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コロナ禍の逆境を地域の輪でチャンスに変える! 小浜市の味を全国へ届けたい【やまと庵】

カテゴリー:食・農林水産業・商工業 

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寄付金額 45,000

4.5%

目標金額:1,000,000

達成率
4.5%
支援人数
4
終了まで
受付終了

福井県(ふくいけん)

寄付募集期間:2022年10月13日~2022年12月31日(80日間)

タグ:

福井県 × やまと庵

プロジェクトオーナー

福井県では、ふるさと納税制度を活用し、県内飲食店の活性化と福井の食の魅力を発信するため、飲食店によるクラウドファンディングを支援します。

県は集まった寄付金から手数料を除いた額を飲食店に交付し、飲食店は新商品の開発やお店の魅力を高めるための設備投資などを実行します。

2024年春の北陸新幹線の福井・敦賀開業に向けて、福井の飲食店の魅力を全国に発信することで、観光誘客や販路拡大などに活かします。

みなさまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

“来てもらう時代ではなく届ける時代” やまと庵の新たな挑戦

福井県の目的である、県内飲食店の活性化と福井の食の魅力を発信するということに、いち飲食店経営者として強く共感し、本プロジェクトに参加させて頂きました。

本プロジェクトは、2024年春の北陸新幹線開業に向け、福井県の食および県内飲食店の魅力を存分に知っていただく好機になると考えています。

しかし、コロナ禍での影響は大きく、2021年度全体の倒産件数の半数を超えていた新型コロナ関連倒産は、2022年度上半期でも割合が下がることはないのが現状です。

県外の方に福井県、さらには福井県小浜市まで足を運んで頂けるにも関わらず、「行きたかったお店が閉店してしまっていた」「せっかく小浜市まで来たのに飲食店が少なくてなんだか寂しい雰囲気・・・」では、“足を運んだからこそ味わうことのできる福井の食”を知ってもらうには不十分ではないのかと、もどかしさを感じています。

これからは、愛してやまない福井県小浜市を活性化させるためにも、各々がこれまで積み上げてきた経験・ノウハウをお互いに出し惜しみすることなく発揮し、これからの課題に対し「共存」しながら活路を見出していかなければならないと考えています。

また、本プロジェクトで頂戴した寄附金を、第二弾である新商品「洋風まぜめしドリア」の商品開発に活用させて頂きます。

やまと庵は、地域事業者との「共存」関係を活用し、コロナ禍で店舗経営に苦しむ飲食店の事業再構築のモデルとなる、ひとつのビジネスプランに挑戦します。

“来てもらう時代ではなく、届ける時代”。

急速冷凍技術を活用した、福井県小浜市の食文化発信です。地元小浜市産の食材を使った、小浜市の食文化を皆様にお届けします。

県内飲食事業者の現状と課題

県内個人飲食事業者の方々に対して、皆さんはどういうイメージをお持ちでしょうか。

個人事業主だから時間の融通は利きそう…。お金がありそう…。

実際は、コロナ禍による経営不振のため、人員不足・労働時間の増加のような目先の問題に悩まされ、今後事業をどう拡大していくのか、どう地元の活性化に貢献するのかという部分に関しては、どうしても後回しになりがちになってしまうのが現状です。

地元飲食店の本来の理想である、ここでしか食べることが出来ない味を作り出し、県外からも多くの方に足を運んで頂き、食していただく、そして地元を元気にしたいという思いにはまだまだ遠い気がしています。

地元農家を救った地元異種企業グループの輪


「やまと庵」は当初、1980年に「ファミリーレストランやまと」として開店しました。

それ以降、多くの方とのご縁があり、様々なことにチャレンジして、フランチャイズ店から直営店への転換期もあり、現在の「やまと庵」に至ります。

獅子ゆずを使用した「柑なんば」という調味料を約半年間かけて開発しました。地元開催の食のイベントで「柑なんば」を使用したメニューを提供、好評をいただいたのち、「柑なんば」の商品化までこぎつけました。

「柑なんば」を利用したメニューが、有名航空会社国内線機内食に提供されるほど、全国にはばたく商品となり、地元をPRすることにも繋がりました。このとき、職責を越えて協力することの大切さ、手をとりあい一つの課題に取り組むことで、大きな成果を生み出すことを学ばせて頂きました。

小浜新名物 海のビビンバ「鯖ンバ」を召し上がれ

やまと庵を含む地元異業種企業グループは、さらに大きな反響を呼ぶ街おこし活動を展開していきます。鯖街道起点の町・小浜市を代表する食材である鯖をPRしたい。そこで辿り着いたのが、鯖と「柑なんば」を使用した“海のビビンバ 鯖ンバ”です。

小浜市産こしひかりの上にトッピングしたのは、甘辛く煮付けた鯖、若狭産の獅子柚子(ししゆず)を福井県産の米麹で発酵させたピリッと辛い調味料「柑なんば」、ガリ、ねぎ、錦糸卵、のり、炒りごま、ごま油。しっかり(サ3×バ8=24回)混ぜて召し上がっていただく丼です。

2015年に福井県で開催された「ワール丼カップ」などのイベントに参加しPR活動に努めました。同年に行われた「福井丼カップWEB投票グランプリ」ではバラエティ丼部門にて銅賞を受賞するなど、積極的な普及活動とゆるぎない美味しさで好評を得ていきました。

その後、地元異業種企業グループは解散することとなりましたが、「鯖ンバ」は現在も「やまと庵」の人気定番メニューとして提供するほど、地元の人々から愛される一品になりました。

様々な人の想いが詰まった「鯖ンバ」は、私にとって守り続けていきたい宝物です。

~全国に届いた小浜市の味が、小浜市に足を運ぶきっかけになれば~
冷凍技術導入「おうちで鯖ンバ」

2020年コロナ禍で人々の行動が制限されてしまった中、過去に小浜市を観光で訪れ「鯖ンバ」を食べた県外の人々から、「鯖ンバの味が忘れられない。小浜市でしか食べられないのが惜しい。」という声が私の耳に届くようになります。

さらには、「まだ行ったことないけど、興味あるんだけどねぇ…。なんとかならんか?」という声まで頂戴しました。
県外の方でもこの私たちの自慢の味を求めてくださる方がいらっしゃることに、驚きと喜びを感じました。

2021年に特殊冷凍機を導入し、ようやく全国の方にも「鯖ンバ」をお届けできる体制が出来ました。
だれでも小浜市の味をおうちで堪能していただけるよう開発した冷凍食品「おうちで鯖ンバ」の誕生です。

多くの事業者や地元の方との思い出が詰まった、「鯖ンバ」を一人でも多くの方にお届けし、愛してやまない地元小浜市に足を運んで頂けるきっかけ作りになれば幸いです。

地元事業者が手をとりあい一つの課題に取り組むことで生まれた事業者間の「共存」関係を絶やしてはならない。苦境にあえぐ飲食店を1店舗でも多く救うため、共に手をとりあえる体制を作っていくことが私の使命だと感じています。

今プロジェクトが成功したあかつきには、冷凍技術を活用した次なる商品開発を進めていこうと考えております。
地元小浜市の事業者が一つになって誕生した小浜名物混ぜ飯鯖グルメ「鯖ンバ」。

その「鯖ンバ」をだれでもおうちで堪能していただけるよう開発した冷凍食品「おうちで鯖ンバ」。
その第2弾として、創業時「ファミリーレストラン やまと 開店」を懐かしく思い出していただけるよう、「福井県小浜市産こしひかりを使用した、洋風まぜめしドリア」を計画しています。

「あいつに出来るなら、自分たちに出来ないはずがない!」
だれかの背中を押すきっかけになっていたら嬉しい

これまで、ロボット教室をはじめ、様々な活動を行ってまいりました。商工会議所主催の取り組みでは、3年連続で地元の中学校から中学生に向けての授業の講師としてご指名いただけるようにまでなりました。地道ではありますが、着実に何かしらの形で地域に貢献できていることに誇りを感じています。

地元小浜市だけでなく、全国で困っている飲食店の経営者が、“あいつが出来るなら、自分たちにできないはずがない!”、そう思っていただければ幸いです。

私の地道な活動が、足踏みしている誰かの背中を押すきっかけになっていれば嬉しく思います。
そして地元 福井県小浜市がこれからも持続的に活気あふれる地域であってほしい、そう願っています。

今後も、地元小浜を盛り上げていけるよう、挑戦し続けていきます。
応援のほど宜しくお願い致します。

寄附金の使い道

【目標金額に達した場合】
・第2弾:福井県小浜市産こしひかりを使用した、「洋風まぜめしドリア」の商品開発
・地元小浜をPRする活動費用等

【目標金額に達しなかった場合】
・規模を縮小して実施します
※目標金額以上の寄附を頂いた場合、翌年度以降に活用させて頂きます。

現在進捗情報はありません。

福井県