災害による道の駅の閉鎖に負けずに西和賀町の魅力を全国に届けたい!
カテゴリー:食・農林水産業・商工業
寄付金額 934,700円
目標金額:10,000,000円
- 達成率
- 9.3%
- 支援人数
- 71人
- 終了まで
- 受付終了
岩手県西和賀町(いわてけん にしわがまち)
寄付募集期間:2021年12月17日~2022年4月30日(135日間)
岩手県西和賀町

農業と観光を基幹産業とする西和賀町では、農産物を活用した商品開発など6次産業化によるまちづくりを進めてきました。
道の駅「錦秋湖」は、まちのフロントショップとして農産物や加工品の販売に加え、観光客に対する魅力発信の役割を担ってきましたが、2021年5月に発生した地震等の影響で国道107号が通行止めになり、閉鎖を余儀なくされました。
道の駅をチャレンジの場とする多くの事業者が販路と発信の場を失っており、道の駅を運営する株式会社西和賀産業公社と町内事業者は窮地に立たされています。
こうした状況に負けることなく、元気な西和賀町を発信するため、キッチンカーを活用して「出張道の駅」で西和賀の魅力である西わらび餅職人等を派遣します。まちを飛び出して全国の皆さんの元へ伺いながら西和賀町の魅力をお届けするため、クラウドファンディングに挑戦します!
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
国道107号の通行止めの影響で閉鎖を余儀なくされた道の駅「錦秋湖」
チャレンジの場を失った事業者のために


2021年5月、西和賀町から北上方面へ抜ける唯一の国道107号が崩壊の恐れがあるとして通行止めになりました。通行止め箇所付近にある道の駅「錦秋湖」も閉鎖に追い込まれ、西和賀町では魅力発信と物産の販売の拠点を失うことになりました。
年間8,000万円を売り上げていた道の駅「錦秋湖」が閉鎖になったことにより、道の駅を管理する町の第3セクター株式会社西和賀産業公社は苦境に立たされております。
また、道の駅で農産物や加工品を販売していた10店の菓子店・加工事業者、10軒以上の農家、養蜂家など、多くの事業者・生産者が大幅な売上減の状況となっており、経営に大きな影響を受けています。

GWや紅葉シーズンなど行楽期には町内の事業者が道の駅に出店して、西わらび餅等の実演販売を通じて町に訪れた方に直接魅力を伝える機会となっていました。
こうした機会も失われ、年間300~400万円の大きな損失となっている事業者もあります。
追い込まれた状況の中でもできるチャレンジを
キッチンカーで全国に西和賀の元気を届けたい!

2015年3月、大規模ながけ崩れが発生した際も、国道107号は今回と同様に通行止めとなりました。
道の駅「錦秋湖」は営業停止となり、道の駅存続のためにキッチンカーを導入して移動式の道の駅を開設したいと考えました。被災中ということもあり、財源が不足していたことから、ふるさと納税の緊急寄附フォームを開設することにしました。
局地的な災害で広報PRが課題となっていたなかで、ふるさと納税で交流のあった岩手県北上市、山形県天童市、福島県大玉村、長崎県平戸市、宮崎県綾町が本町のピンチに広報PRに協力していただきました。その結果、約1,100万円のご支援をいただき、キッチンカーの導入につながりました。
全国のたくさんの方々からのご支援で導入したキッチンカーを再び活用し、西和賀の元気を全国に届けたいと考えています!
寄附金の使い道
いただいた寄附金は、以下の事業のために大切に活用させていただきます。
・西わらび餅職人の全国への派遣
・キッチンカーのリニューアル
※目標金額に達しなかった場合、事業を縮小して実施いたします。
※目標金額以上の寄附をいただいた場合でも、上記の事業に活用いたします。
事業実施のスケジュール
2022年4月 キッチンカーのリニューアル、西わらび餅職人の派遣事業スタート
西わらび餅職人を全国へ派遣!「出張道の駅」
西和賀の魅力をたくさんの人に届けたい
キッチンカーでは、西わらびのわらび粉を使用したわらび餅をはじめ、湯田牛乳100%のソフトクリ―ム、西和賀十割そばのかりんとうをコラボさせた「西和賀まるごとスイーツ」など、西和賀町の美味しいグルメをご提供致します。
さらに、西わらび餅職人を派遣し、本物のわらび餅を全国に届けます!
西和賀町の特産品「西わらび」から作られるわらび粉は、精製法と採取量の希少さから金になぞらえられる逸品。その金のわらび粉100%のプレミアムなわらび餅は、未体験のやわらかさ。わらび餅の概念が覆ります!
西和賀の元気と魅力、そして美味しさを全国に届けたいです。
寄附者の皆様へ
道の駅「錦秋湖」 増岡 幸樹 店長

道の駅が閉鎖となり、働く場を失いました。農産物や加工品を販売していた農家や事業者の売り上げに大きく響いています。
道の駅の従業員の雇用を守るため、キッチンカーを整備して、動く道の駅として元気な西和賀町の姿を全国の皆さんに発信したいと思います。
実現の際は、全国の皆さんの元にキッチンカーでお礼に伺います。ご声援をよろしくお願いいたします。
西和賀町長 内記 和彦

西和賀町ではこれまでに、ブランド山菜の西わらびや温泉や景観などの地域資源で活用したまちづくりに取り組んできました。
各地で発生している災害に比べると、人口約5,200人の小さな自治体に対する被害となりますが、国道107号の通行止めにより西和賀町を訪れる手段が減ってしまったこと、道の駅の閉鎖により地域の資源を収入に変える場がなくなってしまったことは、町にとって大きな痛手となっています。
このたび、ふるさと納税の制度を活用し、町の置かれた状況を知っていただきながら、課題の解決を目指すことといたしました。皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクトに携わる事業者からのメッセージ
有限会社団平 高橋 雅樹 代表

ブランド山菜の西わらびを原材料に使ったわらび餅を道の駅で販売していました。わらびの根から作るわらび餅は、原料の栽培から収穫、加工まで手間暇をかけて作られた西和賀ならではの貴重な特産品です。
道の駅は西和賀町を訪れた方に商品の価値を伝える大切な場所でしたが、閉鎖により売り上げも大きく落ち込んでいます。
また、西和賀の商品の良さを知ってもらうために、工場に併設してカフェをオープンしましたが、国道107号の通行止めにより来店者数も減っており、外に向かって西わらび餅などの魅力を発信する機会が必要となっています。
お礼の品の紹介
西わらび餅など西和賀が誇る地域産品をお贈りします


西和賀町へのクラウドファンディングのお礼として、西和賀町が誇る地域産品をお贈りします。
ブランド山菜である西わらびの根から採取したわらび粉を使った西わらび餅や、奥羽山脈の山懐に抱かれた環境で育った乳牛から絞られた乳製品など、西和賀町の農産物は気候風土によって育まれ、ここで暮らす人達によって手間暇を惜しまずに作られた貴重なものばかりです。
道の駅で取り扱いをしていた地域産品をクラウドファンディングのお礼として活用することで、事業者の支援にも結び付けようとするものです。
現在進捗情報はありません。
岩手県西和賀町
岩手県西和賀町は秋田県との県境に位置し、東北を縦断する奥羽山脈の山懐に抱かれた町です。
「どこにもない四季と湯の里」というキャッチフレーズのとおり、メリハリの効いた四季は町の特徴です。特に冬は国の特別豪雪地帯にも指定されシーズンの積雪は2mにも及びます。
雪合戦や雪あかりなど独自のイベントに雪が活用されているほか、「ユキノチカラ」という地域ブランドを立ち上げ、地域の魅力と紐づけられた商品開発に取り組んでおり、ふるさと納税の返礼品としても活用がされています。
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