引退競走馬にも未来がある。「リトレーニング」で、ふたたび馬たちが活躍できる社会を作りたい!
カテゴリー:動物
寄付金額 22,349,877円
目標金額:45,000,000円
- 達成率
- 49.6%
- 支援人数
- 926人
- 終了まで
- 受付終了
岡山県吉備中央町(おかやまけん きびちゅうおうちょう)
寄付募集期間:2023年10月2日~2023年12月31日(91日間)
岡山県吉備中央町 × サラブリトレーニング・ジャパン
岡山県吉備中央町にあるサラブリトレーニング・ジャパンは、サラブレッドのリトレーニングをすることで、引退した競走馬がセカンドキャリアを歩むための活動をしています。2016年から活動を始め、今までに約200頭の馬たちを全国各地のセカンドキャリアの地へ送り出しています。
年間7,000頭が生産される競走馬。そのうち引退する馬は5,000頭と言われています。日本ではまだ引退馬をサポートする仕組みが充分ではありません。乗馬倶楽部・伝統行事継承・町おこし・地方創生・観光・教育・農業分野などあらゆる社会問題を解決するものが引退競走馬の活躍の場であると思っています。引退競走馬が活躍できる社会をさらに拡大していくためにも「1頭でも多く」リトレーニングを実施していきたいと考えています。全国に先駆けた私たちの活動をご支援いただきますよう、皆様よろしくお願いいたします。
引退競走馬が色々な場所で活躍する社会を作りたい!
私たちの活動は、引退した競走馬をセカンドキャリアへ繋ぐ活動を岡山県吉備中央町でしています。今までにセカンドキャリアへ繋げた馬たちは173頭になりました。(2023年3月31日現在)
現在私たちは、引退競走馬が色々な場所で活躍する社会に挑戦しようとしています。”もっと身近に馬がいる生活”を目指して全国から様々な方から引退競走馬の活用が出来ないか問い合わせを頂いています。
具体的な活用方法としては、
◻︎乗馬倶楽部でスタッフやお客様が騎乗する馬として。
◻︎乗馬の競技会に出場する馬として。
◻︎町の観光に活躍する馬として。
◻︎子供達が馬と触れ合うことで元気になる。ホースセラピー馬として。
◻︎地域のお祭りごとなどの伝統行事を守る馬として。
◻︎小学校や中学校の”命の授業””動物とのふれあい”などの教育の一環として。
◻︎病院や施設での高齢者への介護として。
◻︎馬と一緒に過ごせる観光プランの馬として。
◻︎馬を活用した企業の社員研修の一環として
◻︎農業などの産業に馬が活躍する。
◻︎馬糞堆肥を活用することで農業を元気に
◻︎馬を活用した地域経済の活性化
など、持続可能な開発目標(SDGs)に向かって様々な場面で馬が活躍できるのではないかと考えています。
競馬ファンを熱くさせた馬がもう一度活躍できる社会へ。
競馬で活躍した後、引退した競走馬たちがどこへ行くのか、皆さんは知っていますか?骨折などの怪我、能力の限界、そもそもデビューすら叶わない・・・など引退理由は様々で、中には3歳や4歳など人間で言うとまだほんの中学生くらいの年齢で引退していく馬も少なくありません。
馬の寿命は平均で25歳から30歳と言われています。現役で走っていた時より、引退後の方が長いのです。サラブレッドは速く走るために品質改良をされ、その分とても繊細で臆病な気質を持っています。
もともと競走馬としてトレーニングを受けてきている馬たちは引退後すぐに乗馬クラブへ行ってもその扱いが難しく、犬や猫などに比べて体も大きく、食費や装蹄、怪我や病気の際の治療費などお世話をするのに費用がかなりかかります。
理事長の想い
競走馬を引退した馬は長い馬だと30年近く生きるんです。知ってましたか?でも、これまではその競走馬の引退後の環境をサポートする仕組みがなかったのも事実なんです。
そのためにどこへ行ってしまったのかわからない馬が存在する。その行方不明になってしまう馬を一頭でもなくしたい。競馬ファン・馬ファン・乗馬ファンの皆さまの多くがその現状を悲しんでいる。
引退馬支援の活動を始めて7年目になり、近年は引退馬支援活動が広がっているので嬉しく思う。わたしたちの活動を通して、馬の持つ可能性をもっと多くの人に知っていただき、人が馬に癒され、馬も人に癒される。
そんな社会を目指していきたい。「リトレーニング」とは引退した競走馬が人とより距離が近づくために必要なこと。サラブリトレーニングという学校で人との関わり方や乗用馬としての体づくりを学び、覚えていく。
乗馬クラブで人を乗せるという仕事や、ホースセラピーで人を癒す仕事。伝統行事の神馬の仕事。これまでの卒業生は全国の乗馬クラブなどで今日も活躍している。
コロナ禍で人同士の関わり方も変化をしているが、競馬は変わらずに毎週開催され、引退馬も毎週出てくる。継続した活動が大切。
ふるさと納税という仕組みは少ない負担で税金の控除が受けられます。これからもご支援をいただけると幸いです。
全国から応援メッセージや見学者の方も
一口馬主で出資していますが、引退する度にその後を心配しています。幸福な余生を願って微力ながら応援させていただきます。
町づくりでの馬の活用素晴らしいと思います。施設見学が楽しみであるとともに、町を訪れるのも楽しみです。
競馬が好きで、競走馬の引退後が気になっていました。馬の幸せな余生に、少しでも貢献できるならこんなにうれしいことはありません。
昨年、見学に伺いました。リトレーニングの様子を間近で見て、感動しました。スタッフの皆様、いつもありがとうございます。馬達の幸せを心より願っています。
競走馬たちの悲しい行く末を初めて知りました。幸せな一生を過ごせる馬が1頭でも多くなることを願っています。
引退馬の支援を町を上げて力を入れていらっしゃることを知り、素晴らしいと感動しました。些少ではありますが、今後も一頭でも多くの引退馬の命を救って欲しいです。
ほんの一部ですが多くの皆さまから温かいメッセージをいただいており、毎日嬉しく読ませていただいております。
これだけ多くの方がわたしたちの活動を支えてくださっていることに感謝を忘れず、馬たちをセカンドキャリアに繋げるための活動を今後も続けていきたいと思っております。
みなさまから頂いたふるさと納税の使い道は?
みなさまから頂いたふるさと納税は、引退競走馬をセカンドキャリアにつなぐためのためのリトレーニング費用となります。
◆引退競走馬のリトレーニング費用
毎日のえさ代・おが代のほか、馬房清掃を支えるスタッフの人件費、リトレーニングを毎日実施する費用となります。
◆ホースセラピー 馬の育成、養老牧場調査費等
馬の多様な利活用方法を見出すべく、ホースセラピー 馬の育成にも挑戦しています。子供から大人の方まで安心して騎乗できる馬を育成してくための費用となります。
◆治療のため馬を運ぶ輸送費および手術代
リトレーニングする馬たちの中には、片金といって開腹手術をしなければ去勢ができない馬もいます。
乗馬界では未去勢馬を引き受けてくれる場所が少ないため、岡山から輸送・手術費となります。
◆管理費
NPO活動を行うための事務局費用・事業報告書を作成する費用に充当させて頂きます。
ご支援本当にありがとうございます!
サンクスホースプラットフォームはこれまでに、173頭(2023年3月31日時点)を超えるサラブレッドをセカンドキャリアに繋げてきました。これも多くが皆様からのふるさと納税のおかげです。
引退競走馬達は今日も楽しく元気に暮らし、リトレーニングを積んだサラブレッドは全国で活躍をしています。
まだまだ充実しているとは言い切れませんが、今年は「1頭でも多く!」を念頭にリトレーニング30頭を目標にしています。皆さまからの善意が私たちの源です。ぜひともご支援をよろしくお願いいたします。
認定特定非営利活動法人サラブリトレーニング・ジャパン
理事長 角居勝彦
ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
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岡山県吉備中央町
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