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【2024年3月3日開館!】~鉄のものづくりの歴史をつなぐ~鉄炮鍛冶屋敷応援プロジェクト

カテゴリー:観光・PR 

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寄付金額 330,000

8.2%

目標金額:4,000,000

達成率
8.2%
支援人数
27
終了まで
受付終了

大阪府堺市(おおさかふ さかいし)

寄付募集期間:2023年10月2日~2023年12月30日(90日間)

大阪府堺市

プロジェクトオーナー

全国で唯一のこる江戸時代の鉄炮鍛冶の住居兼作業場である「井上関右衛門家住宅」は、いよいよ2024年3月3日に「鉄炮鍛冶屋敷」として開館いたします。
古墳時代から現代にいたるまで、堺の地で綿々と続いてきた「鉄のものづくり」を後世に伝える魅力あふれる「鉄炮鍛冶屋敷」とするため、皆様からのご支援をお願いします。
※近代以降の「鉄砲」と区別するため、江戸時代以前の「火縄銃」等を示す表記として「鉄炮」を使用しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

堺の鉄炮鍛冶 井上関右衛門家

トップの実績をあげる堺の鉄炮鍛冶

井上関右衛門家とは、江戸時代の堺で活躍した鉄炮鍛冶の家系です。

堺市堺区北旅籠町西1丁に所在する井上関右衛門家住宅は、日本で唯一のこる江戸時代の鉄炮鍛冶の住居兼作業場であり、堺市の有形文化財に指定されています。

また、これまでの調査では、江戸時代から近代までの約300年間にわたり、計2万点以上の古文書などの歴史資料が発見されており、日本の鉄炮生産に関する資料としては質・量ともに全国有数のものです。
江戸時代後期の1842年時点で、堺の鉄炮鍛冶は全国の8割以上にあたる227もの大名家と取り引きしていましたが、その中でも井上家は61家と取り引きし、堺の鉄炮鍛冶でトップの実績をあげていました。

鉄炮注文図

日本の鉄炮の歴史をくつがえす大発見

井上関右衛門家から発見された古文書は、堺市と関西大学の共同研究調査の結果、日本の鉄炮生産の歴史を塗り替える大発見であることが分かってきました。

江戸時代の鉄炮生産は、平和な時代を迎えて衰退したと考えられてきましたが、井上関右衛門家の古文書を読み解くと、武家からの鉄炮受注が江戸時代後期にかけて急増していたことがわかりました。

また、堺の鉄炮鍛冶はかねてより分業で鉄炮を生産したといわれてきましたが、その実態を示す「通帳(かよいちょう)」が発見されました。
「通帳」は、鉄炮鍛冶のものとしては日本で井上関右衛門家にだけ残されている資料です。

通帳

よみがえる本物のものづくり空間

井上関右衛門家住宅は、鉄炮鍛冶の住居兼作業場として、一般の民家にはない「鍛冶場」や「みせの間」といった特別な機能を有しています。

2024年3月3日に開館する「鉄炮鍛冶屋敷」では、皆様のご支援で、江戸時代の鉄炮鍛冶が活躍した本物のものづくり空間をよみがえらせ、分業により火縄銃を生産していた職人たちの技術の粋を感じ、井上関右衛門による鉄炮ビジネスのあり方を垣間見ることができます。

明治14年の屋敷絵図
鍛冶場イメージ

貴重な文化財を活かした魅力ある施設へ

鉄炮鍛冶屋敷は、貴重な文化財を未来に継承すると同時に、環濠エリア北部の魅力を高める観光周遊の拠点となる施設として整備を進めています。
堺市を歴史文化資源を活かした魅力あふれる都市にするため、みなさまのご支援をお願いします。

仕上場イメージ

【寄附金の主な使途】

鉄炮鍛冶屋敷にのこる貴重な文化財を、たくさんの方々にご覧いただくための展示整備に活用いたします。
(例)鉄炮鍛冶の体験コンテンツ、分業の様子を示す鉄炮の分解展示、鍛冶場やみせの間の再現展示など

※目標金額に達する/達しないに関わらず、上記使い道へ活用させていただきます。

【これまでの取組】

2017年度:個人より屋敷及び鉄炮が寄贈
2018年度:計画策定
2020年度:保存修理工事着工
2022年度:保存修理工事完了

ご寄附いただいた方への特典(本プロジェクトだけの寄附者特典)

【注意事項】

※本特典を希望される方は返礼品をお選びいただくことはできません。

特典はそれぞれ1口5,000円です。
(例:10,000円寄附された場合は2口お申し込みいただけます。)

いずれの特典も堺市民の方にもお選びいただけます。
特典を希望される方は申し込み時のアンケートフォームにて①、②のどちらの特典を何口ご希望か回答してください。
なお、②をご希望の方は、アンケートフォーム内に記帳されたいお名前をご記入ください。

①そうやったん!?親子向けプレオープンツアーへご招待!

鉄炮の歴史や日本の町家についての「そうやったん!?」を見つけに、正式オープン前の鉄炮鍛冶屋敷を学芸員と一緒に探検します。
探検のなかでは、井上家に伝わる火事羽織を模した衣装を着て写真撮影ができます。親子で井上関右衛門になろう!(ご親戚やご近所の方、大人お一人様でもお申し込みいただけます)
開催時期 2024年2月中
開催場所 鉄炮鍛冶屋敷内(堺市堺区北旅籠町西1丁)
詳細につきましては、時期が近づきましたらご連絡いたします。

※先着100組(定員に達し次第受付終了)
(1口で大人1人につき中学生以下2人まで同伴可能です。)

火事羽織

②お名前を「大福帳」レプリカに記帳!

「大福帳」とは、「いつ、何を、いくらで、誰に売って、いつ支払いがあった」というような日々のお金のやりとりを記録した帳簿です。
この「大福帳」のレプリカにお名前を記帳し、「鉄炮鍛冶屋敷」で展示する予定です。

※1口でご記帳いただけるのは原則1人もしくは1団体に限ります。(例:堺 太郎(1人分)/堺家一同(1団体分))

大福帳

事業にかける想い

写真

堺市長 永藤 英機
堺市は、約1600年前に築造された世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」や、中世の時代に国際貿易都市として「黄金の日日」と称されるほど繁栄を極めた環濠エリア、堺生まれの千利休が大成し現代の日本人の精神性や美意識にも大きな影響を与えている茶の湯など、類いまれな歴史と文化を有する都市です。
環濠エリア北部に位置する井上関右衛門家住宅では、かつて堺の主要産業であった鉄炮を生産していました。その井上関右衛門家住宅が2024年3月3日に「鉄炮鍛冶屋敷」として開館し、今に伝わる火縄銃や古文書などの歴史資料を広く公開します。
皆様からのご寄附は、「鉄炮鍛冶屋敷」に伝わる貴重な文化財の展示など、堺の鉄炮生産の歴史を広く知っていただくために活用いたします。ぜひ、趣旨にご賛同いただき、皆様のご支援をよろしくお願いします。

写真

兵庫県立歴史博物館館長・関西大学名誉教授 藪田 貫(やぶた ゆたか)氏
歴史文化あふれる堺市の中でも、中世以来の歴史的空間である環濠エリアは、碁盤目状の町割りや古くからの町家が残っており、現在でもその歴史を感じることができます。なかでも環濠エリアの北部には、江戸時代、鉄炮鍛冶や包丁鍛冶などが集住し、堺のものづくりの歴史を語る重要な場所です。
 その一画に開館する「鉄炮鍛冶屋敷」は鉄炮鍛冶であった井上関右衛門家が営んできた暮らしと文化を伝えるとともに、堺のものづくりの伝統を後世に伝えるものです。鉄炮鍛冶の歴史文化を日本全国へ、そして世界へと発信する拠点に、日本の各地からのご支援をお願いします。

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

大阪府堺市

~未来へ飛躍する自由・自治都市 堺~

古代には仁徳天皇陵古墳をはじめとする百舌鳥古墳群が築造され、中世には海外交易の拠点として「自由・自治都市」を形成し、わが国の経済、文化の中心地として繁栄してきました。
戦後、臨海コンビナートと泉北ニュータウンの造成により、現在の姿に。84万人の人口を有する政令指定都市・堺は、南大阪の中核的都市として、関西の文化・経済を牽引しています。