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“ORIGAMI”を世界共通語にした男!現代折り紙の父「吉澤章」を後世に伝えたい!

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

main_img 達成

寄付金額 1,604,101

106.9%

目標金額:1,500,000

達成率
106.9%
支援人数
89
終了まで
受付終了

栃木県上三川町(とちぎけん かみのかわまち)

寄付募集期間:2023年10月3日~2023年12月31日(90日間)

栃木県上三川町(かみのかわまち)

プロジェクトオーナー

上三川町出身の世界的創作折り紙作家の吉澤章(よしざわあきら)氏の作品を常設展示できる展示室を作るための寄附を募集します。上三川町では令和6年5月上旬オープンを目指して「生涯学習・子育て支援複合施設“ORIGAMIプラザ”」の建設を進めています。当施設は『ORIGAMIのまち かみのかわ』を象徴する施設として、吉澤章氏の作品を展示する常設展示室を備え、日本の伝統文化の継承、国内外の観光客誘致を目的とするなど、本町の新たな中心拠点を目指しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

プロジェクトについて

上三川町(かみのかわまち)は、創作折り紙の父として世界的に有名な吉澤章(よしざわあきら)氏の出身地です。
氏の作品は世界的に高く評価され、国内の認知度も増してきています。
折り紙を子どもの遊びから芸術へと昇華させ、“ORIGAMI”を世界共通の言葉にまで押し上げた氏の功績や作品を多くの方々に知ってもらうため、常設展示室作成プロジェクトを立ち上げました。

寄附金の使い道

作品は紙でできているため非常にデリケートで保管には温度、湿度等の調整が必要不可欠です。
作品を良好な状態で保管し後世へつなぐための保管環境整備のための備品購入費や、作品の説明ブースの作成費等に使用させていただきます。

※目標額を上回った場合、下回った場合でも本事業に活用させていただきます。

吉澤章氏 創作折り紙作品の一部

「吉澤 章氏」について

■プロフィール

写真

氏名:吉澤 章(よしざわ あきら)
職業:創作折り紙作家
生没年:明治44(1911)年生-平成17(2005)年没
出身地:栃木県河内郡上三川町大字上三川字下町

■折り紙との出会い

吉澤氏は、明治44(1911)年に上三川町で生まれました。4歳の頃、近所のお姉さんがくれた折り紙の舟が折り紙との出会いでした。
それから折り紙に興味を持ち、13歳で上京すると本格的に折り紙研究を始めました。
この頃の日本は、戦後間もない復興期であり、折り紙作品の美術的地位は他の芸術作品と比べてまだまだ低くみられていました。

ニューヨークでの普及活動(1997年)

■国内外での活躍

昭和25(1950)年、美術造形作品として折り紙を初めて発表し、昭和29(1954)年には、海外で日本の創作折り紙を広める目的で「国際折り紙研究会」を設立しました。
翌年、オランダ・アムステルダムで初の個展を開催し、世界中から喝采を浴びました。また、外務省から派遣されて世界約50カ国に赴き、折り紙文化の普及に努め、国際交流に多大なる功績を残しました。
国内においても精力的に創作活動を行い、昭和58(1983)年には折り紙による文化普及の功績により“勲(くん)五等(ごとう)双光(そうこう)旭日章(きょくじつしょう)”を受章するなど非常に高い評価を受けました。
平成15(2003)年に故郷上三川町で開催した作品展には、約15,000人が来場しました。

山形県での普及活動、上三川町で開催した作品展

■折り紙に求めたもの

上三川町の作品展から2年後の平成17(2005)年3月14日、94歳の誕生日を迎えたその日、折り紙に全てを捧げた人生の幕を閉じました。死後もその評価は高く、平成24(2012)年3月14日には、生誕101年を記念してGoogleのホームページのロゴが「折り紙」バージョンとなりました。
吉澤氏は、創作のテーマを広く世界の事物に求めることとし、自然界のあらゆる動植物、地球や宇宙の現象にまで視野を広げる一方で、日常の生活、更には人の心の移ろいも、一枚の紙に託して表現をしました。これは吉澤氏が持つ独特な感性、そして多様な表現様式から生み出されたものであり、その原点は故郷上三川にあったと語っています。

施設概要

ORIGAMIプラザ内に「吉澤章記念室」をオープンします!

吉澤章記念室イメージ図

上三川町では新たな中心拠点施設として、生涯学習拠点・子育て支援拠点・分庁舎機能の3つの機能を有するORIGAMIプラザの建設を進めています。
令和6(2024)年5月上旬のオープンを予定しており、吉澤章作品の常設展示室も当施設に含まれます。
現在、町では氏の作品を約500点所蔵していますが、残念ながら常時展示できる施設がない状況です。常設展示室の完成後は、多くの方に氏の作品を鑑賞してもらえるよう、季節ごとに作品の入れ替えなどを予定しています。

ORIGAMIプラザ イメージ①
ORIGAMIプラザ イメージ②

ORIGAMIのまち

上三川町は、東京から北におよそ90kmの栃木県の南東部に位置し、関東平野の北側にある小さなまちです。栃木県の県庁所在地である宇都宮市に隣接しながら、のどかな田園地帯が広がり、鬼怒川、江川、田川の3つの清流がまちを包み込むように取り囲み美しい水辺の風景を創り出しています。
そんな上三川町では、本町出身で世界的な創作折り紙作家で現代折り紙の父とも評された吉澤章氏にあやかり、“ORIGAMIによるまちづくり”に着手しています。
折り紙は、年齢や性別、障がいの有無などを問わず、誰もが親しみ楽しむことができ、日本の伝統文化の一つとして古くから受け継がれてきました。その汎用性は高く、教育や医療など様々な分野で活用されています。
現在、SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」、「誰もが参加できる」協働のまちづくりである“ORIGAMIによるまちづくり”として、全員参加型のORIGAMIフェスティバルの開催や、学校教育、高齢者福祉施設におけるフレイル対策など町全体で折り紙の活用を進めております。
今後も文化・観光・教育・福祉など様々な分野で、折り紙の無限の可能性を活かしたまちづくりに取り組んでまいります。

上三川町 ORIGAMIフェスティバル

お礼の品について

寄附金額に応じて町の特産品をお届けいたしますので、下記お礼品の紹介よりお選びください(町外在住の方のみ)。
また返礼品なしで1万円以上のご寄附をいただいた方については、ORIGAMIプラザに設置する寄附銘板に末永くお名前を掲載させていただきます(希望者のみ)。

※上三川町民の方は、返礼品なしのご寄附となります(1万円以上の場合は銘板に氏名記載可)。

1万円以上のご寄附の場合は銘板のご希望を承ります

お礼の品の一覧

  • 2023年12月25日 19:00

    プロジェクト終了まで残り1週間

    90日間のプロジェクトも残り1週間となりました。
    皆様からのご支援のおかげで目標金額達成まで、あと少しとなりました。
    本当にありがとうございます。
    引き続き皆様からのご支援・ご協力をお待ちしております。
    またこのプロジェクトをきっかけに、少しでも多くの方に上三川町を知っていただく機会となれば幸いです。
    ORIGAMIプラザおよび吉澤章記念室が完成した際には是非上三川町へお越しください。
    (画像は11月末時点の建設状況です)

    もっと見る

    この進捗情報を読んで「エールを送りたい」
    と感じたらぜひ拍手を

    拍手をありがとうございます。
    あなたのエールがプロジェクトの支えになります

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  • 2023年11月02日 12:00

    ご寄附いただいた皆様・寄附を検討されている皆様へ

    クラウドファンディング終了まで残り60日となりました。
    まだまだ目標金額までは達していませんが、趣旨にご賛同いただきご寄附いただいた皆様、本当にありがとうございます。
    吉澤章記念室が含まれるORIGAMIプラザの建設は順調に進んでおります(令和5年10月時点)。
    引き続き皆様からのご支援・ご協力をお待ちしております。

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栃木県上三川町

上三川町は世界的な創作折り紙作家で「現代折り紙の父」と評され、日本の折り紙を「ORIGAMI」として世界に広めた故吉澤章氏の出身地です。
死後もその評価は高く、平成24(2012)年3月14日には、生誕101年を記念してGoogleのホームページのロゴが「折り紙」バージョンとなりました。
吉澤氏は生前折り紙の原点は、幼き日々を過ごした故郷上三川にあったと語っています。
上三川町では、ORIGAMIのまちとして、「文化」「観光」「教育」など様々な分野で連携を図りながら、ORIGAMIを取り入れた各種施策の展開し、全国・世界へPRを進めていきます。