【第4弾】猫の命を守るTNRを推進し、人と動物が共存できるまちへ

カテゴリー:動物 

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寄付金額 620,000

62%

目標金額:1,000,000

達成率
62%
支援人数
34
終了まで
36
/ 90

岡山県備前市 (おかやまけん びぜんし)

寄付募集期間:2022年10月14日~2023年1月11日(90日間)

岡山県備前市

プロジェクトオーナー

近年、動物愛護法の改正により駆除や殺処分が減った一方で、のら猫の増加が問題となっています。

備前市では、猫の命に寄り添うTNRを推進するとともに、動物愛護に関する啓発を通して人と動物が共存できる地域を目指しています。
TNRに欠かせない「のら猫の不妊去勢手術」に助成金を交付するために、2021年に引き続きクラウドファンディングに挑戦します。

TNRを通じて、のら猫たちを一代限りの命とする代わりに、できるだけ幸せに生きてもらいたい。そして、誰の責任と言うこともできないのら猫の問題を「地域の課題」として市民の方々と一緒に取り組んでいきたい。
それが私たちの思いです。

どうか皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。

岡山県備前市

わがまちは、千年の歴史を持つ備前焼と世界最古の庶民のための公学校である閑谷学校の二つの日本遺産を有す、伝統文化を引き継ぐまちです。また、美しい自然や美味しい果物・魚介類など、山と海の恵み豊かな観光のまちでもあります。
漁師町でもあり、県下一の生産量を誇る”牡蠣”や、備前♡日生大橋と瀬戸内の鮮やか海とのコントラストも見どころのひとつです。
一千年の伝統を誇る陶芸の里の街並み散策や、旧閑谷学校などの伝統文化にも触れることができます。
伝統文化と山海の豊富な幸など、素晴らしい資源に恵まれたわがまちでなら、のんびりのどかな風景と心地よい風を感じられることでしょう。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

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ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

のら猫のいま

近年、動物愛護意識の向上や法律の改正によって、のら猫の殺処分数は大幅に減りつつあります。
人間の都合で命が奪われる猫が減ったことは大きな一歩ですが、のら猫を取り巻く状況が改善したとは言い切れない面もあります。

殺処分がなくなれば不幸な猫はいなくなる?

のら猫の平均寿命は約5年。これは飼い猫の半分以下です。餓死や交通事故はもちろん、誰にも気づかれないうちに病気やケガで命を落とすこともあります。

さらに、猫は繁殖力が強い生き物で、自分たちで繁殖をコントロールすることができません。エサが足りない環境で生まれて生後間もなく餓死してしまう子猫や、近親交配によって体に異常が生じる猫など、悲しい命が数えきれないほど生まれては死んでいっています。

増え続けるトラブル

数が増えるに伴って、のら猫に関する相談や苦情は増加しています。
たとえば、岡山県の動物愛護センターに昨年度寄せられた苦情は、駆除が行われていた平成23年(2011年)ごろと比べると3倍以上になっています。
のら猫を見る目が厳しくなっていけば、虐待や過激な形での排除につながりかねません。

猫の命を守る「TNR活動」

罪なき命をこれ以上奪わないための取り組み

狂犬病予防法に基づき抑留できる犬とは異なり、原則としてのら猫の捕獲や引き取りはできないため、猫がその場所からいなくなる手立てはありません。
そこで、【猫をいなくするのではなく、猫によるトラブルをなくす】と発想を転換させます。

TNR活動とは

■Trap(トラップ): 捕獲すること
■Neuter(ニューター): 不妊手術をすること
■Return(リターン): 猫を元の場所に戻すこと

不妊去勢手術を行うことで、猫自身にも負担がかかる無理な繁殖を防ぐことができます。また、発情期の糞尿の臭いや鳴き声も軽減されるため、人間に迷惑をかけてしまうことも減らせます。

できるだけ多くの猫たちに不妊去勢手術を行い、大切にしてもらえる飼い主さんや、地域猫として猫を見守ってくれる方々のもとで一代限りの命を全うしてもらいたいと願っています。

 

備前市のTNR活動

2017年度に動物愛護団体が主催の「のら猫一斉TNR」が備前市で行われました。そこでボランティアさんの熱い思いを受け、「市でも手術費用の助成を行い、TNRを広めていこう!」という話になり、県内の市町村に先駆けて「のら猫のためのクラウドファンディング」に挑戦することとなりました。

のら猫不妊去勢手術費用助成事業

備前市では、いただいた寄附金をもとに「のら猫不妊去勢手術費用助成事業」を実施しており、今までに400匹以上の猫が助成によって手術を受けています。手術を受けた猫は、飼い猫として大切にしていただくか、地域猫として適切に見守っていただくお約束をしています。

5年間で1000匹の助成が目標

・2019年度(実績):
150万円以上の寄附をいただき、いただいた寄附から、97匹分の不妊去勢手術費の助成ができました。新型コロナウイルス感染症の影響で集団TNRが一部中止になり、助成数は伸び悩みましたが、多くの方々に関心を持っていただくことができました。

・2020年度(実績):目標の100万円以上の寄附をいただき、いただいた寄附から、170匹分の不妊去勢手術費の助成ができました。

・2021年度(実績):目標の100万円以上の寄附をいただき、いただいた寄附から、175匹分の不妊去勢手術費の助成ができました。

・2022~23年度:5年継続して年間200匹以上ののら猫の不妊去勢手術ができるようクラウドファンディングを活用し寄附を呼びかけます。

5年間で1000匹の助成が目標

 

排除から共生へ

【猫】の問題ではなく「地域の環境問題」

猫の飼い主には終生飼育などの様々な義務が課せられていますが、飼い主のいないのら猫については責任を問える相手がいません。
また、のら猫への餌やりを法的に禁止することはできないため(独自で禁止条例等を制定している県や市町村もあります)、「餌やりさん」に対する指導に法的な拘束力はありません。すでに餌付けされいる猫は、餌やりをやめても凶暴化したり移動したりするだけで問題が解決しないこともあります。

そのため、個人の問題として解決を図るのは難しく、「地域の環境問題」と捉えて問題解決を図る必要があります。

住民同士の分断を生まないために

猫が嫌いではない人であっても、車や壁に糞尿をかけられる、猫が暴れて庭を荒らしたり窓ガラスを破って家に飛び込んできたりする状況が続けば嫌になってしまいます。逆に、最初は「不妊去勢手術なんて意味がない、駆除してくれ」と言っていた人でも、TNRでのら猫や猫による被害が減ったことで寛容になってくださることもあります。

また、不幸な猫をこれ以上増やすことのないよう、無責任な餌やりは行わないなど、一人一人がマナーを守って動物とかかわっていくことも重要です。
TNRを推進するとともに、動物愛護に関する啓発を通し、人と動物が共存できる地域を目指します。

年間200匹以上の命を守り続けたい

いただいた寄附金は、のら猫に避妊去勢手術を行う市民の方への助成金として使用します。

動物愛護団体による一斉TNRで年間100~200匹程度の頭数が見込まれるほか、個人のボランティアさんや、助成金制度で初めてTNRを知った方からの相談も申請も増えています。
年間200匹以上ののら猫への不妊去勢手術費用助成ができるよう、全国の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

たくさんのご支援をいただければ、より多くの助成金交付につながります。
また、目標金額に達しなかった場合や、目標以上に寄附をいただけた場合も、寄附金はすべて動物愛護活動のために使用いたします。

ご支援いただいた寄附者の皆さまに「猫の備前玉」をお送りします

今回のクラウドファンディングのために猫の形の備前玉を作成しました。備前玉を飲み物に入れたり、炊飯器に入れてご飯を炊いたりすると味が美味しくなると言われています。まるっとした可愛らしい見た目で、置物として飾っていただくのもおすすめです。
※手作りのため一つ一つ形が違います

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事業に携わる方の思い

橋本さん(30年にわたり個人で活動)

■年間200以上の手術が目標

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小さな頃から動物が好きで、特にのら猫の不妊去勢手術に関する活動は30年以上個人で取り組んできました。

以前は主人と一緒だったので自分の稼ぎは全て猫のために費やしてきました。私はこの活動のために今でも毎日100円を貯金しており、年間で36,500円を貯めています。それとは別に、個人で年間数十万円をこの活動のために使っています。

しかし、個人レベルでの活動には限界があり、また、私もあとどれくらいこの活動ができるかも分かりません。このような取り組みは個人で誰か頼めるものでもないので、市が始めた「のら猫不妊去勢手術費用助成」のための取り組みを大変嬉しく思います。動物愛護活動を一歩前へ進められたような気がします。

猫は春と秋に繁殖期を迎えます。手術はその前に行うことが最善です。寄附が集まれば、市内全域で、市内には数百ののら猫がいるだろうから年2回の手術の活動を2~3年継続して行いたいと考えています。個人の考えとしては、備前市内に生息するのら猫100匹ずつを年2回実施したいと思っています。
TNRを継続的に行うことで、少しづつ日生地区はのら猫は減ってきたように感じます。

市内では、まだまだのら猫への餌やりさんがいるようですが、不妊去勢手術を行わずに餌付けだけを行うと、近親で繁殖し奇形のある猫が生まれる可能性も高くなります。最終的に困るのは動物です。

猫も人間と同じ生きている命です。不妊去勢手術をして、尊い命を一代限り全うしてほしいと願っています。
いただいた寄附は確実に動物愛護のために使われます。ぜひ、全国の皆さまのご協力をいただければと思います。

岡山県獣医師会東備支部 久井崇範獣医師(ほなみ動物病院)

■どのような形であれ事業を実施してほしい

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動物病院でものら猫で困っているという話はよく聞きます。なので、そういった事業はどんどんやってほしいというのが率直な気持ちです。

当医院で捕獲機を持っていますが、市民の方からの要望があればお貸しすることもあります。のら猫に困られている方は自費ででものら猫に不妊去勢手術をされる方もいるのです。当医院では年間で10件ほどそのような案件があります。

このような事業の実施は、獣医師会と行政との間で折り合いが難しいという話も聞きますが、どのような形であれ、していただけるなら不妊去勢手術費用助成の事業を実施してほしいと思っています。

近隣自治体への広がり

このプロジェクトを実施するのは、今回で4回目となります。
手術費用への助成も開始から4年目を迎え市民にも徐々に浸透してきました。
また、近隣自治体も同様の取り組みをスタートさせたり、取り組もうと検討を始めた自治体もあり広がりをみせています。
こうした取り組みがどんどんと広がることにより、備前市及び地域全体の不幸なのら猫がいなくなることを願っています。

 

プロジェクトにご賛同いただける皆様へ

岡山県備前市長  𠮷村 武司

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備前市では、2017年に動物愛護団体が、市内でのら猫一斉不妊手術を実施したことがきっかけで、のら猫によるトラブルを少しでも減らすため「行政にできることは何か」、このことについて研究を開始しました。

不妊去勢手術が、地域の環境問題の一つとしてのら猫問題を考えるきっかけになることを期待し、最低3年間(理想は5年間)を見通し、年間200匹以上ののら猫の不妊去勢手術実施を目標にクラウドファンディングにチャレンジしていまます。

もとから野良という猫はおらず、無責任に餌のみをやったり猫を捨てたりと、のら猫が増え続けているのは人間の勝手でもあります。
猫も人間と同じ生きている命です。せめて望まない妊娠を防ぎ、生まれてくる命が尊重される命であるために、不妊去勢手術をして一代限りの命を全うしてほしいと願っています。

一匹でも多くののら猫が不妊去勢手術を受けられるよう、全国の皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

寄附金は確実に動物愛護のために使われます

市にはのら猫について多くの相談や苦情が寄せられます。「近所で生まれた子猫が餓死してしまった」といった悲しい連絡を受けることもあれば、被害で悩み、「駆除や殺処分ができない」と断ると、途方に暮れたように意気消沈してしまう方もいます。
しかし、TNRが集中的に行われている地域からはどちらの相談も減少しています。
TNRは、猫を大切に思う方にとっても、猫に困っている方にとってもプラスになる活動です。

駆除や殺処分を行うことなくのら猫問題を解決するためには、たくさんの方々のご協力と地道な活動が必要です。
一匹でも多くの猫が不妊去勢手術を受けられるよう、全国の皆さまのご支援をお願いいたします。

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