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劇場の新施設建設で鹿野町と演劇の魅力を発信したい!−「鳥の劇場」×鹿野町地域活性化プロジェクト

カテゴリー:まちづくり 

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寄付金額 1,050,000

21%

目標金額:5,000,000

達成率
21%
支援人数
23
終了まで
113
/ 204

鳥取県 (とっとりけん)

寄付募集期間:2022年9月9日~2023年3月31日(204日間)

鳥取県×特定非営利活動法人鳥の劇場

プロジェクトオーナー

鳥の劇場は、鳥取県鳥取市鹿野町という山間の小さな城下町を拠点に、地方における劇場文化の醸成に取り組んできました。しかし、利用している廃校の老朽化による取り壊しの計画も進行していて、近い将来、劇場のバックヤード部分がなくなってしまうという問題に直面しています。バックヤードは、作品に必要な舞台セットや小道具・衣装などが制作できる作業部屋や、劇場の楽屋、様々な道具を保管する倉庫などが詰まった創作のための屋台骨です。それがなくなってしまうのです。劇場にとっては、活動の存続の危機が近い将来迫っている状況です。

鹿野町は、江戸時代から続く鹿野祭が有名で、町並みの保存に始まるまちづくりの活動など、町の人が主体となり、さまざま取り組みが行われてきました。ユニークなまちづくりとして、視察に訪れる方も多くいらっしゃいます。しかし、どこの地方も同じですが、少子高齢化により、まちなかの空き家は目立ち、過疎化は止められない状況です。

このプロジェクトのきっかけは、鳥の劇場の上記のピンチに際し、鹿野町の町の人たちが、劇場の活動存続を念頭に、一緒に考えましょうと言ってくださったことです。そして、鳥の劇場と町の人たちがいっしょになって、廃校舎の取り壊しによる、新施設建設を考える会を発足させました。鳥の劇場の直面した問題と少子高齢化が進む鹿野町の活性化問題を丸ごと抱えて、コミュニティーに開かれた劇場の新施設開設に向けた検討が始まったのです。
 
今回のこのプロジェクトで集まったお金は、新施設の基本計画と新施設の稼働に必要な機材の購入費に当てたいと考えています。

鳥の劇場は、活動開始以来、地方での劇場文化の醸成を通して、芸術文化の力を生かした社会問題の解決に取り組んできました。この度の新施設建設及び新施設の稼働が、地域に元気をもたらすことを願い、実現に向け取り取り組んでいます。

みなさまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

鳥取県

・この寄付金は、特定非営利活動法人鳥の劇場が実施し、鳥取県が認定した地域の課題解決事業「劇場の新施設建設で鹿野町と演劇の魅力を発信!−「鳥の劇場」創作環境向上を通じた地域活性化プロジェクト」に活用されます。
・この寄附金は協賛金として寄付額の80%を「特定非営利活動法人鳥の劇場」への支援に充てさせていただきます。(寄附額の20%は寄附募集に要する事務経費に充てさせていただきます。)

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

新施設、野外劇場が城下町にある劇場の魅力をさらにアップ! 魅力あふれるまち・劇場に!

お堀を背景に浮かび上がる夜の野外劇が、より多くのお客様を呼び込むきっかけに!

野外劇場で上演中の鳥の劇場『ブレヒト版「アンティゴネ」』

野外劇場の魅力が、まち・劇場の魅力に!!

2020年コロナ禍の中で開催した鳥の演劇祭では、普段は駐車場として利用している旧小学校校庭の一角に仮設の野外劇場を作り作品を上演しました。野外であれば換気が十分なので、お客様にも安心してご覧いただけると考えたからです。

この年は夜の外出は好ましくないと考え昼間の上演としましたが、昨年2021年は、やはり野外劇場の醍醐味は夜の上演ですから、照明の映える鹿野城址公園のお堀を背景に夜に上演を行いました。鹿野町の夜の闇は本当に深く、お堀を背景に照明を当てて浮かび上がる舞台は、幻想的で実に美しいものでした。

このことをきっかけに、城址公園のお堀を背景にした野外劇場での上演を行うことができるようになれば、もっと多くの方にご来場いただけるようになるのではないかと考えるようになりました。

そして同時に、城址公園は鹿野の方たちの誇りでもありますから、野外劇の上演を通して城址公園の新たな魅力を発信することは、鹿野町がもっと元気になる一助になるのではないかと考えたのです。

野外劇場の様子

鳥の劇場の活動をもっと多くの人に知ってもらう

鳥の劇場は、16年前の活動開始当初から、年間を通じてさまざまな事業を行ってきました。

その積み重ねを土台に、現在では年3回の鳥の劇場の公演事業、「小鳥の学校」「大人な劇場」などの人材育成事業、障がいのある人もない人もいっしょに劇を創作する「じゆう劇場」のプロデュース、学校教育で演劇の手法を用いたワークショップ実践する「トリジュク」の研究開発事業、秋に開催する国際演劇祭「鳥の演劇祭」等を実施しています。

おかげさまで、ずいぶん多くの方に知っていただき、ご来場いただいています。しかしその一方で、もっと多くの方に知っていただきご来場いただかなくてはならないという問題もあります。

この問題は、劇場の活動の安定と継続に直結する問題です。より多くの方にこの劇場の活動を広め、より多くの方が楽しみ、利用する劇場にならなければなりません。そして全体として鳥の劇場も一つの力となりながら、鹿野町の、そして鳥取の新しい賑わいにつながれば本当に嬉しいことだと考えています。

鳥の劇場公演『イワンのばか』より

ピンチをチャンスに!

劇場のバックヤードとして利用している廃校舎の取り壊しが近い将来計画されていることは、鳥の劇場にとって大きな打撃です。冒頭にも書きましたがバックヤードは劇場の屋台骨です。その屋台骨がなくなるのは、劇場の活動の存続ができなくなるということです。

確かに取り壊しが必要なのも事実です。耐震性能もなく、このまま放っておけば、いつか倒壊してしまいます。しかしながら、鳥の劇場が活動を継続し、さらに発展させていくためには、ただ取り壊されてしまうだけでなく、新たな施設が必要です。

この鳥の劇場のピンチに、鹿野町の方が支援に向けて立ち上がってくださいました。地域の全体的な意志として、鳥の劇場の活動継続を望み、旧校舎に代わる新施設建設のための鳥取市による支援の要望を出してくださいました。そして要望も踏まえながら、さらに新しい劇場のあり方を目指す計画を作りました。

取り壊しが決まっている旧鹿野小学校校舎

この計画の中には、まずは先述の野外劇場を盛り込んでいます。幻想的な劇空間を堪能できる野外劇場は、地域を活性化する装置として不可欠だと考えたからです。

そして新施設には、旧校舎が担っていたものづくりや各種備品等のストックのための機能を持たせ、さらに地域の人たちとアーティスト、また地域の人どうしでも、様々に交流できる場も設けたいと考えています。

この計画は、数年後の稼働を目標に、現在準備を進めています。活動当初より目標にしてきた「地域に開かれた劇場」が目に見える形となって実現するのです。

このプロジェクトの目指すところ

この野外劇場の新設や新施設の建設は、鹿野町と鳥の劇場のさらなる魅力発信の大きな力となります。本プロジェクトは、その基本計画と、稼働のための必要機材や備品の購入を進めるものです。

山間の小さな城下町に、週末には様々な目的を持った多くの人々が訪れ、移住者も増え、まちが賑わいを取り戻す。そんな大きな夢を描きながら、このプロジェクトに取り組んでいます。

上演が終わった後のアフタートークの様子(2016年)

観ること、創ること、交流すること

芸術の刺激と交流が地域に新しい熱を!

高校生演劇事業 リハーサル風景(演出:目黑大路)

劇場は創造のエネルギーがあふれる場

鳥の劇場は貸し館ではなく、演劇を創作する鳥の劇場(劇場の名前と同じ)という劇団が常駐し、鳥の劇場で実施するためのさまざまな企画を進めるために、少ない時でも常時15人から20人働いています。

200人収容できる劇場と、開演までお待ちいただくホワイエ(小さな劇場として使うこともあります)、幼稚園の教室をそのまま利用した多目的室、カフェ、託児室、中庭、小さなギャラリーがあり、時には、3つ以上の事業が同時に進行したりもします。

小さな劇場施設の中で、いろいろな事業が進行している時は、劇場は特別な場所になります。あっちでも、こっちでもアーティストたちが新たな作品を創り出す作業に集中し、劇場は創造するエネルギーであふれています。劇場が生きていると感じるのはこういう時です。

『小鳥の学校』リハーサル風景

鹿野町という環境

鳥の劇場は、この鹿野町で、先に述べた通り、様々な種類の活動を年間を通じ行っています。そして、前述の活動以外にも、演劇を使ったさまざまなコミュニティーの人たちと交流する事業も行っています。

これらの活動を1年を通じて行い、年を経るごとに試行錯誤を重ね、内容を深め、より良い事業を行おうと努力して来ました。こういった積み上げができるのも鹿野町という時間的・空間的余裕のある環境があってからこそと感じています。

じゆう劇場公演『「ロミオとジュリエット」からさまよいでたもの』

演劇×まちづくり

毎年秋に行われる「鳥の演劇祭」は、2022年で15回目を数えますが、演劇祭と同時期に地元のまちづくり団体(いんしゅう鹿野まちづくり協議会)が主催となって、賑わいを創り出す取り組みも行ってきました。かつての街道沿いや、脇道にたつ空き家を利用し、鳥の演劇祭の期間中だけ開店する「週末だけのまちのみせ」を実施しています。いろいろな人が出店して、雑貨や食べ物などを売ったり、小さいカフェが営まれたりします。

昨年一昨年とコロナ禍で中止となりましたが、2022年で11回目となります。演劇祭期間中の週末は、まちの通りのいたるところにお客様の姿が見られます。鳥の演劇祭という「芸術の交流」と「まちづくり」が出会い、新しく生まれた「熱」と言えるでしょう。

鹿野町にはもともとまちづくりに力を入れてきた歴史があり、30年以上の活動によって美しいまち並みが保存されてきました。現在、鹿野のまちづくりの活動の中核を担うのは、「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」ですが、そこ独自で実施している事業と劇場の活動がリンクして、空き家の利活用が進んでいます。「週末だけのまちのみせ」もそうですが、アーティストが滞在制作を行うギャラリーを兼ねたアトリエや、鹿野町に訪れる人たちを迎えるゲストハウスの改修なども実施されています。

鹿野町の美しい風景×芸術体験での感動

また、鹿野町の城下町の風情を残すまちなみと、春には桜、初夏の蓮、秋には黄金色に実った田んぼなど、四季ごとに変わる美しい風景も、来場者や招聘したアーティストたちに、大変喜ばれています。芸術体験で得た感動と鹿野の美しい風景から得た感動が混ざり合い、ここでしか味わえないえも言われぬ感覚を味わうことができます。

鹿野町の鳥の劇場の周囲の風景(施設は、2016年以前のもの)

劇場が生み出す熱

一口に来場と言っても、その目的はさまざまです。観劇・ボランティア・ワークショップ・劇を作るためなど、いろいろな方たちがいろいろな目的で来場されます。そして、参加したり、その場に立ち会うことによって、目的にかなったさまざまな劇場体験をすることができます。

大人な劇場公演 終演後の様子
鳥の演劇祭12「戦中食を食べてみる」WSの様子

体験は大きく分類すると、観ること・創ること・交流することの3つに分けられます。鳥の劇場は、劇場という文化装置がこの3つを提供し、劇場に足を運ばれた方々が、何かしらを持って帰っていただけるよう工夫を重ねています。参加された方には、いろいろな気持ちや思いがめぐると思います。その気持ちを大事に持ち帰っていただき、それぞれのコミュニティーで、それが何かを生み出す原動力になれば良いとの願いです。

本プロジェクトで、劇場としての認知度をさらに上げ、来場者を増やし、観ること・創ること・交流することの輪がさらに広がり、地域に新たな熱を生み出すことができるのです。

寄付金の具体的な使い道

いただいた寄附金は、下記の事業のために大切に活用いたします。

・基本計画立案のための費用
・野外劇場のための照明・音響・舞台用機材の購入
・大道具・小道具・衣装等製作のための機材購入
・備品整理・保管のための什器等の購入
・交流空間のための什器等の購入
(目標金額以上に寄付が集まった場合は、既存設備や機材のメンテナンスに使わせていただきます)

まちに劇場があること=寛容で創造的なコミュニティーを作ること!

一人ひとりが自分らしく生きる!

活動開始から16年、新しい芽吹き

活動開始から16年目を迎えた鳥の劇場には、活動開始当初から応援してくださった方々に加え、年を経るごとに新たなお客様が来場されるようになっています。地域のみなさんが生の舞台を観ることに関心を持ち、また、劇場という文化装置の社会的役割に気づき、自分自身の生活に取り入れようとしてくださっています。

観るだけでなく、ワークショップや、創作活動に参加することで、芸術に触れ自ら作り出す体験をし、日常生活を文化的に豊かなものにしたいという思いを多くの方が持っていらっしゃるのだと思います。

鳥の演劇祭12 鳥の劇場公演『どろぼうがっこう』の様子

バリアフリーな劇場 

ここで大事なのは、観劇を含む芸術体験が、限られた人にしか享受できないものであってはならないということです。社会にはさまざまなバリアが存在しますが、鳥の劇場では、バリアなくいろいろな方たちに参加いただきたいと考えております。

観劇料や参加料を低料金で設定しているのも、そのためです。例えば、お子様二人の家族4人で来られて(お子様の料金は無料としている場合が多いですが)、お芝居を見て、ワークショップを体験して、カフェでお茶や食事などして、だいたい10,000円から15,000円で収まれば良いなと考えています。

必要な方には優先入場を行なっております。車椅子の方・歩行に困難を抱えている方・視力の弱い方など、ご希望があれば先にご入場いただいております。耳が不自由な方のために、ipodを使って手に持てる字幕としています。また同じ装置を、外国人のための日本語字幕の提供にも使っています。

交通弱者の方がご来場いただけるよう送迎バスの運行も行なっております。託児サービスは、芸術体験に触れたい子育て中のご家族に好評で、活動開始以来ずっと行なってきました(コロナ禍で現在は休止中)。

さまざまな方たちが分け隔てなく、一つの劇場で一緒に観劇し、時に一緒に創造の体験ができることは、これからの社会を考える上で、非常に大切なことです。

演劇を人材育成の手段に

鳥の演劇祭13 『お芝居を作るワークショップ』の様子

鳥の劇場では、作品の創作にも力を入れていますが、人材の育成にも力を入れています。私たちは演劇のプロですから、演劇の人材育成というと、「俳優を育てるの?」と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。では、なぜ演劇で、人材育成が可能なのか。それは、演劇には他の人と協力しなければ作品が生まれないという根本的な特性があるからです。

自分と他人は全く違う人間ですから、その間には衝突や葛藤が生まれます。しかし作品を作り上げるという目標は一つで、そのためには、共同しなければなりません。ここで、他人の意見を聞く力が求められることになります。

他人の意見を聞くということは、すなわち自分の意見もしっかり持っているなければならないということです。自分は何をしたいと思っているのかをしっかり見極めれば、他人は何をしたいと思っているのかもはっきりわかるのです。自他の違いを認識しつつ、どうすれば目標に辿り着くのか。この問いをずっと考え続けていく先に、目標の達成があります。

鳥の演劇祭13 青山学院大学のメディアワークショップ

自分を客観視し、自分について新しい気づきを得ることも必要になります。人が思っている自分は自分が思っていた自分とは少し違うなとか、自分にはできないと思っていたことが実はできるんだ、とかです。自分が知らない自分に出会える過程といっても良いかもしれません。そして、自分とは違う周りの人と協力して、意見を出し合い、その中から納得できる解決方法をいっしょに見つけ出し、共同で創作を行なっていくのです。

さまざまな利害や価値観が対立する現在の複雑な社会において、上記のような学びは非常に重要です。演劇を使って、このような学びができるということは、つまり人材育成ができるということになるのです。

演劇は見て楽しむだけでなく、それを道具としてさまざまな学びができる特性を持っているのですが、このことは、一般にはまだまだ知られていないように思います。

鳥の劇場は、この演劇を通じた学び(トリジュク)を地元の義務教育学校鳥取市立鹿野学園1年生から9年生の授業の中で、また近隣の鳥取県立青谷高校3年生にも実施しています。そしてもっと多くの方に体験していただきたいと考え、他校での実施も少しずつ増やしており、希望する学校も徐々に増えて来ています。ビジネスパーソンの学びのためのプログラムも開発していて、現在試行段階にあります。

(鳥の劇場の演劇ワークショップ『トリジュク』は、青山学院大学との共同研究開発プロジェクト)

野外劇場での体験が入り口に

本プロジェクトを通じて新施設が本格的に稼働を始めると、鹿野町と鳥の劇場の新たな魅力が発信されることになります。

お堀を背景にした野外劇場での作品上演は、その美しさから、さらに多くのお客様を迎えることになるでしょう。また、新施設の快適な空間は、来場者の滞在時間を伸ばし、観劇以外のさまざま企画にも参加しやすくなると考えます。

野外劇場での体験が入り口となり、今よりももっと多くの方が劇場の活動に興味を持ち、体験事業にも参加し、劇場に足を運ぶ方がさらに増えると考えております。

鳥の劇場公演『すてきな三にんぐみ』終演後の様子

演劇を通して人と交流することは、とても楽しい体験です。観劇は生のエネルギーに触れるので、映像を見る以上の刺激を受けることになります。全身でワクワクし想像を膨らませ、共感を高めるのです。ワークショップなどで他人と主体的に関わることは、人間本来の力を最大限引き出していく行為です。共同創作の過程では困難も伴いますが乗り越える喜びもあります。

どちらの体験も、山積するコミュニティーの課題を乗り越えていくために、基盤となる力を与えてくれます。

人が変わり、地域が変わる

このプロジェクトが発展していくことで、一人ひとりが自分らしく生きる、地域全体の創造性が高まり、多様な価値観に寛容で挑戦を恐れないコミュニティーが生まれます。

2024年春の完成を目指して!

現在の鳥の劇場(2016年の体育館の耐震工事以降)の様子

地域の人たちも集える場に!

本寄付を財源にして行われる基本計画をもとにして、2023年度から施設改修を進めていく予定です。旧施設の解体、新施設の建設、既存施設の改修などです。(旧施設の解体その進行に合わせて、劇場機材、その他工作関連機材などを整備していきます。

特定非営利活動法人鳥の劇場 芸術監督:中島諒人

もっと新しい劇場へ

鳥の劇場は2006年の活動開始から、地域の皆さんの厚い応援により活動を継続してきました。子どもからご年配の方まで幅広くさまざまな演劇を鑑賞し、外国の演劇にも関心を持ち、また講座やワークショップなどにも足を運んでいただけるようになりました。

外国の演劇人は、「ふだんは人がいないのに、上演になると人がやってくる、一体どこから来るんだ?」と驚きます。鳥取という人口の少ない地域で奇跡のようなことだと思っています。

このプロジェクトは、鳥の劇場の活動をさらに一歩前に進めるものです。別の計画により、施設の改修等を進めた上で、そこで使う備品を充実させ、上演環境を整え、さらに一般の皆さんに充実した創作体験をしてもらえるようにするものです。劇場が主導する新しい地域発展です。ぜひご協力ください。

NPO法人 いんしゅう鹿野まちづくり協議会 理事長:佐々木千代子

鹿野町民の夢の実現

「鳥の劇場」が鹿野に出現して16年、今では鹿野に「鳥の劇場」があるのが当たり前になっていて、数ある鹿野の町の魅力の大きな要素の一つとなっていることは確かなことです。

この度の「鳥の劇場」×鹿野町地域活性化プロジェクトは、鹿野町民としては学校統合が決まった30年前からの夢、旧鹿野小学校跡地の有効活用を実現するものと考えています。これまで色々な活用案がありながら、進まなかった問題がようやく動きだすことになりました。もちろん前途多難なことは重々承知しています。それでも、鹿野の町ではこれまでも多くの方のお力をいただいて不可能と思われることも可能にして来た実績があります。この度も何とか実現できるものと信じています。

このプロジェクトをより良いものにするための野外劇場が計画されていて、機材を購入するための寄付金を募集しています。

鹿野の夜の星空は本当に綺麗です。その星空の下で観劇ができると思うとワクワクします。ぜひ実現させて欲しいと思います。皆様のお力添えをよろしくお願いします。

小鳥の学校上演後の舞台挨拶の様子

鳥の劇場人材育成事業「小鳥の学校」に参加した受講生とその保護者

演劇を使った人材育成事業の反応は!!

「小鳥の学校」は、鳥の劇場の人気プログラムの一つ。鳥の劇場の演劇創作のノウハウを人材育成に活かし、芸術文化で人の成長を促す事業。小5から中3までの子どもたちを対象に毎年開講。10年以上継続して行っている。この「小鳥の学校卒業生」もジュニアスタッフとして加わり、「小鳥の学校の」作品創作や運営などに実践的に関わっている。若い世代の成長を年齢に応じて支えるプログラムである。

2021年度「小鳥の学校」に参加したお子さんやその保護者に、小鳥の学校に参加してみた感想をいただきました。

(感想1)
 様々な学年の人、性格の人と一緒に、ひとつの目標に向かって、子供の力でやるという機会がないので、新鮮だった。だからこそ、いろいろ成長できたと思う。
 また、自分達でやるので達成感があるのもいいところだと思う。本当に小鳥の学校があってよかった。ありがとうございます。

(感想2)
 やろうと思い、行動したからこそできる経験をさせてもらえた。その経験が日常の学校生活にも良い影響を与えている。また将来の進路を考えていく際にも役立つと思う。

(感想3)
 一人一人が輝き、お互いを思いやり大切にしていて輝いていた(保護者)

(感想4)
 年代の幅があることがとても良い作用をしたと思います。その影響を我が子も受けることができました。(保護者)

(感想5)
 小5~中3まで参加できるので、楽しかったし、鳥の劇場のスタッフさんたちにおしえてもらえたのでいろいろ新しくしることができました。(2回目以上の人にも)

(感想6)
 学校の外で好きなことを共にできる友人に出会えたことや、自分の意見を意識的に出していく機会、役を通じて自分の表現力を磨く機会に恵まれ、学びの多い半年間だったと思います。ありがとうございました。(保護者)

(感想7)
 2年間、小鳥の学校に参加したことで自信がつき、部活や友達との関わり方にも変化があったから、今年も参加してさらに学びたい。

(感想8)
 昨年、一昨年と参加させていただいて、とても楽しかったです。終わった後の達成感が気持ち良く、幕が降りた瞬間に、また参加したいと思いました。
 今年は3年目になるので、これまでの経験を生かして、積極的に取り組んでいきたいと思っています。

(感想9)
 昨年度参加させていただき、本当にありがとうございました。鳥の劇場で活動があったある日、子どもが家に帰るなり「小鳥の学校が本当の学校だったらいいのに」とつぶやきました。演劇を通じて、演劇だけではない得難い 学びをしているという実感があったんだと思います。また、苦労しながらも何とか公演を成功させたことが、大きな自信になったようです。小学校では、他人に合わせるのが苦手で、誰かと一緒に活動することに対してすっかり消極的になっていたのですが、小鳥の学校で他者と関わり合いながら一緒に作品をつくり上げられたことが、彼のなかでとても大きな経験になったようでした。また今年度も素晴らしい経験をしてもらいたいな、と思います。(保護者)

(感想10)
 いつも、こどもたちやおとなたち、地域の文化度を高め、盛り上げてくださり、本当にありがとうございます。小鳥の学校の申し込み期間が始まるのをとても楽しみにしておりました。娘は小学5年、6年の2年間、小鳥の学校に参加させていただきました。活動中、ドキドキしても時間がなくても、楽しく取り組めてるんだという雰囲気がよく伝わってきていました。メンバーの他の子どもたちやスタッフの皆さんの言動をけっこう観察して、彼女自身で考え行動できる経験が増えたのではと思います。同時に、ある意味満たされ、「小鳥」以外の場面でもエネルギーが出せるように成長したなと感じています。学校、家族、地域の限られた環境の日常の世界から、そうではない世界でしか得られない何かを掴めそうな期待感を持って、今年も応募させていただきます。どうぞよろしくお願いします。(保護者)

新たな挑戦にお力添えを

経済優先の社会の向こうに

経済や効率優先だけでは、幸せになれないと多くの人がわかっていて、けれど替わりに何が必要かは今ひとつ明確になっていないというのが、今の社会の現状です。このプロジェクトは、演劇を通じて「心」を育て、「心」に火をつけ、「心」をつないでいくものだと思っています。

産業発展中心の社会では端っこに置かれてしまう鳥取の中山間地ですが、端っこからこそ、新しい風は起こります。鳥取のみなさんに育てていただいた鳥の劇場の活動のもう一段の発展と普及のために力を与えてください。地方が芸術活動を通じて変化し、新しい幸福な生活が生まれます。