【名古屋市営交通100周年記念】ウィンザーイエローを再び!『黄電復活』応援プロジェクト
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 2,536,300円
目標金額:17,000,000円
- 達成率
- 14.9%
- 支援人数
- 197人
- 終了まで
- 受付終了
愛知県名古屋市(あいちけん なごやし)
寄付募集期間:2022年4月11日~2022年6月30日(81日間)
名古屋市

大正11年(1922年)8月1日に開始した名古屋の市営交通は、令和4年8月1日に100周年を迎えます。
ここを新たな出発点とし、お客さまに感謝を伝えるとともに、市営交通への理解と愛着をさらに深めていただけるよう、令和3年度からこれまでの間、市営交通100周年記念事業「市営交通100年祭」を実施してまいりました。
記念事業の企画に当たりましては、昔懐かしく魅力あるものにしたいと考え、市民・利用者の皆さまから事前にアイデアを募集したところ、昔走っていた黄色い電車を再現した記念列車の運行に関し、大変多くの皆さまからご意見・ご要望をいただきました。
そこで、市営交通100周年を迎える令和4年度に、名古屋の地下鉄のシンボル的な存在であった黄色い電車(黄電)をラッピングで再現して走らせようとプロジェクトを立ち上げました。
応援のほどよろしくお願いいたします!
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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
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あなたの思いをのせて、懐かしの黄電ラッピング地下鉄が走ります。

名古屋市営交通100周年を記念して、名古屋の地下鉄のシンボル的な存在であった黄色い電車(黄電)をラッピングで再現した地下鉄の運行を計画しています。運行の概要は次のとおりです。
運行路線
東山線(高畑~藤が丘)
名城線(大曽根~大曽根 環状運転)
名港線(金山~名古屋港)
運行期間
令和4年8月初旬~令和5年1月下旬まで(予定)
車外ラッピングデザイン及び編成数
(1) 東山線
100形車両を再現したデザイン 1編成
(2) 名城線・名港線
1000形車両を再現したデザイン 1編成
車内展示
(1) 名古屋の地下鉄に関する懐かしい写真のポスターを掲出します。
(2) 本プロジェクトにご賛同いただいた寄付者のお名前などをポスターで掲出します。(寄付額1万円以上の方)
寄付金の使い道
ご支援いただきました寄付金は、黄電ラッピング製作費(脱着費用含む)に活用させていただきます。
※目標額以上に集まった場合は、当局の取組みにご賛同いただいた皆さまの思いをしっかりと受け止め、名古屋市営交通100周年記念事業の実施のために有効に活用させていただきます。
一方、目標額に達しなかった場合も、本プロジェクトへ活用させていただき、当局独自予算と合わせて『黄電復活』を実現させていただきます。
地下鉄開業から黄電引退までの軌跡
地下鉄誕生! 昭和32年11月15日 名古屋・栄町間(2.4km)の開通
昭和32年11月15日、待ちに待った地下鉄が、名古屋・栄町間(2.4km)に開通しました。
この日は9時から名古屋駅コンコースで竣工式が開かれた後、引き続きホームで発車式が行われ、1番ホームでテープカットの後、9時48分に、拍手と万歳の嵐の中を初電車が栄町へと発車しました。
また、この日の一般営業は14時からで、初乗りを待ちわびていた市民や近郊の乗客が押し寄せ、3分間隔2両編成で運転する列車は全て満員となり、夜遅くまで混雑が続きました。
1日の乗車人員は予想をはるかに上回って13万人にのぼり、名古屋の地下鉄は好調なスタートを切りました。
なお、開業時の車両は、定員110人の100形12両で、2両編成で運転し、名古屋・栄町間を4分で結びました。料金は、大人15円、小児8円の均一制でした。

「黄電」車両の色はウィンザーイエロー(菜種色)
名古屋の地下鉄で最初に導入された100形車両の色は、ウィンザーイエロー(菜種色)でした。
これは、画家の杉本健吉氏(故人)が選定したもので、杉本氏はエメラルドグリーンとウィンザーイエローの2色を候補に考えていましたが、将来、車両が地下だけでなく地上を走る構想もあることを考慮し、外の景色に溶け込んでかすんでしまうエメラルドグリーンではなく、ウィンザーイエローのほうが選ばれました。
この色の地下鉄は「黄電」と呼ばれて長らく親しまれ、平成12年4月まで東山線を走り続けました。

昭和40年10月15日 市役所・栄町間(1.3km)の開通

昭和46年3月29日 金山・名古屋港間(6.0km)の開通

昭和60年8月29日 100形1次車両ついに引退
名古屋・栄町間を最初に走った東山線100形の1次車両12両のうち最後まで残っていた107号車と108号車が、昭和60年8月29日をもって約210万キロに及んだ営業運転を終え、新しい車両にバトンタッチしました。
この107号車と108号車は、同年8月23日から29日までの間、車両正面を「さようなら」のヘッドマークで飾り最後のサヨナラ運転を行い、四半世紀にわたり走り続けてきたレールに別れを告げました。

平成12年4月 黄電引退!
昭和32年の地下鉄開業に際し、東山線に100形車両を導入して以来、名古屋の市営地下鉄のシンボル的存在として親しまれてきたウィンザーイエロー(菜種色)の車両、通称「黄電」が、平成12年4月を最後にすべて引退することとなりました。
引退にあたりまして、メモリアル列車「さよなら黄電」を運行するとともに、引退式及び写真撮影会を開催しました。引退式には、車両の色の選定をお願いした画家の杉本健吉氏(故人)にもご参加いただきました。

寄付者のみなさまへ
名古屋市交通局長 小林史郎からのメッセージ

名古屋に地下鉄が初めて走ったのが昭和32年11月15日。名古屋・栄町間わずか2.4kmからのスタートでした。そんな名古屋の地下鉄も、今や6路線93.3kmを誇る路線網に成長しました。
名古屋の地下鉄といえば、黄色い電車(黄電)と言われるように、色鮮やかなウインザーイエロー(菜種色)の車体が目に浮かびます。この色は画家の杉本健吉さん(故人)により、地下の暗い所でも明るく見えるようにとの配慮から選定されたものです。
地下鉄誕生と同時に登場した黄電は、平成12年4月に引退しましたが、市営交通100周年を迎え、大きな節目となるこの機会を捉えて、黄電のラッピング装飾を施した地下鉄を運行させようと、今回、『黄電復活』応援プロジェクトを立ち上げました。
「市営交通100年祭」と称して昨年度より様々な記念事業を実施してまいりましたが、このたび、名古屋の地下鉄のシンボル的な存在であった黄電のラッピング地下鉄を運行させることで、是非とも皆さまに見て、乗って、運行当時を懐かしんでいただくとともに、魅力ある名古屋観光や街並み散策をお楽しみいただきたいと思います。
ウィンザーイエローを再び!『黄電復活』応援プロジェクトへのご理解と、温かいご支援をよろしくお願いします。
寄付に対するお礼
ご寄付いただいた皆さまには、次のとおりお礼させていただきます。
全ての方へ
名古屋市営交通100周年記念オリジナルボールペンを差し上げます。

ボールペンの画像はイメージです。
デザイン・色は変更となる場合があります。
※在庫がなくなり次第、他の記念品に代えさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
1万円以上のご寄付をいただいた方へ
黄電ラッピング地下鉄の車内に、ご寄付いただいた方の住所(市町村名まで)とお名前をポスターで掲出します。
※お名前の掲出内容については、申込時のアンケートで選択してください。
5万円以上のご寄付をいただいた方へ
上記に加え、令和4年10月22日(土)に名古屋市交通局日進工場で開催を予定している定員制イベント「地下鉄工場見学会」にご招待します。(抽選で5組10名様)
※なお、「ふるさと納税で応援」をクリックいただき、表示される寄付金額入力画面において、「お礼の品なし」での申し込みとなる旨の表示がありますが、上記記載のとおりお礼をさせていただきます。
【注意事項】
※車内に掲出するポスターのお名前は、ハンドルネーム又は匿名希望も承ります。お申し込みの際に、ハンドルネームの入力又は匿名希望を選択してください。
(表示例)
愛知県名古屋市 名古屋 太郎 様
愛知県春日井市 黄電大好き 様
愛知県海部郡大治町 匿名希望 様
※寄付額は公表いたしません。
※お名前の掲出は、黄電ラッピング地下鉄の運行期間中に限ります。
※寄付の申込日によっては、お名前の掲出に時間がかかる場合がありますので予めご了承ください。
※その他何かご不明な点がありましたら、本プロジェクト担当者(名古屋市交通局経営企画課 ℡052-972-3824)までお問い合わせください。
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2022年07月01日 10:00
皆さまの温かいご支援ありがとうございました。
ウィンザーイエローを再び!『黄電復活』応援プロジェクトは、6月30日をもって寄付金の募集を終了させていただきました。目標金額には届きませんでしたが、新聞、雑誌など多くのメディアにも取り上げられ、大変多くの皆さまに黄電復活のPRが行き届いたと思っております。
集まりました寄付金は、『黄電復活』のために使わせていただきます。運行開始など詳細が決まりましたら改めてお知らせしますのでよろしくお願いします。もっと見るまだコメントはありません
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愛知県名古屋市
名古屋は、伊勢湾の湾奥部に面し、木曽三川により形成された広大な濃尾平野の東に位置しています。また、日本のほぼ中央に位置し、東京からは約260km、大阪から約140kmの距離にあり、鉄道や幹線道路の結節点として交通の要衝となっています。
そして、国内有数の国際貿易港である名古屋港を抱え、伊勢湾には名古屋港のほか四日市港などの大規模な貿易港があり、伊勢湾岸沿岸部にはコンビナート、工場、倉庫などが集積しており、経済や海上物流の一大交易圏となっています。
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