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追い詰められている孤独な子どもたちに居場所を~様々な出会いを通して未来への夢や希望を持ってもらいたい!~

カテゴリー:子ども・教育 

main_img 達成

寄付金額 1,160,813

112.7%

目標金額:1,030,000

達成率
112.7%
支援人数
37
終了まで
受付終了

静岡県(しずおかけん)

寄付募集期間:2021年8月4日~2021年10月3日(61日間)

静岡県 × 一般社団法人ルミナス

プロジェクトオーナー

一般社団法人ルミナスの尾朝健太郎さんは、長らく子どもの学習支援に携わってきた中で、不登校となった子どもが自傷行為をしたり、家庭で暴れたりを繰り返しながら、長期のひきこもりに陥っていく姿を目の当たりにしてきました。

こうした子どもたちには何よりも安心できる居場所が必要だと考えた尾朝さん。沼津市内に子どもの居場所「山の家」を開設し、追い詰められた子どもを受け入れるとともに、そのことに悩む親の相談にも親身に応じてきました。

今回のルミナスのプロジェクトは、こうした居場所の活動を他の地域にも広げ、さらに多くの子どもたちに手を差し伸べ、その再出発を応援しようとするものです。ルミナスへの応援をよろしくお願いします。

【注意事項】

・本プロジェクトは、目標金額を達成次第で寄付募集が終了する「目標金額達成型」となります。

ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!

ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

控除上限額かんたんシミュレーション

結果:-

 

どんな境遇の子どもたちも見捨てない!

子どもがホッとできる居場所をつくる

2019年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によれば、不登校(年間30日以上の欠席)の小学生は全国で53,350人、中学生は127,923人に上り、在籍児童生徒数に対する割合はそれぞれ0.8%、3.9%となっています。

これには、いわゆる保健室登校の児童生徒や、適応指導教室、フリースクールに通うことで出席が認められている児童生徒は含まれていません。

また、正確な人数は分かりませんが、高等学校を退学となり、そのままひきこもり状態になっている子どもも相当数いると考えられています。

写真

以前、私たちは4年間にわたり子どもの学習支援に携わってきました。そこでは学校に通えない子どもたちや、学校へ行きたくないと訴える子どもたちにたくさん出会いました。

どの子も「学校に行かなければ」というプレッシャーで苦しみ、出来ない自分を責めています。私たちはそうした子どもたち一人ひとりに寄り添い、また、親のケアをしながら信頼関係を築いてきました。

不登校やひきこもりの子どもたちは居場所がないと感じ、悩んでいます。

写真

私たちはこうした子どもたちの居場所をつくりたいと考え、2020年7月、一般社団法人ルミナスを設立し、沼津市香貫地区の子どもの居場所「山の家」を運営してきました。「山の家」では、子どもたちとの対話を通して、「自分はかけがえのない存在である」ことに自ら気付いてもらうことで、彼らが自信を持って再び社会参加できるよう応援しています。

地域にはまだ多くの不登校の子どもがいるはずです。新たな居場所を設けることで、こうした子どもたちと出会い、彼らが夢や希望を持って新たな出発をするためのお手伝いをしたいと思います。

「山の家」を利用したS君の声

これまで家から出れなかったが、やっと山の家には行けるようになりました。釣りに行ってみたかったので、スタッフの方に頼んでみたら、釣りに連れて行ってくれました。初めてのチャレンジで楽しかったです。

勉強も中学からずっと学校に行っていなかったので自信がなかったのですが、少しずつ丁寧に教えてくれるので良かったです。これからは、通信制の高校へ行けるように少しずつ頑張ってみようかと思っています。

「山の家」を利用したS君の声

 

子どもの再出発に向けた新たな居場所づくりを始めます!

子どもが未来への夢や希望を持てるようになるために

現在私たちが運営している「山の家」に加えて、沼津市愛鷹地区と函南町丹那、柏谷に居場所を1か所ずつ新たに設け、それぞれに3人のスタッフが常駐します。

そこでは、勉強が遅れてしまった子どもたちが個別に指導を受けたり、それぞれがやりたいことに取り組むことで自信を取り戻していきます。やりたいことは、eスポーツ、サバイバルゲーム、卓球、散歩、釣り、絵画など何でも構いません。

居場所では、農業体験と収穫した作物を料理することで生きる力を身につけていきます。また、社会参加に向けて、子どもたち自ら製作したハンドメイド作品を地域のイベントで販売したり、様々な職業体験を行います。

【寄付金の使い道】新たな居場所の開設と運営の経費

・居場所の賃借料等:250,000円
・子どもたちの食料支援費用:100,000円
・PC・タブレット購入費用:200,000円
・教材費:50,000円 など

※目標金額に達しなかった場合の寄付金の取扱い:目標金額に達しなかった場合、購入する物品等を減らすなどして実施します。

【寄付金の使い道】新たな居場所の開設と運営の経費

 

子どもと住民が互いに寄り添う地域を目指して

居場所は地域の中にある

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秋田県藤里町の社会福祉協議会では、ひきこもりの当事者が家から出た後の居場所を地域につくり、そこを受け皿に就労へとつなげる「藤里方式」で成功を収め、全国的に有名になりました。

地域に居場所を設けることで、地域の方がひきこもりの当事者への理解を深め、マイナスイメージをなくすことにもつながります。そうした意識の変化によって、ひきこもりの方が再び地域で活躍しやすくなるという好循環が生まれます。

私たちの居場所も、地域の方の支えで成り立っています。子どもたちは、地域の方とのふれ合いを通じて、今後の生き方のヒントを得ていくことでしょう。

また、地域の方自身が子どもに関わっていく中で、人と人との繋がりを広げたり、地域の問題を自分のこととして考えてくれるきっかけになることも期待しています。

 

居場所づくりに携わる方の思い

居場所を貸してくれる後藤さん

■子どもたちの沢山の笑顔を見たい

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使っていない自宅の一部を子どもたちに使ってもらいたいと、提供しました。

年金生活者で、一人暮らしなので、単調な毎日でしたが、子どもの姿を見ると、笑顔になれる気がします。同じように、今は何もできていませんが、子どもが笑顔で来られる居場所に協力できればと思っています。

まずは、庭を耕して、作った野菜が収穫できるよう手助けします。

畑を貸してくださっている横山さん

■美味しい野菜を食べる子どもたちの様子を見守りたい

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自分が耕す畑の収穫にお手伝いを頼んでいます。土の中に根を張る野菜が、思った以上に力を籠めないと収穫できないことに気付き、真剣になる様子に感心します。

食卓に出される状態の野菜が、畑でどんな風に作られているか勉強できるのではと思います。収穫した野菜を皆で調理し、楽しそうに食べている姿を見ると嬉しく思います。

土に触れることによって、心の癒しになることを期待しています。畑の仲間に声かけし、支援の輪が広がっています。

 

プロジェクトを応援する声

静岡県健康福祉部 部長 石田 貴

■地域で子どもを受け入れ、寄り添う取組に温かい御支援を!

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子どもは、社会に希望と活力をもたらす地域の宝であり、この大切な宝を育てる子育ては、極めて尊い仕事です。

子どもは学校や地域で、教職員を始めとする大人や友達とのふれあいを通じて、社会性や豊かな感性、健やかな心身を養います。県内小中学校の不登校の児童生徒は増加し続けており、こうした子どもを取り残さないためにも、個々の事情に応じた手厚い対応が求められています。

こうした中、不登校の子どもを地域で受け入れ、寄り添いながら、様々な体験や活動を通じて、徐々に社会参加を促していくルミナスの取組は、再出発に向かおうとする子どもたちにとって、大きな力になるに違いありません。

新たな拠点を開設する今回のプロジェクトが成功し、今後、より多くの地域でこうした活動が展開されていくことを強く期待しています。みなさまの温かい御支援を心からお願い申し上げます。

 

寄付者のみなさまへ

一般社団法人ルミナス 代表理事 尾朝健太郎

現在、コロナ禍において不登校、ひきこもりが増えています。

写真

その理由として心の問題だけではなく、いじめや、家庭での貧困やネグレクト、虐待などがあります。

子どもたちは、SOSを出せずに困難を抱え独りで苦しんでいます。そのような子どもたちに安心のできる居場所をつくり、子どもたちが未来に希望が持てるようにお手伝いしていきたいと思います。

少しでも多くの、困っている子どもたちに出会えるようにしていきたいと思います。看板犬こたろうとともに、子どもたちを迎えます。

  • 2023年09月09日 10:00

    活動報告書を掲載しています

    子どもの居場所づくりプロジェクトにご支援いただきありがとうございました。
    いただいたご寄附の使い道等について、静岡県ホームページで、活動報告書を掲載しています。
    応援いただき本当にありがとうございました。

    (活動報告書は以下からご覧いただけます)
    https://www.pref.shizuoka.jp/kodomokyoiku/kodomokosodate/kosodateservice/1040719/1022318.html

    また、静岡県では、現在、子どもの居場所づくりに関する新しい4つのプロジェクトに挑戦しています。
    よろしければご覧ください!


    ひとり親家庭のための子ども食堂を始めて7年、今度はキッチンカーで子ども食堂の活動を広げます!
    https://www.furusato-tax.jp/gcf/2391

    食を知り、つくり、楽しむ「食のキッチン」を開催したい!
    https://www.furusato-tax.jp/gcf/2392

    不登校の子どもたちがリラックスして通える居場所「考える学校」を作りたい!
    https://www.furusato-tax.jp/gcf/2393

    ココロもカラダもゆっくりできる居場所を増やしたい!!
    https://www.furusato-tax.jp/gcf/2394

    もっと見る

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静岡県

静岡県では「生まれてよし 老いてよし」、「生んでよし 育ててよし」、「学んでよし 働いてよし」、「住んでよし 訪れてよし」の理想郷“ふじのくに”を目指し、皆様と二人三脚で様々な施策に取り組んでいるところです。「ふるさと“ふじのくに”」に貢献したい!「ふるさと“ふじのくに”」を応援したい!という皆様からの寄附をぜひお願いします。

  • GCFとは?

このプロジェクトへの応援メッセージ

  • ふるさとです!頑張ってください!

    2021年9月26日 21:29

  • 県外者です。私には子どもがいません。親子さんの本当の辛さは理解できないと思います。ただ、苦しい時を1人ではなく支えてくれるあたたかな場所、人として活動したい方々を是非大切に支援してください。県の宝物ですね。私も将来見習いたいです。

    2021年9月14日 21:45

  • 自分では具体的な支援行動ができないので、せめて資金だけでも応援します。

    2021年9月14日 11:39

  • 素晴らしい活動です。頑張ってください。

    2021年8月7日 18:06

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