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島の学び舎「とんぼ荘」リノベプロジェクト始動!

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 3,072,000

51.2%

目標金額:6,000,000

達成率
51.2%
支援人数
183
終了まで
受付終了

福岡県宗像市(ふくおかけん むなかたし)

寄付募集期間:2023年8月25日~2023年10月25日(62日間)

福岡県宗像市 × 株式会社大凧(代表取締役 吉田啓助)

プロジェクトオーナー

民宿「幸栄荘」を島の学び舎「とんぼ荘」にリノベーションし、とんぼ荘に宿泊される企業や個人の方が、宗像大島の島内文化や産業と、また個人同士の交流から様々なものを得て、考え、新しいものが生まれるきっかけになる場所として運営していきます。
島内の滞在時間を増やし、商品開発のアイデアやチームビルディングのプログラムを進めながら、滞在期間中に島内での仕事を手伝う機会を作ることで、企業、地域それぞれのやりたいこと実現ができる場所、課題解決ができる場所にしたいと考えています。

島の学び舎「とんぼ荘」リノベプロジェクト始動!

異業種・異文化交流拠点

企業の個人やチームの成長機会と、宗像大島や宗像の活性化を繋げる異業種・異文化交流拠点「とんぼ荘」。ぜひプログラムを体験しに来て下さい!

企業や個人の成長やイノベーションの機会、そして地域課題を解く鍵や地方創生の種は、産業や業界の「間」にあると考えています。1,500年以上続く世界遺産の宗像大島には、農業・漁業・観光といったあらゆる産業と生活が、宗像には寛容さと企業や個人の受け入れ体制があります。その地域風土と福岡都市圏の立地を活かし、世界遺産の離島活性化と、企業や個人の成長機会の双方を繋げるプロジェクトが島の学び舎「とんぼ荘」です。個人や企業に合わせたプログラムを宿泊の前中後で実施する事で、より効果を高めていきます。ぜひ個人で、チームで、企業でご参加いただきたいと考えています。

社会課題解決と企業のイノベーションの両立

異業種・異文化の体験交流による経済圏創出

宗像大島は、基幹産業の漁業の衰退から人口減少(2,000人→600人)、空き家増加(300世帯中70世帯)が発生し、島内の経済力が減るので若い人が出ていくという悪循環が長年回っています。また、企業においても経済産業省の未来人材ビジョンでも生産性の向上が指摘され、イノベーションが求められているように、従来と異なるアプローチが必要になっています。これらの課題は、社会変化に対して対応できていない地域や企業があることを表しており、社会全体の課題と認識しています。
一方、私自身の宗像における公民連携のまちづくり事業の経験から、地域特性を活かす形で、地域と企業それぞれの課題解決を分けずに繋げて取り組むことによるイノベーションの促進があると確信しました。
そこで、地域と企業を繋げる公民連携をテーマにした異業種・異文化の交流拠点を整備することで、持続的、そして発展的にその輪が広がっていくと思い、本事業に取り組みたいと考えました。

地域を舞台に個人と企業の成長機会に焦点

地域と企業を繋げるプログラムの実施

事業運営や地域経営、ソーシャルビジネスの実績がある3人を中心にとんぼ荘のプログラム運営を行います。
「吉田 啓助」:宗像市日の里団地の公民連携まちづくりプロジェクトの元リーダーであり、宗像大島に本社をおく株式会社大凧の代表取締役
「山内 泰」:NPO法人ドネルモの代表理事であり、一般社団法人大牟田未来共創センター理事、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を兼任
「熊井 晃史」:渋谷PARCOの学び舎「GAKU」事務局長や東京学芸大こども未来研究所・教育支援フェローを兼任

また、宗像大島内の島づくりや生業に関わる学校や地域コミュニティ、漁業や甘夏栽培、民宿運営、大島の塩づくりの人や企業や、宗像市内のまちづくり、健康・福祉、観光、スポーツ産業等に関わる人や企業との連携ネットワークがあり、プログラム参加者の個人や企業との共同作業や対話の時間、事業開発の機会を作れるように一緒に運営をしていきます。
プログラムは、とんぼ荘を交流拠点にしながら、島内外、宗像にある施設や人とも連携を図り、参加する個人や企業に合わせて行っていきます。
実施するタイミングは、お申し込みを頂いた日程を調整して行います。宿泊いただく前から、宿泊の目的や実現したいことをヒアリングするプログラムを開始し、宿泊中はもちろん、宿泊後も体験者同士の交流コミュニティや活動のフォローアップなどコミュニティが継続していく取り組みも行っていきます。

寄附金の使い道

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いただいた寄附金は、とんぼ荘の整備費に使用いたします。
庭を活用するためのウッドデッキ、宿泊者の交流を図るための交流の間など、コンセプトを実現するための島での体験や、宿泊者同士のコミュニケーション促進、事業開発やチームアップのミーティングを実施する場所の整備に使用いたします。
・内装・建具・デッキ施工費2,500,000円
・デザイン・施工管理費等500,000円
※寄附金の2分の1は、諸経費(手数料・返礼品等)に充当します。

【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取り扱い】
目標金額に達しなかった場合でも、とんぼ荘の整備は実施します。皆様からの寄附を大切に使用して、事業目的でもあるコンセプトの実現を目指して活動します。

【目標金額以上が集まった場合の寄附金の取り扱い】
目標金額以上が集まった場合は、宗像大島の活性化に直接的に繋がるハード整備や活動費に使用し、より地域に皆様の想いや応援が届くような使い方をいたします。

人や企業が繋がる事で成長の機会が生まれる

外の人の知恵やリソースが化学変化を起こす

本事業をきっかけに、地域理解を持った外の人の力によって、宗像大島や宗像の強み、個性を活かした事業やまちづくりの取り組みが地域と連携する形で生まれるので、自発的で自律的な持続可能な地域になる第一歩となります。
とんぼ荘は、公民連携事業をキーワードに地域と企業と個人が交流し、仕事や事業を創るきっかけが生まれます。それにより、それぞれに自発的な活動が生まれ、またその活動が他と連携しながら業界・業種を超えて繋がる事で、より大きな範囲に影響力を持つ力になっていきます。地域やまちの魅力は、そこに関わる人の力によって生み出されるものだとすると、その小さな変化が起こり続けることが、期待される成果だと考えています。
達成したい数値目標としては、宗像大島及び宗像や企業の経済的指標であるGDPや売上・利益に好影響を与えるだけでなく、幸せ度やQOLの高まり、個性の発揮などによって変わる数値も同様に重要視しながら取り組んでいきたいと考えています。

学びとか成長という言葉の窮屈さを!

プログラム開発チーム 熊井 晃史

成長を常に共にあるものにする場所「とんぼ荘」

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本来、「学び」や「成長」というのものは、個人に閉じているものではない。「いい感じになる」ときって、人、プロジェクトや組織、地域や社会のそれぞれが、なにかしらの手応えを感じながら、相互作用しているはずです。つまり、「成長」というのは常に「共にある」ものであるとも思います。
だからこそ、そこでいう「学び」とは、歯を食いしばるようにして、個人の「できること」をたくさん増やしていくようなものよりも、「できないこと」も偶然の出会いも織り交ぜながら、楽しくなっていくものだと思います(競争よりも共創へ、というやつですね)。そりゃあ、「できること」が増えていくほうがよいのでしょうけど、わたしたちは全員漏れなく、生老病死が訪れて弱っていきます。そういう「弱さ」をも肯定するような「学び」や「成長」の考え方が必要なのだと思います。
今、必要なこと。それは、愉快な背中をみせながら、(特に)子どもたちや若者が「この社会は生きるに値する」と感じることができる状況をみんなでつくっていくことだと思います。そう思える状況こそが、わたしたちが目指すべき成長の姿であるはず。
「とんぼ荘」は、そのための拠点になる。それを応援しています。

宗像大島の未来を共に考え、創っていく場へ

島の人が動き出すきっかけとなる交流の場へ

宗像市大島在住 草野さん

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宗像大島は、将来予想では、子どもが1人も産まれず、いなくなる場所になる予測があります。だからといってすぐ移住促進、ではなく、暮らせる環境を作り、暮らしたいと思う人が増えていく地道な取り組みと、宗像大島ならではのユニークな取り組みをしていく必要があると感じています。
ただ、島で暮らす人が高齢化してきて、危機意識の島全体での醸成を含め、未来を考え、実行する力が年々弱くなってきているのを実感しています。
島には多様な仕事があり、食材も豊富で、自然も豊か。子育てをするには良い環境があります。保育園も、島で暮らす人だけではなく、島に働きにきた人も預けられるようになり、小中一貫校の大島学園もフェリー通学に力をいれるなど、少しずつチャレンジが始まっています。
課題が多い、従来の延長線だけではダメは、同時にやりがいがあり、一緒に取り組めるチームができれば変わる可能性も大きいということだと考えています。
この世界遺産・宗像大島を、ぜひ島の人と一緒に、未来においても子どもたちの声が溢れる、持続可能な島にしていきたいと思いますし、そのための取り組みを一緒にしましょう!

とんぼ荘へのご支援をお願いします!

宗像大島で焚き火と星を囲みましょう

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島の学び舎「とんぼ荘」は宗像大島を舞台に、古来からある自然や人の営み、地域課題に触れることで、自らの学びや成長、そして関係づくりに繋げていく社会人のための拠点です。
常に強さを求められ、弱みを見せる事がしづらい社会で、宗像大島は人の弱さを受け入れ、タフに生き抜く知恵や工夫に溢れている貴重な場所です。しかし、そんな宗像大島も社会の変化の中で、様々な課題を抱え、島の人だけでは解決するのが難しい状況になっています。
私たちは、全てが社会変化の渦に巻き込まれ変わってしまうのではなく、外の人の関わりによってそれらが残り、残った素晴らしいモノによって、外の人が変わるきっかけとなる事ができるし、そういった場所を作りたいと思っています。その拠点づくりを、皆様の大切なふるさと寄付で応援して下さるととても嬉しいです。そして宗像大島へ訪れてくれるともっと嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

寄附者のみなさまへ

宗像市産業政策課からのメッセージ

宗像市では、市内で農業、水産業、商工業に携わる方々を応援しています。
島の学び舎「とんぼ荘」は、宗像大島の民宿をリノベーションし、異業種・異文化交流拠点へ整備する事業です。宗像大島の生活・生業・文化などの体験を通して、人と人とを繋げることで、企業・個人の成長とイノベーションの促進を目指しています。
離島活性化と人材育成・イノベーション促進は、一見異なる課題ですが、それらを繋げることにより双方の課題解決を目指す事業ですので、ぜひ、「とんぼ荘」整備と事業実現にご協力いただければと思っています。

  • 2023年09月28日 16:00

    とんぼ荘の整備、着々と進んでいます🎵

    畳の部屋をフローリングにして、お庭にウッドデッキをつける工事をしていましたが、完成しました!!
    お風呂も直りましたので、これでキャンプ環境に慣れた方は快適に過ごせるくらいまでにとんぼ荘の整備が進んでいます!!
    来月には台所もきれいにして料理もできるようになるので、いよいよ企業様の合宿やプログラムを実施できるようになります。
    11月にはプレオープンをして少しずつ運営を開始していきますが、それまでに色々ときれいにしたり手直ししたりするので、また進捗をご報告いたします。
    ぜひ応援の程よろしくお願いします!!

    【寄附をしてくださった皆様へ】
    この度はとんぼ荘への応援、本当にありがとうございます!!
    一緒にお仕事をさせていただいた方や、一緒に遊んだ方含め多くの時間を共有させて頂いた方など、たくさんの方からご寄附をいただき、本当に嬉しく思います。

    お米の返礼などまだお届けできていない方はもう少しだけお待ちください。
    そして何よりもとんぼ荘ができた際には大島まで遊びにきてください。

    部屋のフローリング、ウッドデッキは完成し、あとは台所をきれいにするなどを10月に行って、まずは合宿ができるようにはなります!
    11月以降、外壁や細かなところを地域の方とも一緒に直していきながら進めていき、2024年4月には本オープンできるようにしていきます!

    皆様とお会いできるのを楽しみにしております!

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    コメント 1件

    ゲスト さん

    トンボ荘の改修工事たたみからフローリングになり、外側にウッドデッキと着々と進んでいますね。
    庭で焚き火の元、語り合えるのを楽しみにしています。

    2023/10/1 23:31

    ゲスト さん

    トンボ荘の改修工事たたみからフローリングになり、外側にウッドデッキと着々と進んでいますね。
    庭で焚き火の元、語り合えるのを楽しみにしています。

    2023/10/1 23:31

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福岡県宗像市

豊かな自然に囲まれた宗像市は、福岡市と北九州市から約30㎞圏内に位置し、交通アクセスに恵まれた住宅都市として発展してきました。その豊かな自然環境から、農業・水産業・畜産業のすべてが盛んで、四季折々、様々な特産品があります。また、平成29年7月に「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産に登録され、日本全国だけでなく世界からもますます注目が集まっています。豊かな自然と歴史に彩られた宗像市に、ぜひ一度、お越しになってください!