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井上靖の作品を後世へ読み継ぐ | 井上靖文学館50周年記念プロジェクト

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 1,252,000

125.2%

目標金額:1,000,000

達成率
125.2%
支援人数
49
終了まで
受付終了

静岡県長泉町(しずおかけん ながいずみちょう)

寄付募集期間:2023年8月1日~2023年10月29日(90日間)

静岡県長泉町

プロジェクトオーナー

静岡県長泉町にある井上靖文学館は、1973年11月25日に開館し、今年度開館50周年を迎えます!
開館50周年を記念し、記念式典・記念講演会の開催や記念ブックレット・井上靖ブロンズ像制作などを実施するプロジェクトです。
長く、多くの方に愛されてきた井上靖の作品がこれからも長く読み継がれていくように、開館50周年を記念するこのプロジェクトにご賛同よろしくお願いします!

井上靖文学館開館50周年記念プロジェクト

長泉町井上靖文学館は、1973(昭和48)年11月25日に開館し、今年度、開館50周年を迎えます。
当館は、井上靖存命中に建設され、井上靖が読者と交流を図った場所です。
長い間、財団法人により運営されてきましたが、2021(令和3)年度より長泉町営になりました。

今年度、開館50周年を記念し、記念式典、記念講演会、記念ブックレット・井上靖ブロンズ像制作といった事業を展開します。
開館50周年を再出発地点と捉え、さらに次の50年へ向けて、文学館活動をより充実させたいと考えています。
このプロジェクトに賛同し、寄附していただける方々と開館50周年を盛り上げ、今後も井上靖文学館の活動や井上靖の功績を後世につなげていきたいと思っています。

(写真)井上靖文学館・本人来館時 1973年頃

実施予定事業

1.記念講演会(2023年11月18日)

小説家 万城目学が井上靖作品の魅力を語ります。

2.記念式典(2023年11月25日)

開館記念日の11月25日に当館敷地内で記念式典を開催します。

3.記念ブックレット制作「わたしを変えた井上靖の1冊」

作家の方々に寄稿いただいた初公開の原稿等を収録します。

4.井上靖ブロンズ像の制作

当館敷地内に新たに置かれるブロンズ像を制作します。
記念式典にてお披露目予定です!

寄附金の使い道

【開館50周年記念事業】記念式典、記念講演会、記念ブックレット・井上靖ブロンズ像制作の費用に活用させていただきます。
※目標金額未満だった場合も、本プロジェクトに活用させていただきます。
※目標金額以上に集まった場合でも、本プロジェクトに関連する事業に活用させていただきます。

井上靖文学館

代表作『あすなろ物語』の中で、主人公が詠む「寒月ガ カカレバ キミヲシヌブカナ 愛鷹山(あしたかやま)ノフモトニ住マウ」という歌にちなみ、この地に文学館が建てられました。
文学館を設計したのは、日本のメタボリズム建築で知られる、建築家の菊竹清訓(きくたけ きよのり)氏です。

(写真)文学館外観

文学館は、『しろばんば』の土蔵をイメージした建物です。
外壁は、井上靖文学を象徴する「白」で統一されています。
庭には、『あすなろ物語』の翌檜(アスナロ)や、『天平の甍』にちなんだ瓊花(ケイカ)を植樹しています。
当館は、初版本や限定本などの希少な書籍、原稿や万年筆といった愛用品を含め、約3,000点の資料を所蔵しています。
開館から半世紀近く経った2022(令和3)年4月より当館は長泉町営となり、新たなスタートを切りました。
同年7月には、2階を自由に本が読めるスペース「ミュージアムライブラリー」とし、幅広い年代の方が本に親しんでもらえるようリニューアルオープンしました。

(写真)ワークショップの様子

井上靖作品の魅力

井上靖の作品は、人間をやさしく捉え、普遍的なメッセージを持っています。
文体は簡潔明瞭で読みやすく、自伝的小説『しろばんば』や『あすなろ物語』といった小学生から読める作品をはじめ、現代小説『氷壁』、大河ドラマの原作になった『風林火山』、シルクロードブームの火付け役の『敦煌』『楼蘭』など、幅広いジャンルの作品を発表しました。
近年、ノーベル文学賞候補だったことが公表され、また、没後30年を機に4冊の本が刊行されるなど、改めて注目されています。

(写真)愛用品 満寿屋の原稿とモンブランの万年筆

井上靖文学館の活動

当館では、井上靖の詩が教科書に掲載された(平成23年)ことを契機に、小学校から大学まで出張授業に伺い、井上靖の作品の魅力を伝える活動を行っています。
また、当館へ来館された小・中学生には子ども向けパンフレットを配布し、館内にあるヒントを探しながらクイズを解いていく参加型の見学方法を提案しています。

夏休みには、小・中学生を対象にしたワークショップを開催しています。
内容は、「豆本づくり」や「自分の名前で絵本をつくっちゃおう」といった、本に親しむきっかけを作っています。

(写真)出張授業の様子

応援メッセージ

井上靖の長女 浦城いくよさん

この文学館は、数ある父の記念館で最初にできた館です。生前、父は何度も訪れ、講演をしたり、今は無き「友の会」のファンの方々と交流をしたりするのを楽しみとしていました。
本年は父の三十三回忌、井上文学館も50周年を迎えます。2022(令和3)年に館の運営も財団法人から長泉町に代わりました。庭には「思うどち・・・」の詩碑と共に新しく胸像が置かれるそうです。
記念事業には若い人々に人気のある先生の講演もあると伺っています。井上靖の作品が読み継がれていくことを心から願っております。

(写真)世田谷・書斎の前にて 若き日々

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

現在進捗情報はありません。

静岡県長泉町

長泉町は、東海道新幹線三島駅北口(新幹線口)に位置し、三島駅まで徒歩や自転車を利用して”ほどよい”距離。静岡県内屈指の人口増加率と合計特殊出生率を誇り、今後も人口増加が見込まれる全国でも数少ない人口減少を克服した”奇跡の自治体”です。

がん治療の実力ランキング日本一の評価を受ける県立静岡がんセンターが所在し、苗木生産量日本一の町特産品であるクレマチスや美術館、食事が楽しめる「クレマチスの丘」は、全国各地からの来訪者で賑わいます。