力を合わせて大きな仕事をとろう!障がい者就労施設の共同受注プロジェクト
カテゴリー:健康・福祉
寄付金額 519,000円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 17.3%
- 支援人数
- 10人
- 終了まで
- 受付終了
福岡県(ふくおかけん)
寄付募集期間:2022年10月3日~2022年12月31日(90日間)
福岡県

障がいのある方が働き、収入を得て、地域で自立して暮らす。そんな取組を応援しませんか?
福岡県には、1,000を超える障がい者就労施設があり、障がいのある方がそこで働いています。それぞれの施設では、障がいのある方がお菓子、雑貨などの製造・販売や、データ入力、軽作業などの役務提供といった生産活動に従事し、その売上は障がいのある方の収入に充てられます。
しかしながら、単独の施設では受注できる仕事の量や種類、営業人員も限られているため、障がいのある方の収入も低くなる傾向にあります。そこで福岡県では、多くの施設が力を合わせて大きな仕事を獲得する共同受注プロジェクトに取り組み、障がいのある方の収入向上を図ります。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
施設が力を合わせ、大きな仕事を獲得することで、障がいのある方の収入を向上させる
平均収入は一人当たり13,673円/月。この状況を打破するには
2020年度における福岡県の障がい者就労施設で働く障がいのある方の平均収入は13,673円/月と低い状況にあり、障がいのある方が地域で自立した生活をするためには、収入水準を向上させる必要があります。
各障がい者就労施設でも仕事を獲得し、障がいのある方の収入向上に努めているところですが、単独の施設では受注できる仕事の量や種類、営業人員も限られるため、十分な仕事が確保できていません。
このため、福岡県では、施設が力を合わせて大きな仕事を獲得する共同受注プロジェクトを進めています。共同受注プロジェクトでは、共同して商品をつくったり、企業等からの大量受注の獲得に取り組んでいます。
これまでの取り組み
本格芋焼酎「自立」

障がいのある方がまごころ込めて育てた芋を使用し、老舗酒造会社が醸造した本格芋焼酎「自立」。口当たりのよいフルーティーな風味と好評です。ラベルには、障がい者アーティストによって描かれた個性的な絵を使用し、5種類のラベルで展開しています。
「フクシルシ」

本来捨てられるはずのものに、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせるアップサイクル。「フクシルシ」は、牛乳パックをアップサイクルした縫製品です。
障がいのある方が、牛乳パックを洗浄・消毒し、手間ひまかけてほぐしていくことで革のような質感の生地に生まれ変わります。その生地を製品に仕上げるのも障がいのある方のお仕事。手作業でバッグや名刺入れに縫い上げ、皆様にお届けしています。
国立国会図書館の蔵書デジタル化業務を行う「就労支援の場」

今年度、福岡県は、県内2か所の障がい者就労施設に、高性能スキャナーや耐火保管庫などを整備した「就労支援の場」を開設しました。この「就労支援の場」には、多くの施設から障がいのある方が集まり、国立国会図書館から受注した大量のデジタル化業務を行います。
国立国会図書館のデジタル化業務は、これまで大手企業が受注していましたが、専用の機器を整備し、障がいのある方が力を合わせることで、大手企業と競争の上、受注したものです。
この業務の受注により、障がいのある方や支援員がデジタル化技術を習得し、県全体の障がいのある方の収入向上を目指します。
■開設場所
①福岡県障がい者就労支援ホームあけぼの園(大野城市曙町)
②障害者就労・自立支援センターたんぽぽ(大牟田市不知火町)
■作業内容
書類の収受、書類の事前審査、スキャニング、画像検査、書籍情報のデータ入力等、デジタル化に係る各種作業
寄附金の使い道

「就労支援の場」の開設・運営
※皆様からいただいた寄附金は、目標金額に達しなかった場合も、「就労支援の場」の運営費用の一部として大切に活用させていただきます。
※目標金額以上が集まった場合は、障がいのある方の収入向上事業で実施しているその他の事業の費用として活用させていただきます。
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2023年01月31日 12:00
応援ありがとうございました!
2022年12月31日をもちまして「力を合わせて大きな仕事をとろう!障がい者就労施設の共同受注プロジェクト」の寄附受付は終了しました。
本プロジェクトへ御支援いただいた方に対し、厚くお礼申し上げます。
寄附金の使い道である「『就労支援の場』の開設・運営」につきましては、開設した「就労支援の場」に多くの障がいのある方が集まり、受注した国立国会図書館の蔵書デジタル化業務に取り組んでいるところです。デジタル化業務に携わる障がいのある方の中には、月に1万円の収入だったところから8万円を超えるようになった方や企業への就職に高い意欲を持つようになった方もいらっしゃいます。
今後も、障がいのある方の収入向上に取り組んでまいりますので、引き続き本県への応援をよろしくお願いします。もっと見るまだコメントはありません
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福岡県
福岡県では、「福岡県障がい者長期計画(第3期)」及び「福岡県障がい者福祉計画(第5期)」に基づき、障がいのある方の自立と社会参加を支援しています。
誰もが住み慣れたところで働き、長く元気に暮らし、子どもを安心して産み育てることができる、そして年齢、性別、障がいの有無に関わらず、誰もが活躍できる福岡県を目指していきます。
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