特攻隊員が飛び立った地に,みんなでつくる追悼と祈りのシンボル

カテゴリー:伝統・文化・歴史 

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寄付金額 4,748,000

47.4%

目標金額:10,000,000

達成率
47.4%
支援人数
68
終了まで
7
/ 91

鹿児島県南九州市 (かごしまけん みなみきゅうしゅうし)

寄付募集期間:2021年7月1日~2021年9月29日(91日間)

鹿児島県南九州市

プロジェクトオーナー

南九州市では、76年前に沖縄の海で尊い命を落とされた多くの特攻隊員を追悼し、平和を誓うための水辺を知覧平和公園につくるため、「知覧・平和の水辺づくり事業」プロジェクトを計画した次第です。

本市といたしましては、戦争を体験しない世代がほとんどとなった今日、特攻隊員を追悼し続けるとともに、特攻隊員一人ひとりの心情を語り継いでいくことに、尚一層の努力する決意を新たにしたところでございます。そして、この地を訪れる多くの人々にも、ぜひ一緒に、想い、祈っていただきたいと考えております。

今回整備する「知覧・平和の水辺」は、現代の私たちの追悼の想いを象徴する施設です。

鹿児島県南九州市

南九州市は、鹿児島県の薩摩半島南部に位置します。四季を通して温暖で豊かな自然に恵まれ、この環境下で栽培される「お茶」や「さつまいも」は、全国の市町村の中で生産量日本一を誇ります。

特に、市内全域で栽培される「知覧茶」は、全国茶品評会で農林水産大臣賞を数多く受賞するなど、その品質は高い評価を得ています。

本プロジェクトの舞台である知覧平和公園は、76年前に特攻基地となった知覧飛行場跡にあり、公園内に建つ知覧特攻平和会館には全国各地から多くの来館者が訪れます。

GCFプロジェクト進捗情報一覧

現在進捗情報はありません。

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ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。

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結果:-

 

戦後世代の平和への誓いを形に!

戦争体験者がいなくなる時代を迎えるからこそ

知覧特攻平和会館には現在も多くの入館者が訪れます。南九州市は、旧知覧町の時代から、特攻の史実を知っていただくことで平和の大切さ、命の尊さを感じていただきたいと取り組んで来ました。

しかしながら、戦後76年を経過し、訪れる方々のほとんどが、戦争を実感できない世代となってきました。それに伴って、なぜ、市が特攻隊の史実を伝え続けているのかということの本質が伝わりづらくなってきています。

それは、伝える側に御遺族や、元特攻隊員の方々の存在があり、市はその存在に寄り添うことによって実現していた時代から、寄り添うべき存在が高齢化やあるいは故人となられ、市自体が伝え手の主体となってしまったことにより生じていることです。

市の取り組みを綿々と続け、特攻の史実と、それを残す意味を未来につないでいくためには、多くの方々と思いを共有するモニュメントが必要だと考えました。多くの思いを同じくする方々の存在がなければ、「平和を語り継ぐ」取り組みは遠からず衰退します。

令和の新たな時代を迎え、人々の価値観も大きく変わりつつある今だからこそ、南九州市が全国の皆様とともに、特攻隊員を追悼し平和の尊さを語り継ぐことを誓うこと、そしてその多くの方々の思いを具現化するモニュメントの設置が、未来のために必要なのです。

 

平和の水辺に人々の思いを!

追悼と平和を語り継いでいくことを誓う証

昭和16年に旧陸軍知覧飛行場開設以来、知覧の住民は飛行学校の学生たちと交流し、昭和20年の沖縄戦においては、特攻隊員の身の回りのお世話をし、帰らぬ出撃を見送りました。

連日のように空襲警報が鳴り響き疲弊する中にあって、ある人は母親のように親身に世話を焼き、ある人は兄のように慕い、一緒に歌を歌いました。

戦後、生き残った人々は、「あの方たちを忘れてはいけない」と、慰霊の取り組みを始めました。「あの方たちが生きていた証を、この地に残していこう」と決めたのです。

それは、ともに戦った元特攻隊員をはじめとする関係者と、手を振り見送らなければならなかった地元住民による戦死した特攻隊員に対する誓いであったと思います。

そして大切な息子や兄弟を亡くした御遺族と、全国の多くの方々がこの誓いに賛同してくださいました。昭和30年から、知覧から出撃した439名を含む、沖縄戦で戦死された陸軍1036名の特攻隊員の慰霊祭が綿々と続けられ、毎年、全国各地から御遺族をはじめ、多くの方々が参列を続けてきました。

そして時代は巡りました。65回を数える慰霊祭の立ち上げに尽力された方々も高齢となり、また多くが故人となりました。

しかしながら、特攻隊員の御遺族から、史実を未来に繋ぐことを託された市は、歩みを止めるわけにはいきません。市は、全国の共感いただける方々とともにこれからも取り組みを続けていきます。

その象徴として、全国の皆様とつくった「平和の水辺」が常に清水を湛え続けることによって、追悼と平和を語り継ぐことが、市だけではなく多くの方々の共通する願いとして、未来に繋がっていくことでしょう。

■2022年3月の完成を目指して

平和の象徴として整備を進めます。

【寄付金の使い道】
知覧平公園噴水整備費用の一部

■噴水整備費用:40,000千円
・噴水本体費用:14,164千円
・噴水設備費用:22,200千円
・消費税:3,636千円
※目標金額に達しなかった場合、不足分については市が負担し、本プロジェクトを実施いたします。また、目標額以上の寄附を頂いた場合、今後の噴水の維持管理費として活用させていただきます。

【事業実施スケジュール】
・2021年10月 噴水整備工事着手
・2022年 3月 噴水整備工事完了

平和の象徴として整備を進めます。

 

全国の平和を愛する人々と市民をつなぎたい!

みんなの願いが平和をつくる

南九州市の特攻の史実を継承する取り組みは、特攻隊員を見送った地域住民の存在と、終戦後培われた、住民の理解によって成り立ってきたと言っても過言ではありあません。

南九州市内の子どもたちは、小学校、中学校の間に、知覧特攻平和会館で特攻隊の史実を通しての平和学習を行っています。

戦争当時の方々の実情を理解することで、平和を愛する気持ちを育むことを意図していますが、全国の多くの方々が、市の取り組みに賛同していることも、子どもたちの心に影響していることは間違いありません。

全国の方々と、思いがつながって、まちの取り組みがなりたっていることを、実感することのできるモニュメントが「平和の水辺」なのです。

 

事業に携わる方の思い

南九州市長 塗木弘幸

■平和を語り継ぐために

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このプロジェクトの実施地である知覧平和公園は、76年前に特攻基地となった知覧飛行場跡にあり、公園内に建つ知覧特攻平和会館には全国各地から多くの来館者が訪れます。

私たちは、世界戦史にも類をみない「特攻作戦」により、若い命を散らされた特攻隊員や御遺族の心情を思うとき、万感胸に迫りくるものがあります。

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戦争を知らない世代が増える中で、今日の平和は、特攻隊員をはじめ、戦争で命を落とされ、または御苦労された方々の礎の上にあることを忘れてはなりません。

特攻隊員を見送った地に立つとき、特攻の史実と特攻隊員お一人おひとりの思いを後世に伝え、命の尊さ、平和の大切さを語り継いでいかなければならないことを改めて強く思います。

本プロジェクトを契機に、この地を訪れる多くの人々にも、ぜひ一緒に思い、祈っていただきたいと考えております。

皆様の御支援、御協力を賜りますようお願い申しあげます。

タレント 長嶋一茂さん

■亡き母の思いを形にして

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母が生前、知覧平和公園の一角に、特攻隊員を慰霊するための噴水をつくりたいと話していて、いつか母の思いを叶えたいと考えていました。

令和2年6月に、知覧特攻平和会館を訪ねた折、公園のどこかに水を使った慰霊碑を建てさせていただけないかと、市に相談したところ、塗木市長から、「多くの人にも呼びかけて、特攻隊員の慰霊と平和の誓いをこめた噴水をみんなでつくりませんか」と提案をいただきました。

太平洋戦争末期の厳しい状況の中で、国や故郷、家族を守るために命を落とされた特攻隊員への感謝と慰霊、そして世界の恒久平和の象徴となることを願っています。

南九州市役所都市計画課 福留 康さん

■平和の尊さを語り継ぐ場所

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私が幼い頃、友人の祖父から戦争体験を聞いた記憶があります。体の傷跡を見せられ、この中には鉛玉が残っていると教えられました。

その方は10年ほど前に亡くなられましたが、そういう生の声を聞いて「戦争とは恐ろしいもの」そう感じたことを覚えています。私の子供たちは実体験の話を聞く機会は少ないでしょう。

知覧平和公園は「平和の尊さを語り継ぐ場所」として、今後も地域及び全国からの来訪者をお迎えいたします。

戦争を知らない現代の私たちが追悼の思いを象徴するもの、また平和公園の新たなシンボルとして、このプロジェクトにおいて「知覧・平和の水辺」を整備し、恒久平和を誓いたいと考えております。

知覧特攻平和会館 語り部 大隣 健二さん

■「知覧・平和の水辺づくり事業」プロジェクトに寄せて

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知覧平和公園は、南九州市民のみならず多くの皆様に愛される憩いの公園です。

その公園内にある特攻平和会館は、太平洋戦争で亡くなられた特攻隊員の慰霊顕彰や次世代につなぐ平和学習の地として大事な施設となっています。

この地に建設される「平和の水辺」は、平和の尊さを語り継ぐ象徴となるべき施設になると思います。訪れて下さる皆様と共に、見守っていきたい施設が整備されることを期待しています。

 

寄付者のみなさまへ

南九州市からのメッセージ

戦争を知る世代が記憶を語る時代から、戦争を知らない世代がその記憶を継承しなければならない時代となりました。

この時代の大きな転換点の前で、私たちは先人の立てた誓いを受け継ぎ、また新たにしたいと思います。

特攻隊員をこれからも追悼し続け、特攻隊員一人ひとりの心情について、想像を巡らし続けようと思います。そして、この地を訪れる多くの人々にも、ぜひ一緒に、想い、祈っていきたいと考えています。

「知覧・平和の水辺は」は、現代の私たちの追悼の想いを改めて象徴する施設です。

そして、平和の尊さを語り継いで行く思いを、多くの人々と共有するための施設です。

「知覧・平和の水辺づくり事業」にあなたの力をお貸しください。