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佐賀の学校に生理用品を配布するプロジェクト 災害時や学校での生理の困りごと解消へ!

カテゴリー:健康・福祉 

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寄付金額 343,000

34.3%

目標金額:1,000,000

達成率
34.3%
支援人数
17
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2023年7月12日~2023年10月9日(90日間)

佐賀県NPO支援×Civic Force

プロジェクトオーナー

皆さま、こんにちは。このプロジェクトは公益社団法人Civic Force佐賀事務所が実施するプロジェクトです。
私たちは佐賀市に事務所を置くNPOです。2021年9月から災害用に備蓄していた生理用品を活用し、佐賀女子短期大学付属佐賀女子高等学校と佐賀大学に生理用品を提供しています。生理用品は校内の女子トイレに設置され、毎月500枚ほどが活用されています。
生理用品にはメーカーが推奨する使用推奨期限があるため、備蓄品の有効活用を模索していた私たちと、学生が心理的負担を感じずに安心して生理用品を利用できるようにしたいという学校の想いからこの取り組みが実現しました。
しかしながら備蓄用の生理用品には限りがあります。この取り組みを継続するため、プロジェクトへのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

生理に関する困りごとをなくすために

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佐賀県内の学校とプロジェクトを始めてから、経済的な理由で生理用品が買えない「生理の貧困」だけでなく、中高校生くらいの年代の女の子たちは、様々な困り事を抱えていることが分かりました。
親元を離れて寮生活をしたり、月経が順調でないことも多かったり、節約のために生理用品の交換を控えたり、突然の生理で学業や部活動に集中できなかったりと、様々な生理に関する困り事を抱えており、こうしたすべての子どもたちに生理用品が必要だと考えるようになりました。

いただいたご寄附で購入した生理用品は佐賀県内の学校への寄贈する他、災害時に備えて備蓄し、避難所等への配布にも活用させていただきます。

災害や避難所などでの生活による環境の変化は、慢性的なストレスを生み、体調の変化や婦人科疾患発生に大きな影響を及ぼす可能性があると考えられます。しかし、被災地において生理や性に関する悩みはなかなか相談しづらい状況にあるのが現状です。
Civic Forceは、株式会社ネクイノと提携し、生理用品の設置と合わせて無料の災害時女性相談窓口の取り組みも行っています。
災害時の避難生活において女性が抱える生理や性に関するデリケートな悩みや疑問に対し、「スマルナ(婦人科領域に特化したオンライン相談サービス)」の助産師や薬剤師がチャット形式で応えるサービスです。避難所のトイレ内に設置するチラシや、災害時に配布する衛生キット内のカードから無料相談窓口にアクセスできるサービスを提供する想定で、困ったときに気軽に相談することができます。

皆さまのご寄附でできること

お礼の品なしのご寄附1万円で1か月分の生理用品を購入することができます。
目標金額の寄附が集まらなかった場合には、集まった金額の中でプロジェクトを実施します。
目標金額以上の寄附が集まった場合は、佐賀県内のひとり親家庭など必要としている方々に寄贈します。

皆さまのご寄附でできること

生理の不安を安心に変える

このプロジェクトはSDGsのなかでもさまざまなゴールと関係しています。

生理の貧困は、生理用品が買えないことだけを意味しているわけではありません。生理用品がないために授業を欠席、早退するといった、女の子の学習機会損失、不衛生な生理用品の長時間使用も意味しています。

佐賀大学でこの取り組みについてアンケートを行ったところ、回答者の全員が満足と回答しており、生理用品をまだ使用したことがない人も「設置されていることで安心感がある」と回答しています。

高校生からも「急な生理のときに助かる」「部活や実習に集中できる」など前向きな声が聞かれました。生理用品を設置することにより、「学校生活の質の向上」「心理的安全性が高まる」効果が期待できます。

事業の実施スケジュール

2023年9月 生理用品購入
約3ヶ月に一度、学校に生理用品をお届けします。
災害発生時には避難所等へ配布します。

公益社団法人Civic Force 代表理事 根木佳織のコメント

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Civic Forceは緊急即応チームとして、国内の災害発生時に、行政や企業と連携し、捜索救助活動、避難所支援、支援物資の提供、地域のパートナー団体と連携した復興支援事業を行っています。災害という非日常の環境下で、身体や心のバランスを崩したり、必要な物資の不足や避難所での女性への配慮不足などの問題に直面したりする人たちに十分な支援ができていませんでした。
普段から生理用品が身近にあることで、災害時などいざという時に困らない環境が実現できます。本プロジェクトを通じて、ひとりでも多くの方が生理・性に関して困難を抱えることのない環境を目指していきます。
「生理用品が当たり前にあるトイレ」を佐賀だけでなく、全国で展開・推進していきたいと考えています。是非、全国の皆様からのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

佐賀大学芸術地域デザイン学部 吉住磨子学部長

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令和3年11月から始まった佐賀大学芸術地域デザイン学部における生理用品の無料配布の取組みは今やすっかり定着した感があります。私たちの学部のトイレ利用者にとっては、生理用品が常備されているトイレが当たり前の光景になってきたものと思われます。まずは、このような環境をつくって下さったCivic Forceに感謝申し上げます。
先日はある男性教員から、「(芸術学部の)生理用品無料配布の活動は大切ですよね、娘が通う中学校でもやってくれればいいのに」という言葉をもらいました。この取組みを行う中で、かつてあった生理に対する強い忌避感のようなものが薄れ、職場の中で生理に対して自然に話ができる空気が醸成されてきたようにも思います。
学部内(本庄キャンパス、有田キャンパス)の各トイレの生理用品の設置場所の脇には、写真のようにこの活動の趣旨について書いた紙を貼っています。ここには、現代社会が抱える貧困・格差、ジェンダー、エネルギー・環境問題等がこの活動と繋がっていることを記していますが、このような取組みを通して、学生や教職員のこれらの問題に対する意識がさらに高まることも願ってやみません。
微力ながら、これからもCivic Forceの活動を応援し、この活動が広がっていくことを心より期待しております。 

Civic Forceの活動

Civic Forceは、大規模災害時に企業、NPO、行政などが対等なパートナーシップのもとに協働し、迅速で効果的な支援を行うための連携組織です。
発災直後から復旧・復興まで、個々の強みを最大限に生かすことで、被災地のニーズに即した支援を届けます。被災地と被災地をつなぎ、被災の経験や教訓を共有することで、災害に強い地域づくりをサポートしています。
災害に備えて、行政や企業、大学などと連携したプロジェクトを実施しています。

寄付者のみなさまへ

佐賀県の学校に生理用品を提供する本プロジェクトのご支援に心より御礼申し上げます。
災害時や学校での生理の困りごとが少しでも減るように、皆様からのお気持ちをぜひ、お寄せいただければ嬉しいです。多くのご支援をよろしくお願い致します。

  • 2023年12月21日 09:22

    ふるさと納税アンケートキャンペーン実施中!

    ふるさと納税に関するアンケートに回答いただき、Civic Forceからの活動報告やお知らせを受け取ると抽選で5名様に「佐賀海苔」をプレゼントするキャンペーンを開催中です!
    より地域のための活動を盛り上げていくためのアンケートです。

    ふるさと納税をしたことがある方も、ない方も参加可能です。ぜひご応募ください!

    ■アンケートフォーム
    https://forms.gle/PzBYDmbKv1YaQZfw7

    ■プレゼント内容
    佐賀海苔ギフト Aセレクション(2袋セット)
    内容:焼のり(8切32枚入)、塩のり(8切24枚入) 各1個
    口どけが良く香り高い初摘みの佐賀海苔を楽しんでいただけるセットです!

    ■募集要項
    ・応募期間
     2023年11月17日(金)~2023年12月31日(日)
    ・応募方法:上記アンケートページに必要事項を入力の上、送信ください。
     詳しい募集要項は下記ページへ。
     https://www.civic-force.org/info/news/20231117.html

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  • 2023年11月20日 13:42

    佐賀女子高校に生理用品をお届けしました

    クラウドファンディングでは多くの皆さまからのご支援、ありがとうございました。10月、佐賀女子高等学校に生理用品672個をお届けしました。本プロジェクトへは今回、佐賀県鳥栖市に事業所をもつ株式会社クラウン・パッケージ様にも協賛いただきました。

    また災害時に見過ごされがちな女性への支援の一環として、生理用品を含む物資の備蓄にも力を入れています。今回、災害時に避難所のトイレに設置する箱と無料の女性相談窓口の案内をセットにした「緊急持ち出しBOX」も整備しました。

    現在、備蓄のための生理用品購入の手配も進めています。
    今後とも、生理中も女性が安心して過ごせる環境を実現するため、活動を続けていくほか、災害への備えに向けた活動も行っていきます。

    災害時の命を守るために。空飛ぶ捜索医療団 第2弾クラウドファンディング始動!
    https://www.furusato-tax.jp/gcf/2609

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  • 2023年08月14日 13:12

    生理用品を学校へお届けしました!

    Civic Forceではプロジェクトへ寄せられたご寄附を活用して、8月8日に佐賀女子高等学校と、佐賀大学に生理用品合わせて2064個を寄贈しました。
    佐賀女子高等学校は、佐賀県内唯一の女子高校です。衛生看護科や食物科をはじめ、専門スキルを磨く学科・コースが充実しており、学生は就職や進学に向けて資格取得を目指しています。県大会では41回優勝の新体操部や、今年の全国高校総体・インターハイで3位、各種大会上位入賞常連のソフトボール部など部活動も盛んです。
    佐賀大学芸術地域デザイン学部には、 佐賀市内の本庄キャンパスの他に、佐賀県の伝統工芸品「有田焼」の産地である有田町に、有田キャンパスがあります。有田キャンパスは2017年に「佐賀大学」と「佐賀県立有田窯業大学校」が統合して誕生しました。
    有田キャンパスから将来、プロジェクトの返礼品にもなっている有田焼の職人や作家が生まれるかもしれません。

    私たちが生理用品を提供している学校をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
    夢に向かって一生懸命に頑張っている学生たちを見ると、つい応援したくなります。
    学生たちが生理の不安や心配をせずに安心して過ごせるよう、引き続きプロジェクトへのご支援をお願いいたします。

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佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄附することができます。
お礼の品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。