障がいのある人のチャレンジを応援したい! 伊勢市の「障がい者就労体験サポート事業」
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 1,128,000円
目標金額:1,000,000円
- 達成率
- 112.8%
- 支援人数
- 61人
- 終了まで
- 受付終了
三重県伊勢市(みえけん いせし)
寄付募集期間:2021年11月25日~2022年2月23日(91日間)
三重県伊勢市

伊勢市では、障がいの有無や年齢、性別を問わず、全ての人が尊重され自分らしく暮らすことができる共生社会を実現するために、「ユニバーサルデザインの街づくり」と「心のバリアフリー」への取り組みを実施しています。
「心のバリアフリー」を目指す取り組みのひとつとして、障がいのある人が、一般企業で就労体験をすることを支援することで、障がいのある人と企業がお互いに理解し合い、ともに働く社会を目指す「障がい者就労体験サポート事業」を行っています。
この事業を継続し充実させていくために、皆さまのご支援をお願いします。
※伊勢市の共生社会実現を目指す取り組みは、特に先導的・先進的であると認められ、「先導的共生社会ホストタウン」として認定を受けました!皆さまの支援を受けて、より充実した取り組みをしていきます。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
みんなが働きやすい社会を目指して
就労体験により障がい者の理解を促進します

伊勢市では、就労経験や職場実習の機会の少ない障がいのある人が、短期間の実習を行えるよう「障がい者就労体験サポート事業」を行っています。
障がいのある方の多くは一般企業での就労や実習の機会がなく、「企業で働く」というイメージが持てなかったり、就労経験がある方も、障がいにより職場で思うように働くことができず、自信を無くしていることがあります。
一方、企業側は、障がいのある人と出会う機会が少ないため、障がいのある人とともに働くためのノウハウがあまりなく、障がい者雇用に対して慎重な側面があります。
この事業は、企業等で仕事を体験することを通じて、一般就労に向けたチャレンジのきっかけをつくるとともに、市内企業に対しては、短期間の実習を受け入れることで、障がいのある人と共に働くことへのイメージづくりと、障がい者支援の理解促進のために行っています。
障がいのある人に就労体験の場を提供しています
障がい者就労体験サポート事業

「障がい者就労体験サポート事業」では、主に下記のような取り組みをしています。
・障がい者の就労支援事業所などを訪問し、就労体験を希望する障がいのある人を募集する
・企業を訪問し、就労体験を受け入れる企業を開拓する
・就労体験を希望する障がいのある人と、受け入れ先となる企業をマッチングする
・就労体験を希望する障がいのある人へ、事前に社会人のマナーなどをレクチャーする
・受け入れ先となる企業に対して、受け入れに当たってのアドバイスや支援を行う
・企業訪問や企業研修会を通じて、障がい者雇用について啓発をする
・啓発や事業を周知するために必要なチラシやパンフレットを作成する
※地道な活動を通じて、今までに多くの障がいのある人が就労を体験してきました。また、受け入れに協力していただける企業も年々増加しています。
【寄附金の使い道】
・障がい者就労支援事業所や企業を訪問するコーディネーターの活動費
・啓発や事業を周知するためのチラシやパンフレットの作成
【目標金額に達しなかった場合の寄附金の取り扱い】
目標金額に達しなかった場合は、一般財源から歳出します。
【目標金額以上の寄附をいただいた場合の取り扱い】
目標金額以上の寄附をいただいた場合は、本プロジェクトの趣旨に沿った経費として活用させていただきます。

2,000円以上のご寄附からクレジットカード、マルチペイメントのお支払いが選択できます。
事業に携わる方の思い
伊勢市健康福祉部福祉生活相談センター
誰もが自分らしく暮らす共生社会の実現を

伊勢市では、障がいについて多くの人にご理解をいただくために、「障がい者サポーター制度」を実施しています。
「障がい者就労体験サポート事業」は、その取り組みの1つです。
この事業は、障がいのある人にとっても企業にとっても、お互いを知るための貴重な機会となっています。
障がいのある人にとっては、自分にできることや企業で働くために必要なことを知る機会となり、働くことへの自信につながり、就労に向けた新たな一歩となります。
また、企業にとっては、障がいのある人について理解を深め、必要な配慮を考える大切な機会となっています。
障がいのある人に配慮した職場づくりは、全ての人にとって働きやすい職場づくりにつながります。
この取り組みの輪を広げていきたいと思っています。
障がいのある人もない人も、ともに働く共生社会の実現に向け、皆さまの暖かいご支援をお願いします。
特定非営利活動法人いせコンビニネット 浦田 宗昭さん
障がいのある人が自信をもって働けるように

就労経験のない、障がいがある、事業所に通っている方々にとって、就労体験ができることは、とても貴重で自信になる体験であり、受け入れる企業にとっても障害者雇用を考える貴重な機会となっています。企業で、活き活きとした笑顔で体験している方々に出会うと、とても嬉しい気持ちになります。
この事業は、伊勢地域の自立支援協議会(現在は、伊勢市施策推進協議会自立支援部会となっている)で、生まれました。この地域で何が足りないのだろうかと議論した結果、その一つに、今までの就労の経験が全くない障がいのある人が3日間程度の就労体験を行う事業が提案されました。これを受け、伊勢市として事業化していただいたのです。
企業の障害者雇用啓発や雇用促進、就労体験の参加者が安心して参加できるようにするためには、より多くの企業に出向いたり、事業所を回ったりしたいと思っています。そのためには、皆さんの応援がまだまだ必要です。是非よろしくお願いします。
体験者の声
体験してよかった!

この事業は2017年度からスタートし、今までに製造業、農園、レストラン、高齢者施設、スーパーマーケットなど、幅広い業種で就労体験の受け入れをしていただき、体験者からも受入企業からも、好評をいただいています。
■体験者の声
・体験前は仕事に不安を抱いていましたが、体験をしたら楽しくて、自分に自信がつきました。
・目標にしていた仕事への集中力、積極性が発揮できました。今後に活かしていきたいです。
・初めての仕事を経験して、自分の可能性を発見できてすごく良かったです。
・この経験を活かし、自信をもって就職活動をしたいと思います。
■受入企業の声
・障がいのある人と一緒に働いて社員の意識改革になりました。最終日には、社員から「お疲れ様」と声をかけられるようになりました。
・真面目で積極的に工夫もしながら仕事に取り組んでいました。
・こちらが気が付かなかったことをしてもらうことができました。
■就労系障害福祉サービス事業所の声
・体験が自信になり、仕事への意欲が出てきました。
・コミュニケーションが図れるようになり、笑顔が出るようになりました。
・利用者が自分の心身状況を再確認できて、非常に貴重な実習でした。
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2022年03月23日 09:17
寄附募集期間終了と寄附のお礼
障がい者就労体験サポート事業の寄附期間は、2月23日をもって終了しました。
みなさまのご協力により、目標金額を達成することができました。
たくさんのあたたかいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
いただいた寄附金は、障がいがある人の就労に向けたチャレンジを支援するために、大切に活用させていただきます。
新型コロナウイルス感染症の影響により、就労体験の受け入れが厳しい状況ではありますが、地道な企業訪問などを通じて
受け入れ企業の開拓や、障がいのある人への就労へ向けた理解促進を実施しております。
今後も、障がいの有無に関わらず全ての人が自分らしく活躍できる共生社会の実現に向けて、様々な取り組みを実施してまいりますので、
引き続き応援いただければ幸いです。もっと見るまだコメントはありません
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三重県伊勢市
伊勢市は、三重県の中等部、伊勢平野の南端部に位置する、比較的温暖な気候に包まれた都市です。
北は伊勢湾に面し、中央には宮川や五十鈴川、勢田川が流れ、また、東から南にかけては朝熊岳、神路山、前山、鷲嶺が連なり、西には大仏山丘陵が広がる緑豊かな都市でもあります。
伊勢志摩国立公園の玄関口として、豊かな自然と美味しい食材に恵まれた本市には、歴史と文化に富んだ名所・旧跡も多く、魅力ある地域資源があふれています。
また、古くから「お伊勢さん」、「日本人の心のふるさと」と呼び親しまれてきた伊勢神宮を擁し、神宮御鎮座のまちとして栄えてきました
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