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社会のみなさまと共に、交通事故から子どもの命を守りたい!~身長140cm 以下の子どもたちにジュニアシート使用による車内安全を~

カテゴリー:子ども・教育 

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寄付金額 1,268,000

18.1%

目標金額:7,000,000

達成率
18.1%
支援人数
77
終了まで
受付終了

佐賀県NPO支援(さがけん えぬぴーおーしえん)

寄付募集期間:2021年11月29日~2022年1月31日(64日間)

佐賀県NPO支援×佐賀未来創造基金×日本自動車連盟(JAF)

プロジェクトオーナー

佐賀県は長い間、人口10万人当たりの人身交通事故発生件数が全国ワーストワンの状態が続いていましたが、様々な取り組みによってワーストワンを脱却することができました。

しかし、交通事故が多く発生していることには変わりはなく、多くの人が交通事故に巻き込まれています。これは大人に限ったことではなく、子どもも含まれますが、佐賀県は車内で子どもを守る唯一の装備「チャイルドシート」の使用率(2019年 6歳未満全体)が全国平均を大きく下回っており、非常に危険な状態になっています。

そこで、佐賀県×佐賀未来創造基金に加えて日本自動車連盟(JAF)が協働して、寄付者の意思を反映できるガバメントクラウドファンディングにより支援募集を行い、地域の子ども支援をおこなう団体の協力を得て、ジュニアシートの寄贈プロジェクトや、安全意識の向上のためのイベント実施、広報などの事業を全国に先駆けて佐賀県で展開し、全国へ広げていく足掛かりにしたいと考えています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

チャイルドシート(とくにジュニアシート)の使用向上を目指して

自動車内での子どもの安全確保に向けて

みなさんご存じのとおり、万が一の事故に備えて大人はシートベルト、子どもはチャイルドシートを使用する必要があります。

しかしながら、その中でもとくに残念なことにチャイルドシート(6歳未満)の使用率はいまだに約7割で推移しています(JAF・警察庁合同のチャイルドシート使用状況(2019年)調査結果より)。チャイルドシート不使用者の致死率は適正使用者の約8.1倍にものぼると言われています。

また、身長140cm以下の子どもが使用する「ジュニアシート」の対象世代(5歳)の使用率は全国平均で48%と過半数にも満たない状況とのことです。

集まった資金で佐賀の子どもたちへジュニアシートを贈ります

子育てする父母・祖父母などの交通安全意識の向上を

佐賀県では人口10万人あたりの軽自動車の保有台数が高いのもその特徴の一つで、家族の世帯数以上に台数を保有するという家庭も多くある地域です。

地域の交通インフラとして自動車は不可欠な存在。だからこそ、安全安心なクルマ社会を築くことが大切だと思います。

そこで、チャイルドシートは用意していても子どもの成長に合わせたジュニアシート切替は進んでいない現状を踏まえ、佐賀で子ども支援をおこなっている地域づくり団体の協力を得て、子どもがいても経済面や安全に対する意識が希薄な面から使用を躊躇している(ジュニアシートへ切替しなければならないことはわかっていてもなかなか実現していない)世帯やおさがり品・中古品を使用している世帯などを重点的に支援していきたいと思っています。

人にやさしい交通安全社会の実現に向けて

ドライブを安心して楽しんでもらえる日に向けて

全国的にみて、佐賀県は交通事故発生率が高く、多くの事故が発生しており、さらに、佐賀県はチャイルドシートの使用率が全国平均に比べて低く、佐賀県の将来を担う子どもの「車内での安全」が脅かされている状況です。

佐賀における人口10万人あたりの人身交通事故発生件数は2012年から2016年まで5年連続ワーストワン(2014年には人口10万人あたりの交通事故死者数もワーストワン)でした。

さらに、今回、協働先として連携するJAFの調査では全国平均の6歳未満全体のチャイルドシート使用率が70.5%であるのに対して、佐賀県は55.2%と大きく下回っています。

しかし現在、佐賀県では県民一人ひとりが「交通事故ゼロ」を自らの課題として認識し、デザインのチカラによって自らの行動変容を促す交通安全意識改革・運動として「SAGA BLUE PROJECT」に取り組んでおり、改善の兆候が表れ始めています。

私たちはこの事実に注目して、現状を訴えかけて、皆さんの協力で佐賀の子どもたちにジュニアシートを贈るとともに、そうした状況を知っていただくことで、意識の向上へも繋げていきたいと思い、佐賀未来創造基金とJAFとで、ジュニアシートを使用する世代(目安:3歳以上から身長140cm以下の子ども)への「子どもの車内安全確保」や「ジュニアシート使用によるシートベルト着用の向上」を目的にクラウドファンディングを実施することにいたしました。

地域で社会課題があるところと担い手をつなぐ役割を行っている市民コミュニティ財団である佐賀未来創造基金と、健全で明るいクルマ社会の実現を目指すJAFが連携して、地域の子どもたちへジュニアシートを寄贈する取組を実施します。

全国に先駆けてモデル化を行い、この取り組みを拡げていくことで、日本中で人にやさしい交通社会の実現を目指していきたい。その第一歩を佐賀から始めていきたいと思っています。

■単なるジュニアシート提供だけに留まりません

提供時には交通安全イベントや講習会を実施

■寄付金の使い道
目標達成有無にかかわらずジュニアシートが必要とされる世帯に提供します(支援金額に応じて提供数が変動します)。

ジュニアシート提供対象者は後日、募集をおこない(応募多数の場合は選定)、佐賀県内で開催する交通安全イベント会場にて提供をおこないます。

■事業実施のスケジュール
2021年11月29日から2022年1月31日まで支援を募り、2022年3月から6月頃にかけて順次ジュニアシート提供対象者の募集をおこないます。実際にジュニアシート提供(引渡し)は4月から9月になる予定です。

なお、ジュニアシート引渡しは、単なる提供に留まらず、交通安全イベントを開催し、提供者に対して実車取り付け・着座指導や座学講習などの啓発をおこなったうえでお渡しします。

さらに後日、使用状況などをWEBアンケート方式でのヒアリングなどで確認することも想定しています。

6歳を超えても身長140cm以下の子どもにはジュニアシート使用を

子どもの体格に合ったチャイルドシートでベルト固定を

ジュニアシートはチャイルドシートほど一般的に知られていないので、ご存じでない方もいらっしゃるかもしれません。

一般的に「3歳頃まで使用する」のが乳児用または幼児用のチャイルドシート(シートベルトまたはISO-FIXで台座を固定し、ハーネスで子どもを拘束するもの)、「3歳~10歳頃までの子どもが使用する」のがジュニアシート(学童用)です。子どもの体格に合わせてチャイルドシートを乳児用→幼児用→ジュニアシート(学童用)と使い分ける必要があります。

ただし、例えば同じ3歳でも子どもによって体格が違うため「年齢3歳・身長100cm以上・体重15kg以上」のようにチャイルドシートの取扱説明書に則って使用することが大切です。

ジュニアシートを使用することでシートベルトが腰骨・鎖骨にかかり、大人と同じようにシートベルトが適切に作用します。ジュニアシートを使用しないとシートベルトが子どもの首やお腹にかかり、事故だけではなく急ブレーキでもシートベルトによって怪我をするおそれがあります。

6歳未満の子どもにはチャイルドシートの使用が義務付けられているものの、6歳を超えても身長140cm以下の子どもには安全のため、ジュニアシートを使用することが大切です。

ジュニアシートには「背もたれ付き」と「ブースター(背もたれのないタイプ)」の2種類に分けられ、幼児用から移行する際には子どもの首にシートベルトがかからないように肩ベルトの高さ調節ができる種類のある「背もたれ付きジュニアシート」の使用が推奨されています。

[マッチングギフト]寄付額に上乗せして、ジュニアシートをメーカー様からも寄贈決定!!!

JAFからジュニアシートの製造メーカー様にも働きかけ、プロジェクトの趣旨に共感していただきました。

このたび、当プロジェクトでの寄付額に応じて、一部のメーカー様よりさらに上乗せしてジュニアシートを寄贈していただける「マッチングギフト」プログラムが実現する運びとなりました。

JAFの尽力で集まったふるさと納税額に上乗せした台数でジュニアシートを寄贈していきたいと思っています。

※チャイルドシートメーカー協力先(順不同):

JAFは健全で明るいクルマ社会の発展のために取り組んでいます

家族を交通事故のリスクから守りたい

JAFは1963年にロードサービスを開始して以来、ロードサービス隊員は親切で対応が的確かつ迅速と評判を呼び、JAFに救援要請していただく方が増えていきました。

60年近い実績を誇る安心と信頼のロードサービスは高い評価で、いまもなお会員数が増加し続けています。

ロードサービスの⾞両スペック向上や指令システムの⾼効率化をはじめ、会員優待サービスやイベントなど会員特典の充実をはかるなど、つねに変化する時代に合わせた質の⾼い会員サービスをお届けしています。

またJAFでは健全で明るいクルマ社会の発展のために、さまざまな社会的課題に取り組んでいます。

安全・安心な交通社会の実現に向けて、ぜひ全国のみなさまからの温かいご支援をお願いします。

ジュニアシート提供支援を応援してくださる皆様へ

佐賀県警察交通部長 石橋 憲茂 

交通事故の防止は、警察や関係機関・団体だけでなく、県民一人一人が取り組まなければならない重要な課題です。

特に、将来を担う子供たちが犠牲となる交通事故の発生は何としても避けなければならず、チャイルドシートの使用効果及び正しい使用方法についての理解を深めた上で使用促進を図っていかなければなりません。

過去5年間(平成28年から令和2年)の全国データでは、チャイルドシート不使用者の致死率は適正使用者の約8.1倍にも上っています。

同5年間の佐賀県の交通事故の発生状況を見ると、幸い、自動車乗車中の5歳以下の子供達が犠牲となる事故は発生していませんが、チャイルドシートの不使用や不適正使用により、186人もの子供達がけがを負っています。

チャイルドシートは交通事故発生時に車内で全身を強打したり、車外に放り出されることを防ぐなど、被害を大幅に軽減することができるとても大切なものです。

本プロジェクトにより、特に使用率が低いジュニアシートの使用促進が図られ、正しい使用状況を含め、大きな改善に至るものと期待しています。

交通安全を確保し、安全で安心な社会の実現を図っていくため、今後も色々な取組を連携して推進していきましょう。

(一財)佐賀県交通安全協会

佐賀県交通安全協会では、万が一の交通事故の際、大切なお子様の命を守るチャイルドシートの無料貸出を行うなど、チャイルドシートの使用促進に取り組んでいます。

しかし、JAFによるチャイルドシート使用状況全国調査の結果を見ると、佐賀県のチャイルドシートの使用率は全国平均を大きく下回る状況です。

そうした中、JAFが中心となり、佐賀県内においてクラウドファンディングによるジュニアシートの提供を始めるとのこと。

ジュニアシートが必要なお子様のいる家庭を支援するとてもすばらしい取組であり、佐賀県における交通安全意識の高揚とチャイルドシートの使用率向上に資するものと期待しております。

寄付者のみなさまへ

佐賀未来創造基金からのメッセージ

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佐賀未来創造基金の山田です。

佐賀には、明治の前から世界をみていたという先取の気勢が脈々と受け継がれ、数々の取り組みがなされてきましたが、実に多くの社会的課題を抱えています。

私たちも努力していますが、私たちだけでは取り組みできないこともいくつかあります。

そうした中で、行政も協働の担い手を求めて、CSO(市民社会組織)や県民との協働を進めていますが、中でもふるさと納税による社会の課題解決を通じて、自発のまちづくりを後押しするという仕組みがあり、これまでも数多くの成果を挙げてきました。

今回は、それらの仕組みを活用して、JAFさんと一緒に佐賀での交通安全に取り組んでいきたいと思います。

佐賀の子どもたちは佐賀の未来そのもの。全国の数多くの皆さんからのご協力により、是非ともこの取り組みを成功させていきたいと思いますので、ご支援いただければ幸いです。

寄付金の取り扱いについて

本プロジェクトは、All-in方式(目標額を達成せずに終了した場合でも、集まった寄付金受け取ることができる方式)となります。佐賀県へのふるさと納税として受領証明書を発行いたします。

【受領証明書の発行時期】
寄付金受領後、佐賀県より「受領証明書」を発行いたします。ふるさと納税としての税制上の優遇が受けられます。

【注意事項】

●ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援PRのために利用させていただく場合があります。

ご寄付以外の協力方法

■SNSで応援

フェイスブックやツィッターなどで、JAFのSNSアカウントをフォローして、流れてくる投稿への「いいね」や「RT・シェア」、「#JAFクラウドファンディング」「#子どもたちを支える」のハッシュタグを入れた投稿などでご協力ください。ブログ記事を書いていただくことも歓迎です。

■あなたの想いを発信

社会的課題である子どもたちの健全育成にご関心のある方、経済的弱者の当事者の方(支援対象世帯の方やご出身の方、支援従事者など)、ご賛同いただける著名人の方で「生活支援」についての想いを発信したい方は、佐賀未来創造基金までご連絡ください。
※ご記入いただいた内容について支援者向けのページや各種メディアなどに掲載させていただく場合があります。

■法人として応援(ジュニアシートなどの現物寄付・資金支援・ボランティア派遣など)

法人として、遊具・機材などの現物寄付、資金支援、社員をボランティアとして派遣、などの形でご協力いただける企業様を募集しています。ご興味いただけた担当者の方は、佐賀未来創造基金までご連絡ください。

■メディアで取り上げる

TV・新聞・雑誌・ラジオ・WEBなど各種メディアの方から是非ご取材いただきたく考えています。メディア関係者の方はご連絡ください。

現在進捗情報はありません。

佐賀県NPO支援

佐賀県のふるさと納税は、皆さまが支援したい佐賀県内のNPO等を指定して寄付することができます。お返しの品は指定されたNPO等が自らの創意工夫で送ることで、県の事務経費を抑え、できる限り多くの額を指定されたNPO等にお渡しし、“自ら考え行動する自発の地域づくり”を応援しています。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • 少しの寄附ではありますが、こどもを守る支援の役に立てれば嬉しいです。

    2021年12月27日 20:11

  • 頑張ってください!
    子どもたちがより安全で安心して暮らせるように、私も陰ながら、切れ目なく寄り添ってサポートしたいと思います。

    2021年12月11日 14:57

  • 少しでもお役に立てればと思います。

    2021年12月8日 15:55

  • 子供たちの交通安全に役立ててください。

    2021年12月8日 12:04

  • 佐賀県は公共の移動手段が少ないので車無しでは生活しにくいところです。ですのでこの取り組みはとても良いと思いました。活動頑張ってください。応援しています。

    2021年12月6日 9:11

  • 佐賀県の子供たちの命をジュニアシートで守りたい。ぜひ応援させてください。

    2021年12月3日 20:26

  • 日本の未来を担う子ども達の交通事故がゼロになりますように

    2021年11月30日 19:59

  • 子どもの安全に対する新しいアプローチなので、是非達成できればと思います!

    2021年11月29日 13:26

  • 新しい形の地域貢献、交通安全啓発活動として応援しています!

    2021年11月29日 10:43

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