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子どもが独りぼっちだと感じないためのつながりを地域につくる!

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 2,043,000

102.1%

目標金額:2,000,000

達成率
102.1%
支援人数
30
終了まで
受付終了

奈良県田原本町(ならけん たわらもとちょう)

寄付募集期間:2023年10月2日~2023年12月31日(91日間)

奈良県田原本町×認定NPO法人おてらやつクラブ

プロジェクトオーナー

令和2年7月、田原本町と認定NPO法人おてらおやつクラブは「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結しました。

おてらおやつクラブは、奈良県田原本町を拠点に全国のさまざまな事情で困りごとを抱える家庭や子どもたちへ、お寺の「おそなえ」を仏さまからの「おさがり」として「おすそわけ」する活動に取り組んでいます。
活動を通じて、「たすけて」と「たすけたい」の声をつなぎ、「たよってうれしい、たよられてうれしい。」社会の実現を目指しています。

令和4年度からは田原本町内の空き家を活用した「子どもの居場所づくり」活動もスタートしています。子どもたちが地域の中でたよりやすい拠点をつくります。

このプロジェクトをきっかけに、子どもが抱える課題に地域の人々が寄り添い、大人も子どももお互いにたすけあう・たよりあう社会になることを願っています。

※本プロジェクトにおいて、お礼の品はございません。皆様からのご支援は子どもたちのために最大限活用させていただきます。

昨年度のプロジェクトの御礼

昨年度に実施したプロジェクトでは85人の方から2,419,843円のご寄付をいただき、田原本町内124件のおすそわけ配布、404件の外食機会の提供、123人の子どもたちへ居場所活動の実施を行うことができました。ご協力を賜った皆さまに、厚く御礼申し上げます。

子どもたちを取り巻く課題

子どもの貧困、孤立、不登校、虐待、新型コロナウイルスによる弊害など、現代の子どもを取り巻く課題は多様化しています。

「貧困」は見えにくい


日本の子ども(18歳未満)の約204万人が貧困に苦しんでいます。さらに、ひとり親世帯に限ると2人に1人が貧困状態にあることがわかっています。
※2022年 国民健康基礎調査(厚生労働省)

ところが、実際は身の周りにそのような子どもを見かけないという貧困の見えづらさが、問題の解決を難しくしています。
貧困家庭の多くは、一見、不自由なく暮らしているように見えても、心身ともに厳しい生活を強いられています。

身近な人に苦労を見せたくない。

家族の問題は家族で解決しないといけない。

今の状況は自己責任。



そうした思いによって経済的な困窮と孤立が重なると、周囲に「助けて」と言えずに、一気に困窮状態は深まってしまうのです。

子どもの「声」が届かない

子どもたちがどんなことに困っているかを知るには、子どもたちに聞くほかありません。しかし現在、大人たちが子どもたちの「声」を聞く機会はほとんどなく、やがて子どもたちも「声」を発することを諦めてしまっています。

周囲の大人たちに子どもたちの課題が知られることなく、身近に課題があったとしても気づかれず、ますます子どもたちは孤立してしまいます。

なぜ、子どもたちの声は埋もれてしまうのでしょうか?

それは、子どもが孤立していて、子どもの声を拾える場が限られているからです。学校以外の大人と関わる機会がほとんどない子どもが増えています。子どもが「たよりたい」と思える大人に出会える、安心・安全だと感じることのできる地域の居場所が必要なのです。

認定NPO法人「おてらおやつクラブ」の取り組み

「おすそわけ」活動

おてらおやつクラブは、お寺にお供えされる食品や日用品などの「おそなえ」を、「おさがり」として、さまざまな事情で困りごとを抱える家庭や子どもたちへ「おすそわけ」する活動を行っています。

全国約1,900のお寺と、子どもやひとり親家庭などを支援する約750の団体のサポートのもと、子どもたちへ食品や日用品などの「おすそわけ」をお届けしています。毎月のべ約26,000人の子どもたちに「おすそわけ」が届けられています。(令和5年9月時点)

「体験のおすそわけ」

生活が苦しい家庭の子どもたちは、学校外で映画や遊園地に出かけたり、家族で外食したり、イベントに参加したりといったさまざまな「体験する機会」を充分に持てず我慢しています。部活動や修学旅行などを断念せざるを得ない場合も少なくないことが、おてらおやつクラブに寄せられる声から分かります。

周りの友だちが当たり前に経験していることができないという状況は、子どもの心身を成長させる大切な機会を逃してしまうばかりか、自己肯定感を大きく損ねてしまい、その後の社会生活に悪影響を及ぼす可能性があります。

田原本町内では、「体験する機会」を充分に持てない子どもたちのために「体験のおすそわけ」を行います。

①外食機会の提供

田原本町内の飲食店と連携し、普段あまり子どもを外食に連れて行ってあげることができないご家庭に楽しく外食する機会をおすそわけします。

昨年度は田原本町内「からこカフェ」と連携し、合計404件の外食(かき氷やオムライス)を提供しました。

②おてらおやつ劇場

僧侶でありプロの役者である「しんかんさん」が、楽しい「紙芝居」や「人形劇」を上演します。子どもたちへ楽しいひとときをおすそわけし、笑顔を届けます。

「子どもの居場所づくり」活動

おすそわけ活動により、たくさんの「たすけて」の声を聞く機会があります。
しかし、まだまだ他人に「たすけて」と声をあげることにハードルを感じる子どもやご家庭もおられます。
「たすけて」のハードルを下げるためには、安心して頼ることができる存在を身近に感じる必要があります。

そこで、子どもたちの直接の声を聴くことを新たな目標とし、町内の空き家を活用した「子どもの居場所づくり」を開始しました。

昨年度、地域の子どもたちと協力し、子どもたちの交流スペースが完成。

大学生を中心とした若者のボランティアの協力のもと、子どもたちとの関係性を築いていきます。

現在はお寺や交流スペースを活用し、学習支援や交流イベントなどを実施しています。

交流スペースには、子どもたちの「声」を聴くための「テラマエボード」を設置しています。子どもたちのさまざまな「声」に地域住民が気軽に触れることができる仕組みづくりに取り組んでいます。テラマエボードのテーマは毎月変わります。近くにお立ち寄りの際はぜひご覧ください。

家や学校以外に、子どもたちが「たよりたい」と思える大人に出会える場所をつくることで、子どもの困りごとを取りこぼさない取り組みを進めていきます。

この寄付金の使い道

お預かりしたご寄付は、

・外食機会の提供
・おてらおやつ劇場の実施
・子どもの居場所づくり事業費

のために大切に活用させていただきます
※目標金額に達しなかった場合や、目標金額以上の寄付をいただいた場合でも、本プロジェクトのために活用させていただきます。

プロジェクトを応援する声

「認定NPO法人おてらおやつクラブ」は田原本町安養寺(あんようじ)を本拠地として、全国の子どもの貧困という社会課題に対して活動されています。経済的困窮を抱えた家庭への「おすそわけ事業」は、支援を求める全国の家庭へ広がっています。

町では令和2年7月、ひとり親家庭への支援に関する協定を締結し、積極的な活動を支援しています。昨年度に実施した「ふるさと納税型クラウドファンディング」プロジェクトでは、2,419,843円のご寄附をいただき、田原本町内の124先へおすそわけが届けられ、404件の外食機会が提供されました。また、123人の子どもたちへ居場所活動の実施を行うことができました。ご協力を賜った皆さまに、厚く御礼申し上げます。

今年度もおすそわけ事業に加え、空き家を活用して子どもたちの居場所をつくり、様々な声を直接聞く計画も進めておられます。多角的な支援により、ひとり親・子どもの貧困問題が解決へ向かうよう、町も共に協力してまいります。

本プロジェクトをきっかけに、団体の活動を知っていただき、全国に支援の輪が広がることを願っております。皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

寄付者の皆さまへ

本年も「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結する奈良県田原本町さまと、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディングをスタートすることになりました。この場を設けていただいた田原本町の皆さまにお礼申し上げます。

田原本町内、奈良県内、そして日本全国へと「おそなえ」を「おさがり」として「おすそわけ」する支援の輪が広がっています。認定NPO法人おてらおやつクラブの事務局所在地である田原本町では新しい取り組みとして居場所づくり事業を展開しています。居場所づくりの拠点として運営している交流スペースには近隣の学校に通う子どもたちが立ち寄ってくれ、さまざまな声を聞かせてくれます。「マスクをはずして元通りにみんなと過ごせますように」「推しに会えますように」など、いまどきの世情をうけた子どもたちの声もあれば、「希望する学校に合格して町から出ていきたい」「海外で活躍したい」など、頼もしくも、なんだか懐かしい声もあります。皆さんが田原本町で過ごされていたころに同じような想いを抱かれていた方もおられるのではないでしょうか。今でこそ田原本町にあるお寺の住職として故郷で生活していますが、だれよりも田原本町を離れたかったのがこの私なのです。田原本にUターンし、はや十五年が経ちました。のどかな田園風景は変わらずありますが、一方で少子化の流れを受け、学校の統廃合など様々な課題が検討されています。

ふるさと納税はその性質上、町内にお住まいでない方からのご寄付に税制優遇効果が高い仕組みです。町外、県外に出られた方が、ふるさとの課題解決のため、ふるさとで生活する人々のために、ご寄付という形で応援をお届けいただく仕組みです。田原本町や奈良県にご縁のない方も、全国でさまざまな事情により困窮するご家庭にぜひおっお頃を寄せていただければうれしいです。「おてらおやつクラブ」の活動は頂いたものを自分だけでなく、ご縁ある方々へ「おすそわけ」する活動です。未来の担い手となる子どもたちのために、皆さまのお力添え、恩送りをどうぞよろしくお願いいたします。

「たよってうれしい、たよられてうれしい。」社会の実現のために。

私たちのもとに届く「声」の中には、支援を受けた方々からのお礼が多く届く一方で、寄付や寄贈をしてくださる方々からのメッセージもあります。その中で、近ごろ増えていると感じるのは「支援をさせていただきありがとうございます」という声。

おてらおやつクラブの活動があることでうれしいと感じるのは、困りごとを抱える側だけでなく、困っている人の力になりたいと願う側もそうなのだ――活動を重ねさまざまな声に触れる中で、少しずつ分かってきたことです。

おてらおやつクラブはこれからも全国の「たすけて」と「たすけたい」をつなぐプラットフォームとなり、「たよってうれしい、たよられてうれしい。」意識の醸成を全国各地で目指していきます。その先に、すべての子どもが生まれた場所を問わず笑顔で暮らせる社会が実現することを願って活動を続けてまいります。引き続きお力添えをよろしくお願いいたします。

SNSでも応援よろしくお願いします!

SNSで「おてらおやつクラブ」に関する情報を随時発信しています。

おてらおやつクラブをフォローして、投稿への「いいね」や「シェア」、「#おてらおやつクラブ」のハッシュタグを入れた投稿などでぜひご協力ください。

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お問い合わせ

今回のプロジェクトのことでお問い合わせ等ございましたら、以下のフォームより認定NPO法人おてらおやつクラブにご連絡ください。

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ふるさと納税Q&A

Q.ふるさと納税とは?

A:生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
あなた自身で寄付金の使い道を指定できる魅力的な仕組みです。

ふるさと納税について詳しくはこちらから

Q. ワンストップ特例制度とは?

A:ふるさと納税をした後に確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な仕組みです。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に送るだけなので、とってもかんたん!寄付金上限額内で寄付したうち2,000円を差し引いた金額が住民税から全額控除してもらえます。

ワンストップ特例制度について詳しくはこちらから

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

  • 2024年01月09日 15:18

    お礼

    奈良県田原本町と連携して実施したふるさと納税型クラウドファンディングが終了しました。
    10/2~12/31までの間に30名の方から総額2,043,000円のご寄付をいただき、目標金額を達成することができました。
    プロジェクトにご賛同いただき、ご支援を賜りました皆様に心から感謝申し上げます。
    寄付金は外食機会の提供、おてらおやつ劇場の実施、子どもの居場所づくり事業に活用させていただきます。
    引き続き活動への応援をよろしくお願いいたします。

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奈良県田原本町

田原本町は、奈良盆地の中心にある田園風景の残る地域です。歴史は古く、弥生時代に大規模環濠集落が形成された唐古・鍵遺跡は国の史跡指定を受けています。
一帯は史跡公園として整備され、季節ごとにイベントが開催され沢山の家族連れが訪れています。
また、公園に隣接して道の駅レスティ唐古・鍵があり、田原本町のおいしい野菜や特産品を買っていただくことができます。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 田原本町で35年以上過ごしました。大阪にもアクセスしやすく、奈良市にも比較的すぐに行ける所で気風ものんびりしていて住みやすく、遺跡など歴史的にも由緒ある所で気に入っております。今も両親が住んでいるので、私の心の中でいつも中心にある町です。良い思い出しかない町なので、これからもそうであって欲しいです。応援しております。

    2023年12月30日 10:50

  • 普段とは違う、少し豪華な食べ物を楽しんで下さい。

    2023年12月15日 23:47

  • 子どもたちが元気に成長しますように!

    2023年12月15日 17:41

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