人と猫が共に幸せに暮らせる宇美町をめざして【地域猫活動で命をつなぐ】
カテゴリー:動物
寄付金額 1,123,300円
目標金額:2,500,000円
- 達成率
- 44.9%
- 支援人数
- 81人
- 終了まで
- 受付終了
福岡県宇美町(ふくおかけん うみまち)
寄付募集期間:2023年10月2日~2023年12月31日(91日間)
福岡県宇美町

宇美町では、飼い主のいない猫による生活環境被害や動物愛護に関する相談が多いため、将来的に飼い主のいない猫を減らすための『地域猫活動』を進めています。
町として、平成26年度より『地域猫活動』に伴う不妊去勢手術費用の支援を行い、人と猫の共生を目指して取り組んできましたが、無秩序な繁殖に手術が追い付かず、生活環境の改善には程遠い状況です。
そこで、本プロジェクトによって不妊去勢手術への補助金制度を拡充して、『地域猫活動』の更なる推進、猫の適正飼養、普及啓発を行い、人と猫が幸せに暮らせるまちづくりを目指します。
皆様のご支援をお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
不幸な命を増やさないために
猫が好きな人も嫌いな人も、共に過ごせる宇美町へ
宇美町では飼い主のいない猫により、糞尿被害や花壇や畑を荒らされるなど様々な相談が寄せられています。
犬に対しては狂犬病予防法などに基づき、係留義務などの規定がありますが、猫はそのような法律がありません。そのため、過剰に繁殖した猫の引き取り相談や糞尿被害、鳴き声に対しての苦情が多いという状況です。
そこで『猫によるトラブルを減らす』活動が必要となります。

地域猫活動の推進
そこで、地域住民の皆様のご協力のもと『地域猫活動』を進めています。
『地域猫活動』とは 地域に地域住民が主体となって,野良猫の不妊去勢手術を行い,エサのやり方やふんの始末などに関するルールを定めて,地域で野良猫を適切に管理し,不幸な野良猫の数やトラブルを減らして、地域を住みよくする活動です。
飼い主のいない猫を捕獲(T:トラップ)し、不妊去勢手術(N:ニューター)を行い、元の場所に戻す(R:リターン)
そしてその後、えさやりとトイレなどの管理(M:マネジメント)するTNR+M活動という考え方に基づいています。

宇美町での取り組み状況
猫の不妊・去勢手術費用への補助

飼い主のいない猫の増加は、猫の交通事故死や、猫同士のケンカ、糞尿被害や鳴き声の苦情、エサやり者と猫の嫌いな人との間で起こるトラブルなど、多くの問題を発生させています。
これらの問題を解決するため、宇美町では2014年から自治会、ボランティア、地元獣医師、保健所、町で協力し地域猫活動を開始しました。
対象地域を拡大しながら問題となっている地域で住民と協働して地域猫活動を実施してきました。
昨年度までの累計で32の地区に補助を行い、計465匹の猫に不妊去勢手術を実施しました。この地域猫活動により不妊去勢手術を受けた猫は、地域猫として今もこの地域で見守られて暮らしています。
しかしながら、これらの地域以外で飼い主のいない猫が増え、不幸な状況に陥ってしまう猫が増えているエリアがまだまだあるのが現状で、もっと多くの地域に広めていく必要があります。
この活動を広め、猫と人とが幸せに共生できるまちを実現するためには皆様からの支援が必要です。ご協力をお願いします。

寄附の使い道は?
【寄附金の使い道】
地域猫活動を促進するための費用として活用
・不妊・去勢手術費の補助
・地域猫活動の促進を図るために必要な経費等
※目標金額に達しなかった場合でも、地域猫活動を促進するための費用として活用させていただきます。また、寄附金の執行状況により宇美町域猫活動支援基金へ積立を行い、翌年度以降に活用させていただきます。

【野良猫】の問題ではなく『地域の環境問題』
猫との関わり方を考えてみませんか?

猫の飼い主には終生飼育などの様々な義務が課せられていますが、飼い主のいない猫については責任を問える相手がいません。
また、野良猫への餌やりを法的に禁止することはできないため「餌やりさん」に対する指導に法的な拘束力はありません。すでに餌付けされている猫は、餌やりをやめても凶暴化したり移動したりするだけで問題が解決しないこともあります。
猫が嫌いではない人であっても、車や壁に糞尿をかけられる、猫が暴れて庭を荒らしたり窓ガラスを破って家に飛び込んできたりする状況が続けば嫌になってしまいます。逆に、最初は「不妊去勢手術なんて意味がない、駆除してくれ」と言っていた人でも、地域猫活動で野良猫による被害が減ったことで寛容になってくださることもあります。
また、不幸な猫をこれ以上増やすことのないよう、無責任な餌やりは行わないなど、一人一人がマナーを守って動物とかかわっていくことも重要です。
地域猫活動を推進するとともに、動物愛護に関する啓発を通し、人と動物が共存できる地域を目指します。

ご協力いただいている方々の声
動物愛護団体『うみねこ』さん

宇美町で地域猫活動を始めてから来年で10年になります。
活動開始から継続的に活動を行っている現場もありますし、譲渡や保護で終了した地区もあります。
まずは毎日のお世話をしてくださってる地区の方々に心より感謝したいと思います。
暑い日や寒い日など関係なく、餌やりや猫の健康管理、見守りなどとても大変な作業です。
この宇美町から始まり他の地区へも活動が広がってきました。
そして猫が苦手な方もご理解頂いてる中、私達の宇美町から『不幸な外猫を増やさない一代限りの命』という事。
そして 作物被害やゴミあさりなどの被害を減らす為にもこの活動は続けて行く事が重要だと思います。
ボランティアの私達に出来る事には限りがあります。
何卒、皆様のご協力を頂けたらありがたいと思います。

『うみねこさんが行っている譲渡会の様子』
地域猫活動グループの方
『地域猫活動』と聞いて、まだまだ知らない方が多いのではないかと思います。私の地域では、野良猫の糞尿被害が後を経ちませんでした。
庭に糞を毎日される。家の周りにオシッコをされて迷惑だ。など、ご近所からの話を耳にしたことがあります。
そういった声を聞き、地域猫活動をしようと思ったきっかけになりました。
私達夫婦と、小学校低学年の子供2人の家族4人で、この活動を初めて約2年になりますが、正直な所、大変な事もあります。
ですが、ご近所さんからの「いつもありがとう」「大変だろうけど頑張ってね」「いい事をしてくれて本当助かるよ」と声をかけて頂いた時は
地域猫活動をやっていて良かったなぁと思います。
この活動は猫が好きな方はもちろんですが、猫が嫌いな方のご協力も必要となってきます。
その為には、1人でも多くの方々に地域猫活動とは、どんなものなのかを、このクラウドファンディングを通じて知って頂けたら、宇美町はもっと人と猫が幸せに暮らせる町になれると思います。

町内獣医師の方

猫は生後5~6ヶ月で性成熟をむかえ、妊娠期間は約2ヶ月、1回平均5匹出産しますので、とても繁殖力の強い動物です。野良猫には、将来譲渡されることを前提とした保護猫と避妊去勢手術実施後、元いた場所に戻し、その場所で一代限りの生涯を終える地域猫(その識別のため、耳先をカットします。)があります。長年、地域猫活動に携わってきた一獣医師として、この事業が、保護猫と地域猫の区別がきちんと理解された上で、適正に実施されることを望みます。
寄附者の皆さまへ
宇美町長 安川茂伸

宇美町では、平成26年度より動物の愛護及び管理に関する法律の趣旨に基づき「人と動物が互いに共生し、調和する快適なまちづくり」の実現を目指し、猫の不妊去勢手術費用の一部を補助する補助事業を実施しております。
この事業が、不幸な動物を少しでも減らすとともに、動物の命の大切さを尊重し、理解し合う「人と動物との調和のとれた共生社会」を実現するための、第一歩になると考えております。
本プロジェクトに、全国の皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
お礼の品の紹介
ねこの足型廃油石鹸
廃油石鹸とは廃油を使って作る石鹸のことです。
廃油に水と苛性ソーダをまぜることによって、自然環境にも優しい石鹸に生まれ変わります。
洗濯やお掃除の際にお使いください。

今回、本プロジェクトにご寄附をいただきました皆様へ、お礼の品として環境課で手作りした廃油石鹸をご用意させていただきます。
【注意事項】
※本プロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税制度の対象となります。そのため、宇美町にお住まいの方は、ご寄附をいただくことは可能ですが、お礼の品をお送りすることができません。何卒ご了承ください。
※5,000円以上寄付していただいた方にお送りさせていただきます。
※「ふるさと納税で応援」ボタンを押して申込を進めていただくと、最後に廃油石鹸の希望有無を問うアンケートがありますので、ご回答ください。
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2023年12月08日 16:39
【福岡県公式YouTube】地域猫活動について取り上げられました!
福岡県公式YouTube「HKT48の福岡撮影中。」で地域猫活動について配信されています!!
宇美町で活動する地域猫活動グループが取り上げられていますのでぜひご覧ください。
多くの皆様に『地域猫活動』を知っていただく機会になればと思います。関連リンク
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福岡県宇美町

大正9年(1920年)10月に糟屋郡で最初に町制を施行して誕生した宇美町。 令和2年(2020年)に町制100周年を迎えました。
かつては炭鉱の町として栄えた宇美町も、現在は福岡市のベッドタウンとして、また、軽工業地域として成長を続けています。
さらに、一本松公園(昭和の森)などの豊かな自然や、宇美八幡宮・古代山城大野城跡などの歴史的・文化的資源が残る、過去と現在が融合した歴史ロマンあふれる町でもあります。
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