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TNR活動で「野良猫」「飼育放棄猫」を救いたい!みとよ愛され猫育成プロジェクト

カテゴリー:動物 

main_img 達成

寄付金額 1,160,000

116%

目標金額:1,000,000

達成率
116%
支援人数
60
終了まで
受付終了

香川県三豊市 (かがわけん みとよし)

寄付募集期間:2022年9月1日~2022年10月11日(41日間)

香川県三豊市

プロジェクトオーナー

糞尿被害、空き家などで生まれる子猫、猫が好きな人と嫌いな人との間でのトラブル、飼育放棄など、地域問題の1つに猫問題があります。猫に迷惑している人、かわいそうな猫がいて心を痛めている人、野良猫にエサをあげている人、それぞれ思いが異なりますが、共通するのは「猫問題を解決したい」ことではないでしょうか。

令和3年度、市、保健所、保護猫ボランティアの元に寄せられた、猫の引取りに関する相談は1年でおよそ140件。地域の中での猫をめぐるトラブルの数であり、過酷な状況で生きる猫の数でもあります。

猫が無秩序に増えることにより起こってしまう、猫の殺処分や犯罪である猫の遺棄、住民間のトラブルを未然に防ぎたい!そして何より、三豊市を「居場所」とする人と猫が幸せに暮らしていけるようにしたい!そのような思いで、三豊市では令和4年度後半から「みとよ愛され猫育成プロジェクト」を始めます。

香川県三豊市

香川県三豊市は平成18年に高瀬・山本・三野・豊中・詫間・仁尾・財田の7つの町が合併して誕生しました。うどん県で有名な香川県の西部に位置し、北に瀬戸内海、南に讃岐山脈に囲まれ、海・山・里山の豊かな環境に恵まれたまちです。

近年、SNSを通じて「天空の鏡」と称され人気となった父母ケ浜(ちちぶがはま)をはじめ、「日本が誇る桜の絶景15選」や「2019年に行くべき52ヵ所」に写真が選定された桜の絶景地「紫雲出山(しうでやま)」など、風光明媚な自然がみられることで有名です。

また「フルーツ王国みとよ」と呼ばれるほど様々な果物が栽培され、豊かな農産品・海産品に恵まれ、季節を感じながら生き生きと暮らしていける環境が自慢です。

私たちは、地域にある資源を大切にし、「三豊はひとつ」の気持ちで人々が協力して未来を創るまちづくりに取り組んでいきます。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

TNR活動をご存知ですか?

TNR活動とは、野良猫を捕まえる(T:Trapトラップ)⇒不妊去勢手術をする(N:Neuterニューター)⇒元居た場所に戻す(R:Returnリターン)の頭文字をとった活動です。TNR活動は、望まれない出産をなくすことで、不幸となる猫が増えないために最も有効な手段です。手術済の証として、耳先をV字にカット(さくらの花びら型)します。

野良猫を排除するのではなく、人と同じ命あるものとしてとらえ、手術により頭数を管理することで、これ以上数を増やさず、一代限りの命を全うさせることを目指します。

今回、三豊市ではこのTNR活動を主軸にプロジェクトをスタートしました。まずは猫たちを取り巻く状況についてお話しします。

所有者不明の猫たちの不幸な現実

懸命に生きる小さな命がいくつも途絶えていることを知ってほしい

「野良猫が納屋で子猫を産んだ!引き取って処分してくれ」「子猫を山に捨てた」などの命を軽んじる言葉、「えさやりが近所にいて猫が増えた。注意してくれ」「野良猫が糞尿を家にするからうとましい」などの猫の存在を否定する言葉や、えさやりさんへの苦情が、「またか」と思わせるほど保健所や市に寄せられます。

そこに存在するのは、なんの罪もない猫たち。

相談件数から考えても、現在三豊市では【毎年約700匹もの野良猫が誕生している可能性】があります。それらの猫達の多数が子猫のうちに死に、成長しても3~5年で病気や事故で亡くなっています。

捨てられ続ける子猫たち

動物を「捨てること」や「殺すこと」は犯罪です。しかし「子猫が生まれたけれど、自分の家では飼えないから仕方がない」や「近所の野良猫が邪魔だから仕方がない」と都合の良い言い訳をして、人目を盗んで捨てる。これが今、三豊市内の至る処で何度も何度も繰り返されています。

捨てられた猫は、運が良ければ、新しい飼い主と巡り合えたり、保健所に収容されたりします。しかし、人目につかない山奥に捨てられたり、海や川に投げ入れられ溺死させられたり、とても悲惨な目にあっている猫がとても多いのです。

産まれては捨てられる、餓死する、カラスにつつかれる、病気や事故で死ぬ、地域のトラブルの元になりうとまれる・・・こんな悲惨な現状を一体いつまで繰り返さなければならないのでしょうか。

雨の中びしょ濡れで身を寄せ合っている子猫たち
真夏の炎天下、日の当たる水路に捨てられていた子猫たち

保健所が引き取る、所有者不明の猫(野良猫、迷子猫)

環境省のHPに掲載された、令和2年度(令和2年4月1日~令和3年3月31日)の猫の引取数によると所有者不明の猫の割合が全国では約62%であるのに対し、香川県は約84%と所有者不明の猫が多いことがわかります。これは、香川では捨てられる猫が多いのに加え、野良猫に無責任な餌やりをする人が多いこと、そして、猫を飼う人のマナーが守られていないことを示しています。

令和2年度、香川県内の保健所(高松市を除く)に引き取られた所有者不明猫391匹のうち、子猫は251匹。約64%が子猫です。保健所に連絡のあった子猫の遺棄だけで1年で251匹なので、人目につかない所にはどれほどの猫が捨てられているでしょうか…。保健所の引取数は、氷山の一角です。

不妊去勢手術をせずに飼われる猫たち

一方で、飼い主はいるものの、トイレや体調の管理などの適切なお世話がされずに苦しんでいる猫もいます。エサはもらえるものの、不妊去勢手術をしないままなので、近親交配を繰り返しあっという間に頭数が増えます。その結果、糞尿が室内に充満したり、病気になっても放置されたりして、とても不衛生な環境で人も猫もなんとか生きている・・・。

市内でもそのような現場がいくつかあり、もはや個人の力ではどうしようもない所まで悪化しているため、早急に援助する必要があります。

ここまで増えてしまうと、もはや飼い主だけでは手に負えません

不妊去勢手術をしなければ現状は変えられない

猫は、少なくとも年に1~2回、1度に4~5匹の子猫を産み続けます。手術しないまま無秩序に子猫を増やすのではなく、産まれてきた猫すべてに幸せになってもらうために不妊去勢手術を行うのです。

しかし、「費用が高額なこと」がが多くの方にとって手術に踏み切れない理由となっています(病院により異なるが、手術代はオス猫で最低1万円、メス猫で最低1万5千円~2万円が相場)。そこで、市が費用を補助することで手術を促します。

役割分担し力を合わせて猫の問題を解決したい

ボランティアさん、保健所の尽力

香川県内には、①個人でTNR活動を行う方や、②チームで、迷子の猫や犬の飼い主を探すためのチラシを配布したり、保健所から引き出した犬や猫に医療や必要なケアを施し譲渡会を開催されたりする方、③猫の保護施設を運営し、新しい飼い主さんへとつなぐ活動をされている方など、様々な形で、日々動物たちの命を救ってくださっている方々がいます。

定期的に開催されている譲渡会の様子
譲渡先で幸せに暮らしていけるかどうかを判断するお試し期間

また、保健所職員の方も日々、猫の相談、現場確認に奔走されています。保健所ときくと「殺処分」をイメージされる方も多いですが、近年では、愛護センター、ボランティアの方々と協力してなるべく多くの猫を譲渡につなげており、殺処分を最小限に減らす取組みがなされています。

保健所が収容しない猫がいます

令和3年度、西讃保健所にあった猫の引取りについての依頼数は57件。うち、収容された猫は11件で17匹。保健所で相談のあった猫すべてを引き受けてはいません。

保健所では動物愛護法第35条又は36条を根拠に猫を引き取りますが、これはあくまで緊急避難としての引取り。「病気やケガで動けない猫」や「明らかに捨てられている子猫」など放置すれば死んでしまうような場合等を除き、これを拒否することとなっています。

【参考】

保健所による猫の引取りは、あくまで「緊急避難として位置づけられたものであり、今後の終生飼養、みだりな繁殖の防止等の所有者又は占有者の責任の徹底につれて減少していくべきものである、との観点に立って、引取り又は引き取りの拒否を行うよう努めること」となっており、周辺の生活環境が損なわれる事態が生じる恐れがある等、特別な場合を除き、これを拒否することとなっています。(「犬及び猫の引き取り並びに負傷動物等の収容に関する措置について」平成18年環境省告示第26号 最終改正:令和4年環境省告示第54号)

保健所が収容しない猫の問題を解決するには

上記のことから、保健所もすべての野良猫に対応できるわけではありません。保健所が収容しない猫、すなわち「元気に歩き回っている野良猫」の不妊去勢手術代のサポートを市が行い、役割を分担することで、すべての猫に対する相談を解決に導きたいと思っています。また、市は「みとよ愛され猫育成プロジェクト」を推進します。

不妊去勢手術済みの証に耳の一部をV字カットしている

みとよ愛され猫育成プロジェクトとは

地域で発生する猫問題に対して、以下の4つを主軸にボランティア、保健所、市の3者が協力して、広く深く問題解決に取り組んでいきます。

(1)野良猫の不妊去勢手術費の補助
(2)多頭飼育崩壊現場で、飼育放棄されているとみなされる猫の不妊去勢手術費の補助
(3)病気の猫や子猫など、保護が必要な猫に対する保護中の医療費と消耗品費の補助
(4)市民へのTNR活動の啓発、手術後の猫の見守りに対する理解を深める講演など

【寄附金の使い道】
上記プロジェクトの(1)~(3)の用途に活用させていただきます。

【事業実施のスケジュール】
・2022年11月:三豊市野良猫等のTNR活動費補助事業 第1弾申請受付開始
・2023年1月 :三豊市野良猫等のTNR活動費補助事業 第2弾申請受付開始
・2023年3月 :補助事業 終了

※目標金額に達しなかった場合、集まった寄付金額の範囲で助成します。
※目標金額以上の寄付をいただいた場合、基金に積み立て次年度以降も事業を実施する予定です。

補助金を出して終わりではなく「地域で猫を見守る活動の普及」へ

目指せ!三豊の愛され猫

単に「手術して終わり」ではなく、手術後の地域や家庭、猫の様子にも目を配る、アフターケアも大事にします。人間の勝手で避妊去勢手術をした猫達は、元の場所に戻してその地域の人たちにごはんをもらったり、病気になっていないか気を付けてもらったりしながら、暖かく見守ってもらい、愛され猫として一代かぎりの命を幸せに生きてほしいと願います。

そのために、市民に対してTNR活動の趣旨や内容、猫の生態について広く周知し、えさやりやトイレの管理をすることの重要性を理解してもらい、地域全体で野良猫を温かく見守ることができる社会(=地域猫※)になることを切に願います。人も猫も「居場所」を奪われるのはつらいことです。

三豊市を居場所とする猫が「迷惑猫」から脱却し「愛され猫」になることを目指します。
※地域猫とは、地域住民の合意のもと、地域住民が主体となって適切な飼養管理を行っている、飼い主のいない猫のことです。TNR活動の発展形ともいえます。

【ボランティアさんから】寄付者のみなさまへ

香川県登録譲渡ボランティア 冨山多美さん

昨年、40匹以上に増えてしまった外猫ちゃん達の避妊去勢手術に携わり、TNRの大切さを痛感しました。糞尿や畑を荒らす、喧嘩の声がうるさいなどで悪者になってしまっている野良猫達ですが、好き好んで野良猫になった訳ではありません。捨てられたり、無責任な餌やりで増えてしまった野良猫達。子猫に至っては、せっかく産まれてきてもカラスにやられたり感染症や病気で亡くなったり、生きられる子は少ないです。このようなかわいそうな野良猫を増やさない為にもTNRは必要です。

人間の勝手で避妊去勢手術した猫達は、元の場所に戻しその地域の人達にごはんをもらったり、病気になっていないか気を付けてもらったりしながら、暖かく見守ってもらい、愛され猫として一代かぎりの命を幸せに生きてほしいと願っています。今回、三豊市がはじめて、野良猫の避妊去勢手術のために、クラウドファンディングを立ち上げてくださり、TNRが大きく進むと期待しています。費用の面で躊躇されている方も、手術に大きく一歩踏み出せると思います、どうかご協力のほどよろしくお願いします。

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【ボランティアさんから】寄付者のみなさまへ

香川県登録譲渡ボランティア WantoNyan 代表 白川 直子さん

「三豊市を変えて、猫たちの殺処分をなくしたい!」殺処分を減らす最も効果的な手段は、避妊去勢手術です。私はいろいろな多頭飼育崩壊の相談を受けてきました。そこで聞くのは、「最初にたった一匹の猫の避妊去勢手術をしていなかった」「あれよあれよという間に増えて、あっという間に自分ではどうすることもできない数になってしまった」というお話です。

3年前に携わった一人暮らしのおばあさん姉妹の多頭飼育崩壊と放棄。それぞれ別の家に住んで猫を飼っていましたが、姉妹ともに避妊去勢手術をせずに増えてしまい、近隣からの苦情により、多頭飼育崩壊が発覚しました。姉妹宅には合わせて40匹を超える猫たちがいました…。その姉妹もたった1匹の猫ちゃんを避妊去勢手術しなかったことから始まりました。金銭的な理由で手術をせずにいたら、あっという間に自分では対処できない、取り返しのつかない数にまで増えてしまったのです。

今も毎日のように、この姉妹と同じように手術せずにいたら猫が増えてしまって困っているという相談が入ります。三豊市でもこういった状況があちこちで起きています。そしてこれらは、いつまでも何の罪もない猫達が保健所に持ち込まれ、殺処分されるという悲惨な原因を作っているのです。

この度の三豊市が行うクラウドファンディングでは、金銭的な理由で避妊去勢手術されていなかった所にまで、しっかりと対処していく方針を打ち出しています。猫たちへの避妊去勢手術は、人との共生のバランスをとるために、やむを得ずすることになります。手術後は、耳にカットが入り、『さくらねこ』と呼ばれる猫になります。『愛され猫育成プロジェクト』は、一代限りとなった猫を、地域で優しく見守ってもらい愛されてほしいという願いが込められています。三豊市から猫の殺処分をなくして、愛され猫としてみんなで見守る優しい街になりますように!皆様のご協力をどうかよろしくお願いいたします。 

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【保健所職員から】寄付者のみなさんへ

野良猫問題は、行政の力だけで解決することは大変困難です。保健所職員としてこの問題に関わる中で、「野良猫に困っている住民」と「野良猫に餌を与えたい住民」が対立する地域をいくつもみてきました。このような地域でもお互いが納得できる形で問題解決に向かうことができる方法が、TNR(及び地域猫)活動です。

ただ、実際には野良猫被害を受けている一部の方々やボランティアさんが一方的に負担を強いられることが多いのが現実で、金銭面での負担の大きさがネックになっていました。今回、このような制度を三豊市が立ち上げてくださったことで、TNR活動へのハードルが大きく下がり、問題解決につながることと期待しています。

三豊市からのメッセージ

「お孫さんと一緒に、子犬や子猫を河川敷に捨てているおじいちゃん」を見た人がいます。

自分達の目の前から邪魔なものが居なくなればそれでいいのでしょうか。捨てられた子犬や子猫は幸せになれるでしょうか。「捨てざるを得ない」という状況にたどり着くまでに相談できる所があれば、一緒に悩んでくれる人がいれば、この問題が解決できるのではないか。
 
そのような思いで、市はボランティアさんと保健所と一丸となって、愛され猫育成プロジェクトに取り組みます。
 
人も動物も、命あるかけがえのない存在です。ぜひ、殺処分ワースト上位の香川県でこの取り組みが広まりますようにご支援ください。