隠岐島前高生が挑む!地域自給型太陽光発電プロジェクト\高校生二人で「海士照らす」/
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 2,277,400円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 113.8%
- 支援人数
- 133人
- 終了まで
- 受付終了
島根県海士町(しまねけん あまちょう)
寄付募集期間:2024年5月24日~2024年8月21日(90日間)
島根県海士町

本プロジェクトは島根県にある隠岐諸島の島前地域唯一の高等学校の生徒二人が発起人です。
島根県立隠岐島前高校ではグローカル人材(価値観の違いを超えて協働し、広い視野で考えながら身近な課題に粘り強く向き合い、新たな価値の共創に挑戦しようとする人材)を育てるため、総合的な学習の時間(夢探究)や学校設定科目(地域地球学)、新学科(地域共創科)などの取り組みを通して、地域資源や地域課題を土台にした学びを展開しています。
発起人の高校生二人は上記のような授業を通して、1つの課題に注目しました。それは、隠岐島前地域における電力供給の域外依存割合の高さです。
現在、島前地域で使用される電力は約95%を島外に頼っています。
ここから本プロジェクトでは、
①非常時の電力供給が安定的でなくなる可能性があること
②域外に頼りがちな電力需要に対し域内で供給することで、地域内経済循環をより促進させたいという2点について考えました。
町の課題解決と学校の授業が共同し課題解決に挑戦します。
島根県内では前例のない公立高校での太陽光プロジェクトへのご支援をよろしくお願いいたします。
隠岐島前高生が挑む!地域自給型太陽光発電プロジェクト\高校生二人で「海士照らす」/

あまてらすプロジェクトとは
隠岐島前高校が使用する電力の50%を再生可能エネルギーで賄うために、太陽光パネルを設置するプロジェクトです。
現在、学校は年間310万円ほどの電気代を支払っており、その中には島根県教育委員会の学校管理運営費が含まれています。100%を域外の電力会社より購入していますが、この半分をあまてらすで発電した電気に切り替えることにより、学校側・県側双方の経費削減が可能になります。
また、太陽光パネルは防災時の利用も想定され、避難場所となる高校で安定した電気の供給をすることができます。
そして、将来的には売電により得た利益で、高校生の活動の選択を豊かになり、より良い学校環境を整えることも目指しています。

「大好きな島になにか恩返しがしたい」ーープロジェクトの発足
はじめはそんな想いから、興味本位で関わりはじめたプロジェクト。「夢探究」という隠岐島前高校独自の授業を通じて出会い、そして島の電力問題の現実を知り、高校生の手で島の生活を救う未来があることに強く心を惹かれました。
夢授業の中で講師をしてくださった大野さん。そのお話が息をのむほど面白く、その中でも「隠岐島前高校の電力を自家発電で賄うにはどうすればいいのか」という問いを立て、高校生がその事業を運用してお金を稼げばいいという壮大な話が、私たちの心に大きく残りました。そして、この夢あるお話をしてくださった大野さんこそがのちに私たちのプロジェクトに広く携わっていただく方となるのです。
このプロジェクトが、授業を飛び出し”あまてらすプロジェクト”として歩み始められたきっかけは、もうひとつ、noteというメディアプラットフォームからご支援をいただいたことです。昨年10月、noteクリエイターサポートプログラムに応募し、支援が決定しました。当初の方針では私たち二人が会社を立ち上げる資金としての運用を考えていましたが、応募後に大野さんからこのプロジェクトを交交株式会社の事業部としてやってみてはどうかと打診をいただき、現在の高校生事業部・あまてらすプロジェクトの形となりました。

今日に至るまで
このプロジェクトの目標は隠岐島前高校の電力を太陽光発電で50%賄うことです。太陽光パネルの設置場所は校舎屋上の予定です。
年間の電力使用量の50%を料金に換算すると約150万円程度。災害時などにも有用な電力設備としても活用可能です。
今回大きな出来事となったのが、高校を管理する島根県教育委員会に太陽光パネル設置の許可をいただきに行くことです。
経験のない私たちにとっては、とても難しく、とても貴重な経験でした。
約3ヶ月の期間を費やして企画書を作成し、2023年3月に事業説明をさせていただきました。
島根県初の取り組みであることや、設置場所の再検討や防水工事費の支払いなどの想定を超える出来事もありました。
それでも、皆様のご協力やご理解を得て、事業説明から約1年後には無事に許可をいただくことが出来ました!
そして今こうして、クラウドファンディング型ふるさと納税での資金調達もスタートすることができています。

高校生ふたりからのメッセージ
今回、プロジェクトを先導するわたしたち二人にはプロジェクト名の通り、海士町を経済的に豊かなまち、高校生と地域住民が活発に交流できる未来あるまちにしたいという想いがありました。高校生ではできもしないようなワクワクな日常をくれる町に何か少しでも恩返しができたらいいと考えていたところ、「太陽光事業」という町の課題とわたしたちの希望が出会い、学校・地域・島根県・その他の皆様の多大なるご協力をいただきながらプロジェクトを進めることができています。
わたしたちの夢は、売電を通して得た利益で高校生の選択を豊かにすること、高校卒業後もプロジェクトが残り続け島の生活を支えられることです。
たとえば、学園祭の予算を増額したり、検定費用の全額補助が複数回できたり、有名人の講演会の定期開催も夢ではないかもしれません。
未来の高校生と地域住民のために。「高校生」という三年間の限りある存在であるわたしたちが、この先その役割を果たし続ける持続可能なプロジェクトを進めるその過程を、共に創れるとしたら、それは、新しい挑戦だと思いませんか?
わたしたちの未知なる踏み込みに、どうか皆様のお力添えをお願いいたします。
寄附金の使い道
太陽光パネル施工費用の一部に活用します。
・目標金額に達しなかった場合でも、本プロジェクトへ活用させていただきます。
・目標金額以上の寄附を頂いた場合、本プロジェクトへ活用させていただきます。
海士町長 大江和彦 メッセージ

「日頃より海士町を応援してくださり誠にありがとうございます。
海士町では島民一丸となって承前啓後の考え方を根底に「海士町の新時代」という次なるステージへ飛躍するため、島の様々な挑戦を推進しながら、一層魅力的な町を目指してまいります。
海士町のガバメントクラウドファンディングで特徴的な点は、行政立案型のプロジェクトだけでなく、町内公募型のプロジェクトも立ち上がっているところです。
ガバメントクラウドファンディングを活用して、海士町創生総合戦略「エンジン全開計画(人口ビジョン)」に基づき、町の掲げる3つの「かん」(ひとの還流、暮らしの環境、里山里海の循環)を推進する新たな挑戦が増えていくことを願っております。
私たちの取り組みをぜひあたたかい目で見守ってくださいますと幸いです。
海士町のまちづくりを応援してくださる皆様からのご協力を心からお待ちしています。」
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
お礼の品一覧
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【のし付き】海鮮フライ 海士のいわがき・スルメイカ・豆アジの揚げ物3種 …
20,000 円
【海士町の海産物をフライで堪能できる盛り合わせセット】
島で取れる新鮮な海産物をフライにいたしました。
揚げるだけの簡単調理で、食卓に、お弁当に、さまざまな場面でお使いいただけます♪
・寒シマメ玄米粉唐揚げ
寒シマメのげそを海士町産の玄米粉を衣に使用して唐揚げにしました。
プリプリのげその食感と香ばしい玄米の香りを感じます。
・いわがきフライ
大粒のいわがきを贅沢に使用したいわがきフライです。
サクッとした食感の後にいわがきの旨味が口いっぱいに広がります。
・小さなアジフライ
地元飯古定置網で水揚げされる旬のアジは脂ののりも最高です。旬のアジを厳選してフライにしました。
小さいながらもしっかりと脂がのっていてアジの旨味が口いっぱいに広がります。
海鮮フライセット
【容量】
いわがきフライ4〜5個入り(計180g)、小さなアジフライ5〜6枚入り(計180g×2パック)、寒シマメ玄米粉唐揚(100g×2個)
【注目ワード】
海鮮 フライ アジフライ 牡蠣フライ カキフライ イカフライ いか イカ 牡蠣 岩牡蠣島根県海士町
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2024年08月05日 09:42
🎊目標金額を達成しました!!🎊
GCF開設から70日余り、2週間ほどの猶予を残して目標金額の200万円を達成することができました!
ご支援いただいた皆様、ご協力ありがとうございます。皆様からのあたたかいご支援を必ず次に繋げます。
正直なところ目標金額を達成した、という実感がいまだに持てず、「夏休みが見せる夢なのではないか?」と、錯覚してしまいそうです。
ですが、祝福のコメントや応援メッセージを読み、あらためて重みを感じ、私たちは稀有なことを成し遂げさせてもらったのだと思えました。
私たちの挑戦は、ここで終わりではなく、これからもずっと続きます。
目標金額は達成しましたが、このあまてらすプロジェクトには、まだ皆様からのご支援、ご協力が必要です。皆様には夢が叶う日まで、共に見届けていただきたいと思っています。
どうかその日まで、皆様のあたたかい声援をいただけますよう、重ねてご協力をお願いします。寄付金もまだ募集しておりますので、拡散のほどよろしくお願いします!
ほんとうに、たくさんのご支援ありがとうございます!これからもがんばります!
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ゲスト さん
目標金額達成おめでとうございます!
我が母校というご縁で応援させて頂きました。
まだまだいろいろと大変なこともあると思いますが頑張ってください!!引き続き応援してます📣2024/8/19 19:01
ゲスト さん
目標金額達成おめでとうございます!
我が母校というご縁で応援させて頂きました。
まだまだいろいろと大変なこともあると思いますが頑張ってください!!引き続き応援してます📣2024/8/19 19:01
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2024年07月09日 10:00
寄附額150万円突破しました!皆様ありがとうございます!
つい先日、寄附額額が150万円を突破してついにゴールが見えてきました!
たくさんのご支援をしていただき嬉しい限りです。ありがとうございます!
前回の進捗報告では、期末試験期間中とお伝えしましたが無事に試験を乗り切ることができました。3年生は評定に関わる最後の試験でもあったので先生方も気合を入れて作ったのか平均点が高い教科が少なく少し心残りになる教科もありました。とはいえ、終わったことを引きずっていても前には進まないので切り替えて次なる目標に全力投球で行きたいと思います!
残り50万円、そしてネクストゴールも検討しています。達成に向けて私たちもできる限りの宣伝を進めて行きますので引き続きあまてらすのご支援をよろしくお願いします。
海士町は梅雨真っ最中ですが奇跡的にテストの中休みに晴天に恵まれました。
そんな晴天の中で撮ったベストショットです。もっと見るまだコメントはありません
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2024年06月24日 10:00
120万円を超えるご支援ありがとうございます!!
GCFを開始してから一ヶ月、120万円を超えるご支援をいただき、支援者の皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございます!
六月の末、あと一ヶ月もしないで夏休みということで、島前高校は絶賛期末試験中です。
私たち三年生にとっては1学期の評定が最後の勝負になります。勉強漬けの日々も楽しんで走り切りたいと思います!
そんな試験勉強の合間に息抜きに隣の西ノ島の摩天崖まで出かけたワンショットを。
今後も「あまてらすプロジェクト」へのご支援よろしくお願いいたします!もっと見るまだコメントはありません
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2024年06月13日 09:00
🎉ご寄附100万円間近です!🎉
5/24に本プロジェクトをリリースしてもうすぐ3週間になりますが、皆様のご支援のおかげで、早くも目標額達成までの折り返しが見えてきました!
正直、こんなにも早く、多くの方にご支援いただけるとは思ってもいませんでした。びっくりして腰が抜けそうです(笑)
ご支援いただきました皆様、本当に有難うございます。
授業の中で終わるはずだったプロジェクトを実現しようと立ち上がって、noteのクリエイターサポートプログラムに応募したのが最初のアクションでした。
あの時、プログラムに応募していなかったら、今頃「あまてらす」は夢物語で終わっていたと思います。
あの時、自分たちのプロジェクトに目を留めていただいた選考チームの方々、
そして「一緒にやらないか?」と誘ってくれた交交株式会社のお三方や、
10回の授業に前のめりで取り組んでくれた20人のエネルギーゼミメンバーには感謝してもしきれません。
高校生活を送る中で私たちは数々の「縁」に支えられて生きていることを実感しました。
この島で巡り会えたこと、たまたま私たちの座っていた席が隣だったこと、クリエイターサポートプログラムに選ばれたこと、そして最高の仲間がプロジェクトのベースを作ってくれたこと。
たくさんの縁が重なり合ってここまで辿り着けていることを感じています。
これから、さらにより多くの方に本プロジェクトを知っていただけるように、積極的に宣伝を打っていきますが、どうしても自分たちだけでは力が足りない部分もあります。
お知り合いへのご紹介、本プロジェクトのページの拡散など、皆様のお力添えをいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!もっと見るまだコメントはありません
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島根県海士町
海士町は、人口約2,300人の半農半漁の町で、島根県の北 60 キロ、日本海に浮かぶ隠岐諸島の有人島の一つ、島前中ノ島にあります。鎌倉時代に承久の乱に敗れた後鳥羽上皇がご配流になり19有余年、島でお亡くなりになった歴史があり、神楽や俳句などの歴史文化や伝統も残っています。また島すべてが国立公園に指定されるほどの自然豊かな島で、きれいな海や夜空一面の星を見ることができます。
海士町は、急激に進んだ少子高齢化・過疎化など島国日本の縮図です。現在の島の人口は 2300 人弱で、年間に生まれる子どもは約10人、そして人口の4割が65歳以上という超少子高齢化の過疎の町です。そうした人口の流出と財政破綻の危機の中、独自の行財政改革と産業創出によって、日本でも注目される島の一つとなっています。
2005年には町長が50%、課長級が30%の給与カットを自ら実施。当時の公務員の給与水準としては全国最低となりました。その資金を元手に最新の冷凍技術CAS導入を決行し、海産物のブランド化により全国の食卓をはじめ、海外へも展開させていきました。
また雇用の拡大や島外との積極的な交流により、2004 年から 2018 年の 15 年間には 428 世帯 624 人の I ターン者、204 人の Uターン者が生まれ、島の全人口の 20% を占めています。いまでは新しい挑戦をしたいと思う若者たちの集う島となっており、まちおこしの挑戦モデルとして全国の自治体や国、研究機関など多くの人の関心を集めています。
海士町には日本らしさがまだ残っており、そしてそこには新しい価値観と問題解決へのヒントがあります。私たちはこれからも、離島のハンデイキャップをアドバンテージに、未来向かって「小さな島の挑戦」を続けます。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。