破れた太鼓の革を修繕したい！福井農林高校郷土芸能部「TAICHI」３年生の最後の舞台に向けて！

定期演奏会に向けて和太鼓を修繕したい！

私たちが打ち込んできたもの

このプロジェクトの目的は、１２月に行われる定期演奏会に向けて、破れている太鼓の革を修繕することです。

これまでは、年間30回以上あった地域での演奏でいただいた活動支援金で太鼓の修繕をしていました。しかし新型コロナウイルスの影響で演奏機会が激減し、昨年は5回ほどしか地域公演を行うことができませんでした。

そのため修繕に充てる資金が不足しています。また、革が破れている部分を叩かないようして演奏しているのでうまく打ち込めないこともあります。

また、これらの太鼓は福井農林高校だけではなく、福井県郷土芸能部会に加入している学校も、合同練習や全国大会に出場した際に使用することがあります。福井県の和太鼓の今後の発展のためにも修繕できればと思います。

どうかご支援をよろしくお願いいたします。

福井県の和太鼓に打ち込む高校生

和太鼓で地域に貢献する

福井農林高校郷土芸能部「TAICHI」は、「地域に笑顔の花を」をスローガンに現在男子部員24名、女子部員13名で毎日部活動に励んでいます。

各種大会だけでなく地域での演奏にも力を入れ、創部して22年間、地域交流を大切に活動を続けてきました。

今回のご支援は、革が破れている太鼓の修繕費用に充てさせていただきます。

現在張替えが必要な和太鼓は10台以上あり、全てを直そうと思うと総額100万円以上はかかってしまいます。ただ、今回のクラウドファンディングの目標金額は100万円なので、修繕の必要性が高いものから優先的に修理に出していく予定です。

また、目標額を達成した場合は、目標を超えてご寄付いただいた額も含め、優先順位の高いものから太鼓の張り替え費用に充てさせていただく予定です。

皆様には多額のご支援をいただくことになりますが、これからも福井農林高校郷土芸能部の財産である和太鼓を大切に使い、福井県で和太鼓に日々打ち込んでいる高校生たちと協力しながら、福井県の和太鼓のレベルアップを図っていきます。

寄附金の使い道

革の張り替えの費用

【例】
・2.5尺大太鼓
　片面×１台　30万円
・長胴太鼓
　片面×２台　15万円
　両面×５台　75万円
・締太鼓
　両面×２台 20万円
　片面×２台　10万円
・桶太鼓
　片面×２台　 20万円

目標額を超えて寄付をいただいた場合、またご寄付いただいた額が１台分の修繕費用に満たなかった場合は、部の活動費用に充てさせていただきます。

事業実施のスケジュール

地域に笑顔の花を

２２年間繋いできた地域交流の輪

生徒たちがめいっぱい打ち込む太鼓の音は、学校だけでなく学校の近隣にも響き渡るほどの大きな音です。

しかし、地域演奏に行くと「夜遅くまでご苦労様、いつも頑張ってるね」「学校の方から太鼓の音が聞こえると、元気がでるよ」と温かい言葉をいただきます。

私たちがなんの心配もなく伸び伸びと部活動に打ち込むことができるのは、私たちの活動を見守り、支えてくださる地域の皆様がいるおかげです。

現在新型コロナウイルスによって先行きの見えない日々が続いており、不安な気持ちを抱いている人も少なくないと思います。

だからこそ日々熱い気持ちで練習している私たちの太鼓は地域の皆様に勇気と元気をお届けできると思っています。

また、地域での演奏は太鼓の技術だけでなく、部員の心も育てています。演奏をすることで喜んでくれる人がいること、拍手をもらった時の誇らしい気持ちは日々の練習ではなかなか感じることはできません。

誰かのために何かをしたい、応援してもらえるようなチームでいたい。そんな気持ちが部員たちを強くし、さらに高みを目指していく原動力になっています。

このプロジェクトで太鼓を修繕したら、地域の皆様への感謝を忘れず、過去の先輩から受け継がれてきた「地域に笑顔の花を」というスローガン通り、たくさんの笑顔の花を咲かせていけるように、日々の稽古をますます頑張っていきます。

福井農林高校郷土芸能部「TAICHI」からのメッセージ

思い切り太鼓を叩きたい

今は革が破れた状態で打ち込み練習をしたり、演奏をしていますが、正直穴が空いていることで思い切り打つことができず、歯痒い気持ちで太鼓を打っている時もあります。

でも定期演奏会という大舞台では、自分ができる全身全霊の力で太鼓を打ち、見に来てくださったお客様に楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。

そのためにはたくさんのご支援が必要ですが、皆様に応援してもらえるようなチームであるように部員一人一人がますます真摯に部活動に励んでいきます。

今回の「ふるさと母校応援」寄付金募集のプロジェクトを行うことで、自分たちが日々郷土芸能部として活動できることは当たり前ではないこと、自分たちがいままで活動できていたのは、地域演奏等で応援してくださっているおかげだったのだと改めて感じました。

また部員たちが全力で和太鼓に打ち込めるよう皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

寄附者のみなさまへ

福井農林高校郷土芸能部「TAICHI」　顧問　岩本鈴音

部員たちを支えていきたい

高校時代、私も郷土芸能部に所属し、仲間たちと汗を流してきました。日々の部活動だけでなく地域演奏、大会やコンクール。練習の成果を発揮できる場が、部活動をしている中での大きな原動力でした。

地域演奏では、小中学校での芸術鑑賞、はるえイッチョライでんすけ祭、地域の夏祭り…出演する先々で地域の皆様から頂いた「すごいね！」「かっこいい！」という温かな言葉や、いただいた拍手の誇らしさは教員になり、顧問になった今もずっとずっと心に残っています。

しかし、新型コロナウイルスの流行によって地域演奏が激減し、大会が中止。地域での演奏を楽しみに練習する姿や大会優勝を目標に努力している姿を見ていた分、部員たちに中止の連絡をし、落胆する様子を見るのが本当に辛かったです。

しかし部員たちは辛い現状にめげず、日々の部活動に変わらず打ち込んでいきました。そんな姿をみて私は、演奏を見てもらえることの喜びを知っているからこそ、部員たちが全力で部活動に打ち込めるようにサポートしたい。思い切り太鼓が叩ける環境を整えていきたいと強く思うようになりました。

新型コロナウイルスによって活動が制限されても、太鼓が大好きで、太鼓に全力な部員たちの気持ちは変わらないものです。過去の先輩たちが打ち込み、繋いできた福井農林高校郷土芸能部「TAICHI」をこれからも守っていくために、皆様の温かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

OTAIKO・座「明神」　西宮大智さん

太鼓に打ち込んだかけがえのない日々を

新型コロナウイルスの影響もあり、現在地域演奏の機会がほとんど無い状況となっています。それでも、生徒達は毎日、熱い思いで稽古に取り組んでいます。いつか、演奏できる日を楽しみに、そして、演奏を観に来られるお客様に笑顔を届けられることを心待ちにしながら。

物を大切にするという事は高校生として当たり前のことです。しかし、その当たり前のことを簡単に出来るということは人間として大きな成長だと考えます。今回皆様からのご支援をいただくことで、さらに生徒達の情熱が高まり、より部活動への思いが強くなると思います。

高校生にある青春。高校生にしかできない青春。彼ら彼女らのかけがえのない青春を指導者として見届けていきたいです。

お礼の品のご紹介

ご寄付いただきました方には、金額に応じお礼の品をご用意させていただいております。
（（お礼の品の送付は、福井県外在住でご寄付をいただいた方のみに限ります。）

他にも、福井農林高校産の農産品をご用意させていただいております。
是非お楽しみいただけますと嬉しいです。