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福島八幡宮大改修プロジェクト~子どもたちの笑い声とかつての賑わいを取り戻したい!~

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 1,292,000

15.8%

目標金額:8,160,000

達成率
15.8%
支援人数
15
終了まで
受付終了

福岡県八女市(ふくおかけん やめし)

寄付募集期間:2021年11月15日~2022年2月13日(90日間)

福岡県八女市 × NPO法人福島八幡宮建造物保存機構

プロジェクトオーナー

八女市福島地区にある福島八幡宮(市指定文化財)は、350年以上の間、地域住む人の安寧を願う心のよりどころとなっています。この歴史的建造物群の象徴ともいうべき社殿が、屋根の老朽化、及び度重なる台風被害により雨漏りが酷くなっています。訪れる人の安全を確保し、境内で走り回る子どもたちの笑い声が聞こえてくる憩いの場となることを目指し修復を進めています。
この修復で、歴史的建造物への関心を高め、八女福島の町並みの観光スポットとしての価値を高める機会となり、新たな賑わい創出のきっかけとなることが期待しています。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

素晴らしい伝統的建造物を後世に残したい!

福島八幡宮の再生が、福島地区を再生する

福島八幡宮(市指定文化財)は、江戸時代の寛文元年(1661)に建設以来、350年以上福島地区の住民の地域と家庭の永遠の安寧と繁栄を祈ってきた神社です。

260年以上の歴史を持つ「八女福島の燈籠人形(国指定の重要無形民俗文化財)」が奉納される、文化的要素を持った貴重な神社であり、かつては、この場所を中心に町に活気があふれ、にぎわっていました。

260年以上の歴史がある福島燈籠人形

八女福島の町並みの観光のランドマークにもなっている福島八幡宮は伝統的建造物群の象徴ですが、文化財としての価値が高いにもかかわらず、地震や台風等の度重なる天災に加えて老朽化により、雨漏り、瓦の落下、崩壊等の危険にさらされており、訪れる人や地域住民の安全の確保が困難な状況です。

また、少子高齢化や空洞化により、これまで福島八幡宮を地域の宝として支えてきた関係11町内会の住民が減少し、若い世代の歴史・伝統・文化継承に対する思いが希薄になりつつあります。

福島八幡宮が再生され、新しい地域のシンボルとなることで、地域の財産価値、地元への愛着を再確認する機会となればと考えています。

八女市の伝統的建造物や伝統文化を次世代につなげるためにご協力をお願いします。

福島八幡宮の倒壊を防ぎたい

安全な建物として、地域のシンボルに!

雨漏りがひどくシートを被せた社殿

福島八幡宮境内にある建造物の内、福島八幡宮の象徴ともいうべき社殿(拝殿、幣殿、本殿)は、老朽化と度重なる台風被害で、雨漏りがひどくなり、現在、シートで雨漏りを防いでいる状況です。

この社殿を2021年から3年間かけて修復する予定です。

2022年度は、NPO法人福島八幡宮建造物保存機構が主体となり、社殿の一部の修復を実施します。

保存修理にあたっては、町並み景観や歴史的建造物の価値を損なわないように、市伝建保存計画の基準に合致した内容となるよう、NPO法人八女町並みデザイン研究会担当建築士、市及び関係者との協議のうえで進めます。

約3年かけてしっかりと社殿の修復を進めます

【事業実施のスケジュール】
≪2021年度≫
・2021年6月~9月:調査・実施設計・内容検討
・2021年12月~2022年3月:保存修理工事
≪2022年度≫
・2022年4月~2023年3月:保存修理工事
≪2023年度≫
・2023年4月~2023年12月:保存修理工事

【寄附金の使い道】
福島八幡宮社殿(八女市文化財)の保存修理工事にかかる費用の一部

※目標金額に達しなかった場合、当NPO法人が、市内の有力企業等を含め寄附金の再募集をさらに強力に推進しながら事業費を確保し、事業を実施します。すでに市内の関係事業者店舗に募金箱を設置して自主財源の調達を行い、広く支援の輪を広げています。

福島八幡宮の再生にNPOが取組む!

まち歩きのスポットになることを目指して

八女市福島地区は、町家の再生保存活動が進み、近年、古い建物のファンや人気の町家カフェ巡りをする観光客が徐々に増えています。

NPO法人福島八幡宮建造物保存機構は、地域住民、特に若い世代に歴史・伝統に対する思いや、アイデンティとしての福島八幡宮の存在意義を知っていただくために、修理後には見学会イベントを行い、地区内外の皆さんに共感していただく活動も行います。

福島八幡宮の境内は、訪れる観光客や近隣住民が安心して参拝していだけるような場所でありたい。再生された町家と併せて、まち歩きのスポットとして町全体にかつての賑わいが戻ってくることを目標に活動してまいります。

NPO法人福島八幡宮建造物保存機構の関係者

このプロジェクトにより、観光客や近隣住民のいこいの場の安全を守り、子どもたちの遊び場として、子どもたちの笑い声が絶えなかったかつての境内が蘇ることが期待されます。

歴史的建造物群の再生だけでなく、このプロジェクトをとおして、町並み景観の保全、文化財・歴史遺産の保存がどれだけ大切であるか、福島八幡宮が地域のシンボルであることを、地域のつながりが希薄化しつつある福島地区の方に再確認していただく機会となるように、次世代につないでいきます。

NPO法人福島八幡宮建造物保存機構の関係者

これまでのガバメントクラウドファンディングの取組み状況

 ・2019年 西回廊修復工事(完了)
 ・2020年 東回廊修復工事(完了)
 ・2021年 社殿屋根の修復工事

2019年度実施済!

左:修復前/右:修復後 修復された回廊西

2020年度実施済!

左:修復前/右:修復後 修復された回廊東

子供の頃の賑やかな福島八幡宮に戻したい

NPO法人福島八幡宮建造物保存機構 理事長 牛島 幹

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八女市福島の中心に鎮座する福島八幡宮。建立以来約360年になりますが、現在でも氏子町のみならず福島全体の安寧を願って存在し続けています。ただ、最近とみに老朽化がひどくなり危険な所も出てきました。
そこで、私たちNPO法人福島八幡宮建造物保存機構は氏子町の皆さんを中心に10年計画ですべての建物、石垣を改修することにしました。資金については氏子町の皆さんの寄付金が中心となりましたが、現実的にそれだけでは資金が足りずいろんな方法を考えてきました。その一つがNPOに対するふるさと納税です。
2019年度と2020年度は、八女市出身の方を中心に全国の皆様からのご協力で、西回廊と東回廊を修復することができました。本当にありがとうございました。さて2021年度から3年計画で本殿、拝殿の修復工事を予定しております。
皆様にはコロナ禍で大変な時期だとは思いますが、今まで以上の応援をよろしくお願いいたします。

皆様からのご支援に感謝申し上げます

福島八幡宮 宮司 吉開 雄基

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2020年の大改修事業に於けるガバメントクラウドファンディングに対して多くの皆様に寄附を賜り心より御礼申し上げます。
お陰様で現在、東回廊の修復も完了し、残るは御社殿と社務所となりました。

2020年度に引続き今年度もガバメントクラウドファンディングで寄附を呼び掛けることとなりました。

今回も前回に引き続き、御社殿の修復工事になります。社殿は神様が住まう社(やしろ)であり、皆様がお参りされる際、最も重要な建物であり地域のシンボルでもあります。

当宮は寛文元年(1661年)に建立されて以来、大規模な修復をするのは初めてであり、当宮としても非常に感慨深いものでございます。

この社殿を今後数十年、何百年と残していけるよう、皆様のご支援の程よろしくお願い申し上げます。

町人文化の遺る神社「八女福島八幡宮」

矢部屋許斐本家 14代 許斐 健一

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福岡県八女市福島地区は九州最大の平野である筑紫平野の南東の端に位置し、筑後川支流と矢部川支流によって形成された沖積平野(扇状地)です。灌漑によって早くから水田開発が進み、弥生時代には集落が点在し古代の条里制がしかれました。戦国時代(16世紀末)には平城が築かれ、江戸時代初めの半世紀の間に廃城しましたが、城下町(横町)の構成を残しつつ久留米藩最大級の商家町として発展しました。城堀跡の水路や屈曲した道路網等の面影を残していますが、この町で最も重要なランドスケープアーキテクチャーと云えるのは、福島八幡宮です。
この神社は江戸時代初期に廃城した城の辰巳櫓跡を利用して築かれ、当時の人々の政治・経済・社会的なシンボルとして、資源を結集し造られてました。
日本一の高級茶「八女茶」や九州最大の伝統工芸の産地として、発展・存続してこられたのは、八女の風土の恩恵や人々の情熱と共に、それを支えた信仰があったからだと思います。
その信仰=町民文化を伝える、八女福島八幡宮を次世代に引き継ぐ応援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

寄附者の皆様へ

NPO法人福島八幡宮建造物保存機構からのメッセージ

2020年度までに回廊西及び回廊東の保存修理工事が完了し、現在、社殿修復に向け取り組みを進めています。八女福島を代表する歴史的建造物の福島八幡宮の保存修理活動にご理解いただいた方、私たちの活動に共感していただいた方からの暖かいご支援に、心よりお礼申し上げます。

毎年9月に行われる重要無形民俗文化財「八女福島の燈籠人形」の公演は、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、2022年の9月には公演が行われることを願っております。
末尾に皆さまとご家庭の永遠の安寧と繁栄をお祈りいたします。

お礼の品一覧

現在進捗情報はありません。

福岡県八女市

NPO法人 福島八幡宮建造物保存機構は、江戸時代の寛文元年(1661年)建設以来、旧福島城内住民の地域と家庭を見守り続けてきた「福島八幡宮(市指定文化財)」の修復保存と、文化的価値を高めることを目的として活動をしています。
倒壊の危険性のある歴史的建造物を後世に残すために、皆さんのご支援をお願いいたします。

この事業は、八女市が、ガバメントクラウドファンディングをとおしてNPO法人の活動を支援するもので、「NPO法人活動支援に係る寄附金交付要綱」により、「NPO法人福島八幡宮建造物保存機構」が活動を実施します。