【第3弾】人と猫が共生できるまちを目指して!あまべマチ猫ネットの活動を支援したい
カテゴリー:動物
寄付金額 1,563,000円
目標金額:1,500,000円
- 達成率
- 104.2%
- 支援人数
- 66人
- 終了まで
- 受付終了
徳島県海陽町(とくしまけん かいようちょう)
寄付募集期間:2022年8月3日~2022年10月31日(90日間)
徳島県海陽町

海陽町のNPO法人「あまべマチ猫ネット」は、飼い主のいない猫のTNR活動や、里親探し、動物愛護の啓発活動等に取り組んでいます。
無秩序な繁殖による不幸な猫を少しでも減らそうと奮闘している団体の活動を支援し、TNR活動を促進するため、2021年度に引き続き、クラウドファンディングに挑戦します。
海陽町が「人と猫が共生できるやさしいまち」となるよう、ぜひ、ご賛同いただける皆さまのご支援をお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
人と猫が共生できるまちを目指して
あまべマチ猫ネット

NPO法人あまべマチ猫ネットは、人と猫が共生できる海陽町を目指し2019年9月に立ち上がった動物愛護団体です。
遺棄された猫、多頭飼いで行き詰った猫など飼い主のいない猫のTNR※を行い、繁殖を防止するとともに、手術後の保護や飼い主のいない猫が産んだ子猫の里親探しなどの活動を行っています。
TNRとは
Trap (トラップ):捕獲すること
Neuter (ニューター):不妊手術
Return (リターン)・Release (リリース):元の場所に戻す
避妊・去勢手術することで、地域の野良猫の数を減らしていくことを目指します。
不幸な命をこれ以上増やさないために
法的な取り決めのない猫の命

現在の日本には、猫を捕獲するための法的根拠がなく、無責任な餌やり、多頭飼育崩壊などで飼い主のいない猫が増えるままになり、糞尿被害や繫殖期の鳴き声など住民トラブルまでに発展しています。
その問題を解決するためには、飼い主のいない猫のTNRが有効です。
この活動は、地域環境を改善しつつ、数年かけて最終的にその地域の野良猫がいなくなるようにする取り組みです。
TNR活動

■あまべマチ猫ネットのTNR活動実績
2019年度 60匹(メス40匹・オス20匹)
2020年度 140匹(メス83匹・オス57匹)
2021年度 136匹(メス71匹・オス65匹)
TNRの成功の秘訣は、「すぐやる」、「すべてやる」、「続ける」ことです。
あまべマチ猫ネットは、町民の方などから寄せられる情報をもとに、野良猫情報、無責任な餌やりのために野良猫が子猫を産んでしまった現場、多頭飼育で地域住民とトラブルが起こっている現場等に駆けつけ、状況を調査し、地域の方々と協力し合ってTNRを実施しています。
繁殖力の強い一方で、寿命の短い野良猫
猫は非常に繁殖力が強く、妊娠サイクルが早いことから、環境省は計算上、1匹のメス猫が3年後に2000頭以上に増えると試算しています。

しかし、強い繁殖力により多くの命が生まれても、実際には、病気・事故・カラスなどの外敵・栄養不良など厳しい現実があり、野良猫の寿命は3~4年といわれており非常に短命です。
地域住民の方にTNRの説明をすると、R(リターン)について理解が得られない場合がありますが、「一代限りの短い命を見守って頂きたい」とお願いしています。
保護活動の現場から
人によって作り出される野良猫

私たちが情報を得て駆けつけた現場では、まだ目も開いていない生まれたばかりの子猫が何匹も段ボールに入れられ捨てられていたり、劣悪な環境で産まれ育ったかわいそうな猫を多く見ることがあります。
野良猫は人が作り出したものだと強く感じる瞬間です。
活動の中で出会った猫たちのエピソード

漁船の中に1匹だけ置き去りにされていた生まれてまもない子猫すだちちゃん。漁師さんが発見し、警察を通じて連絡があり、保護しました。3ヶ月後に縁あって里親さんの元へ。

以前から猫の遺棄現場となっている神社付近で、遺棄された猫たちの間に生まれた子猫たち。保護して、譲渡会等で里親さんを募っています。
また、12匹ほどいた親猫は、地域の方たちと相談し、地域猫として去勢避妊手術を施しました。

漁港近くで、動物捕獲用のワサにかかり、右足を失ったみなみくん。動物病院で治療を行いました。現在里親を募集中。

用水に遺棄されていたはなちゃん。近くを通りかかった小学生が発見。保護しました。
一才を迎え、大阪にお住いの方が里親さんとなってくださり、今は幸せに暮らしています。

大雨の中動けなくなってるところを保護。過去のTNRのデータから元の保護主さんが判明し、無事に戻れました。
予後が不良で、残念ながら2日後に保護主さんに見守られながら天国に旅立ちました。

外飼育でTNRを進めていた現場で、ほとんどの猫がTNR済みの中、間に合わず産まれてしまった子猫。
多頭飼いの不衛生な環境の中で感染症にかかり、淘汰されてしまうかもしれない命です。
TNR活動をしていて馴れないことは、妊婦猫の堕胎手術です。中にはほとんど猫としての形を成した胎児もいて、お母さん猫にも子猫たちにも「ごめんね」と手を合わせて桜の木の下に埋めてあげます。
もっと早く捕獲して避妊手術施すれば良かったのですが、住民からの通報で捕獲した時はもう妊娠中という場合が多いです。発情期の猫の鳴き声から野良猫情報が寄せられるからです。
しかし、産まれていても飼い主のいない猫として厳しい外の世界が待っています。
適正な飼養の啓発活動

あまべマチ猫ネットは、野良猫や多頭飼育崩壊を減らすためには対処療法のTNR活動と、不幸な命を増やさないための根本治療が大切だと考えています。
その対策として専門家を招いて「動物の適正な飼養の仕方」の講演会を実施したり、チラシ配布、ポスター掲示などの啓蒙啓発活動を行っています。
2021年度からは、町内の小学校へ出前授業を行い、「命の大切さ」「TNRの重要性」を子どもたちに伝える活動にも取り組んでいます。
譲渡会の開催

産まれてしまった命には罪はありません。この子たちを一生涯責任を持って飼ってくださる里親様につなげるため、年2回ほど譲渡会を実施しています。活動を始めてから今までに89匹の子猫たちがずっと暮らせるお家を見つけることができました。
皆さまからのご寄附でノミダニ駆除、感染症の治療、ウイルスチェックを行い安心して里子に出せるようにしています。

■あまべマチ猫ネットのホームページ、Facebookなどでも随時子猫情報を発信し里親様を募っておりますのでご覧いただければ幸いです。
寄附金の使い道
NPO法人あまべマチ猫ネットの活動への補助金として、TNR活動にかかる費用(飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用、保護した猫の治療費、ワクチン代、ミルク・餌代、里親探し・譲渡会経費等)や愛護啓発活動にかかる費用などに活用させていただきます。
【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取扱い】
目標金額に達しなかった場合も、本プロジェクトへ活用させていただきます。
また、目標金額以上の寄附を頂いた場合は、本プロジェクトの趣旨に沿った経費として活用させていただきます。

あまべマチ猫ネットよりメッセージ

あまべマチ猫ネットでは不幸な飼い主のいない猫を減らすためTNR活動はもとより、譲渡会の開催、多頭飼育現場に出向き飼い主への説得、地域猫活動の推進、子どもたちへの「命の授業」など様々な啓発活動を行っています。
人と猫が共生できる海陽町をめざしてこれからもメンバー一同頑張って参りますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
プロジェクトに賛同いただける皆さまへ
海陽町長 三浦 茂貴

2020年度、2021年度に実施したガバメントクラウドファンディングでは、全国からたくさんの方にご支援いただき、目標額を上まわるご寄附や温かい応援メッセージをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
海陽町では、動物愛護の意識を高めるとともに、環境衛生の保持を図ることを目的として、2017年度に「海陽町ネコの愛護及び管理に関する条例」を制定しました。
また、2019年度より「飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の助成事業」をスタートさせ、官民連携して「人と動物が共存して生きる社会」の実現を目指し、地域課題解決に向けた取り組みを進めております。
不要な猫の繁殖を抑え、捨て猫をなくすことは住民の住環境を守ることにもつながります。
皆さまにも、この活動で救える命があることを知っていただき、猫の命に寄り添う「あまべマチ猫ネット」の皆さまの活動を共に支えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
寄附者のみなさまへ
海陽町からのメッセージ

地域で起こっている猫の問題は、猫だけの問題ではありません。
このクラウドファンディングをきっかけに、猫を取り巻く現状と課題を一人でも多くの方に知っていただき、動物愛護への関心と理解が深まり、活動の輪が広がることを期待しております。
人と猫が共生できるやさしいまちづくりに向けて、ご賛同いただける皆さまのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願いします。
寄附のお礼について
本プロジェクトへのご寄附には、お礼の品はございません。寄附金を本事業に充てることをもって、寄附いただいた皆さまへのお気持ちに応えることとし、お礼に代えさせていただきます。
現在進捗情報はありません。
徳島県海陽町

海陽町は徳島県の最南端、高知県との境に位置しています。
1,000mにおよぶ緑豊かな山々がそびえ、まちの中央を平成の名水100選・究極の清流「海部川」が流れています。上流には日本の滝100選の「轟の滝」があり、河口付近は日本有数のサーフポイントとして有名です。
青く美しい海岸は室戸阿南海岸国定公園に指定され、シーカヤックやダイビング、SUPなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
2021年、線路と道路双方を走る世界初の乗りもの「DMV(デュアル・モード・ビークル)」が運行開始し、新たな観光資源として注目されています。
[世界初]を体感しに、ぜひ海陽町へお越しください。
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