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【ほたるの名所 辰野町】希望の光を未来の子どもたちへ残すために。

カテゴリー:自然・環境 

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寄付金額 60,000

2%

目標金額:3,000,000

達成率
2%
支援人数
3
終了まで
受付終了

長野県辰野町(ながのけん たつのまち)

寄付募集期間:2022年5月20日~2022年8月18日(91日間)

長野県辰野町

プロジェクトオーナー

辰野町はほたるの名所として知られており、その中でも「松尾峡・ほたる童謡公園」には町内の小学生や園児も見学に訪れ、ホタルの生育などに対する学習を行っております。
しかし、昨今猛威を振るう新型コロナウィルスの影響により例年開催されていた辰野町の一大イベントである『辰野ほたる祭り』が縮小開催となり、これらの研究や保全活動に充てられていたホタル観賞の入場料の確保ができないことから、辰野町の象徴であるほたるの保護と普及活動が非常に困難な状況にあります。
地元の子供たちに辰野町の宝物を残し、将来ホタルの保護・普及活動に携わってもらえる人材育成を行うためにも全国の皆さまのお力添えをお願いいたします。

ふるさと納税で
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

大正期から取り組むホタルの保護活動

長野県辰野町は【ほたるの名所】として知られており、大正期よりホタルの保護活動に取り組んでいます。
諏訪湖から流れる天竜川の水が生み出す自然がゲンジボタルの発生に適し、明治初年頃まではいたるところで群飛が見られたといいます。 毎年6月には【信州辰野ほたる祭り】が開催され、見物人が集まり、大変なにぎわいだったようです。しかし、昨今の新型コロナ感染拡大防止の観点から令和2年度は開催中止令和3年・4年度は縮小開催となり一般の皆さまのほたる童謡公園でのほたる観賞の規制を余儀なくされました。

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子供たちに辰野の宝を残すために

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松尾峡は大正14年に、県の天然記念物の指定を受け、昭和35年に再指定されました。平成元年環境庁の「ふるさといきものの里」の指定も受けています。
しかし、昭和30年代から、工場廃水や家庭雑廃水・農薬等がふえるにしたがって、ホタルの数もしだいに少なくなってきました。そこで町では、ホタルを守るために、沢の綺麗な水を取り入れる工事などを行い、休耕田にほたるが住める小川を作ることにしました。結果2年後にはたくさんのホタルが発生しました。またコンクリートのほか木くぎを使ったり、川幅を広くして、ホタルのすみやすいような工事をし、小川にホタルの幼虫や、カワニナを放しました。小川のまわりの草をかったり、泥上げをしたり、いつもホタルやカワニナのすみやすいように環境整備を行ってきました。

ホタルの乱舞する松尾峡・ほたる童謡公園

大正7年、当地へ赴任してきた小学校教諭、小口珍彦先生の活動をきっかけに、ホタルの保護活動が始まりました。青年会や小学校の協力もあって、ホタルの保護は地域運動に発展し、大正14年には県の天然記念物の指定を受けるまでに広がり、ホタルの発生も増えていきました。
戦争により一時激減したホタルですが、昭和35年に、新しい文化財保護条例により、下辰野の松尾峡一帯が「辰野のホタルの発生地」として県の天然記念物に指定され、ゲンジボタルの研究や保護が本格的に進むこととなりました。
水路を整備した「ほたる童謡公園」では、毎年ホタルの乱舞が見られ、その幻想的な風景を全国より訪れる多くの方にお楽しみいただいています。

ほたるの保護と普及活動が困難な状況に

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平成15年2月に都市公園に指定され同年4月に開園。
・総面積9.15ha
・ふれあいゾーン4.46ha(都市型公園)
・小さな生き物ゾーン4.69ha(ほたる保護育成)
・全水路延長3,245.7m

これまで環境整備にかかる費用は、6月に開催する「ほたる祭り」の入場料から捻出していましたが、近年は新型コロナウイルス感染症対策として「ほたる祭り」は規模を縮小しての開催であったことにより、公園内の環境整備費用や町内小学校のホタル保護学習活動費などが確保できない状況にあります。
これからもホタルの名所として幻想的な景色を残せるよう、皆さまのご協力をお願いいたします。

寄附金の使い道

お寄せいただいた御寄付の使い道について

皆様からいただきました寄付金は下記の通りにご利用させていただきます。
・ほたる童謡公園内のホタル水路の清掃・補修および園内遊歩道の整備など。
・町内小学校のホタル保護学習活動費。

※寄付金額が目標内の場合は公園内の環境整備事業に活用させていただきます。
また、寄付が目標金額に達した場合には次年度計画していた公園内施設整備費などとして活用させていただきます。例)公園内駐車場整備費やトイレ改修費など。

お寄せいただいた御寄付の使い道について

ほたるの保護育成学習の現状と課題

大正期より行われてきたホタルの保護活動は現在、次のような形で継承されています。
【ホタルラボ】
辰野町にはほたるの餌となるカワニナの水槽を設置して保護育成につながる養殖や生態研究に取り組む施設があります。またほたるミュージアムでは、ほたるの保護に関する歴史資料などを展示しその知見を深めることができます。
人の関心がモノ(物)からコト(事)へと移る今日では、価値ある実体験を楽しむことができる施設です。
ホタルラボやほたる童謡公園の環境整備こそ未来の宝である子供たちに我々がやるべき急務であると考えております。

辰野町長 武居保男から皆さまへ

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昨年は8月豪雨災害において、心温まるご寄付を賜り心から感謝申し上げます。
皆さまからいただいた貴重なご寄付は、復旧・復興事業をはじめ大規模災害への備えとして防災・減災にも役立てていきたいと考えています。
また、辰野町の一大イベントある『信州辰野ほたる祭り』も3年連続で開催形式の変更を余儀なくされており、将来へ辰野の宝であるほたるの光りを残すため皆さまのお力添えをいただきたくこのプロジェクトを立ち上げました。
また新型コロナウィルス関係も未だ出口の見えない状況ではございますが、皆さま方と協同・共創のまちづくりを推進してまいります。
辰野町へのご支援どうぞよろしくお願い申し上げます。
                                                                 辰野町長 武居保男

  • 2023年12月19日 15:59

    御寄附いただきありがとうございました!!

    辰野町の財産である『ホタル』を守るために多くの皆様にご協力いただきました。
    令和5年度のほたる祭りは全国より大変多くの方にご来町いただきました。
    今後も日本の中心である辰野町から希望の光をお届けしたいと考えております。
    新規プロジェクトの際はよろしくお願いいたします。

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長野県辰野町

辰野町について
日本の「ど真ん中」、辰野町は長野県伊那谷の最北部に位置し、
中央アルプスと南アルプスに囲まれ、 中央を天竜川が流れる総面積の約85%が森林という、緑に恵まれた風光明媚で自然豊かな町です。
ほたる祭りが有名で、毎年6月中旬のホタルの発生期にはゲンジボタルが乱舞し、幻想的な美しさを求めて大勢の観光客で賑わいます。
自然豊かな辰野町は他にも国の天然記念物、小野のシダレグリ自生地や大自然の息吹を感じる横川渓谷などがあり、訪れる人を楽しませてくれます。