ふるさと粟島を未来につなぐために、航路の存続を応援してください!
カテゴリー:まちづくり
寄付金額 16,845,320円
目標金額:10,000,000円
- 達成率
- 168.4%
- 支援人数
- 520人
- 終了まで
- 受付終了
新潟県粟島浦村(にいがたけん あわしまうらむら)
寄付募集期間:2020年12月18日~2021年2月19日(64日間)
新潟県粟島浦村
粟島浦村は、新潟県村上市の岩船港から北西35kmに位置し、周囲23kmの1島1村の小島です。1年を通して比較的温暖な気候のため降雪も少なく、暖流と寒流の交じり合う影響で海の幸・山の幸が豊富な島です。約350人の島民が暮らしています。
漁業と観光が盛んな粟島には、年間約2万人の観光客が来島しています。また、島外から小中学生が学びに来る「しおかぜ留学」も行われており、新たな教育への取組も行っています。
島への唯一の交通機関は「粟島汽船株式会社(以下、粟島汽船)」が運航する船です。この粟島汽船が、新型コロナウィルスの影響による観光客の激減により大打撃を受けており、島民の生活の基盤である粟島汽船の存続が揺らいでいます。
そこで、この粟島汽船を支援し、島民の生活の維持と今後の観光や教育へ向けた航路の維持のため、本プロジェクトを実施します。
ふるさと納税で
このプロジェクトを応援しよう!
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄付できる制度です。
控除上限額内の2,000円を超える部分について、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
控除上限額かんたんシミュレーション
【御礼】セカンドゴール 1,500 万円達成しました
多くの皆様からのご支援を賜り、セカンドゴールの1,500万円を達成することができました。同時に温かいメッセージも頂戴し、感謝の気持ちでいっぱいです。
新型コロナウイルス感染症の影響はまだまだ大きく、航路存続のためには一層の努力が必要ではありますが、頂戴しました寄附を大切に活用させていただきます。
ご寄附をしていただいた方はもちろん、情報の拡散などを行っていただいた皆様はまさしく「粟島応援団」だと思います。
安心して移動ができるようになりましたら、是非粟島に遊びに来てください。
今後ともどうぞ粟島浦村をよろしくお願いいたします。
【御礼】目標金額 1,000 万円達成しました
皆様からのご支援を賜り、クラウドファンディングを開始して僅か2週間で達成目標の1,000万円を達成することができました。また沢山の方から、温かいメッセージも頂戴し、改めて感謝申し上げます。
ネクストゴール 1,500万円に向けて
多くの方からのご寄附を頂戴しておりますが、航路存続のためには、まだまだ予断を許さない状況であります。新型コロナウイルス感染症の終息の見通しも難しい中、次の達成目標として「1,500万円」を設定させていただき、引き続き、寄附を募りたいと存じます。支援の輪を広げるべく、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
海と船とともにある暮らし
粟島のご紹介
粟島では、縄文時代の遺跡が東海岸に5ヶ所発見され、約5000年前から人が住んでいたと考えられており、また、近世では、北前船の風待ちと食糧の補給地として重要な拠点になっていました。
現在は、漁業と観光業が基幹産業となっています。漁業では早春のヤリイカ、夏から秋にかけての鯛、ブリ、ヒラメ、アワビ、そして冬のマダラが水揚げされ、観光では、釣りはもちろんのこと、サイクリング、キャンプ、あわしま牧場での馬とのふれあいが楽しめ、旅館や民宿、ゲストハウスもあり、心温まる体験が出来る島です。
また、昔から一人ひとりがお互いに助け合って生活を支えてきた島の暮らしには、都市部では想像できないほど、人と人の深い結びつきがあります。
島と本土を結ぶ粟島汽船
そんな島での暮らしや産業を支えるのが「粟島汽船」です。粟島は、粟島汽船が運航する航路で村上市の岩船港と結ばれており、高速船で55分、フェリーで90分の所要時間となっています。
この航路は、人の行き来のみならず、本土から島民の生活物資の運搬や、逆に島でとれた魚などを本土へ送るなど重要な役目を果たしており、島民の生活に必要不可欠なインフラでもあります。
日本海側の離島特有の課題と新型コロナウィルス
観光客の激減による影響
粟島には、年間約2万人の観光客が来島していました。しかしながら、新型コロナウィルスの影響により、心苦しくも令和2年4月8日付で「観光客及び帰省客等の皆様に対する旅行等の見直し・延期のお願い」をするに至りました。
これには離島特有の課題が背景にあります。粟島は、無医村で医師が常駐しておらず、医療体制が整っておりません。小さな集落で高齢者も多く生活しているため、新型コロナウィルスの感染者が発生した場合、集団感染につながる恐れがあり、村民及び観光客、帰省客等の皆様の健康・生命について、十分な保証ができない状況に陥ることになるからです。
粟島への観光客は夏場をピークとしており、海が荒れる冬には何日も欠航が続くという日本海側の離島特有の課題がある中で懸命の営業を続けてきましたが、新型コロナウィルスの影響が追打ちをかけ、粟島汽船の大きな収入の柱である観光客等の利用が急激に落込み、大変厳しい経営状態となってしまいました。
このままでは航路の維持が出来なくなってしまうことから、島の生命線でもある粟島汽船を存続するため、皆様から支援いただきたく、このクラウドファンディングを立ち上げました。
寄附金の使い道
皆様からいただいた寄附金は、粟島汽船の支援に使わせていただきます。
※目標金額に達しなかった場合、目標金額以上の寄付をいただいた場合にも、上記のために活用させていただきます。
粟島だから出来ること
離島ならではの「教育」
粟島には粟島浦村立粟島浦小学校と粟島浦村立粟島浦中学校があります。児童数や生徒数が少ない中でもお互いを尊重し、一人一人丁寧に向き合い寄り添い、「粟島っ子プラン」のもと離島ならではのキャリア教育を実践しています。子供たちは、学校での学習のみならず、海岸のごみ拾いを行う粟島クリーンアップ作戦や地区で行われる祭礼や各種行事に笑顔で参加します。
さらに、平成25年からは粟島では新たな教育の形として「しおかぜ留学」を行っています。これは、粟島浦小中学校に入学または転校を希望する子どもたちを受け入れ、粟島での豊かで個性的な教育体験をもとに、島の子どもたちと「しおかぜ留学」の子どもたちとが共に社会を生み出し、社会に貢献する人となることを目的にしています。
「しおかぜ留学」は大変好評で、募集定員を超える応募が集まっています。
粟島浦小中学校の児童と生徒は粟島での、「島の自然力」「島の暮らし力」「地域の温かさ」の三つの力を利用した教育のなか、のびのびと育ち、今後の社会で必要となる非認知能力を育むものとしても期待しています。こうした新たな教育の形を実践できるのも、粟島汽船があるからこそ。航路の維持は、子ども達の未来への投資でもあるのです。
粟島浦村長(粟島汽船株式会社 代表取締役社長)本保 建男
粟島に暮らす350人の生活航路を守るためにクラウドファンディングによる支援をお願いします。
村としても財政調整基金を取り崩して3000万円融資することにしましたが、必要な資金額には至りません。資金繰りに奔走しているところですが、離島航路は採算性を取ることが難しく、金融機関からの借り入れも困難な状態です。コロナ禍による公共交通機関の大幅な減収に対して、減収補填のような公的支援はありません。現在、国及び県に対して大幅な赤字の増加に対して公的支援を要望しているところです。先が見通せない状況であるため、今後も離島航路の運営は厳しいものと思いますが、財政脆弱な自治体と島民だけで支え切れる規模ではございません。
私たちは、この離島航路は「海の道路」であり、「命の道」だと思っています。本土であれば道路を通行するのにお金は必要ありませんが、私たち島民は、「海の道路」を利用するたびに毎回乗船料を払わなくてはならず、生活必需品や物資の輸送にも多くの費用が掛かります。このような粟島浦村の生活航路を守るため、経営危機に陥っている粟島汽船の実情を多くの方々にご理解いただき、ご支援をお願いすることと致しました。国民全体、あらゆる産業に従事される皆様が苦しんでいる現状で、このようなお願いをすることは大変心苦しいところではございますが、日本の国土の一端を成す小さな島の未来を救うために、大勢の皆様方からのご支援をいただきたく、心からお願い申し上げます。
応援メッセージ
粟島浦小中学校長 西村 諭 様
粟島浦小中学校は、島で唯一の学校です。島っ子は明るく素直で、元気いっぱい学習に励んでいます。島っ子が安心して生活できるのは、生活航路がしっかりと確保されているからです。当校には豊かな自然環境に憧れて入学する離島留学生もいます。親元を離れ島へ渡る留学生は、希望に胸を膨らませて乗船してきたことと思います。島っ子と留学生の出会いや、豊かな学びの実現に、粟島汽船は必要不可欠といえます。
子供の学びは島外にも広がります。他校を訪問して授業体験をさせていただく交流学習、鍛えた技を発揮する部活動の大会、そして一生の思い出を生む修学旅行等。汽船乗り場は、その出発式の舞台となります。学校職員や保護者が集い子供たちを見送り、子供たちは目標や決意を力強く述べます。船から見える学校の屋上では、留守番をする子供たちが、大漁旗を強くなびかせ大声を出します。「行ってらっしゃーい!」声は風に乗って船上の子供たちへと届いていきます。「行ってきまーす!」笑顔で手を振り、挨拶が交わされます。子供たちにとって、粟島汽船は大切な思い出が作られる特別な場所となっています。
島で学び、島の未来を創造しては、熱い思いを語る子供たち。子供たちの夢や希望へと続く道は、粟島航路とともにあります。
粟島ゲストハウス おむすびのいえオーナー 青柳 花子 様
「粟島汽船からおしらせします」
島内放送は毎日のように流れるけれど、粟島汽船の放送は特別で、なぜか毎回緊張が走ります。欠航だとため息、出航だと思わず笑みが浮かび足取りが軽くなります。
島に暮らす私たちにとって、フェリーは『バディ』のようなものです。船というと人や物資を運ぶというイメージが強いかもしれませんが、嬉しいことも悲しいこと、辛いこともともに乗り越えてきました。「この船で荷物が届く」「待ちに待った友人たちと再会できる」ささやかな島での楽しみや幸せも、船が運んでくれます。
国内での新型コロナウイルス流行で、島内の行事はほとんど中止になりました。離島でのスローライフなんて夢のまた夢だとばかり思えていた忙しい日々が一転。ただ毎日が過ぎていくばかりか、人に会えない窮屈さに心が折れそうになることもたくさんありましたが、それでも、私たちはここで暮らしています。
『ハレとケ』
出逢いや再会、運航への期待(ハレ)があるからこそ、島の暮らし(ケ)が根づいていて、粟島という小さな島が育まれてきたのだと思います。小さな島の船の話で終わらせてほしくありません。「粟島汽船から嬉しいお知らせがあります」という放送が、島内に響き渡ることを願います。
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2021年02月22日 10:09
【御礼】島民からの感謝のメッセージ動画を公開しました
粟島航路を守るため昨年12月に開始したクラウドファンディングについて、2月19日をもちまして寄付受付を終了しました。
このたび目標金額を達成した感謝の気持ちをこめて、ありがとう動画を制作・公開しました。多くの皆様からのご支援に心から感謝申し上げます。
引き続き粟島浦村をどうぞよろしくお願いいたします。
~以下外部リンク~
https://youtu.be/Dbtdyu1NB_oもっと見るまだコメントはありません
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2021年02月17日 08:28
【御礼】セカンドゴール1,500万円の達成につきまして
日頃より粟島を応援してくださり、感謝申し上げます。
皆様のご支援のおかげで、航路存続のために実施している粟島浦村ガバメントクラウドファンディングの
セカンドゴール「1,500万円」を達成することができました。
寄附のみならず情報の拡散などを積極的にしていただき、改めて御礼を申し上げます。
受付期間は残り3日ですが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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2021年01月05日 07:51
【御礼】プロジェクトの達成につきまして
新年あけましておめでとうございます。
謹んでお慶び申し上げます。
御礼が遅れてしまい、お詫び申し上げます。
皆様からのご支援のおかげで、2020年の年末時点で達成目標の1,000万円を達成することができました。
しかしながら、航路存続のためには、まだまだ多くの課題があり、さらなる支援が必要とされることからも、ネクストゴールの設定を検討しております。
クラウドファンディングの実施期間の変更はございません。
準備が整い次第すぐに反映させたいと存じます。
寒い日が続きますので、皆様におかれましてはご自愛ください。
まずはお礼を申し上げます。
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2020年12月28日 11:38
【2020.12.28】ご寄付をいただきました皆様へ
12月18日からチャレンジを始めたガバメントクラウドファンディングですが、本日午前中までで、172名の方から3,132,420円のご支援をいただきました。
また、直接村役場へのお問合せも県内外を問わず、たくさんいただきました。
頂いた支援については、折を見て合算し、皆様へお知らせいたします。
さらに、心のこもった応援メッセージも多くの皆様から頂戴しております。
一つ一つ拝読させていただいております。
ご入金が確認できた方々へは、順次書類を送付させていただいております。
12月30頃からは荒天が予想され、船便の欠航もありうる中、お手元には少し遅れて届くかもしれません。
どうかご容赦ください。
まずは御礼申し上げます
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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2020年12月21日 13:12
【2020.12.21】ご寄付をいただきました皆様へ
ご寄付を頂きました皆様へ
12月18日(金)に始めました、本プロジェクトについてご寄付を頂戴しありがとうございます。
現時点(12月21日お昼)で、100名の方から「1,755,000円」のご支援を頂戴しております。
御礼の品もなく、十分な御礼ができない中、ご賛同いただいたことに改めて御礼申し上げます。
目標金額には、まだまだ足りておりませんが、頂いたご寄付は航路存続のための一旦として活用させていただきます。
引き続き、粟島浦村への応援をお願いいたします。もっと見るまだコメントはありません
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新潟県粟島浦村
粟島浦村は、新潟県村上市の岩船港から北西35kmに位置し、周囲23kmの1島1村の小島です。東側に内浦、西側に釜谷の2集落からなり、約350人の島民が暮らしています。漁業と観光が盛んな粟島には、年間約2万人の観光客が来島しています。1年を通して比較的温暖な気候のため降雪も少なく、暖流と寒流の交じり合う影響で海の幸・山の幸が豊富です。
粟島は「鯛の島」としても有名です。春、産卵のため近海に集まる真鯛の水揚げが最盛期を迎えます。またこの頃は10キロクラスの大物を求めて、多くの太公望も来島します。
明治22年村政施行した粟島は、およそ5,000年前から人が住んでいたと考えられています。中世では、西方浄土の入り口と見て、来世の幸せを願い建立した板碑も数多く残っています。また近世では、北前船の風待ちと食糧の補給地として重要な拠点になっていました。
漁業、観光関連業と並ぶ産業の柱を育てるため「学びの産業化」事業に取り組んでいます。この事業とは小中学生を対象にした離島留学制度の実施や、自然体験プログラムによる環境教育の推進、そして牧場における命の教育や動物とのふれあいのことです。地方創生はまち・ひと・しごとの環境を整えることと言われていますが、「まなび」の環境を整えることも大切です。そして「学びの産業化」が漁業や観光関連業と連携することにより地域の活性化を目指します。
コメント投稿をありがとうございます!
あなたのその想いが
プロジェクトを動かしています。
投稿は順次、進捗情報ページへ反映されます。
反映まで数日かかることがあります。