地域で頑張る起業家を応援したい!地域の未来を変えようとそれぞれの夢にチャレンジする起業家3組の挑戦
カテゴリー:新産業・地域創生
寄付金額 570,000円
目標金額:3,000,000円
- 達成率
- 19%
- 支援人数
- 9人
- 終了まで
- 受付終了
岩手県北上市(いわてけん きたかみし)
寄付募集期間:2021年12月13日~2022年3月12日(90日間)
岩手県北上市

北上市では、市内でがんばる企業やこれから起業しようとがんばる人たちを応援しています。
起業家を支援するために、新製品や新サービスの開発・提供や起業・創業などを行うための事業費の一部を負担する「新事業創出支援事業補助金」や、起業したい人や起業して間もない人を応援する「創業支援塾」を北上市産業支援センターで毎年開催し、多くの起業家を世に送り出しています。
また産業支援センターを中心に、起業後もさまざまな相談にのり事業継続をサポートするなどして応援しています。
今年度は8組の事業者・起業家から「新事業創出支援事業補助金」への応募があり、その中から3組の事業者・起業家を採択しました。
補助を受ける3組は、これから市内で新たな事業を立ち上げ取り組んでいきます。
北上市としても、3組の事業を多くの方々に応援していただきたいと考え、今回ふるさと納税型クラウドファンディングを行います。
応援をよろしくお願いします。
【注意事項】
<北上市内からご寄附される皆様へ>
お礼の品は、市外在住の寄附者のみがご選択いただけます。
北上市民の皆様からのご寄附に対しましては、お礼の品の送付ができません。ご理解いただきますようお願いいたします。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
新たな取り組みにチャレンジする起業家を応援
立ち上がった3組の起業家

北上市では、市内で新しい事業に取り組む人たちを応援しています。
市内の起業家が元気になれば地域も元気になり、それにより地域を活性化させようという思いから、起業家の皆さんに補助金を交付しています。
この補助金では、起業家が事業に取り組む際の事業費の一部を補助しています。
今年度は、八重樫優美さん、Ristorante Tremolo(リストランテ トレモロ)小石川友樹さん、髙橋陽子さんが補助を受け、新たな事業に取り組みます。
●八重樫さんは、地元食材を活用した手作り総菜の販売と併設されたスペースで育児相談を出来る場に。
●小石川さんは、イタリア発祥で軽い口どけが特徴のデザート“セミフレッド”をパッケージ化し、デパートやインターネットでの販売を。
●髙橋さんは、市内初となる美腸サロンと美腸教室を開業し、市民の免疫力向上と健康寿命の延伸を図ります
3組の起業家のみなさんが何をきっかけに、どのような内容に取り組むのかそれぞれご紹介していきたいと思います。
八重樫 優美さんの挑戦
今、出産・子育てを取り巻く環境

八重樫さんは産婦人科に勤務した経験があり、そのときに周りのサポートを受けられない、貧困状態、夫のDVを受けているなど様々な事情を抱える妊産婦がいることを知りました。
自身も一人目の妊娠・出産が東日本大震災の年、二人目の妊娠・出産がコロナ渦であり、大きな不安を抱えながら過ごしたとのこと。
家族のサポートがありなんとか乗り越えることができたものの、自分のようにサポートが受けられる人ばかりではないことから、孤独や不安を抱える妊産婦や母親やその家族を地域で見守り支える役割や場所が必須と感じたそうです。
自分の育児経験や、産後ドゥーラ・栄養士としての知識を生かし手作り総菜を提供し、妊産婦や働く子育て世代に向けてバランスの摂れた食事の提案をしたいと考えました。
また身内に助産師がいることから、妊産婦へ助産師による専門的なケアを提供できないかとの思いが強くなりました。
今、取り組まなければ
寄り添う、孤立させない、人を頼る

妊産婦や子育て世代の心身両面でケアしようと思い、八重樫さんは3つのことに取り組もうとしています。
◆手作り総菜の販売
地元で採れる旬の食材を使い、主菜、副菜をそれぞれ2~3種類用意して販売します。
育児に疲れ、仕事にも疲れ、夕食の支度が難しい人にも気軽に立ち寄ってもらえるような営業時間や販売価格を考えています。
家事の軽減によってできた少しの時間を、自分のための時間や、子どもや夫婦の会話の時間に使って欲しいという思いがあります。
◆妊産婦への見守り付き配食サービスの提供
食事を配達し、利用者が食事をする間、助産師が赤ちゃんの抱っこや希望によっては沐浴や体重測定をします。
出産後は慣れない育児に追われ食事も満足にとることができないお母さんがたくさんいます。そういったお母さんたちがゆっくりご飯を食べる時間を作ってあげたいと考えています。
その他にも母乳相談や利用者の身体のケアも合わせて行うことも予定しています。
◆併設する相談スペースの開放
予約不要で育児相談を目的に気軽に立ち寄れるスペースを開放し、助産師が相談を受けます。
ゆくゆくは、妊産婦さんや親子を対象としたミニ講座や、離乳食の講座なども開催していきたいと考えています。
寄附の使い道
2022年の開業を目指して、店舗や備品の整備を進めます
【寄附金の使い道】
店舗となる自宅の小屋の改装と、開業に必要となる家電や備品の購入費として活用させていただきます。
■自己資金:390万円
■寄附金目標金額:100万円
【内訳】
・自宅小屋改装費:418万円
・備品購入費(家電や消耗品):62万円


地域の未来のために
安心して生み育てることができる北上市へ
この事業により、頼ったり相談する場が増えることで、妊産婦や子育て世代がゆったり育児に臨めたり、育児と仕事の両立がかなう、そして次の妊娠や出産がもっと前向きになれば、きっと地域社会の貢献につながると考えます。
地域社会全体で子育てを見守り支えていくという認識が浸透することにより、安心して子産み、子育てができる北上市が構築されるきっかけになりたいです。
さらに、今回取り組む事業を周知することで、類似の支援をしたいと考えてくれる人が現れ、サポートする側も徐々に増えていくことを期待しています。

Ristorante Tremolo小石川友樹さんの挑戦
新型コロナウイルスの流行で遠のいた客足

小石川さんは北上市内にあるイタリアンレストラン「Ristorante Tremolo(リストランテ トレモロ)」のオーナーです。
お店は2016年にコース料理を主体に提供する地産地消型本格的イタリアンレストランとして創業しました。
岩手県産食材を活かした本格創作イタリア料理をリーズナブルな価格で提供し、女性を中心に人気のあるお店です。
開店から5年、これまで売り上げも年々伸び順調な経営状況でしたが、2020年からコロナウイルスが猛威をふるい客足が遠のき、売上が20~30%減少するなど大きな影響が出ました。
大幅な人件費のカット、お弁当やテイクアウトを強化するなどし、従業員を継続雇用できるよう努力してきましたが、昨年に比べるとお客様のテイクアウトへの反応も鈍くなり、注文数も激減するなど苦しい状況となりました。
コロナ渦で先が見通せない今、新たな販路を獲得しようと、以前より挑戦しようと温めていた加工品の販売を始めようと決意しました。
コロナに負けない経営を目指して
はじまりはお客様からのアドバイス

小石川さんのお店では全国的にも珍しい、イタリア菓子のアイスケーキ「セミフレッド」をお客様に提供しています。
セミフレッドとはたくさんの空気(メレンゲ)を含ませたクリームを凍らせて作る、アイスクリームとケーキの中間のような不思議な食感のデザートです。
小石川さんが店でセミフレッドを提供してたとき、たくさんのお客様から「これを通販で売り出したらいいんじゃない?」とアドバイスをもらい、商品化することを決めたとのこと。
セミフレッドは専門性の高いデザートであり、イタリア料理店に従事し修行を重ねないと、その技術を取得することができないとされています。
口どけ・口当たりがよく、よりリッチな味わいを楽しめるセミフレッド作るために日々研究や試作を重ね、今回商品化に至りました。
このセミフレッドを百貨店やデパート関係、自社ホームページやECサイトで販売していき、北上市の新たなお土産としても認知されるように取り組んでいこうと考えています。
また、ふるさと納税の返礼品として全国の皆様にお届けできるよう販路を開拓していきたいと考えています。
寄附の使い道
[Hello,Ice Cake!](ハロー,アイスケーキ!)プロジェクトを立ち上げます
【寄附金の使い道】
レストランを改装して、菓子製造営業許可の基準を満たすように厨房を改装するために活用させていただきます。
■自己資金:103万円
■寄附金目標金額:100万円
【内訳】
・機器整備費(フード工事・冷蔵庫購入費):86万円
・施設設備費(内装工事・電気工事):117万円
プロジェクトを立ち上げます](https://img.furusato-tax.jp/img/x/gcf/project/form/details/20211111/offd_45304325759306b1b6f449cb21c59abe29e00ec0.jpg)

たくさんの人を笑顔に
たくさんの人を笑顔に
レストランだからできること
レストランには、食事を通して感動を与えたり、日常を忘れさせてくれる効果があると考えています。
現在はコロナ渦でレストランなどでの食事を自粛されている方々がたくさんいいることと思われます。
そのような方々にぜび手に取っていただき、家庭でレストランの味を楽しんでもらうことによって笑顔になってもらいたいです。
また構想中ではありますが、夏はマンゴー、レモン、ピスタチオを加えた、よりさっぱりする商品や、秋には干し柿やトリュフを使用した商品、冬にはイチゴやチョコレートを加えた商品など、シーズンごとにより季節感を感じていただける商品開発を行っていきたいと考えています。

髙橋陽子さんの挑戦
休日のボランティア活動から見えてきたこと

髙橋さんは平日会社員として勤務する傍ら、2015年から6年間、休日を利用し自分や家族の心と体のセルフケアを提案する活動を行ってきました。
活動を行うきっかけとなったのは、家族の重度アレルギーでした。それに加え、家族が生死に関わる腸の病気を患ったこともあり、体と心の大切さに気づいたといいます。
また、6年前に体への副反応がないエッセンシャルオイルに出会い、そのオイルでの身体のケアを学びました。
そこから体の内側をより良くすること、その土台である腸の重要性にたどり着いたとのことです。
様々な活動をする中で、子どものときから慢性的な便秘に悩む人や、原因不明の生活習慣病を患っている人、間違った過度なダイエットから不調に陥ったり、慢性的なストレスにより病気を患った人をたくさん見てきました。
これらの症状には腸内環境が大きく関わっていることが多く、年齢に応じた腸のケアがいかに重要かということを実感しました。
また新型コロナウイルスが蔓延している今、早期回復や重症化を回避するためにも、人間が本来備えている免疫力を高めることが大切になってきています。
免疫の7割は腸で生成されると言われるほど、免疫力向上に腸のケアが役立つと考えています。
今までのボランティア活動でのスキルや、一社日本美腸協会で取得した資格を生かして、市民の免疫力向上や高齢者の健康寿命増進のお手伝いができないかと考え始めました。
美腸サロンの開設に向けて
腸もみでたくさんの人を元気にしたい

これまで介護施設でのマッサージボランティアやエッセンシャルオイルの講座開催、出張して腸もみケアを施術してきました。
その経験から生活指導・食事指導・腸もみケアを総合的に行うことができる美腸サロンが必要だと感じ、北上市初となるサロンをオープンさせることを決意しました。
美腸サロンでは施術、生活指導、食事指導、腸もみケアを行う予定です。
また腸の入門講座を開催し、なぜ腸が大切なのかを伝えていきたいです。
具体的なサービス内容として
◆美腸エイジングケア(腸もみ)
◆背中ケア
◆腸の入門講座(日本美腸協会認定)
◆エッセンシャルオイルの基本講座
◆サプリメントの販売
などに取り組もうと考えています。
寄附の使い道
からだのお悩みを改善する美腸サロンの開設を目指します
【寄附金の使い道】
店舗となる空き家の改修と開店に必要な備品の購入に活用させていただきます。
■自己資金:117万円
■寄附金目標金額:100万円
【内訳】
・空き家の改修(改修工事・水道工事):180万円
・必要な備品の購入(エアコン・空気清浄機・サロン用品購入費):37万円


腸から健康に
健やかな心と体を育む手助けに
新型コロナウイルスの蔓延により、免疫力の向上に注目が集まっています。
美腸は免疫向上、高齢者の健康寿命の増進につながることが期待されます。
人体において腸は第二の脳と言われており、腸への正しい知識を得て生活習慣を変えることは美腸へとつながり、健やかな心と体を育てることが可能です。
今後健康で活力ある生き生きとした社会の維持に、きっと役立てると考えています。

プロジェクトへの応援の声
北上市長 髙橋 敏彦
■挑戦する心を原動力とした力強い地域を目指して

北上市では、市政運営の新しい指針として「北上市総合計画2021-2030」を策定し、今年度からスタートさせています。
まちづくりの将来像として「“うきうき”“わくわく”するまち北上」を掲げ、子どもから大人まで、それぞれのライフステージを楽しく過ごし、多くの市民の笑顔あふれる“うきうき”するまち、新しいことに挑戦する人や企業を応援し、「挑戦するなら北上市」として内外から認められる“わくわく”するまちの実現を目指しています。
これに関わり、市では産業分野を問わず新事業に取り組む方を支援する補助制度を設けていますが、今回、この補助金を活用し新たなプロジェクトに取り組まれる3組の起業家の方は、自身の経験から感じた地域の課題やコロナウイルス感染症によって見えてきた業界の課題など、それぞれが直面する問題点を解決しようとされています。
これらの取り組みは、地域課題の解決や地域資源の活用といった地域の未来を担うものと信じています。
今年もコロナ禍という極めて厳しい状況下であり、それに加え人口減少、少子高齢化の進行など、現在本市を取り巻く環境は大きく変化しています。
このような状況であっても、誰もが活躍するための環境づくりが大切であり、このプロジェクトを応援いただくこと、そして広めていただくことが、多くの人々の元気につながり、そしてまちの元気へとつながっていくものと期待しています。
皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします。
寄付者のみなさまへ
北上市からのメッセージ
北上市では、市内で新事業に取り組む方を応援するため、「北上市新事業創出支援事業補助金」を交付しています。
2016年度から開始した補助金ですが、新商品の開発や新たな店舗のオープン、観光振興など、幅広い分野の新事業に取り組む事業者を応援してきました。
この補助金の財源に充てるため、そして、市内で新たな挑戦をする事業者を多くの方に知っていただくために、2018度から、GCFを活用しております。今年度いただいた御寄附は、市から事業者へ交付いたします。
皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

寄附金の取り扱い
北上市では、市内で新事業や6次産業化に取り組む方を応援し、地域の産業を活性化させるため、「新事業創出支援事業補助金」を交付しています。
これは、事業に取り組む方へ事業費の一部を補助するものです。
今回、この補助金を活用する事業者がどんな事業に取り組んでいるのか、どんな効果が期待されるのかなどを寄附者の皆様に知っていただき、応援していただきたいと考え、ふるさと起業家支援プロジェクト(GCF)を活用させていただいております。
いただいたご寄附は市が受け付け、事業者へ交付する補助金の財源として活用させていただきます。
※補助金の仕組み上、今年度の事業が終了してから事業者へ交付させていただきます。
※事業者への補助金額はすでに決定しており、目標金額に達しない場合も頂いた寄附を今回のプロジェクトの補助金の財源として活用し、市から事業者に補助金として交付させていただきます。
お礼の品について
本プロジェクトのお礼の品として、平成28年度から実施している新事業創出支援事業補助金を活用した事業から生まれた品を準備しています。
寄附額に応じてお礼の品をお選びいただけます。
【注意事項】
<北上市内からご寄附される皆様へ>
お礼の品は、市外在住の寄附者のみがご選択いただけます。
北上市民の皆様からのご寄附に対しましては、お礼の品の送付ができません。ご理解いただきますようお願いいたします。
現在進捗情報はありません。
岩手県北上市

北上市は岩手県内陸南部に位置し、北上川と和賀川が合流する山々に囲まれた自然豊かなまちです。
伊達藩と南部藩の境に位置するため、藩境のまちとして培ってきた「ヨソモノを受け入れる文化」、企業誘致などを先駆ける「前に進み続ける精神」が根付いています。
チャレンジする人を応援する風土は、北上らしさの一つです。
北上市では市内で新しい事業に取り組む事業者を応援する新事業創出支援事業補助金、採用試験の交通費などに使えるUIターン補助金等の制度で、チャレンジする人の新たな一歩を応援しています。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。