進学を諦めない!地域内資源循環モデル 「学生服バンク」プロジェクト

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 213,500

10.6%

目標金額:2,000,000

達成率
10.6%
支援人数
6
終了まで
74
/ 90

佐賀県NPO支援 (さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2022年9月15日~2022年12月13日(90日間)

佐賀県NPO支援×佐賀未来創造基金×キラキラヒカル

プロジェクトオーナー

令和2年度佐賀県子どもの生活実態調査報告書によると、小学2年生から高校2年生の子どもがいる世帯で、全体の10%、ひとり親家庭の46.3%が世帯年収137.5万円未満の世帯となっています。

そのような世帯においては、「制服が買えない、カバンが買えない」から、と進学を諦めざるを得ない状況が存在することも想定されます。

本事業では、貧困家庭やひとり親家庭の子どもたちへ学生服等のリユースプロジェクト「学生服バンク」を通じて、子どもたちを地域で育てる地域資源循環の仕組みづくりに取り組みます。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄付することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

「子どもの進学を素直に喜べないんです。」

~貧困家庭・ひとり親家庭の現実~

私たちが、このプロジェクトを始めるきっかけとなったのは、当財団が実施している「入学応援給付金プロジェクト」で耳にした
「制服やカバンが買えない。入学のために、あと5万円足りない・・・」という悲痛な声でした。
高校入学時にかかる費用は、少なくても10~20万円。
佐賀県内に、家庭の事情で進学をあきらめざるを得ない子どもがいることに気づかされたのです。

地域コミュニティが希薄になった昨今、多重な困難を抱える子どもを取り巻く家庭環境などの問題は、ますます深刻化しています。

困難をもたらす要因は実に様々で、公的支援をすみずみまで行き渡らせるには難しい現実がそこにはあります。

子どもたちが進学を諦めなくてよい仕組み

~学生服バンクによる地域資源の循環~

上記のような課題に対し、少しでも低所得世帯・ひとり親世帯の子どもたちが進学の夢をかなえることができるよう、入学時に費用負担が大きい「学生服」「体操服」「カバン」等を使わなくなった方から、必要な方へと循環させる「学生服バンク」プロジェクトに取り組みます。
地域で、「子どもの居場所(食堂)」を定期開催している(一社)キラキラヒカルと協働し、まずは佐賀県唐津市で「学生服等の寄付募集・受付」「管理」「必要な方への寄贈」までの一連のモデル・システムを構築します。

以降は、そのモデルをもって、各地の子どもの居場所等へ展開していきます。
このモデルが軌道に乗ることで、地域の子どもを地域で育てる、地域資源循環の仕組みができあがることを期待しています。

また、寄付いただいた学生服などの補正・補修などは、地域の就労支援施設等へ依頼するなど、様々な主体と関りあいながら地域福祉の輪を拡げていきます。

■寄付金の使い道

【内訳】
・プラットフォーム構築費:450,000円
・広報費:250,000円
・プロジェクト検証費用:300,000円
<寄付を集めるための費用>
・返礼品等:1,000,000円

【目標金額に達しなかった場合】
子どもに係る社会課題に関心のある県内企業等から寄付を募り補填または、事業費を削減して実施します。

子どもの居場所とつながる「学生服バンク」

地域とつながることによる「関係性の貧困の解消」を目指して

この学生服バンクプロジェクトの仕組みづくりを、地域で貧困や社会背景に課題のある子どもたちとその保護者の支援に取り組んでいる「子どもの居場所(子ども食堂)」と一緒になって取り組む(SDGs⑰ パートナーシップで目標を達成しよう)ことで、より精度の高い支援モデルを構築したいと考えています。

これにより、地域での資源循環(SDGs⑫ つくる責任 つかう責任)と、貧困の連鎖や関係性の貧困を断ち切り(SDGs①貧困をなくそう、④質の高い教育をみんなに)、子どもたちが健やかに希望をもって成長していける社会を目指します。

この事業で、地域社会に「学生服は、次の世代にリユースされるもの」という認識が流布し、「おさがりでも恥ずかしくない」文化が醸成されることも目指しています。

事業実施のスケジュール

「学生服はリユースされるもの」が定着するために

「進学」それは子どもたちにとっては、毎年のその一瞬がラストチャンスです。

進学したいと願う子どもたちと進学をさせてあげたいと思う保護者の「今」に寄り添い、応援させていただきます。

【2022年】
・県内の高校や子ども支援団体等へ学生服バンクの周知協力依頼
・寄付物品の管理プラットフォームの構築
・地域ニーズの集約
・寄付受けいれから、管理、寄贈までのスキームを構築する

【2023年】
・佐賀県内に1ヶ所学生服バンクを開設
・改善点やマニュアルを整備し、より効果的な地域資源循環の仕組みを向上させる

【2024年以降】
・事業をモデル化し、他地域の子どもの居場所と当該地域にて学生服バンクを開設

~お互い様。持ちつ持たれつでいいんじゃない~

(一社)キラキラヒカル 代表理事 田中 雅美

入園、入学と、子どもが成長していく中での節目は、親にとっても楽しみであり、喜びでもある。
一方で、学用品や制服、体操服、カバン等あらゆる物を揃えないといけない不安にかられる事があるのではないでしょうか。

最初にかかる費用は、家庭的には大変大きな出費だと思います。
近年、「学校指定」や「学年での色分け」が多いように感じています。

子どもは身長や体格もどんどん変化していきます。
卒業まで、あと数か月ともなると、多少小さい制服でもがまんして着ている事もあるだろうし、あと数か月に新しい制服を購入するのも・・・というご家庭も少なくないのではないでしょうか。

「子どもの居場所」から見えてくるのは、ご家庭や子ども自身の困りは、なかなか、表に見えてきにくいという事です。
「困ったな。」とか「助けて」と声をあげやすい社会になればいいな。と感じています。

制服や学用品には、子どもの「思い出」がいっぱい詰まっているし、購入時には高額のお金も払っていますから、手放すのは大変勇気がいることだとは思います。
しかし、「物」をつないでいくことは、その「物」に新たな「思い出」を重ね、「物」の息を吹き返し、そこに、また、新たな価値を見出すことができるのではないかと思うのです。

「物」を通して、繋がる先にある「笑顔」が増えることを願わずにはいられません。

進学を前に心が揺れる中学生

【生活に負担をかけたくありませんが、進学を諦めたくない(Bさんの今)】

母1人、6人兄弟で生活しています。将来看護師になっていろんな人たちの命を救ったり笑顔が見たいです。

心を癒せる仕事に携わりたいと思っています。

しかし、看護師になる為には私立高校で専門の勉強をするしかないのですが、進学するためにはたくさんのお金が必要です。

母一人で生活を支えてくれています。

生活に負担をかけたくありませんが、高校進学を諦めたくありません。

将来は家族が安心して暮らせるように資格を取得して恩返しできたらと思っていますが、その前に進学していいものか迷っています。

受益者の声

子どもの居場所の利用者と支援者(地域住民・利用者OB等)をおつなぎした事例

〇高校生

本人より、「スカートが破れていて困っています。制服を譲って貰えると聴きました」と連絡がありました。2枚あったので、本人に選んでいただきました。

「本当にありがとうございました。壊れていないスカートになってよかったです」と大変喜んでいました。

〇保育園に入園した3歳の子どものお母さん

「体操服のズボンを探しています。紺色です。1枚は購入したのですが、もう1枚欲しいです。」という問い合わせがありました。

ちょうど1枚、お探しのサイズの体操服があり、お繋ぎすることができました。

子どもの居場所に保育園帰りによって頂いた際に、お繋ぎした体操ズボンをはいてきてくれました。かわいいアップリケをつけてもらっていました。