【第4弾】命を⼤切にするまちづくり!⼈と猫との共⽣を目指して…「地域猫活動」を 広めたい!!
カテゴリー:動物
寄付金額 1,617,000円
目標金額:2,000,000円
- 達成率
- 80.8%
- 支援人数
- 75人
- 終了まで
- 受付終了
静岡県御殿場市(しずおかけん ごてんばし)
寄付募集期間:2023年10月3日~2023年12月31日(90日間)
静岡県御殿場市
御殿場市では、飼い主のいない猫の増加によって、糞尿被害による生活環境の悪化、猫の交通事故死の増加、エサやりによる住民間でのトラブルなどの問題が発生しています。これらの問題を解決するため、2016年度から自治会を補助対象とした「御殿場市地域猫活動補助金」をスタートし、地域住民と協働して地域猫活動に取り組んでいます。
地域猫活動とは、飼い主のいない猫に対して不妊去勢手術を施し、地域で適切な管理を行いながら、猫たちが一代限りの命を全うし、猫も人も幸せに暮らしていける環境を整える活動です。
現在、この取組が少しずつ広がりを見せ、市内でも認知されるようになりました。しかしながら、地域猫活動を実施したくても資金の関係で、実施できない地域がまだまだあるのが現状です。
2021年〜2023年に3回の本プロジェクトを実施し、その際には全国の皆様より多大なるご支援とたくさんの応援メッセージをいただきありがとうございました。
今回は引き続きまして第4弾のプロジェクトとなります。
地域猫活動の輪を広げ、猫と人が幸せに共生するまちの実現のため、応援をお願いします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
不幸な状況に陥ってしまう猫を減らしたい!
猫と人が幸せに共生できるまちを目指して…
猫たちが本能で繁殖を繰り返した場合、1年でどれだけ増えてしまうかご存知でしょうか?
猫の繁殖力は非常に高く、1年に多い時で4回出産し、1回に4から8頭の子猫を生みます。そのため、1頭の母猫が1年に20頭以上の子猫を産むこともあります。
手術をせずに餌を与えられていると、あっという間に飼い主のいない猫が増え、猫の交通事故死や、猫同士のケンカ、糞尿被害や鳴き声の苦情、エサやり者と猫の嫌いな人との間で起こるトラブルなどの原因となってしまうケースも少なくありません。
しかし、猫たちは悪意を持ってトラブルを引き起こしているわけではありません。必死で生きているだけなのです。
猫と人とが共に幸せに暮らせるために、飼い主のいない猫の数を増やさないことはとても重要なことです。
これらの問題を解決するため、御殿場市では2012年度から自治会、ボランティア、地元獣医師、保健所、市で協力し、試験的に地域猫活動を開始しました。
2016年度からは御殿場市地域猫活動補助金をスタートし、対象地域を拡大しながら問題となっている地域で住民と協働して地域猫活動を実施してきました。
令和4年度までの累計で67の自治会に補助を行い、計616匹の猫に不妊去勢手術を実施しました。
この地域猫活動により不妊去勢手術を受けた猫は、地域猫として今もこの地域で見守られて暮らしています。
地域猫活動を実施している地域では一定の成果をあげることができました。しかしながら、これらの地域以外で飼い主のいない猫が増え、不幸な状況に陥ってしまう猫が増えているエリアがまだまだあるのが現状で、もっと多くの地域に広めていく必要があります。この活動を広め、猫と人とが幸せに共生できるまちを実現するためには皆様からの支援が必要です。ご協力をお願いします。
地域猫活動は地域住民が主役
地域猫活動を広めたい!
【地域猫活動について】
地域猫活動の主な活動として、飼い主のいない猫の繁殖を防ぐTNR活動があります。
TNRとは、
T…Trap→猫を捕獲して
N…Neuter→不妊去勢手術を行い
R…Return→猫を元の場所に戻す
不妊去勢手術を施した猫には目印として耳に小さなV字の切り込み(通称桜カット)を入れます。
また、近年はTNR活動にm(management→猫を管理していく)を加えた「TNRm活動」を進めています。不妊去勢手術を施し地域に戻した猫の管理、具体的にはエサやりや猫用トイレの設置、糞の清掃活動なども地域猫活動の一環です。これらの地域猫活動は、御殿場市では自治会のボランティアや御殿場地域ねこ活動の会(ボランティア団体)が中心となって取り組んでいだたいています。
自治会の中には定期的に捨て猫防止のパトロールを実施するなど地域独自の取組をしていただいているところもあります。
寄附金の使い道
活動は単年度で終わる事業ではなく継続して実施していくことが必要です。加えて、猫は広範囲に移動するため、広域的に活動を広めていくことも重要なことです。このため、いただいた寄付金はより多くの自治会で地域猫活動に取り組めるように補助金として活用します。
また、不妊去勢手術がまだ行えない子猫の保護対策として、子猫の保護・譲渡活動を行っているボランティア団体への支援にも活用します。
※目標金額に達しなかった場合でも御支援いただいたお金は地域猫活動等のために活用させていただきます。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合は次の年度(令和7年度)以降に繰り越し、活用させていただきます。
地域猫活動の成果は少しずつ表れてきています!
御殿場市で交通事故などによって尊い命を落としてしまった猫の回収件数は補助金の交付を開始した平成28年度は201件ありましたが、令和4年度には54件にまで減少しました。
TNRでは飼い主のいない猫がすぐにいなくなるわけではないため、成果が表れにくいものですが、事業開始から年月が経過して徐々に不幸な状況に陥る猫が減ってきているのではないかと考えられます。
また、地域猫活動を実施している自治会からは長年の活動の結果、糞尿や鳴き声などの飼い主のいない猫が原因で発生するトラブルが少なくなってきているという声をいただいております。
ここで気を緩めず、地域猫活動を広域的・継続的に実施して、成果をさらに大きくしていくために御協力をお願いします。
活動の輪を広げるために!
・2023年・・・飼い主のいない猫が問題となっている自治会へ地域猫活動について周知
・2024年・・・自治会、御殿場地域ねこ活動の会、御殿場保健所、市で協働し地域猫活動を実施
ごてんば魅力宣伝部長 ごてんばこめこ
猫のため、市民のために応援をよろしくお願いします!
飼い主のいない猫たちは感染症や交通事故など常に危険にさらされており、多くの猫が短命に終わってしまいます。また、市には飼い主のいない猫が原因のトラブルについての相談が数多く寄せられています。これらの状況を解決して、人と猫とが共に幸せに暮らしていけるまちを築いていくため地域猫活動を広げていきたいと願っています。
多くの皆様にこのプロジェクトにご賛同いただき、ふるさと納税を通じた御支援・御協力をいただければ幸いです。応援よろしくお願いします!
地域猫活動に携わる方々の思い
御殿場地域ねこ活動の会 尾嶋 美保さん
野良猫が地域に受け入れて貰えるには
私が保護猫活動に関わるようになったのはある日突然玄関に現れた子猫を保護したのがきっかけでした。家で飼う事は出来ず困り果てて相談したのが今の保護団体です。
仔猫や大人猫の飼い主を探す譲渡会を開いている団体です。
譲渡会のお手伝いをするようになってそこにいる子猫がどういう経緯で保護されたかを知って地域猫というものを知りました。
地域猫として暮らしていくために必要なTNRには子猫の存在が必ずあります。
まだ手術が出来ない仔猫は地域に戻せないので保護して飼い主を探します。
保護される仔猫は健康な子ばかりではありません。栄養不良から猫風邪などにかかっていてそのまま命を落とす子もいます。そんな不幸な命を産み出さない、大人猫も可能な限り寿命を全うできるように地域の中で見守って人間と共存していけるようにする。
それが地域猫活動です。
T(捕獲)N(手術)R(リターン)には多くの時間と費用が発生します。
時間は地区のボランティアに頼っているのが現実ですがこのクラウドファンディングで手術費用が確保出来れば活動がより確実に地域に根づいていけると思います。
ひとりの力は微力でもそれが集まれば大きな力になる、この数年のクラウドファンディングで感じてます。
自分に何が出来ているのか悩むこともありますが、いま自分に出来ることを続けていくことで生きている命を温かい目で見守って貰える地域になればと願っています。
御殿場保健所 衛生薬務課 伊東 春菜さん
人と猫が共に幸せに暮らせる街に
みなさんのお住まいの地域や道端で、耳先がV字にカットされた猫を見たことがあるでしょうか。さくらの花びらに見えることから「さくら耳」とも呼ばれ、不妊去勢手術をしている猫の目印です。
今では見かけることも多くなりました。それだけ地域猫活動が広く知られ、様々な地域で実施されているのだと思います。
動物行政に携わる中で、地域における飼い主のいない猫の相談が寄せられます。「野良猫がかわいそう、どうにかしたい」、「野良猫が迷惑、いなくなってほしい」などそれぞれの思いは違いますが、「不幸な猫を減らす」という思いは共通ではないでしょうか。
どの猫にも、飲みたいときに飲める水があり、決まった時間にご飯を食べ、お気に入りの寝床で寛ぎ、常に人の優しさに触れられる、そんな安心できるお家があることが理想ではあります。しかし飼い主のいない猫は、屋外の過酷な環境で生活し、猫同士の喧嘩や、交通事故など常に危険と隣り合わせです。
飼い猫も飼い主のいない猫も同じ大切な命です。地域猫活動は、不妊去勢手術をした飼い主のいない猫たちがその命を全うするまで地域で見守っていただき、さらにルールを決めて適正に管理することで地域の環境改善にも繋げることを目的としています。この活動には、行政だけでなく、ボランティアや自治会、地域住民の方々のご理解・ご協力が不可欠です。
不幸な猫を減らし、人と猫が共に幸せに暮らせる街になるよう地域猫活動への温かい応援をよろしくお願いします。
地域猫活動を実施した地域住民の声
・ケガをした野良猫を見かける機会が少なくなった。
・家の周りにあった野良猫の糞尿が無くなりキレイになった。
・車や外に出していた家財を猫に傷つけられることがなくなった。
・夜中に野良猫の鳴き声で困っていたがあまり聞かなくなった。
・猫を通して地域のコミュニケーションが活発になった。
・猫を減らすだけの活動と認識していたが、不幸な猫を減らす活動と認識するようになった。
地域猫活動について否定的なご意見をいただくこともあるのは事実ですが、ほとんどの意見は肯定的な意見で占められています。
このような喜びの声をもっと多くの地域で聞くことができるように、次年度は現在活動中の自治会も含め、より多くの自治会で地域猫活動を行うことが目標です。
寄附者のみなさまへ
御殿場市では、地域猫活動の輪を広げ、人と猫との共生目指して命を大切にするまちづくりを進めていきます!
不幸な状況に陥ってしまう猫をこれ以上増やさないため、このプロジェクトへのご支援・ご協力をいただければ幸いです。よろしくお願いします。
お礼の品のご紹介
ご寄附いただいた皆様には、御殿場地域ねこ活動の会オリジナルの「 にゃんこトートバック 」をお礼の品としてお渡しさせていただきます。
現在進捗情報はありません。
静岡県御殿場市
御殿場市は、世界遺産の富士山と箱根山系の間に位置する自然豊かな高原都市です。
明治時代以降、美しい景観から多くの政財界人・文化人、外国人がこの地に別荘や居宅を構えました。
御殿場市には、富士山に降り注いだ雪が長い年月をかけてろ過された綺麗な湧き水や豊かな自然を活かしたおいしい食べ物など富士山の恩恵を受けた様々な産品があります。日本の象徴でもある雄大な富士山を仰ぎ見ながら豊かな時間を過ごしてみませんか。
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