、飼い主のいない猫対策の普及に取り組んでいるところです。
しかし、これまで、飼い主のいない猫を原因とする問題への対策は、ボランティアで活動を行う個人に負担が偏っていました。
「にゃんこサポート長久手」が負担している手術費用や、保護した猫の治療費、フード代金、衛生用品などの費用を軽減し、持続的な取り組みが行えるようになることを、市として支援したいと考えています。
今後、飼い主のいない猫を減らす活動を持続的に行っていくためには、地域住民・行政・「にゃんこサポート長久手」のような専門ボランティアが協働して、役割を担うことが必要です。
今回のふるさと納税を通じて、「にゃんこサポート長久手」の活動を支援することで、地域での自立した活動が育ち、結果的に不幸な猫が減る社会となることを目指します。「にゃんこサポート長久手」へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

にゃんこサポート長久手から寄附者の皆さまへ

飼い主のいない猫たちは、過酷な状況下でも一生懸命に生きています。
暑さ、寒さに耐えながらも、餌が食べられなかったり、安心して眠れる場所もなかったり、猫同士の喧嘩で病気になったり、怪我をしたり、交通事故に遭ったり、心ない人からの虐待を受けたり…
飼い主のいない猫(野良猫)は、そもそも人が作り出したもので、元々は飼い猫でした。
人に捨てられたり、逃げ出したりして家に帰れなくなったペットが、外で暮らすようになったのです。人が作り出したものであるのなら、人が責任を持って生涯飼うべきであると私達は考えます。
TNR活動によって、世の中に不幸な猫が増えないように…長久手が育む自然や生き物、私達と同じ生命の尊さを改めて考え、人と生き物が共生出来る社会を目指して、活動して行きたいと思います。
皆様の温かいご支援を宜しくお願い致します。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

愛知県長久手市

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 頑張って活動していらっしゃる保護団体へ応援できる仕組みを作っていただき、ありがとうございます!

    2023年10月10日 13:32

  • 昨年も寄付した者です。個人的ににゃんこサポートの応援、支援をしています。この活動は、本当に大変な努力がいるものです。この活動は、昨年のふるさと納税からの寄付金でも、まだ足りない、大変お金がかかります。多くの皆様に、活動の苦労、内情をご理解いただき、応援していただけたらありがたいです。まだまだ野良猫は繁殖し続けています。TNRの重要性を多くの方々に知っていただき、不幸な猫がこれ以上増えないよう、ご協力いただけたらありがたいです。

    2023年10月8日 16:44

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