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進学を諦めない! ふるさと納税『入学応援給付金』プロジェクト2022

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 756,000

15.1%

目標金額:5,000,000

達成率
15.1%
支援人数
28
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2022年6月1日~2022年8月30日(91日間)

佐賀県NPO支援×佐賀未来創造基金

プロジェクトオーナー

「制服はお譲りでなんとかなります。でも、新しいカバンが買えないのです」

これは私たちが、高校入学を控えた子どもたちがいるとある現場でうかがった悲痛な声です。
この声をきっかけに、私たちは現場の声を集め、「入学応援給付金プロジェクト」を立ち上げました。

現状での公的な奨学金制度は「貸与型」が主流です。
ひとり親家庭をはじめ、家庭の事情により学校に行きたくても行かせることができない保護者の方の悔しさ、「学校に行きたい!」という子どもの切実な思いを諦めないでよい地域社会が作りたい!

2019年度、そんな想いを胸に事業を実施。今年度も、既にお問合せがきております。

一人でも多くの子どもの「学校に行きたい!」という切実な思いを叶えます。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

「子どもの進学を素直に喜べないんです。」

私たちが、この入学応援給付金プロジェクトを立ち上げるきっかけとなったのは、
「制服はお譲りでなんとかなります。でも、新しいカバンが買えないのです」
という悲痛な声でした。高校進学にかかる費用は、少なくても10~20万円はかかります。

この声で、私たちは「あと5万円足りない…」と入学をあきらめる子どもが佐賀県内にいることに気づかされたのです。

多重な困難を抱える子どもを取り巻く家庭環境などの問題はますます深刻化してきています。
困難をもたらす要因は実に様々です。そのため公的支援をすみずみまで行き渡らせるには難しい現実がそこにはあります。

まずは義務教育がなくなり、進学の壁となるといわれる「中学卒業時から高校入学時」にかけて最大20万円を届けます。

「地域全体で誰一人取り残さないような支え合える地域社会をつくりたい」
少しの支えで、子どもの夢が叶い、将来の可能性が開けるこの「入学応援給付金」を届ける取り組みを応援してください。

進学を目指す中学生からの叫び

~未来を奪われそうな子どもたちの現状~

【もっと詳しく勉強してみたい。けれど・・・(Aさんの今)】

理科が大好きで電気の授業がとても面白く、もっと詳しく勉強してみたいと思いました。

8年前に両親が離婚し、現在大学生の兄と3人で暮らしており、頼れる親族もなく、父からの援助も受けていないので母一人の収入で生活しています。

兄は来春卒業予定ですが、自分の奨学金返済が始まる為、頼る事ができません。

工業高校へ行きたいけれど、入学時だけでなく資格を取る為の試験代など、普通科よりもお金がかかると聞き、言い出せずにいます。

できる事なら小学校からやっているサッカーも続けて肉体的、精神的にも強い大人になりたいです。

【生活に負担をかけたくありませんが、進学を諦めたくない(Bさんの今)】 

母1人、6人兄弟で生活しています。将来看護師になっていろんな人たちの命を救ったり笑顔が見たいです。

心を癒せる仕事に携わりたいと思っています。

しかし、看護師になる為には私立高校で専門の勉強をするしかないのですが、進学するためにはたくさんのお金が必要です。

母一人で生活を支えてくれています。

生活に負担をかけたくありませんが、高校進学を諦めたくありません。

将来は家族が安心して暮らせるように資格を取得して恩返しできたらと思っていますが、その前に進学していいものか迷っています。

事業と子どもたちを繋いでくださる方の思い

負の連鎖を笑顔の連鎖に!!

ー武雄市「こどもの笑顔コーディネーター」中野さんの思いー

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普段は武雄小学校に机を置き、教員OBとしての経験を活かし、小学校から高校進学まで 伴走型支援として子ども達や保護者に寄り添いながら、子どもの貧困対策に取り組む活動を続けています。

貧困が原因で引きおこる不登校の割合は決して少なくありません。
例えば、兄弟姉妹が多いご家庭などで学習環境が十分に整っていなことから、自信を失い、学校へ行けなくなってしまう子ども達。また、保護者も孤立してしまい、情報が入ってこないことから、夢を諦めてしまう。そうするとそれがまた次の貧困という負の連鎖を引き起こしてしまうのです。

「そがんお金のかかるなら、俺は高校には行けんかもしれん」と、諦めてしまいそうな子どもたちに対し、昨年度の入学応援給付金の存在は子ども達の目に希望の光を取り戻すきっかけになりました。
子ども達が希望を取り戻し、進学したり、夢にむかって元気に過ごしたりする姿は、保護者や兄弟姉妹のみならず、たくさんの関わる方々にも勇気を与えています。笑顔の連鎖がうまれている様子に、この給付金の意義を改めて感じています。

後に続く子ども達の為にも、この「入学応援給付金」事業の継続を心より願っています。

夢を諦めることなく進路を決め、笑顔で過ごせますように。

ースマイルキッズ代表 福島さんの思いー

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日本において7人に1人の子どもが相対的貧困状態にあるといわれています。

「7人に1人」ということは、5~7家庭に1家庭が困難な状況にあるということになります。

ひとり親支援の活動を通して、私たちはそういったご家庭の側面を見てきましたが、親御さんの就労面や健康面等に大きな問題を抱えていることが少なくありません。

コロナ禍において、その状況はますます困窮していることを痛感しています。

義務教育を卒業する歳の子どもたちはとても多感です。家庭や親御さんの現状を理解し、進路について相談できないまま、希望する高校への進学を諦める子や、ともすれば高校進学自体を断念する子もいます。

ほとんどの親御さんはそんな子どもの悲しい決断に気づいていて、でも、どうすることもできず苦しんでいることが少なくありません。

子どもたちもその親御さんも「夢」を諦めることなく進路を決め、希望通りの高校で、笑顔で過ごせるような、そんな給付金であってほしいと願っています。

全国の皆様のあたたかなご支援をお届けしました!!

笑顔を忘れず、周りの人が笑顔になれるよう努力していきます。

こちらは2022年4月に高校へ進学を叶えた女子高生からのお手紙です。
他にもたくさんのお手紙が届きました。

「高校から、新しく部活をはじめて、へたくそだけど頑張ってます!」
「ボランティア部に入部しました。コロナ禍でまだ花壇の苗植えしかできてないけど、これから楽しみです!」
「僕も辛いことがあるように、他の人にも辛い時があります。そんな時に寄り添ってあげられる人になりたい」
「パティシエになるべく専門教科、課題などたくさんの事を学んでいます。教科の数が多くて大変だけど頑張ります!」
「悩んでいた中学生だった自分に大丈夫だよと声をかけてあげたいです」

などなど、まっすぐでキラキラしていて、ここで全てをご紹介できないのが残念です。
嬉しいことに、「この給付金をずっと続けて下さい」とも書かれていました。
継続するには皆様のご支援が必要です。どうぞよろしくお願いします。

■昨年度受給者様に対する給付金の使い道についてのアンケート結果

回答によせられた保護者様の声

・給付金(皆様)のおかげで諦めかけた全日制に入学する事が出来ました。何となく自分のやりたい事が見えて来た様です。本当にありがとうございます。
 
・母子家庭です。学校に通わせる為に、本当にお金がかかります。経済的に困難な中、入学応援給付金を頂けて、本当に、助かりました。ありがとうございました。
 
・受験、入学にあたり、短期間に沢山のお金が必要になったので、本当に助かりました。ありがとうございました。
 
・かなりのお金がかかって不安な毎日でしたが、給付金を頂いたお陰で救われました。本当にありがとうございました。
 
・制服一式購入できました。助かりました。感謝しています。本当に有り難うございました。

■今年度も2023年度進学用 入学応援給付金の募集を9月末より開始予定

少しでも早く安心を届けます!

■事業実施のスケジュール
2022年秋、佐賀県内の中学三年生を対象とした「2023年度進学用 入学応援給付金」の募集を開始します。
「少しでも早く給付金が出ることを知っていれば、『進学する』という子どもの選択を安心して受け入れることができる」
これは、とある保護者の方から聞いた言葉です。
子どもたちにとっては、毎年のその一瞬が「ラストチャンス」です。
進学したいと願う子どもたちと進学をさせてやりたいと思う保護者の皆さんの「今」に寄り添い、入学を応援していきます。

【2022年】
9月27日 募集開始
11月18日 募集締切
12月 選考・採択決定・通知

【2023年】
2月 給付
4月以降 給付金受給者へのヒアリング等を実施

公益財団法人佐賀未来創造基金からのメッセージ

代表理事 山田健一郎

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私たちは、行政や企業とNPO・地域の方々をつなぎ、地域・社会課題解決に取り組む「市民コミュニティ財団」です。

SDGsにもある「誰一人取り残さない」社会の実現を目指す、佐賀県発「子ども救済システム」構築の取組み「さが・こども未来応援プロジェクト」。

私たちは、すべての子どもたちが自分の未来を諦めることのない社会の実現を目指して「入学応援給付金」プロジェクトを実施し、昨年度は全国の皆様から500万円を超えるご支援を賜り、高校入学を控えた55名の佐賀県内の子どもたちに届けることができました。ありがとうございました!

それでも、今年度は、さらに一人でも多くの子どもたちに、全国の皆様のあたたかな想いのこもった給付金を届け、佐賀県から全国へ、この給付金モデルを拡大する基礎を創っていきます!ご支援、ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

寄付者の皆さまへ

この度はご寄付いただき、誠にありがとうございます。
皆さまのご寄付で佐賀県の子どもたちの高校進学を叶えることができます。
ささやかなお礼の品をお贈りさせていただきます。

  • 2022年12月27日 13:14

    今年度も、定員を大きく上回り98件の申請がありました。

    今年度も、定員を大きく上回り98件の申請がありました。
    少しでも多くの子どもたちに夢をあきらめてほしくないという思いから、今年度も一人当たり10万円の給付で既に53名の子どもたちへご支援をお繋ぎすることが確定しております。
    これからも、1人でも多くの子どもたちが夢をあきらめずに進学できるように、この給付金がずっと続いていけますように、どうかご支援をよろしくお願いいたします。

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  • 2022年08月23日 11:36

    2021年度受給者の方に対して、給付金の使い道に関するアンケートを執り行いましたので、結果をご報告させていただきます。

    2021年度受給者の方に対して、給付金の使い道に関するアンケートを執り行いましたので、結果をご報告させていただきます。

    <その他、回答によせられた保護者様の声>

    ■給付金(皆様)のおかげで諦めかけた全日制に入学する事が出来ました。
     何となく自分のやりたい事が見えて来た様です。本当にありがとうございます。
    ■母子家庭です。学校に通わせる為に、本当にお金がかかります。経済的に困難な中、
     入学応援給付金を頂けて、本当に、助かりました。ありがとうございました。
    ■受験、入学にあたり、短期間に沢山のお金が必要になったので、本当に助かりました。ありがとうございました。
    ■かなりのお金がかかって不安な毎日でしたが、給付金を頂いたお陰で救われました。本当にありがとうございました。
    ■制服一式購入できました。助かりました。感謝しています。本当に有り難うございました。


    今年度もしっかりとご支援を集めて参りたいと、例年より早い時期から募集を開始しましたが、
    寄付募集期間のリミットがすぐそこまで近づいてきてしまい、まだまだ目標金額には程遠く、今年度既にお問合せしてくれている子ども達へ、
    どれくらいご支援をお届けできるのかとっても不安な状況です。

    受給者の子ども達から届くお手紙を読んでいると、辛いのは自分だけじゃなくて、他にも辛い人、大変な人がたくさんいて、皆さんからの支援で助けてもらったように、
    自分も誰かの役に立ちたい、という思いを綴ってくれてる子どもたちがたくさんいます。
    そんなお手紙を見るたびに、改めてこの『入学応援給付金』プロジェクトの存在が、子どもたちを救えるだけでなく、今後の社会にも少なからず影響を与えることができてるんじゃないかな?
    と思えて嬉しくなります。

    子ども達がくじけそうになった時、応援してもらったことが大人になるための糧になるかもしれません。
    未来をみて生きていくために、必要な皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします。

    今年度も、できるだけ多くの子ども達にお繋ぎすることができますように、周りのお友達にもぜひとも拡散お願いします。


    また、子供達から届いたお手紙をメールマガジンにて配信しております。
    バックナンバーはこちら⇒
    https://y.bmd.jp/bm/p/bn/list.php?i=sagamirai&no=all

    メールマガジン配信希望の方はコチラよりぜひご登録をお願いいたします。
    ⇒https://forms.gle/ta6Gqgmo8TMKgLRn9

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  • 2022年08月19日 10:59

    昨年度皆様からのご支援をおつなぎした子ども達から、お礼のお手紙と近況報告のお手紙が届いておりますのでご紹介します。

    昨年度皆様からのご支援をおつなぎした子ども達から、お礼のお手紙と近況報告のお手紙が届いておりますのでご紹介します。

    <お手紙全文>
     この度は入学応援給付金をいただきありがとうございました。
    7月になり、入学して3ヶ月になりました。慣れないレポート課題やリモート講義など毎日があっという間に過ぎていきます。
    コロナ禍で入学してしばらくは短時間登校をしていましたが、生徒みんながとても優しくなかなか話すことのできない私にもたくさん声をかけてくれて
    今までにない楽しさを感じています。
    高校一年ですが、中学生から大学生、そして先生や講師のいろんな方との交流があり通常では聞けないような、たくさんの話を聞いてとても刺激になっています。
    発達障害であり、母子家庭であることから沢山悩んで選んだ学校は母子家庭であることから沢山悩んで選んだ学校は楽しいの一言じゃ表せないくらいです。
    夏休みは大学のオープンスクールなどに参加してみない?と三年生が声をかけてくれました。大学に行くことが夢である私は、大学の中に入れること、
    誘ってもらえたことがとても嬉しくて、悩んでいた中学生だった自分に大丈夫だよと声をかけてあげたいくらい充実した日々を過ごしています。
    入学応援給付金がなかったらこんな日々は送れていないのかもしれません。
    本当にありがとうございました。
    大学に行くために、これからも頑張ります。


    また、届いたお手紙は当財団のメールマガジンにて毎週配信中。
    ※配信希望の方はinfo@saga-mirai.jpまでご連絡下さい!

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