親子の笑顔のために、子どもが産まれる前からずっとつながれる子育てサロンを開催し、孤立した子育てをなくしたい!
カテゴリー:子ども・教育
寄付金額 563,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 56.3%
- 支援人数
- 52人
- 終了まで
- 受付終了
埼玉県越谷市(さいたまけん こしがやし)
寄付募集期間:2022年9月1日~2022年11月30日(91日間)
越谷市NPO等支援×NPO法人子育てサポーター・チャオ
産後うつや心身に不調をきたしている母親が増えています。その原因のひとつとしてまわりのサポートが十分でないため孤立している状況があります。
少子化により、妊婦や幼い子どもを育てている人に出会いにくいのが現状です。また、赤ちゃんを知らずに親になる人が増え、産後すぐの大変さや新生児のいる暮らしがなかなかイメージできません。
だからこそ、妊婦の時から子育てサロン等につながっておくことが必要です。私たちは、妊婦の時からつながりをつくるために、産前対象の支援メニューの多い子育てサロンを開催します。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
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親子の笑顔のために、子どもが産まれる前からずっとつながれる子育てサロンを開催し、孤立した子育てをなくしたい!
安心して子育てができる街に
■子育てサポーター・チャオでは、家庭訪問支援ホームスタートを行っています。産後うつや心身に不調をきたしている母親に出会うことも多く、そこでは、まわりのサポートが十分でなく、孤立し、孤独な子育てに陥っている状況があります。「こんなはずじゃなかった」と産後すぐに辛い子育てになってしまったり、うまくいかないのは自分がダメなせいだ…と思い込んでいる方も多く、コロナにより実家等に頼れなくなったことも孤立化に拍車をかけています。
■越谷市の2021年出生数は2,438人で、周産期うつ病が約10%に発症すると言われているため、市内に240人程度内在しているのではないかと思われます。都内23区の妊産婦の異常死の実態調査によると、妊産婦自殺の時期は妊娠初期と産後3~4か月にピークがあり、周産期うつ病発症時期に一致しています。
■越谷市では、生後4か月までに「こんにちは赤ちゃん事業」で助産師訪問がありますが、通常は1回のみの訪問です。また、越谷市ではようやく産前ケア事業が始まりましたが、審査承認された方が対象で、利用料がかかります。これらを踏まえると、<産前から子育てに関することを気軽に相談できる場所を知り、赤ちゃんが生まれてすぐ、気軽に相談できる顔の見える関係の支援者に出会っておくこと>、<産前から、子育て中の親子に出会い、赤ちゃんを少しでも知っておくこと>が必要であり、それらが孤立した子育てを減らすことにもつながります。
■越谷市には子育てのための支援拠点がいくつかありますが、妊婦対象メニューの充実したところはありません。私たちも市の委託事業として子育てサロンを開催していますが、開催日数は週3日しかなく、その中で妊婦向けメニューを多く取り入れるのは難しいのが現状です。今回の事業で、妊婦向けメニューを行う、産前からつながる【マタニティ&赤ちゃんサロン】を開催し、孤立し辛い子育てになってしまう親子を減らしていきたいと思っています。
妊娠期からの切れ目のない支援を!
誰もが楽しく子育てするために
■私たちは、平成8年から子育て支援を開始し、現在27名のスタッフで運営しています。公民館での親子講座や、越谷市委託の子育てサロン、家庭訪問支援ホームスタートも行っており、今までの経験を活かして、今回の【マタニティ&赤ちゃんサロン】も運営していきます。
■このサロンでは、公民館等の部屋を借用し、年間約50回、概ね10人程度が参加できるようにします。主に<リラックスヨガ>や<赤ちゃんの発達>、<妊娠期の生活、子どもが生まれてからの生活>等、マタニティやそのパートナーを対象とした講座を10回開催します。講師として助産師等の専門家を招き、連携を図っていきます。講座以外の日は、赤ちゃん連れの親子が自由に集う場とし、マタニティやパートナーの方も一緒に参加することで、産前から気軽に先輩パパママに話を聞いたりできるような広場にします。
※サロンの開始予定時期:令和5年(2023年)6月~
寄附金の使い道
いただいた寄附金は、子育てサロン及び講座開催のための費用とします。また、このサロンでは、木育として木のおもちゃを用意します。
【内訳(予定)】
マタニティ&赤ちゃんサロン50回、産前の方やパートナー等対象講座10回
・開催に係る費用(スタッフ費用、場所代等):600,000円
・講師代:80,000円
・オモチャ代、消耗品等:220,000円
【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取り扱い】
・目標金額に達しなかった場合は、開催回数を減らすことで対応していきます。
・目標金額以上の寄附をいただいた場合は、開催回数を増やす又は講座を増やす、オモチャの購入を増やす等、有効に活用させていただきます。
妊婦と赤ちゃん親子の居場所を増やそう
みんなが子育てを見守る越谷へ
■産前から子育てサロンの場に出掛け、スタッフや赤ちゃんの親子に出会い、関係性が構築されることで、こもりがちになるリスクが減ります。また、出掛けることができなかったとしても、産前に情報を得られているので、困った時にどこへ助けを求めれば良いかがわかり、産後うつや心身の不調をきたしてしまうリスクが予防されます。
■令和3年度に、越谷市母子保健連携会議と埼玉東部周産期メンタルヘルス研究会で市立病院産婦人科とつながりました。そこでは、“子育てサロン”と“産婦人科施設”との連携について話がでました。この取組みは、その連携を実践する第一歩になります。
■このような場所がまず地域の中に根付き、実績を積むことで、今後、産前からつながることの必要性が認識され、「産前からのつながり」に着目した場が増えていくことを期待しています。また、産後に辛く寂しい思いをしながら子育てを一人で抱え込んでしまう親子が一人でもなくなってほしいと願います。
自分らしい子育てを応援します
子育てサポーター・チャオ理事 相馬佐紀子
チャオに関わって10年が経ちます。私自身も2児のママですが、自分が子育てに奮闘していた時期と、現在はめまぐるしく時代が変わってきていること、そして子育ての大変さを日々感じています。また、コロナが流行してからは、「外に出るのが怖い」という声も多く聞かれ、家でひとり子育てと向き合うママ達は想像以上に多いのだと思います。
ドキドキしながら初めて子育てひろばに遊びに来てくれた方からは、「勇気を出して来て良かった」、「もっと月齢が低く、悩むことが多かった時期から来れば良かった」というお声をいただくほか、参加回数の多い方からは、「もっと開催頻度が多かったら良いのに…」というお声をいただきます。
チャオの講座や子育てひろばをきっかけとしてお友達が増え、幼稚園や小学校にあがっても家族ぐるみでお付き合いをしている方もいます。そんなお話を聞けた時は、きっかけづくりの場に関われたことをとても嬉しく、誇らしく感じます。
だからこそもっと早い段階で、パパやママ達が気軽に「困ったら聞いてみよう!」、「行ってみよう!」と思えるように、産前からのつながりができたらいいなと思います。そうすればきっと、もっと子育てが楽しく、充実するはずです。
越谷市で25年以上子育て支援を続けているチャオだからこそ、常に変化する時代を敏感にキャッチしています。子育て世代の皆さんの笑顔が越谷から広がっていくような、それぞれの自分らしい子育てができるように、これからも寄り添っていけたらと思います。
人と人とのつながりで“脱・孤育て”を実現へ
みなみ助産院 助産師 染谷修子さん
赤ちゃんと24時間一緒にいる環境は、ママにとって休まる時間がなく、少しでもホッとする時間や場所があることが大切です。
しかし、赤ちゃんを連れて初めての場所へ出向き、初対面の方と話すのには勇気が要りますよね。なので、赤ちゃんが産まれる前から、【マタニティ&赤ちゃんサロン】に遊びに来てください!産前・産後のママや子育て支援に携わる方たちとつながることで、赤ちゃんとの暮らしが少しでもラクに、そして楽しく子育てができるようにサポートしてもらえると思います。
新型コロナウイルス感染症の流行により、ますます人と人とのつながりが減り、孤独感や閉塞感を抱えながら子育てしているママたちにとって、気軽に集まれるホッとできる場作りの実現に向けて応援させていただきます。
誰かに頼っちゃいけないと思い込んでいた
2歳と0歳のお子さんのママ 加藤早紀さん
はじめての妊娠中には、「出産したら、パパと赤ちゃんと3人で仲良くお出掛けしよう」等と楽しいイメージがありました。母親学級にも積極的に参加しました。育児本も読みましたが、出産についての知識やイメージトレーニングをする感じで、生まれた後の生活のことなんて考えていませんでした。
出産してから初めて知ることがたくさんあって、他の人はちゃんと勉強していたんだろうなと、落ち込んだり、できない自分をとことん責めてました。
ネットを見ると、みんなきれいな子育てばかり。手の抜き方もわからなかったです。みんな頑張ってるから余程のことがないと、誰かに頼っちゃいけないと思い込んでいました。そして、子どもの命を背負う責任感に、押しつぶされそうになったこともありました。
産前に、「この先はこういうことがあるよ」、「みんながひろばに出かけたり相談しているんだよ」とわかっていれば、すごく気持ちが楽だったと思います。ちょっとした不安や悩みを話せて、「大丈夫」、「みんなそうなんだよ」と言ってもらえる場所があることを知っていたら良かったです。
今、その頃に戻ることはできませんが、それが出来たらすごく羨ましいです。ぜひ実践してもらいたいと思います。
寄附者の皆さまへ
私たちは子育ての応援団です!
私たちは、約25年前から子育て支援をしています。子育て現役世代の声を聞き、当事者目線で課題解決のための様々な事業を数多く実施してきました。
赤ちゃんを育てることは大変なこともありますが、それ以上にたくさんの幸せを与えてくれるものです。そして、それは親にだけではなく、社会にも幸せをくれる宝物です。少しでも、笑顔の親子が増えるように、私たちはこれからも歩みを止めず、活動し続けたいと思っています。
ぜひ皆さまのお力をお貸しください!ご支援お待ちしています!
現在進捗情報はありません。
埼玉県越谷市
越谷市は昭和33年に誕生し、首都近郊のベッドタウンとして人口が急増、平成27年には埼玉県内で2番目の中核市となり、平成30年11月に市政施行60周年を迎えました。
古くは、江戸時代から日光街道第三の宿場町として発展し、市内を元荒川や新方川、葛西用水など多くの河川・用水が流れ、「水郷こしがや」と呼ばれています。
越谷市では、市の将来像として「水と緑と太陽に恵まれた みんなが活躍する安全・安心・共生都市」を掲げ、市民参加と協働によるまちづくりを進めています。
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