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南相馬“馬と共に歩むまち”プロジェクト

カテゴリー:動物 

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寄付金額 2,214,200

22.1%

目標金額:10,000,000

達成率
22.1%
支援人数
132
終了まで
受付終了

福島県南相馬市(ふくしまけん みなみそうまし)

寄付募集期間:2023年10月2日~2024年3月31日(182日間)

福島県南相馬市

プロジェクトオーナー

長い時間をかけて育まれてきた南相馬ならではの“人馬共生”の文化を次世代に継承し、さらに発展させながら、様々な形で馬に関わる機会や、馬に携わる仕事を増やしていくための取り組みを進めます。そして、それらを通じて、馬の活躍の場を拡げ、馬の仕事や文化の担い手を増やし、馬に関心を持つ多くの人が南相馬に集うような地域になっていくことを目指しています。
南相馬の馬と共に歩むチャレンジを応援してください。

南相馬“馬と共に歩むまち”プロジェクト始動

馬が公道を歩くまち…南相馬のチャレンジ

南相馬地域には、「相馬野馬追」という1,000年以上続くと言われている祭事があり、多くの馬が一般家庭で飼われ続けてきました。公道を馬が歩いていても日常として受容するような、人と馬の距離がとても近い、稀有な"人馬共生の文化”が育まれてきました。
しかしながら、近年では、核家族化の進行や馬の飼養の負担の増大、東日本大震災の影響などにより、地域の馬の飼養頭数や担い手も徐々に減少し、コロナ禍がさらにその流れを進めました。馬に触ったこともない子どもたちも多くなっています。
そのような地域課題に向き合いながら、“人馬共生の文化”を繋ぎ、“南相馬ならではの馬との多様な関りを創っていける地域になりたい。そのような思いで、“馬と共に歩むまち”プロジェクトをスタートしました。

“人馬共生の文化”を活かした多様な馬との関りを創る

馬とキャンプ&ビール!町なかでのさんぽや海岸トレッキングまで

馬と人との日常的な距離がとても近い南相馬ならではの馬事文化や環境を活かして、地域全体で、馬との多様な関りや楽しみ方の提供や新しい価値づくりを進めています。
公道を馬が歩ける町だからこその、「小高うまさんぽ」、「相馬野馬追」の練馬コースでもある烏崎海岸での海岸トレッキング、終日馬と一緒に過ごしバーベキュー&ビールやキャンプを楽しめる「馬キャン」、などなど。今後も、馬の様々な魅力を体験できるプログラム開発を進めます。

国体も開かれた施設で、馬術大会や馬とのふれあいイベントも!

平成7年度の福島国体時に建設された南相馬市馬事公苑は、馬場馬術や障害馬術の馬場や覆馬場の他、クロスカントリーコースも併設された施設です。「総合馬術大会」「東北ホースショー」「RRC引退競走馬杯」、引退競走馬リトレーニング講習会や馬とのふれあいイベント等を実施しており、南相馬の馬文化の中核拠点として活用されることを目指しています。今後更に、馬術大会や馬事関連イベントの誘致・開催支援を進めると共に、来訪者や市民がより利用しやすくなるように、施設整備や観光機能の拡充にも取り組みます。

馬の仕事や文化の担い手づくり。子どもたちの体験からスタート

馬に触ったこともない子どもたちも多くなる中、地域に息づく”人馬共生の文化“を次世代に繋ぎ、馬に関わる人を増やしていくための第一歩として、「馬との触れ合い学習事業」を進めています。今年先行実施した小学校での授業では、最初は恐々だった子どもたちもすぐに慣れて、各自各様に馬との触れ合いを楽しむ姿が見られました。教員からは「子どもたちから普段以上に積極的な質問が出て驚かされた」などの声もあり、この様な体験の大切さが確認できました。
今後、「馬との触れ合い学習事業」を多くの小学校に広げていくと共に、担い手づくりに繋がる取り組みの充実を目指します。

馬の活躍の場を広げ、馬に関わる人を育む地域に

「地域や人の課題を馬で解決しながら馬の社会価値を高めたい」           一般社団法人 Horse Value 代表 神 瑛一郎

「馬の社会価値を高める」というミッションのもと、2020年に南相馬で、Horse Valueをスタートしました。日本には気軽に乗馬できる環境が少ないこと、せっかく馬と楽しく関わる機会があっても、馬に携わる仕事の選択肢があまり無いことに課題を感じており、自身で新たな価値・事業を創りたいと思ったからです。
馬には”乗る“だけでない様々な関わり方の可能性があります。その魅力をもっと拡げて活用していきたいと考えています。地域の人の課題を馬で解決することで、馬の活躍の場も広がり、ビジネスにもなる。そのビジョンを南相馬で実現していきます。

「“馬の仕事”の認識自体を変え、入口を拡げていく」                カリフォルニアライディング代表 岡崎圭岐

飲食店を経営する傍ら、「全く新しい乗馬クラブのスタイルを提案したい」と考え、カリフォルニアライディングを立ち上げました。乗馬だけでなくキャンプや食事など別の価値と組み合わせることで、事業として成立させる構想で、“馬との様々な楽しみを提供できる場所”を目指しています。
「“馬に乗る”だけでなく“馬と楽しむ”価値づくり」を進めていく中では、馬のことだけではなく、サービス開発や接客力も求められますので、働いているスタッフの仕事の幅も広がります。
“馬の仕事”と言うと、主には「競馬」か「乗馬」になりますが、もう1つ、「第3の入口」を生み出し、“馬の仕事”の認識自体も変えていけるように取り組んでいきます。

南相馬ならではの“人馬共生文化”のバックボーン…相馬野馬追

時代を超えて受け継がれる“地域の繁栄と安寧への祈り・願い”

「相馬野馬追」は、福島県の相双地方で3日間にわたって行われる祭典で国の重要無形民俗文化財に指定されています。甲冑に身を固めた総勢約400騎の騎馬武者が腰に太刀、背に旗指物をつけ、豪華絢爛で勇壮な時代絵巻を繰り広げます。
江戸時代は、文字通り野馬を追い、追った野馬を捕らえて神前に奉納する行事で、私たちが願いを込めて納める絵馬の原型は、この「生きた馬を奉納すること」と言われています。相馬地方を治めた歴代の殿様たちは、神馬を奉納するとき、「天下泰平、領内安寧、領内安富」を祈願したと記録されています。
野馬追は、勇壮な祭礼として知られていますが、その根底にあるのは戦いではなく、地域の繁栄と安寧への祈り・願いであり、相双地方とそこに住む人々を思いやる心です。時代によって野馬追の姿かたちは変わっても、その思いを受け継ぎ、南相馬ならではの“人馬共生文化”をさらに豊かなものにしていきたいと考えています。

馬と共に歩む南相馬のチャレンジを応援してください!

「馬に関心を持つたくさんの方々と繋がっていきたい」               南相馬市役所 観光交流課 花岡高行

“馬と人の距離の近さ”は南相馬ならではの魅力です。「相馬野馬追」という400頭近い馬が会する行事が時代を超えて継承され、そのために地域の一般家庭で馬が飼われ続けてきました。
東日本大震災後、杉並区からの災害派遣で南相馬に来た時、「これだけの馬事文化があり、地域に多くの馬もいるのに、魅力を活かしきれておらず、“もったいない”」と強く実感しました。「馬をテーマに南相馬の振興に取り組みたい」と思うようになった原点です。
本プロジェクトでは、地域の方々と連携し事業を進めながら、全国の馬に関心を持つたくさんの方々と繋がっていきたいと思っています。
実は、南相馬の一番の魅力は、「あれだけの災害があって、それでもふんばったこと」だとも感じています。そのような南相馬の多面的な魅力を、よりたくさんの方々に、知ってもらい来訪していただけるような地域を目指します。応援よろしくお願いします!

ご支援いただいた寄附の使い道

南相馬“馬と歩むまち”プロジェクトの事業(以下3つの柱)に活用させていただきます。
1.“馬の仕事”づくりにつながる、多様な馬関連商品・サービス等の開発やPR事業
2.本市特有の人馬共生文化の継承につながる、観光開発やファンづくり、馬の活用等の事業
3.馬の仕事や文化の担い手づくりのための事業

※南相馬市全体で取り組む「馬のまち推進戦略」に基づき、プロジェクトの実施内容・スケジュールを策定していきます。
2023年度から実証事業等の先行実施を進め、2024年度に本格スタート、2025年度~3つの柱すべてで事業展開/拡大を実現します。
※目標金額以上になった場合は、本プロジェクトの計画を更に充実させ、3つの柱の事業の展開/拡大に活用させていただきます。
 また、目標金額に達しなかった場合は、ご支援いただいた寄付"金額"に応じ、本プロジェクトの計画"の優先順位に従い"、3つの柱の事業を進めさせていただきます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

【定期便】令和5年産 南相馬市産天のつぶ5kg×全6回【22005】
【定期便】令和5年産 南相馬市産天のつぶ5kg×全6回【22005】
オリジナルエコバッグトートバッグネイビー色 相馬野馬追【01038】
オリジナルエコバッグトートバッグネイビー色 相馬野馬追【01038】
『若駒』マグカップ黒【07013】
『若駒』マグカップ黒【07013】
野馬追Tシャツ(ブラック・Mサイズ)&バッグセット 【09003】
野馬追Tシャツ(ブラック・Mサイズ)&バッグセット 【09003】
iriser(イリゼ)ていてつ ネックレス【08013】
iriser(イリゼ)ていてつ ネックレス【08013】

【注意事項】

お礼の品の一部を紹介しています。
他にも、食品やグッズなど、南相馬市の多様な特産品から、お礼の品をお選びいただけます。

  • 2024年01月04日 08:30

    ガバメントクラウドファンディングの募集期間を延長します

    令和5年度10月2日(月)よりガバメントクラウドファンディングにて実施をしております『南相馬"馬と共に歩むまち"プロジェクト』につきまして、募集期間が同年12月31日(日)までの予定でしたが、より多くの皆様にプロジェクトにご賛同いただくため、募集期間を90日間延長し受け付けいたします。
     多くの皆様のご支援をお願いいたします。

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  • 2023年12月18日 13:56

    南相馬市馬事公苑で馬と親しむ大型イベントが開催されました!

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    南相馬市では、市内外の馬に関わる事業者や団体と連携し、人と馬が共に
    暮らす特徴的な馬事文化を継承するために様々な取り組みを始めています。
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    12月10日(日)、市馬事公苑にて「馬と親しむ日IN南相馬」が開催され、多くの人で賑わいました。
    会場では、「相馬野馬追」「チャグチャグ馬コ」「流鏑馬」など、日本各地の馬事伝統文化が披露され、ほかにも様々な馬についての説明や、馬の活躍の場、馬に関わる仕事についてなど紹介されました。
    また、乗馬体験や餌やり、馬車試乗などは順番を待つ人の列ができるほど賑わっていました。
    サラブレッドやポニー、普段なかなか出会えない在来馬などの馬たちにも触れあうことができ、多くの方に“うまのまち南相馬”ならではの馬と親しむイベントを楽しんでいただきました。

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  • 2023年12月15日 17:32

    市内小学校における馬との触れ合い学習事業を開催しました!

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    南相馬市では、市内外の馬に関わる事業者や団体と連携し、人と馬が共に
    暮らす特徴的な馬事文化を継承するために様々な取り組みを始めています。
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    11月30日(木)~12月1日(金)にかけて、市内小学校4校にて馬との触れ合い学習事業を実施いたしました。
    最初は馬に対して緊張していた児童たちも、触れ合い方を学び、徐々に笑顔があふれ、乗馬をしている友達を応援するなどの盛り上がりもありました。
    どんなことが好きで何をされると喜ぶのか、嫌がるのか、それは馬だけでなく人間も同じことだと、普段から馬と触れ合う機会が多くない児童たちにとって、馬との触れ合いを通じて様々な学びがありました。
    市では今回の事業のような、市内外の馬に関わる事業者や団体と連携し、児童や市民が馬と触れ合う機会を増やすための取り組みを増やしていきます。

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    ゲスト さん

    動物の(あ、馬の)澄んだ目を、身近で見られて羨ましい限り、心豊かな人に育って欲しいです。

    2023/12/16 08:01

    ゲスト さん

    動物の(あ、馬の)澄んだ目を、身近で見られて羨ましい限り、心豊かな人に育って欲しいです。

    2023/12/16 08:01

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  • 2023年12月01日 16:22

    馬の飼養環境向上講座を開催しました!

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    南相馬市では、市内外の馬に関わる事業者や団体と連携し、人と馬が共に暮らす特徴的な馬事文化を継承するために様々な取組を始めています。
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    11月14日、この日は日本中央競馬会(JRA)から専門家を派遣して頂き、「馬飼養環境向上講座」を開催しました。
    この講座は、馬が暮らす環境を地域全体で底上げすることを目的に、今年から始まった新たな取り組みで、開講は3回目です。
    今回は、JRA馬事公苑で診療所長を務められている宮田様に「引退競走馬の馴致、リトレーニングについて」をテーマに講義いただきました。
    会場には、地域で馬を飼われている方をはじめ、高校馬術部の方、馬事関連事業を営んでいる方など約25人が来場し、引退した競走馬を引き馬できるようにする訓練や雑音に鳴らす方法などを学びました。
    参加した方は、「人が乗ると立ち上がってしまう馬に効果的な調教方法は」や「餌を使ったトレーニングを取り入れていますか」など、熱心に質問していました。

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  • 2023年10月18日 14:45

    【イベントのお知らせ】 11月14日に馬飼養環境向上講座を開催します。 メンバーみんなで準備中です。

    南相馬市役所のうまのまちPR事業担当です。
    このたび、11月14日に馬の専門家による講座の第3回目を開講する予定です。
    この講座は、馬が暮らす環境を地域全体で底上げすることを目的に、今年から始まった新たな取り組みで、今回で3回目です。
    この講座を通して、市内外の馬に関わる皆さんと連携し、人と馬が共に暮らす特徴的な馬事文化の継承を後押しできればと思っております。
    講座の詳細はこちらになります。
    日時:令和5年11月14日(火)18時30分から
    内容:引退競走馬の馴致、リトレーニングについて(講師:JRA馬事公苑診療所長 宮田健二様)
    会場:道の駅南相馬(福島県南相馬市原町区高見町2-30-1)
    申込方法等:参加無料・申込不要
    皆さんに聴講していただけるよう、メンバーそろって準備に励んでいます。
    馬についてもっと深く理解できる“馬と共に歩むまち”を広げていきます。

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  • 2023年10月12日 16:15

    馬の飼養環境向上講座を開催しました!

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    南相馬市では、市内外の馬に関わる事業者や団体と連携し、人と馬が共に暮らす特徴的な馬事文化を継承するために様々な取組を始めています。
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    10月4日、この日は日本中央競馬会(JRA)から専門家を派遣して頂き、「馬飼養環境向上講座」を開催しました。
    この講座は、馬が暮らす環境を地域全体で底上げすることを目的に、今年から始まった新たな取り組みで、開講は8月に続き2回目です。
    今回は、“馬の温泉”として知られる競走馬リハビリテーションセンターの所長も務められたJRAの塩瀬様に「外傷や跛行の応急処置、疝痛の予防・対策等について」をテーマに講義頂きました。
    会場には、地域で馬を飼われている方をはじめ、高校馬術部の方、馬事関連事業を営んでいる方など約40人が来場し、日々の飼養における馬の外傷の種類や治療のメカニズムなどについて熱心に聞き入っていました。
    参加した方からは、「馬を飼っている人だけでなく、行事のために馬を借りて使う人にとってもためになる内容だと思う」「今日参加できなかった人にも資料を共有したい」などの感想をいただきました。

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福島県南相馬市

南相馬市は、平成18年1月1日、旧小高町、旧鹿島町、旧原町市の1市2町が合併して誕生した新しいまちです。
約400騎の騎馬武者が織りなす、豪華絢爛で勇壮な伝統行事「相馬野馬追」が開催されるまちしても知られています。

伝統行事を背景に、馬と共に歩んできた歴史をこれからも継承していくため、令和5年から始まった南相馬市第三次総合計画において「馬事文化振興」を掲げて、馬に関わる仕事づくりや馬の活躍の場を広げる活動に力を入れることとしています。