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宇宙機 開発プロジェクト!”誰もが行ける宇宙”を実現するために

カテゴリー:新産業・地域創生 

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寄付金額 4,961,894

4.9%

目標金額:100,000,000

達成率
4.9%
支援人数
125
終了まで
受付終了

愛知県碧南市(あいちけん へきなんし)

寄付募集期間:2018年4月1日~2019年1月31日(306日間)

愛知県碧南市

プロジェクトオーナー

家電、自動車など、これまで日本を支えてきた産業が大きな転換期を迎えています。日本の技術力を次世代に繋げるためには、常識に囚われず、新しい取り組みをしていかなければなりません。我が碧南市は、人口約7万3千人の小さなまちですが、日本の未来を真剣に考えています。その一つの形が、常識外れの取り組みをしている碧南市内の小さな企業への支援です。

彼らは、「宇宙は、政府やお金持ちのものではなく、そこへ行きたい人のもの」と明言し、僅か数名の社員とボランティアスタッフで、本気で「誰もが行ける宇宙」「家族で行ける宇宙旅行」を目指しています。そして、これまでにない全く新しいコンセプトのロケット「宇宙飛行機(スペースプレーン)」の開発に日々全力で取り組んでいます。

小さなまちが、小さな企業の大きな夢を支えていきます。この夢の実現が、本市だけでなく、日本の未来に繋がるものと信じています。「誰もが行ける宇宙」の実現に力を貸してください。

碧南市は、ふるさと納税/ふるさと起業家支援を活用して、宇宙を舞台に桁外れの取り組みをしている市内の小さな企業への支援を行います。

その会社は、社員数は僅か数名ですが、「誰もが行ける宇宙」、「家族で行ける宇宙旅行」の実現を本気で目指しています。

「宇宙は、政府やお金持ちのものではなく、そこへ行きたい人のもの」と明言し、彼らを支える多様なメンバーと共に、日々全力で、宇宙機の開発と、宇宙旅行の事業化に取り組んでいます。

彼らが開発しているのは、これまでのロケットとは異なる、航空機のように翼をもったロケット、「宇宙飛行機(スペースプレーン)」です。
空港から飛び立ち、宇宙へ到達、再び元の空港へ戻ってくる、新しいコンセプトの”宇宙への翼”です。

人口わずか7万人の小さな碧南市が、この小さな企業の大きな夢を支えていきます。

この夢の実現は、碧南市だけでなく、日本の未来に繋がるものと信じています。
「誰もが行ける宇宙」の実現に、皆さんの力を貸してください。

宇宙産業の“可能性”をご存知ですか?

日本の宇宙産業の現状

2017年日本の名目GDPはおよそ544兆円。そのうち自動車産業が、62兆円(対GDP比 11%)で最大。これに対して、宇宙産業は約3000億円。(イメージ図参照)

対GDP比でわずか0.06%に留まっています。さらに日本の宇宙産業の9割は官需(政府からの需要)であり、大きな技術発展が見込めません。結果、企業の開発投資も少なくなり、競争力が低下しています。

このままでは日本の宇宙産業は技術力も、マインドも、海外勢に先を越されてしまいます。

 

我が国の宇宙機器産業は国内官需が約 9 割を占め、事業規模も欧米に比べ小さく、先行する海外企業に比べて十分な競争力がなく、米国のように多数のベンチャー企業等の新規参入者が市場を活性化させているとも言い難い状況です。

また、現在の日本の宇宙産業が他業種との交流が十分にできているかというと、まだまだ改善の余地があると言えます。 しかし、我が国は衛星製造からロケット製造・打上げサービスまで、一貫して宇宙産業を抱えている世界的に見ても数少ない国です。

愛知県や碧南市も世界でも有数のものづくり産業の集積地であり、宇宙産業育成の苗床となるポテンシャルを十分に有しています。

現状は、資金提供がわずかであることなどから海外企業に後れをとっていますが、それでも近年、決して多くはないものの、特徴的な技術やビジネスモデルを武器に、宇宙産業での成功を目指す企業が出てきています。

 

 

PDエアロスペース株式会社

「PDエアロスペース株式会社」とは

PDエアロスペース株式会社は愛知県碧南市にて「宇宙輸送」の分野で開発を進める民間企業です。 同社は「宇宙飛行機(スペースプレーン)」の開発を行い、宇宙旅行や宇宙太陽光発電所建設など、民需としての宇宙利用の拡大を目指しています。

企業ミッション

“ Be a wing for Space”

宇宙という未知で広大な領域に出ていくことで、見えてくる、分かることがたくさんある。新しい資源やエネルギーを手にすることも出来るだろう。

そして、宇宙から地球という星を俯瞰することで、自然や命の尊さを見つめ直すことが出来るだろう。宇宙へ出ていくことは、困難やリスクが大きいが、その何十倍、何百倍もの恩恵を、人類にもたらしてくれるだろう。

今よりも、もっと宇宙を身近な場所にするために、我々、PDエアロスペースは、宇宙輸送の翼になるべく、たゆまぬ挑戦を続けます。

 

”誰もが行ける宇宙”の実現はすぐそこに

「海外旅行と同じ値段の宇宙旅行を実現させたい」


遠い未来の話とも思えるこの夢。しかし、PDエアロスペースが目指すその日は「2023年」。あと5年未満で、人々は海外旅行と同じ値段で宇宙へ飛び立つことができるようになるのです。

自らのアイディアと行動力で、海外の巨大宇宙産業企業に負けない技術を生み出し、夢に向かって日々邁進するのが、PDエアロスペース株式会社緒川 修治(おがわ しゅうじ)社長です。

 

「宇宙飛行機(スペースプレーン)」の可能性


PDエアロスペースは、ジェットーロケット燃焼モード切り替えエンジンを発案し、これまでの宇宙ロケットとは異なる「宇宙飛行機(スペースプレーン)」を開発しています。

この「宇宙飛行機」であれば、飛行機のように空港から離陸し、宇宙空間へ到達、また地球に戻ってきて、飛行機のように着陸することができます。

「宇宙飛行機」は、従来の宇宙ロケットとは違い、飛行機のように何度も繰り返し使えるため、機体そのもののコストを下げることができます。また、飛行機のように飛び立つため、宇宙へ飛び立つ際の体への負荷も小さくて済みます

PDエアロスペースの新型ロケットエンジン
「パルスデトネーションエンジン」

パルスデトネーションエンジンは、間歇爆発燃焼を利用し、大気環境に応じて、1つのエンジン内でジェット燃焼とロケット燃焼を切り替えを行うことができるエンジンです

”空気のある領域(上空15㎞付近)”ではジェット燃焼モード、”空気の薄い領域(上空15㎞を超えた付近)”ではロケット燃焼モードに切り替え、大気環境に応じた推力を生み出すことができます。

 

身近な宇宙旅行の実現に向けて!

PDエアロスペースはこの「宇宙飛行機」を使って、宇宙旅行をもっとリーズナブルで身近な値段で人々に提供したいと考えています。

当面のその宇宙旅行の飛行時間は、約90分。高度100kmの宇宙の入口を目指し、通常の飛行機と同じように滑走路から飛び立ちます。離陸して約45分後に、無重量となって約5分の間、体が宙に浮きます。この間、眼下には青い地球の美しすぎる大パノラマが広がります。

その体験は人類の進歩を大きく感じさせるとともに、地球の美しさや宇宙の神秘を改めて知ることができるかけがえのない時間となるはずです。

科学技術の進んだ現在でもこのようなことを実現しようとすると、宇宙に行かない無重量体験だけでも、約30万円~50万円の費用がかかります。

宇宙まで実際に行くとなると、なんと約750万円~2500万円が必要と言われています。それを39万8千円で提供することを目指しています。

この無謀とも言える挑戦を、PDエアロスペースの緒川社長は10年間ずっと一人で続けてきたのです。

写真

 

大手企業の資金援助が決定!

そして、2016年にその挑戦に大きな進展がありました。旅行会社のH.I.S.飛行機運航会社のANAホールディングスが、PDエアロスペースの技術や取り組みに、実現性と価値を見出し、資金援助と事業提携に名乗りを挙げてくれたのです。

PDエアロスぺースはその後も碧南市にて実験・開発を続け、新型エンジンの実証に成功したり、無人機の開発にも成果を出すなど、夢の実現に向け、着実に進歩を重ねてきました。

 

宇宙飛行機の商用運航を目指して

事業開発スケジュール

2017年10月:無人要素技術実証 →CLEAR!

2017年10月:新型エンジン技術実証 →CLEAR!

2019年内:無人による100km(宇宙)到達 →NOW!


その後、有人による高度100kmの到達と帰還を実現し、 商用利用化を目指します。

このプロジェクトへの碧南市民の思い

碧南市 市長 祢宜田政信

宇宙という新たなフィールドにチャレンジ!

本市は市の就業者人口の約4割が自動車に関わっています。今後このままずっとこの状態でいけるかどうか不安があります。そのほかの産業は食品関係の工場や鋳物、瓦工場があります。

PDエアロスペース社は宇宙に挑戦しています。民間宇宙は、まだ確立されていないので新しい分野で、正解はありません。本市の企業が持っている技術を利用できるのではないかと積極的に提案し、PDエアロスペース社と共に新たなフィールドにチャレンジしてもらいたいです。そういう風土ができれば、宇宙に関することに限らず、なんでも挑戦できる市になっていき、その風土が日本中へ繋がっていくと思います。

また、子どもたちが宇宙に関心をますます持つようになり、宇宙に対してやってみたいと感じる子どもたちが増える事を期待しています。一時、理工離れが叫ばれていましたが、これを期に理工好きが増えれば地域として工業の発展につながっていくと思います。自分たちの街にロケットをつくっている会社があるということを誇りに思ってもらえるようにしていきたいです。

PDエアロスペース社にご協力をいただき、図鑑やネットのなかの話ではなく、実際に部品や機体を製作し、実験をしているので、見て触って感じることができる地域にしていけたらいいなと思っています。碧南は、宇宙を始めとしたものづくりを実感できる環境づくりの第一人者となるべく、どんどん進めていきたいと思っています。

 

碧南市在住の加藤さん

夢を叶えるためにチャレンジ

我が家には高校2年生、中学2年生、小学3年生の子どもが居ます。全員柔道をやっていて、部活でも何でもやりたいことを信念をもってやり続けて欲しいと思います。そして夢を叶えるためにチャレンジして欲しいです。

緒川社長さんは失敗にめげず強い方だなと感じます。この姿勢や熱い思いは、碧南の子ども達だけでなく、日本全国から多くの共感を呼び、宇宙を身近に感じることができるようになれば良いと思います。

 

ボランティアスタッフ 岡本淳平さん

宇宙ベンチャーを地域発展の起爆剤に!

私が生まれ育った碧南市は多くの自動車関連企業が生産拠点を構え、安定的に発展してきました。私自身も自動部品企業で働いていますが、一方では、100年に1度とも言われる大変革時代を迎え、これまでの延長線では生き残れない危機感を感じています。激しい環境変化の中、いかに新しい産業を起こし、育み、活力を維持していくか、この助けになればと思い宇宙ベンチャーであるPDエアロスペースのボランティアスタッフとして活動を始めました。

ふるさと納税等、地域に関連する業務を中心に携わっていますが、全国の方から返礼品の申し込みを頂いており、宇宙という視点でも注目度が向上していると感じます。そして、注目度に比例して社員や私のようなボランティア、学生インターンも増えており、碧南市に新たな雇用や多様な人材の交流が生まれてきました。

活動を通じては、ベンチャーならではのスピード感、宇宙を舞台にするというスケールの大きさに驚かされることも多く、こうした新たな発見や刺激が自分自身の成長や地域の将来的な発展に寄与する土壌作りにつながっていると強く感じています。合わせてこのような自治体とベンチャー起業が連携した地域発展の試みが、同じような課題を抱える日本全国の自治体のモデルケースになればと思います。

 

寄附者のみなさまへ

"誰でも宇宙へ行ける時代"、それは、世界が平和である時代だと思います。

多くの人が宇宙へ行き、“青い地球”を目にすることで、自然や命の大切さを改めて見直すことが出来るものと信じています。

新型ロケットの開発、そして、その先の未来を、多くの方と共有していきたいと思っています。

皆様の熱いご支援をお待ちしております。

彼ら、そして私たちと一緒に、“宇宙への翼”を創っていきましょう!

 

プロジェクトに支援してくださった方へ

こちらのプロジェクトに支援してくださった方には、碧南市からではなく、PDエアロスペースから、感謝の気持ちを込めて、お礼の品を送ります。

おすすめのお礼の品

【50,000円~】グッズまるごとセット

オリジナルグッズをセットで!

PDエアロスペース社の、オリジナルTシャツ、スタッフポロシャツ、コースター+マグカップなどのオリジナルグッズをセットでお送りいたします!

オリジナルグッズをセットで!

 

お礼の品は金額に応じたセットになってます!

【注意事項】

上記「ロールアウト」や「高度100kmトライ参加権」におきまして
注1:開催日時・場所については、PDエアロスペース社指定となります。
注2:会場までの交通費及び宿泊費はご自身でのご負担となります。
注3:天候等により、開催日時が急遽変更となる場合があります。

お礼の品一覧

  • 2019年02月15日 18:00

    寄附募集期間終了と寄附の御礼

    本プロジェクトは1月31日を持って、寄附募集期間を終了しました。
    たくさんの寄附を頂き、誠にありがとうございました。

    今回、目標金額の達成は叶いませんでしたが、寄附者の皆様からの応援メッセージに、とても勇気づけられました。
    皆様からの寄附金は責任を持って、本プロジェクトにおける宇宙飛行機開発費の一部および活動資金として、活用させていただきます。

    まだまだ宇宙への挑戦は続きます。
    今後とも碧南市、PDエアロスペース株式会社の「宇宙機開発プロジェクト」を応援ください!

    もっと見る

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愛知県碧南市

本市は、愛知県南部に位置し、天然湖沼や一級河川、三河湾と周囲を水に囲まれ、古来より内湾漁業が盛んで、農業もニンジンやタマネギなど露地野菜の有数の産地です。また味淋や、碧南が発祥である白しょうゆなど醸造のまちでもあります。

今年度、市制70周年を迎え、歴史のあるまちとして節目を迎えます。今後は東京2020オリンピックの開催に向けて地域一体で盛り上げるために、ビーチスポーツ施設の整備やスラックライン、スケートボードを普及させ、若者が集まる魅力的なまちにしてまいります。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 世界に向けて頑張って下さい

    2019年1月31日 23:08

  • 宇宙機開発応援してます。頑張ってください!

    2019年1月30日 23:44

  • 宇宙開発での地方創生、応援します。

    2019年1月29日 22:13

  • PDエアロスペースの宇宙への挑戦を応援しています。ドキュメンタリーなど拝見し、あきらめずにチャレンジして続ける姿に、勇気をもらいました。

    2019年1月22日 22:23

  • 国内企業初の宇宙旅行。PDエアロスペースさんがぜひ実現してください!!

    2019年1月18日 12:49

  • かなり期待してます!頑張って!

    2019年1月17日 15:11

  • When being student time, I had lived in Aichi prefecture. So I would like to support your hopful plan.

    2019年1月13日 16:12

  • 宇宙につながる夢、応援してます!

    2018年12月31日 11:25

  • 「誰もがいける宇宙」素晴らしいと思います。
    ぜひとも実現させてください。
    応援しています。

    2018年12月30日 16:50

  • PDAS社は私も応援している大好きな会社です!
    今後も応援し続けますので、よろしくお願い申し上げます!

    2018年12月30日 16:13

  • 宇宙へ自由へ行ける時代、楽しみですね。

    2018年12月30日 14:30

  • 緒川社長は以前、同じ会社に勤めていた事があります。
    ベンチャー企業の話は知ってましたが、
    寄付を募っている事を、12月28日の中日新聞で知りました。

    微力ながら支援致します。

    2018年12月28日 8:06

  • 早く行きたいです。

    2018年12月23日 23:51

  • 「納税」を通して、自分には想像もつかない宇宙への挑戦と関わりを持てることを、とても嬉しく思います。

    2018年12月23日 0:20

  • 夢のあるプロジェクトですね。応援しています(^o^)

    2018年12月13日 22:29

  • 頑張って下さい

    2018年12月11日 7:16

  • 社長からワクワクが伝わってくることに大変好感が持てましたし、プロジェクトにも大変共感いたしました!
    宇宙への挑戦応援しています!
    微力ながら、寄附させていただきます。

    2018年12月10日 20:20

  • PDエアロスペースが、日本の宇宙機を完成させる日を楽しみにしております。

    2018年12月6日 19:40

  • PDエアロスペース社製のオリジナルグッズ待ってました。
    ポロシャツを着てスタッフの方々と夢の共有に浸れます。今後もどっぷり宇宙旅行に浸れる新たなグッズ開発も期待しています。オリジナルグッズを通じて日本に夢と活力を与え続けて下さい。

    2018年11月21日 0:31

  • 夢を実現しようとするPDエアロスペースの皆様のご多幸をお祈りいたします。

    2018年11月8日 20:43

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